レッド・ライト
![三角絞めでつかまえて-レッド・ライト]()
原題:Red Lights
2011/アメリカ 上映時間113分
監督・製作・脚本・編集:ロドリゴ・コルテス
製作:エイドリアン・グエラ
製作総指揮:リサ・ウィルソン
撮影:シャビ・ヒメネス
美術:エドワード・ボヌット
衣装:パトリシア・モネ
音楽:ビクトル・レイェス
出演:キリアン・マーフィ、シガニー・ウィーバー、ロバート・デ・ニーロ、エリザベス・オルセン、トビー・ジョーンズ、クレイグ・ロバーツ
パンフレット:★★★(600円/普通に良く出来てます)
(あらすじ)
大学で物理学を教えるマーガレット・マシスン博士(シガニー・ウィーバー)と助手のトム・バックリー(キリアン・マーフィ)は、超常現象を科学的に調査し、インチキ霊能力者を看破するなどして、騙されていた人々を救ってきた。そんなある日、1960年代から70年代にかけて超能力者として一世を風靡した後、30年以上にわたり表舞台から姿を消していたサイモン・シルバー(ロバート・デ・ニーロ)が超能力ショーを再開し、話題を集める。トムは早速シルバーを調査しようとショーの会場に赴くが、そこで驚くべき現象に出くわし、それ以来周囲でショッキングな出来事が次々と起こりはじめる。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
30点
※今回の記事は、この映画が好きな人が読むと不快になる可能性が高いので、気をつけて!
「アナタは騙される!m9`Д´) ビシッ」的な宣伝をする映画には、つい興味を持ってしまう…。人間にはそんな性質があるのではないでしょうか。実際に「騙された… (ノω・、) シニタイ」なんてことは1ミリも体験したくありませんが、「家と会社を往復するだけ」という吐き気がするほど退屈な日々の暮らしの中で、映画を観た時くらいは“非日常的な体験”として騙されてみたい…。上手に騙されたいんですYO!ヽ(TДT)ノ ナンダソリャ
ただ、こういう脳トレみたいなCMはあまり好きじゃありませんがー(「シャッターアイランド」の宣伝を思い出したり)。
![三角絞めでつかまえて-頭の準備体操です]()
ということで、なんとなく前売り券を購入。先日、新宿武蔵野館で観てきました。「どうでも良いでガース!(゚∀゚し」って感じでしたよ。アッサリめの感想を残しておきますね。
ロビーにはレッドライトが! 新宿武蔵野館の手間をかける姿勢は好き。
![三角絞めでつかまえて-ロビーにはレッドライトが!]()
「あなたの目はアテにならない…」だってさ。カップルが仲良く試してましたヨ (・ε・)
![三角絞めでつかまえて-あなたの目はアテにならない]()
記事の切り抜きも貼ってありました。
![三角絞めでつかまえて-記事の切り抜きやら]()
ちなみに西武線の豊島園駅にはこんなポスターが貼ってありました。ふれあいウォーク、意外と楽しそう!ヘ(゚∀゚*)ノ
![三角絞めでつかまえて-ふれあいウォーク]()
オチを身も蓋もなく書くと、「“盲目の超能力者”サイモンは“目が見えるペテン師”であり、助手のトムが超能力者でした (o^-')b ビックリシタ?」って感じ。「トムは自分が超能力者だということをハッキリ自覚はしてなかったけど、無意識に『同じ力を持つ仲間がいたらいいのにな』『そうだったらいいのにな』と、“自称・超能力者”たちを調査してた」ってオチ自体は、まぁ、面白かったですよ。ちなみに僕は「助手とかみんながグル」なのかと思ってました (ノ∀`) ワタシマケマシタワ
それと、役者さんはみんな結構良かったです。特に主役のキリアン・マーフィの“イイ奴そうに見えるけど胡散臭い気もする”的な雰囲気は、映画に非常にマッチしてたのではないでしょうか(って、同じようなことを映画ライターの相馬学さんもパンフレットで書かれてましたがー)。
というか、マーガレット博士とトムのタッグが、インチキ超能力を暴いてく前半はなかなか面白いんです。で、満を持して「批判してた奴が急死した」といういわく付きの超能力者サイモンが出てくるから、「あらあら、このバトルはどうなるのかしら (*゚∀゚)=3ムッハー」って期待してたら、マーガレット博士が急死しちゃうというね…。シガニー・ウィーバーとロバート・デ・ニーロの直接対決が観られなかったのは、結構残念でした。
ラストシーンなんて、やたらと“それまでの場面”をフラッシュバックさせて「してやったり!(`∀´) ケケッ」臭をプンプンさせてたんですが…。それを踏まえて映画を振り返ると、「テレビに出演中のマーガレット博士の発言を先回りできたのは、本当に超能力だったのかも?」なんて思わせるところがありつつも、むしろ「あそこまで超能力を肯定する番組って今どきあるの?」(そもそも出演すんな)とか「じゃあ、30年前の記者もマーガレット博士もたまたま面倒臭いタイミングで死んだだけかよ」(病気を患ってる描写はあったけどさ)とか「心霊手術とか空中浮遊とか検証したら、簡単にウソだと暴けるんじゃないの?」(つーか、今どき心霊手術って!)とか「盲目かどうかって、一番調べるところだろ」とか「時計、外して検査しろよ」とか「サイモンがトムを手下に襲わせる必要ゼロじゃね?」(別に無視すればいいのに…)とか「大体、サイモンは何で復活するのに30年もかかったの?」とか、「『超常現象がある→死後の世界がある』とはならないだろ」とか「『鳥が窓にぶつかってくる』とか、ずいぶんと都合が悪い超能力ですな」とか、超ツッコミどころまみれ。単に“ズルめのミスリード”を連発しただけにしか見えなくて、まったく「騙された!ヽ(`Д´)ノ」って感じなかったんですよね…。僕的には「巧妙なトリックを使うペテン師vsそれを見破ろうとする科学者みたいな話のままだったら良かったのにな」「そうだったらいいのにな」(2回目)と、つくづく思ったり。
もしかしたら、ちゃんと見直すと「そういうことだったのか!Σ(゚д゚;) テンサイ!」って納得したりするのかもしれませんけど、ロドリゴ・コルテス監督の「[リミット]」
を思い出す限り、単に深読みさせたいだけで大したことは考えてない気がして仕方ないし(「もし科学者の方が超能力者だったら、面白くね!? ヘ(゚∀゚*)ノ」程度というか)、後半は意味ありげなシーンを羅列するだけで退屈だったので、ごめんなさい、結構どうでもいいザンス ┐(´ー`)┌ ヤレヤレ 興味がある方は、DVDになったら借りればいいんじゃないですかね(気になるところを見直せるし)。
ロドリゴ・コルテス監督作。僕の感想はこんな感じ。
![三角絞めでつかまえて-リミット]()
[リミット] スペシャル・プライス [Blu-ray]![]()
心霊手術のシーンが大好きなので、貼ってみました。
![三角絞めでつかまえて-マン・オン・ザ・ムーン]()
マン・オン・ザ・ムーン デラックス版 [DVD]![]()

