HICK ルリ13歳の旅（ネタバレ）

HICK ルリ13歳の旅

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原題：Hick
2011／アメリカ　上映時間95分
監督・脚本：デリック・マルティーニ
脚本：アンドレア・ポーテス
製作：スティーブン・シーバート、クリスチャン・テイラー、ジョン・コーニック
製作総指揮・製作：チャールズ・デ・ポーテス
撮影：フランク・ゴドウィン
美術：ロシェル・バーリナー
衣装：エリカ・ムンロー
編集：マーク・ヨシカワ
音楽：ラリー・キャンベル
出演：クロエ・グレース・モレッツ、ブレイク・ライブリー、エディ・レッドメイン、ローリー・カルキン、ジュリエット・ルイス、レイ・マッキノン、アンソン・マウント、アレック・ボールドウィン
（あらすじ）
アメリカ中西部の荒廃した農村に住む13歳の少女ルリ（クロエ・グレース・モレッツ）は、トラブルを抱えた両親に相手にしてもらえず、友だちもいない孤独な日々を送っていた。そしてある日、両親が何も言わずに蒸発してしまう。ひとり取り残されたルリは、誕生日にもらった拳銃を手にあこがれのラスベガスを目指して旅に出る。（以上、映画.comより）

予告編はこんな感じ↓




70点


※今回の記事は、かなり面倒臭い上に、40歳のロリコンクソ野郎の気持ちの悪い文章が羅列しているので、そういうのが苦手な人は気をつけて！

11月に発売された「映画秘宝 2013年 01月号」Image may be NSFW.
Clik here to view.の表紙はクロエちゃんなワケですけど、これがもう、超可愛い！ヽ(`Д´)ノ ｳｫｫｫｫ!　ハッキリ言って、どんなに可愛いアイドルでも10代前半なんてのは何の対象にもならないというか（苦笑）、もし裸を見たとしても「まだまだ子どもですな (´∀｀) ｱﾗｱﾗ」と「伊豆の踊子」Image may be NSFW.
Clik here to view.の主人公ライクに知った風な態度をとれる自信があります…が、しかし！　クロエちゃんに関しては別腹であり、27歳も年下なのに、ちょっと僕も危険水域に足を踏み入れそうな予感がしなくもなくて、突然、脳内で渕正信選手のテーマソングが流れ出すワケですよ（なにこの文章）。


というワケで、「トップガン」Image may be NSFW.
Clik here to view.の超有名な曲を貼っておきますね↓




で、その表紙Image may be NSFW.
Clik here to view.に使われたスチール写真は、「HICK ルリ13歳の旅」のものでしてね…。彼女が出演している劇場公開作品は、「ダーク・シャドウ」Image may be NSFW.
Clik here to view.以外は全部観に行ってる僕ですよ。特に今回は彼女初の単独主演作ということでね、喜び勇んでヒューマントラストシネマ渋谷に行って来ました。萌え狂い、激怒し、号泣しましたYO！ヽ(TДT)ノ


劇場入口にはこんな感じで記事の切り抜きが飾られてました。
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観る前は結構舐めてたんです。「どうせ少女が“ひと夏の体験”を経て、少し大人になるんでしょうよ (｀∀´) ｹｹｯ」と。なんか「アタシはあの頃、まだ子どもだった 川´・ω・`)」なんて本人ナレーションから始まったりしてね（中途半端な「ダーティ・ダンシング」Image may be NSFW.
Clik here to view.オマージュ）。原題の「HICK」は「田舎者」って意味なだけに、家出して都会にやってきたルリが田舎とのギャップで七転八倒するコメディ要素も入ってたりしてさ。優しい“大人の男”と知り合って、ほのかな恋心を抱くものの、結局、フラレちゃうんだけど、同じ年のバカにしてた男子と良いムードになったりして、思わずファーストキスをしちゃったりしちゃったりしちゃったりして！(*ﾟ∀ﾟ)=3ﾑｯﾊｰ　「ビーマーイ、ビーマイベイ～♪川｀Δ´)(ﾟДﾟし」なんて歌が流れる中、エンドクレジットが流れるのでしょうよと、勝手に思い込んでたんですね。


