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デッドプール2(字幕版)(ネタバレ)

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デッドプール2(字幕版)



原題:Deadpool 2
2018/アメリカ 上映時間120分
監督:デビッド・リーチ
製作:サイモン・キンバーグ、ライアン・レイノルズ、ローレン・シュラー・ドナー
製作総指揮:スタン・リー、ジョナサン・コマック・マーティン、ケリー・マコーミック、イーサン・スミス、アディッティア・スード、レット・リース、ポール・ワーニック
脚本:レット・リース、ポール・ワーニック、ライアン・レイノルズ
撮影:ジョナサン・セラ
美術:デビッド・ショイネマン
衣装:カート・スワンソン、バート・ミュラー
編集:ダーク・ウェスターベルト、クレイグ・アルパート、エリザベット・ロナルドティア
音楽:タイラー・ベイツ
音楽監修:ジョン・フーリアン
視覚効果監修:ダン・グラス
出演:ライアン・レイノルズ、ジョシュ・ブローリン、ザジー・ビーツ、モリーナ・バッカリン、ジュリアン・デニソン、レスリー・アガムズ、T・J・ミラー、ブリアナ・ヒルデブランド、カラン・ソーニ、ジャック・ケシー、忽那汐里、ステファン・カピチッチ、エディ・マーサン、ロブ・ディレイニー、テリー・クルーズ
パンフレット:★★★★(720円/コンパクトながら情報がギュッと詰まった良いパンフ)
(あらすじ)
最愛の恋人ヴァネッサを取り戻し、お気楽な日々を送るデッドプールの前に、未来からやってきたマシーン人間のケーブルが現れる。ヴァネッサの希望を受けて良い人間になることを決意したデッドプールは、ケーブルが命を狙う謎の力を秘めた少年を守るため、特殊能力をもったメンバーを集めたスペシャルチーム「Xフォース」を結成するが……。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




75点


※本作については、映画評論家の町山智浩さんの「たまむすび」での紹介をチェックしてみてくださいな。

前作が愉快だったし、悪党をキッチリ殺してくれるヒーロー映画はもともと大好物なので、当然ながら本作は観る予定でしてね。ちょうど愛聴しているラジオ番組「アフター6ジャンクション」の週刊映画時評コーナー「ムービーウォッチメン」の課題作品になったのもあって、TOHOシネマズ新宿にて、鑑賞いたしました。「面白いんだけどさぁ… (・ω・;) ウーン」って感じでしたよ。


劇場ロビーには、スタンディやら刀やらの展示がありまして。


売店では、グリーンランタンのフィギュアも売っていたというね (`Δ´;) ヌゥ


TCXでオトクな9番スクリーン、半分ぐらいの入りだったのは遅めの時間だったからかな。



あらすじを雑に書いておくと、悪党との抗争に巻き込まれて、子作りに励もうとしていた妻ヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)が死亡→デッドプールは自暴自棄になって自殺を図るも死にきれず、コロッサスの薦めによってX-MENの見習いになりまして。ミュータント専門の児童擁護施設で暴走した“手から火を放つ少年”ラッセル/ファイヤーフィスト(ジュリアン・デニソン)を保護する過程で、彼を虐待した職員を射殺してしまったので、少年ともどもミュータント収容施設「アイスボックス」に収監されたところ! 未来の世界で悪党と化したラッセルに妻子を焼き殺されたケーブル(ジョシュ・ブローリン)が「ターミネーター」っぽく時間移動装置を使って過去を遡り、未来を改変するために襲撃してくるから、デッドプールが応戦=戦いは水入りとなるのです。