原題:Red Lights
2011/アメリカ 上映時間113分
監督・製作・脚本・編集:ロドリゴ・コルテス
製作:エイドリアン・グエラ
製作総指揮:リサ・ウィルソン
撮影:シャビ・ヒメネス
美術:エドワード・ボヌット
衣装:パトリシア・モネ
音楽:ビクトル・レイェス
出演:キリアン・マーフィ、シガニー・ウィーバー、ロバート・デ・ニーロ、エリザベス・オルセン、トビー・ジョーンズ、クレイグ・ロバーツ
パンフレット:★★★(600円/普通に良く出来てます)
(あらすじ)
大学で物理学を教えるマーガレット・マシスン博士(シガニー・ウィーバー)と助手のトム・バックリー(キリアン・マーフィ)は、超常現象を科学的に調査し、インチキ霊能力者を看破するなどして、騙されていた人々を救ってきた。そんなある日、1960年代から70年代にかけて超能力者として一世を風靡した後、30年以上にわたり表舞台から姿を消していたサイモン・シルバー(ロバート・デ・ニーロ)が超能力ショーを再開し、話題を集める。トムは早速シルバーを調査しようとショーの会場に赴くが、そこで驚くべき現象に出くわし、それ以来周囲でショッキングな出来事が次々と起こりはじめる。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
30点
※今回の記事は、この映画が好きな人が読むと不快になる可能性が高いので、気をつけて!
「アナタは騙される!m9`Д´) ビシッ」的な宣伝をする映画には、つい興味を持ってしまう…。人間にはそんな性質があるのではないでしょうか。実際に「騙された… (ノω・、) シニタイ」なんてことは1ミリも体験したくありませんが、「家と会社を往復するだけ」という吐き気がするほど退屈な日々の暮らしの中で、映画を観た時くらいは“非日常的な体験”として騙されてみたい…。上手に騙されたいんですYO!ヽ(TДT)ノ ナンダソリャ
ただ、こういう脳トレみたいなCMはあまり好きじゃありませんがー(「シャッターアイランド」の宣伝を思い出したり)。

