※今回の記事は、映画の内容とは関係のない文章がダラダラ書かれているので、そういうのが苦手な人は「日々帳」さんのブログを読むと良いよ。
<心底どうでも良い前置き>
ううむ、すっかり11月下旬なのに、今さら8月公開作の感想をアップしておきますよ。音楽映画は嫌いじゃないけど積極的には観ない主義…なんですが、しかし。渋谷のユーロスペースで「FAKE」を観た時に流れた予告編にグッときちゃって、前売り券を購入。なんだかんだと忙しくて足を運べなかったものの、10月半ばから横浜のシネマ・ジャック&ベティでやることを把握していたので、「その時に観ればいいか (´∀`)」と思いまして(「ロスト・バケーション」の時に味を占めた男の文章)。そして迎えた10月下旬、会社をサボッていそいそと横浜まで足を延ばしてみたのです。
この映画館に来たのは、何十年ぶり。
入り口の階段の上には、今は亡き日劇のパネルが… (ノω・、) グスン
レトロなポスターも貼られてたりしましてね。
本作の記事の切り抜きなどもありましたよ。
なんて言うんですかね、若いころはいわゆる「ミニシアター系」が好きになれなくて。僕は対面にあった横浜日劇で「低偏差値なアクション映画2本立て」を観るのを愛していただけに、意識が高い雰囲気の映画ファンが通うこの映画館は毛嫌いしていたんですけれども。年を取ってみれば、映画館に貴賤なし。「懐かしいなぁ… (´∀`)」なんてしみじみしながら劇場に入って、「意気YOYO!ヘ(゚∀゚*)ノ ホエホエ!」と前売り券を出してみれば、「すみません、これ、ウチでは使えません… (´Д`;)」と、受付の男性。そう、僕が買ったのはユーロスペースでしか使えない券だったということで、目にいっぱいの涙を溜めるほどにションボリしてみれば、ニュースキャスターが、うれしそうに、ジャック&ベティでは、使えませんでした!(`∀´) 使えませんでした!(`∀´) 使えませんでした!(`∀´) ナニコレ
ちくしょう、まさか他の劇場で使えなかったとは…って、ちゃんと券に書いてあるじゃん ┐(´ー`)┌ アホウガ
なんとなくイエモンの「JAM」を貼っておきますね↓
とは言え、ここで観ないで帰るわけにはいかないということで。1400円の前売り券をムダにしながらも、「男らしく、潔く!(`・ω・´) キリッ」と通常料金1800円を支払う僕は、他の誰から見ても一番センチメンタルだろうーー(唐突な槇原敬之オマージュ)。
スクリーンは「ジャック」の方でしたよ。
朝食がまだだったので、受付で売ってた「カメヤ」のコロッケパンを食べながら観ました。ストレートに美味!
ソング・オブ・ラホール
原題:Song of Lahore
2015/アメリカ 上映時間82分
監督:製作:シャルミーン・ウベード=チナーイ、アンディ・ショーケン
製作総指揮:ダン・コーガン、ジェラリン・ホワイト・ドレイファス、ナタリー・マスネ、ガイ・オゼアリー、ビジャイ・バイディヤーナータン、デビッド・ウェクター
撮影:アサド・ファールーキー
編集:フラビア・デ・ソウザ
出演:ニジャート・アリー、バーキル・アッバース、サリーム・ハーン、アサド・アリー、ラフィーク・アフマド、ナジャフ・アリー、バッルー・ハーン、イッザド・マジード、ウィントン・マルサリス
パンフレット:★★★(600円/コラムやデザインは良い感じだけど、楽器の解説がイラスト入りとかでほしかったなー)
(あらすじ)
かつては芸術の都だったパキスタン・イスラム共和国のラホール。タリバンによって音楽を禁じられ、世間から忘れ去られてしまった音楽家たちが自分たちの音楽と聴衆を取り戻すため、ジャズに挑戦する。伝統楽器による彼らのジャズカバー映像はアクセス数100万を超え、トランペット奏者のウィントン・マルサリスの目に留まった彼らはニューヨークへ招かれる。リハーサルでは両者うまくかみ合うことができなかったパキスタン伝統音楽とジャズマンたち。そして、ついに本番の幕が開く。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
70点
「見事だ… (`Δ´;) ヌゥ」と感心しましたよ。
僕の気持ちを代弁するマウスの1人を貼っておきますね(「範馬刃牙」より)。
お話をウソを交えながら雑に書いておくと、タリバンとかのせいで楽器を壊されたりしたせいで、すっかり音楽を聴かれなくなったパキスタンのラホールに住む伝統音楽家たちが、「こうなったらジャズに挑戦だッ!m9`Д´) ビシッ」と「テイク・ファイヴ」を演奏してみれば大好評! ニューヨークに呼ばれて、ウィントン・マルサリス with 本格的なジャズの人たちとセッションすることになるんですが…。リハーサル中は、シタールを演奏してた人が「ファッキンテンポ!(`Д´)シ☆))Д´) グェッ」と即ビンタされて脱落したりして大変だったものの、本番になれば大成功でしてね(微笑)。「今度はパキスタンでも聴いてもらうぜッ!ヽ(`Д´)ノ」って感じで終わってたんじゃないかな、たぶん。
この動画をネットにアップしたら、大ブレイクしまして↓
最後はこんな感じで大成功でしたよ↓
いや、ド直球に面白かったですよ。予告編だとパキスタンでは音楽すべてが廃れているのかと思っていたら、実は「他のポップスとかは普通に聴かれてる→伝統音楽だけ困ってた」というのは驚きましたが、「ずっと職能を磨いてきた人たちが自分たちの技術とK.U.F.U.で道を切り開く」というのは、観てて非常に清々しい。ごめんなさい、基本的に僕はジャズなんてサッパリなんですけど(汗)、彼らの演奏は聴いてて楽しくて、劇場にCDが置いてあったら危うく買うとこでしたな… (;`∀´) アブナカッタ...
代わりにパンフと一緒にシールを買っちゃいました。
もうね、普通に感動したので、1800円余計に払ったことなんて忘れてホクホク顔だったところ、なんと帰宅したら家にもパンフがあって超ビックリ!Σ(゚д゚;) ナンデスト! ああん、そういえば「ノック・ノック」のパンフが売り切れてて入手するのがひと苦労だったから、ユーロスペースで「ケンとカズ」を観た時、先に買ったんだった… ('A`) ゲンナリ そんなワケで、ちくしょう、いろいろと余計な出費をさせられたので、なんとなく70点なのでした(信用できない採点基準)。
同じパンフが2冊。一体どうすれば良いのか…。
おしまい (ノω・、) アタシッテホントバカ
映画のサントラなのかな。ちょっとほしいです。
パキスタンについて書かれた良さそうな本でございます。読もうかなぁ。
ウィントン・マルサリスのアルバムも貼っておきますね。
ファンなので、この人のアルバムも貼っておこうかな (´∀`) ガンバッテ!
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ソング・オブ・ラホール(ネタバレ)
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