ということで、訳詞付きのザ・ロネッツの「Be My Baby」を貼っておきますね↓　せめて愛してると言ってほしい！ヽ(TДT)ノ ﾅﾆｺﾚ




ところが！　予想以上にハードな内容だったからビックリですよ。序盤は、どうしようもないホワイトトラッシュの家庭で雑に育てられたムードのクロエちゃんが、家で暇つぶしをする様子が描かれるんですけどね、それが本当に最高で。鏡の前で銃を構えて「ダーティ・ハリー」Image may be NSFW.
Clik here to view.の有名な台詞を言ったりするのも良いんですけど（映画ファンへの目配せ…ってだけでなく、「テレビで昔の映画を観るしか娯楽がない」ってことですかね）、思春期の少女にありがちな“胸の大きさを気にして寄せる描写”が100点！ヽ(`Д´)ノ　もうね、萌え狂うこと火の如しであり、いっそ僕も愛妻と愛娘を日本に置いてアメリカに旅立つかと（奧さんに読まれたら確実にアウトな文章）。でも、突然、会いに行ったら、クロエちゃん、受け入れてくれるかな？　口下手なとこ…背が高いとこ…嫌いじゃないかな？　好きになってくれるかな？　な～んて、薄汚い妄想に身を任せながら超楽しんでたんですよ、最初の方は。


銃を構えるクロエちゃんも魅力的ですが…。
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この胸の大きさを気にする描写は100点！ヽ(`Д´)ノ　オッパイに貴賤なし！
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いや、本当に妄想してたような安易な話じゃなくて。適当に書くと、両親に見捨てられたルリがブチ切れて、ラスベガスを目指してヒッチハイクをしたら、若者エディ（エディ・レッドメイン）と出会いまして。なかなか良い奴っぽいから、「おやおや、彼と恋を始めるんですカネ (*・ω・)(・ω・*) ﾈｰ」なんて思ってたら、終盤はなんと自意識過剰でサイコなダメ人間にフォームチェンジをして、あーだこーだと揉めた挙げ句、ルリをレイプ＆監禁するというね…（レイプの直接描写はないけど、ルリが脳内でゲームをして逃避するのが痛々しい）。僕も唐突に“ロリコンクソ野郎”から“娘を持つ父親”にトランスフォームをして善人ぶったことを書きますけどね、あのシーンには超激怒して殺意が瞬時に湧き出たというか、できることなら２次元の壁を越えて、クロエちゃんを救ってあげたかった…。救ってあげたかった！ヽ(TДT)ノ ｳﾜｧｧｧﾝ!


好青年かと思いきや、超クソ野郎だったエディ。スクリーンを破りたいくらい不快でした (｀Δ´) ｼﾈ!
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で、そこから、ヒッチハイクで知り合った“立ちションをする玉の輿マダム”グレンダ（ブレイク・ライブリー）が助けに来たりして、グダグダと揉めると、エディが誤ってグレンダを射殺→ルリがエディを射殺。事件現場となったコテージの管理人のボウ（アレック・ボールドウィン）は、状況を把握すると、ルリの将来を考えて、“エディとグレンダが撃ち合った”ことにしてくれて。ラスト、ルリはバスに乗って、仕方なくクソみたいな実家に帰ろうするんですけど…。席に座ってノートを開くと、ボウが密かに「彼の姉がロサンゼルスで開いている学校の住所」を書いてくれてまして（そういう話をするシーンがある）。ルリはバスから降りて、走って、走って、走って、ロス行きのバスに乗り込んで、「アタシには無限の可能性があるんだから！ヽ川`Д´)ノﾏｹﾅｲﾜYO!」って感じで終わるというね… （しみじみ）。