ということで、なんとなく前売り券を購入。先日、新宿武蔵野館で観てきました。「どうでも良いでガース!(゚∀゚し」って感じでしたよ。アッサリめの感想を残しておきますね。
ロビーにはレッドライトが! 新宿武蔵野館の手間をかける姿勢は好き。

「あなたの目はアテにならない…」だってさ。カップルが仲良く試してましたヨ (・ε・)

記事の切り抜きも貼ってありました。

ちなみに西武線の豊島園駅にはこんなポスターが貼ってありました。ふれあいウォーク、意外と楽しそう!ヘ(゚∀゚*)ノ

オチを身も蓋もなく書くと、「“盲目の超能力者”サイモンは“目が見えるペテン師”であり、助手のトムが超能力者でした (o^-')b ビックリシタ?」って感じ。「トムは自分が超能力者だということをハッキリ自覚はしてなかったけど、無意識に『同じ力を持つ仲間がいたらいいのにな』『そうだったらいいのにな』と、“自称・超能力者”たちを調査してた」ってオチ自体は、まぁ、面白かったですよ。ちなみに僕は「助手とかみんながグル」なのかと思ってました (ノ∀`) ワタシマケマシタワ
それと、役者さんはみんな結構良かったです。特に主役のキリアン・マーフィの“イイ奴そうに見えるけど胡散臭い気もする”的な雰囲気は、映画に非常にマッチしてたのではないでしょうか(って、同じようなことを映画ライターの相馬学さんもパンフレットで書かれてましたがー)。
というか、マーガレット博士とトムのタッグが、インチキ超能力を暴いてく前半はなかなか面白いんです。で、満を持して「批判してた奴が急死した」といういわく付きの超能力者サイモンが出てくるから、「あらあら、このバトルはどうなるのかしら (*゚∀゚)=3ムッハー」って期待してたら、マーガレット博士が急死しちゃうというね…。シガニー・ウィーバーとロバート・デ・ニーロの直接対決が観られなかったのは、結構残念でした。
ラストシーンなんて、やたらと“それまでの場面”をフラッシュバックさせて「してやったり!(`∀´) ケケッ」臭をプンプンさせてたんですが…。それを踏まえて映画を振り返ると、「テレビに出演中のマーガレット博士の発言を先回りできたのは、本当に超能力だったのかも?」なんて思わせるところがありつつも、むしろ「あそこまで超能力を肯定する番組って今どきあるの?」(そもそも出演すんな)とか「じゃあ、30年前の記者もマーガレット博士もたまたま面倒臭いタイミングで死んだだけかよ」(病気を患ってる描写はあったけどさ)とか「心霊手術とか空中浮遊とか検証したら、簡単にウソだと暴けるんじゃないの?」(つーか、今どき心霊手術って!)とか「盲目かどうかって、一番調べるところだろ」とか「時計、外して検査しろよ」とか「サイモンがトムを手下に襲わせる必要ゼロじゃね?」(別に無視すればいいのに…)とか「大体、サイモンは何で復活するのに30年もかかったの?」とか、「『超常現象がある→死後の世界がある』とはならないだろ」とか「『鳥が窓にぶつかってくる』とか、ずいぶんと都合が悪い超能力ですな」とか、超ツッコミどころまみれ。単に“ズルめのミスリード”を連発しただけにしか見えなくて、まったく「騙された!ヽ(`Д´)ノ」って感じなかったんですよね…。僕的には「巧妙なトリックを使うペテン師vsそれを見破ろうとする科学者みたいな話のままだったら良かったのにな」「そうだったらいいのにな」(2回目)と、つくづく思ったり。
もしかしたら、ちゃんと見直すと「そういうことだったのか!Σ(゚д゚;) テンサイ!」って納得したりするのかもしれませんけど、ロドリゴ・コルテス監督の「[リミット]」
ロドリゴ・コルテス監督作。僕の感想はこんな感じ。

[リミット] スペシャル・プライス [Blu-ray]
心霊手術のシーンが大好きなので、貼ってみました。

マン・オン・ザ・ムーン デラックス版 [DVD]