メン・イン・キャット
原題:Nine Lives
2016/フランス、中国 上映時間87分
監督:バリー・ソネンフェルド
製作:リサ・エルジー
製作総指揮:ジョナサン・バンガー、クロード・レジェ、マーク・ガオ、グレゴリー・ウェノン
脚本:グウェン・ルーリー、マット・R・アレン、ケイレブ・ウィルソン、ダニエル・アントニアッツィ、ベン・シフリン
撮影:カール・ウォルター・リンデンローブ
美術:マイケル・ワイリー
衣装:マリリン・フィトゥシ
編集:ドン・ジマーマン、デビッド・ジマーマン
音楽:エフゲニー・ガルペリン、サーシャ・ガルペリン
出演:ケビン・スペイシー、ジェニファー・ガーナー、マリーナ・ワイスマン、シェリル・ハインズ、クリストファー・ウォーケン、マーク・コンスエロス、ロビー・アメル
パンフレット:★★★(720円/めくるとケヴィン・スペイシーの顔が出てくる表紙は嫌いじゃない)
(あらすじ)
仕事人間で家庭を顧みない傲慢な大企業の社長トム(ケビン・スペイシー)は、娘の誕生日に渋々と苦手なネコを購入するが、その帰りにビルから転落。それをきっかけに、トムの意識がネコに移ってしまう。ネコのトムはペットとして家族に迎え入れられるのだが……。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
80点
※この記事は「シグマ15」に従って書いています。
当ブログ的に12月31日は「僕が好きな旧作映画の記事をアップする日」にしていたんですが、今回は新作映画の感想を更新しておきますね。犬派だ猫派だなんて話があって、僕はどちらも好きではあるものの、どちらかと言えば猫が好き。で、今年はNetflixに加入して「ハウス・オブ・カード」を観たことでケヴィン・スペイシーに対する評価がガン上がりだったのもあって、非常に観たくなってしまって、12月下旬の公開最終週、角川シネマ新宿に足を運んできました。「家族を大事にするぜ…来年から!m9`Д´) ビシッ」と心から思ったり。ちなみにバリー・ソネンフェルド監督が「メン・イン・ブラック」シリーズを撮っていたことから、こんな邦題が付いた様子(原題は「Nine Lives」)。
ロビーにはこんな展示がありましたよ。客席は結構混んでました。
本作はよくある「仕事ばかりで家庭を顧みない父親が反省する系映画」でしてね。「映画秘宝」の紹介記事で長谷川町蔵さんが「アダム・サンドラー主演作『もしも昨日が選べたら』
との共通点を多く感じる」なんて書かれていましたが、確かにあれもそんな感じのお話だったなぁと。さらに主人公の子どもが「娘」というのもあって、最近は娘のマナ子(仮名/5歳)への思い入れが強くなっている僕的には超ストライク。しかも、「娘の誕生日を忘れたり、娘の誕生日パーティよりも仕事を優先してしまう主人公」は、ちょうど「某ラジオ番組に出演することで頭がいっぱいでクリスマスイブを忘れていた自分」に重なったりもして、コメディながらも「ごめんねぇ… (ノДT)」と泣きながら鑑賞した次第。一応、雑に話を書いておくと、猫になったケヴィン・スペイシーが心から反省して頼りなかった息子(ロビー・アメル)のために命を投げ出したら、人間に戻りまして。息子が会社の株式公開を防ぐと、今度は悪い部下(マーク・コンスエロス)が猫化して、めでたく終わってた気がします、確か。
猫と娘、どちらも可愛い…可愛いのです… (´Д`;) ハァハァ
最後はこんな感じで大団円でしたよ。
「劇中の猫のどこまでが実写でどこまでがCGなのかがわからない」とか「ケヴィン・スペイシーのワンマン社長振りも問題があるような…」とか「ところどころ出てくる猫動画が可愛い…」とか「クリストファー・ウォーケンも可愛い…」とか、そんな感じそんな感じ。もうね、本作を観て仕事だけでなく趣味に没頭しがちな己を猛省しつつも「それはそれ」ということで。「家族を大事にするぜ…来年から!m9`Д´) ビシッ」と、その週の土曜日深夜、某ラジオ番組に出演したのでした。本当にね、僕の人生は家族があってこそなのでね、来年は妻子と過ごす時間を増やそうと思います。おしまい。
バリー・ソネンフェルド監督による有名シリーズのトリロジーボックス。ちょっとほしい。
共通点が多かったような気がするアダム・サンドラー主演作。僕の感想はこんな感じ。
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メン・イン・キャット(ネタバレ)
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