チェブラーシカ 動物園へ行く
2015/日本 上映時間18分
監督・脚本:中村誠
原作・脚本:エドゥアルド・ウスペンスキー
脚本:ミハイル・アルダーシン
ゼネラルプロデューサー:及川武
プロデューサー:岩崎卓
美術監督:ミハイル・アルダーシン、ミハイル・トゥメーリャ
声の出演:折笠富美子、土田大、チョー、藤原啓治、矢作紗友里、松本大、水落幸子、小林由美子、小林高鹿、小林愛、JENYA、芦田彩子、芝修一
パンフレット:「ちえりとチェリー」の同項参照
(あらすじ)
動物園で働くワニのゲーナ(土田大)が風邪をひいてしまう。人気者のワニがいなくなって途方に暮れる動物園の仲間たちを助けるため、チェブラーシカ(折笠富美子)はゲーナの代わりに動物園で「ワニ」の仕事をすることに。一生懸命働くチェブラーシカだったが、そこへイタズラ好きのシャパクリャク(チョー)がやって来て……。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
70点
※この記事は「シグマ15」に従って書いています。
※今回の記事は、雑な下ネタが書かれているので、そういうのが苦手な人は読まない方が良いです。
※今回の記事は、チェブラーシカが好きな人は不快になる恐れがあるので、気をつけて!
せっかくの芸能人水泳大会出場が決まったのに、意地悪なライバルに水着のブラを隠されてしまったアイドルが「こうなったら、手ブラしか!? (`Δ´;し」と意を決してーー? 子ども向け短編映画の感想にもかかわらず、冒頭からこんな“少年向けソフトエロ漫画にも起こり得ないだろう頭の悪い展開”を書いてしまった僕ですが(苦笑)、自己嫌悪で落ち込むどころか、なんていい気持ち、まるでアルデンテ。何はともあれ、相互フォローさせていただいているダークディグラーさんから「ちえりとチェリー」を熱心に勧められたものの、最初はあまり興味が湧かなかったんですけれども。8月下旬某日、会社をサボッスケジュールを調整して、渋谷のユーロスペースにて「ケンとカズ」と「クズとブスとゲス」を観る予定だったので、ついでに鑑賞することにして。で、最初に同時上映の本作が流れた…という次第。簡単に感想を書くと、実に可愛かったですな。
ロビーには人形が展示されてましたよ。
この「チェブラーシカ」というキャラの名前とビジュアルは知っていたんですけど、実際に映像作品を観たことはなくて。だから今回、結構シュールでビックリしたというか。登場人物がボケまくるあたりは、劇場版「くまのプーさん」に近いものがあるなぁと。話を雑に書いておくと、ワニのゲーナが風邪を引いたので、チェブラーシカが代わりに「ワニ」と言い張って動物園に居座ると、みんな「あれがワニなんだ〜」と納得したりして(なにこの展開)。そこにイタズラ好きなシャパクリャクが動物の立て札を取り替えたりして混乱を巻き起こすも、ゲーナの風邪が治ってめでたしめでたし…って感じでしたよね、確か。
このワニのゲーナとチェブラーシカは相当な仲良しみたい(小並感)。
なんか、本作の独特な“平和な世界観”には、非常にホッコリさせられましてね…(しみじみ)。自分の娘(5歳)にも観せたくなったというか、DVDを買ってあげようと思うぐらいには好きになりました。ただ、このチェブラーシカ、所詮は「小熊と猿の中間のような外見の不思議な小動物」であり、いくら小さいころは可愛くても、成長したら「あらいぐまラスカル」や「プロジェクト・ニム」のように、人の手には負えなくなるのが野生の常。最終的には、ゲイリー・オールドマンが「ケダモノだ!(`Δ´) The Animal!」なんて迫害したりするのでしょうな…なんて電波な文章を書いて、感想を終えたいと思います。ちなみに、引き続き「ちえりとチェリー」を観たんですが、それはまた別のお話。
「猿の惑星:新世紀」の好きなシーンを貼っておきますね。
おしまい (`Δ´) The Animal!
ロマン・カチャーノフ監督によるオリジナル。娘に買うか…。
中村誠監督による劇場版。非常に評判が良いのです。こっちを買うか…。
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チェブラーシカ 動物園へ行く(ネタバレ)
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