この走るシーン、内容は全然違うんですけど、なんとなく「ラン・ローラ・ラン」Image may be NSFW.
Clik here to view.を思い出したり。
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この話、自伝が元になってるみたいなんですけど、全体的に話がまとまってない印象ではあって。特にエディとグレンダの関係性とか、「なんでそうなるのかしら？」とわからないところがあったりして。最後にクロエちゃんがダッシュするシーンは「クロエちゃん、頑張って！ヽ(TДT)ノ」とスゲー泣いたんだけど、ナレーションはちょっと長ったるいし、振り返ると良く出来た映画ではない気がするのです。大体、エディが射殺で死亡なんて生温いにも程があるオチであり、あのクソ野郎にはぜひ10年掛かりでハードな拷問を実施してから殺してほしかったですな (´・ω・`) ｻﾞﾝﾈﾝ

というか、できればクロエちゃんもエディを撃った時に「ごめんね… 川ﾉω･､)」なんて泣いて謝ってほしくなかったというか、むしろアイツが泣いて懇願するまで、素手で叩きのめしてほしかったところ。そもそも「ルリ」Image may be NSFW.
Clik here to view.と言えば、打撃人類として活躍する少女の名前Image may be NSFW.
Clik here to view.なのだから、「だしゃあ！ヽ川`Д´)ノ」の気合いとともにエディの顔を拳でぶち抜いてくれれば、もっと話題を呼ぶ映画になったと思うんだけどなぁ…（無責任な文章）。


ちょっとおかしいムードの“通りすがりの女子高生”ルリですが…。
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怒りゲージが満タンになると打撃人類として覚醒！　悪党を一撃で廃人にするッ！ヽ川`Д´)ノ ﾀﾞｼｬｱ!
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ううむ、ダラダラ書いて来ましたけど、この映画、主人公の田舎者が田舎を出ようとしたら、田舎者に捕まって、田舎者にレイプ＆監禁されたり、田舎者同士の揉め事を見せられた挙げ句、田舎者を射殺しちゃったりして、人の好さそうな田舎者から「田舎にいてもロクなことないヨ (･ε･) ﾎﾝﾄ」と言われたので、「田舎にいる人って負け犬っぽくて超面倒臭いから、アタシ、やっぱり都会に行くわ 川 ﾟдﾟ) ｱﾊﾞﾖ!」と決意して旅立つという、要は「低所得層の少女の田舎地獄巡り」って内容なんだけど、さすがに田舎に住む人たちに対して失礼な気がするというか、そういうテーマだったら「ウィンターズ・ボーン」Image may be NSFW.
Clik here to view.とかの方が好きかなぁ。

でもね、主演のクロエちゃんが超可愛かったし、僕は若干の“足の裏フェチ”でもあるので、そういうシーンがあったのも良かったし、いちいち出てくる手描きイラストも良い雰囲気だったし、母親役のジュリエット・ルイスのダメっぽいオーラ＆アゴ割れ感は素敵だったし、やっぱり主演のクロエちゃんが超可愛いし、当然ながら主演のクロエちゃんが超可愛かったので（しつこい）、そこそこ好きな映画ではありましたよ (・∀・)　まぁ、クロエちゃんが好きな人は、サービスデーとか上手く利用するなら、劇場で観ても損はしないんじゃないかしらん。




あら、もう２月にはDVDが出るみたい！ ∑(ﾟДﾟ) ﾊﾔｲ!
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HICK ルリ13歳の旅 [DVD]Image may be NSFW.
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クロエちゃんの名前を全世界に知らしめたマシュー・ヴォーン監督作。僕の感想はこんな感じ。
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キック・アス Blu-ray(特典DVD付2枚組)Image may be NSFW.
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こちらも低所得層の少女の地獄巡り映画。僕の感想はこんな感じ。
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ウィンターズ・ボーン スペシャル・エディション [Blu-ray]Image may be NSFW.
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なんとなく貼っておきたい漫画。でも実は「打撃マン」Image may be NSFW.
Clik here to view.の方が好き！ヽ(`Д´)ノﾀﾞｼｬｱ!
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打撃天使ルリ no.1 (ヤングジャンプコミックス)Image may be NSFW.
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