この少年を巡って、デッドプールとケーブルが対立。「子ども時代のヒトラーを殺すのか?」問題ですな。



で、デッドプールはケーブルに対抗すべく、「Xフォース」というチームを結成して、トレーラーで移送されるラッセルを助けようとするんですが…。ドミノ(ザジー・ビーツ)以外のチームメンバーはパラシュート降下時のトラブルで全員死亡。さらにデッドプールに見捨てられたと思って傷ついたラッセルは同じく収監されていたジャガーノートを解放してしまったため、手が付けられない状態になりまして。児童擁護施設のクズ理事長(エディ・マーサン)を殺そうとするラッセルを止めるべく、「説得する時間を30秒もらう」という条件でデッドプールはケーブルと共闘! コロッサスたちX-MENの助けを借りつつ、能力抑制装置を使って不死を捨てて自己犠牲を示すことでラッセルを改心させましてね。その姿に心を打たれたケーブルは「あと一度しか使えない時間移動装置」を作動してデッドプールの命を救うと、めでたしめでたし。エンドクレジットに入ると、ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド(ブリアナ・ヒルデブランド)に時間移動装置を直してもらったデッドプールが、時間を遡ってヴァネッサとピーター(ロブ・ディレイニー)の命を救い、「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」デッドプール及び「グリーン・ランタン」出演直前のライアン・レイノルズを殺害して、映画は終わってましたよ。


「Xフォース」の死んだメンバーは、ピーターだけ生き返らせてもらってました (´∀`) ヨカッタネー



恥ずかしながら鑑賞後にパンフを読んで気付いたんですが(汗)、監督はあの「ジョン・ウィック」「アトミック・ブロンド」デビッド・リーチということでね、アクション演出はスゲー良かったですよ。つーか、前述した通り、悪党を躊躇無くヒーローは大好物だし、テリー・クルーズの出番が予想以上に少なかったのはセンチな気持ちになったものの、「Xフォース」のメンバーが無惨にほぼ全滅するくだりも爆笑したし、デッドプールがジャガーノートに真っ二つにされるシーンも素敵だったし、「R指定のアクション映画って最高だなぁ (´∀`=) ステキ」と。その他、ケーブルの「片腕サイボーグ」振りはカッコ良かったし、ドミノの「とっても!ラッキーマン」振りも愉快だったし(古い例え)、小ネタの数々も楽しかったし、「やさぐれた少年の心を救うのは愛」という着地も「隣る人」感があって素晴らしいし、基本的には大好きな映画なんですけれども。


ベドラム役のテリー・クルーズ、あんなにアッサリ死ぬとは思わなんだ… (´・ω・`) ションボリ



本作のジャガーノートを観て、ゴローを連想(超グロ注意!)。パワーキャラはどんどん人を裂いてほしいものです。




正直、飲み込めないところもありまして。まず、終盤のアクションシーン、児童虐待しているような奴らを皆殺しにするのに異論はゼロだし、非常に気持ちが良い展開ではあるんですが…。デッドプールとケーブルが“あの程度の戦闘力の奴ら”を殺すシーンに工夫を凝らす必要もないんじゃないかと。もっと強敵と戦ってほしかった僕的にはあれがクライマックスというのはなかなか物足りなくて、少し“燃え”が損なわれた…って、伝わりますかね。ただ、それ以上に萎えたのが、タクシードライバーのドーピンダー(カラン・ソーニ)がクソ理事長を轢き殺す展開でして。そりゃあ「悪党をブチ殺してイエー!ヘ(゚∀゚*)ノ ホエホエ!」みたいな映画はスゲー好きだし、児童虐待するような奴は殺してスカッと終わってほしいけど、あのオチを良しとするなんて、別にデッドプールやケーブルやドミノが理事長を射殺しても良かったし(一応、彼らは「相手が武器を持って襲ってきたから殺している」という名分が立っているとは言えますが)、ラッセルへの教育的にも良くないんじゃないの? ハッキリ言って、「殺し屋を目指し始めた」という体ではあったけど、ドーピンダーが本当に人を殺しちゃうことにもドン引きしたし、「間違えて轢き殺した→じゃあ仕方なし ┐(´ー`)┌ ヤレヤレ」ぐらいの展開だったらまだ納得できたんだけどなぁ (・ω・;) ウーン


ううむ、ドーピンダーに殺させなくても良かったんじゃないでしょうか。



とは言え、まぁ、もう一度観に行きたいぐらいには好きというか、映画代分以上に満足しましたヨ (・∀・) ヨカッタ! この調子でバンバン続編を作ってほしいし、R指定のアクション映画がもっともっと作られるようになったらうれしいですな。おしまい。




国内盤サントラ。デジタル盤輸入盤もあります。



こちらはスコアのデジタル盤サントラ。輸入盤もあります。



ティム・ミラー監督による前作の記念豪華盤。僕の感想はこんな感じ



デビッド・リーチ監督×シャーリーズ・セロン主演作。僕の感想はこんな感じ






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