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2018年6月の読み聞かせ「くいしんぼうのあおむしくん」「たなばたまつり」

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※今回の記事は、「くいしんぼうのあおむしくん」「たなばたまつり」のネタバレに触れているので、気をつけて!

 

今年の4月から3つのボランティア活動へ参加していて(とは言え、どれも「月1回程度の参加でOK!(o^-')b」という超ラクなものではあるんですがー)、そのうちの1つが「読み聞かせボランティア」でして。「毎月1〜2回の頻度で小学生相手に絵本を読み聞かせする」という活動であり、5月にデビューをしたものの、自分的には不本意な結果に終わりましてね…(遠い目)。こう見えても、中高の6年間をテーブルトークRPGに捧げて、多くのプレイヤーたちを夢中にさせてきたGMだっただけに(※本人の主観です)、「次こそはガキどものハートをキャッチしてやる!(`Δ´) ヤルッテ!」と、1ヵ月間、リベンジの機会を待っていたのです。

 

で、6月の読み聞かせの話。チョイスしたのは、「くいしんぼうのあおむしくん」「たなばたまつり」の2冊。「くいしんぼうのあおむしくん」に関しては、前回の読み聞かせ終了後、ベテランのHさんが「これとか参考にすると良いですよ 川・∀・)」と絵本のガイド本を貸してくれましてね。「敵に塩を送るとは、その甘さが命取りだぜ!( ̄ー ̄) ニヤッ」(クズの文章)と思いつつ読み進めたら、発見したのです。最初は「はらぺこあおむし」のバッタモンかと失礼なことを思ったんですが、これはこれで人気のある絵本のようで。買って読んでみれば、ストーリー展開が予想つかないし、ガキは総じて「食いしん坊」が大好きということでね(苦笑)、「これは大ウケ間違いなし!(`∀´) フハハハハハ!」と勝利を確信したというね。

 

 

結構、怖いことになるお話なのです。

 

 

2冊目の「たなばたまつり」に関しては、以前、奥さんのママ友からもらった絵本でして。amazonですら売っていないほど古いため、描かれている「七夕の行事」は「こんな風習、もうないだろ ( ゚д゚)、ペッ」って感じでしてね。ハッキリ言って、僕には面白さが感じられない本だったんですけど、なぜか僕の娘のマナ子(仮名/6歳)が大好きだったりするのだから、絵本というのは不思議、ですな(知った風な口調で)。で、娘に読んでいるうちに、僕も絵から伝わってくる素朴な雰囲気が好きになってきましてね。6月半ばということで七夕も近いし、先月の読み聞かせでHさんが「梅雨の時期だから」と「ふしぎなカサやさん」を読んだように、そこはかとない教育的効果も望めるのではないか。「シナリオは完璧、天才じゃなーい?川o^-')b」とすっかり「ジングルガール上位時代」気分で、2度目の読み聞かせに挑んだのでした。

 

 

ちゃんとした画像がネットにあまりないので、大きめの画像を貼っておきますね。

 

 

小学1年生の教室に入って、先生に挨拶をして、黒板に読む本のタイトルと著者を書く(そして、先生が出て行く)。教室の後ろのスペースを空けて、自分が座る椅子を置けば、読み聞かせの準備は完了ですよ。僕の有利な点としては、男性ボランティアが少ない上に体が大きいので、その場に存在するだけで子どもたちが興味を持ってくれることであり、こちらに集中させることは造作もないことーー。そんなふうに考えていた時期が俺にもありました。ある程度、座って待っている子がいるものの、まだ準備が出来てない子が何人かわちゃわちゃしていて、ちょっと声をかけづらい感じだったりしてね…。いやぁ、どうしようかなぁ、始めようかなぁと迷っていたら、なんと密かに見守っていたHさんがやってきて、「ほら、みんな、始まるから早く座って〜 川・∀・)」と朗らかかつ大きな声で言うと、ガキどもったらスムースに着席。「おのれ、これで貸しを作ったと思うなよ!(`Δ´;) ヌゥ」と思いながらもHさんに会釈を投げて、まずは「くいしんぼうのあおむしくん」からスタートしたら、右斜めにいる男児が「あっ、オレこの話知ってるぅ〜 ヘ(゚∀゚*)ノ ヘラヘラ」なんて言い出したから、即座に投げ殺しました。

 

いや、これを読んでいるアナタの元に「元警官、小学校で白昼の凶行!」なんてニュースが届いていないように、もちろん冗談ですよぉ〜 (´∀`;) アハハ つーか、この「くいしんぼうのあおむしくん」は「あおむしくんが少年の両親を食べてしまう」というショッキングかつハラハラする展開があって(その後、無事に再会する)、読み手としてはあまりネタバレをしてほしくないワケですよ。ただ、このままだとベラベラと全部話しそうな勢いだったため、0.1秒ほど「子どもが夢中になる絵本の読み聞かせ方」に載っていた対処法を脳内検索。「おっ、スゴいなぁ! でも、知らない子もいるから一緒に聞いてね (o^-')b」と、99パーセントの笑顔に1パーセントの殺気をブレンド。スムースにおとなしくなってくれたので、読み進めれば、うふふ、予想通りの大ウケだッ!ヽ(`Д´)ノ ウォォォォッ!

 

 

僕の心境を代弁するシコルスキーを貼っておきますね(「バキ」より)。

  三角絞めでつかまえて-予想通りだ

 

 

ということで、非常に良い気分で2冊目の「たなばたまつり」に突入したんですが…。6ページほど進めたあたりで、子どもたちの「つまらない」という感情がストレートに伝わってくるという地獄。えぇっ、娘は好んでいたのに、なぜだろう、ほとんどの子が「チョコクリスピー」のCMに出てきた“トーストに飽きた少年”ライクな「もう飽き飽き顔」。ちくしょう、完全に選択を失敗した。今の子にはあまりにも「昭和すぎた」のだ。もうね、早口で読み進めてさっさと終わらせたい衝動に駆られながらも、それだけはやっちゃダメだと、一気に物憂げになった教室のムードに耐えながら読み終えたものの、凄まじい敗北に包まれた次第 ('A`) シニタイ

 

 

この終盤の見開きとか、幻想的で素敵だと思うんだけどなぁ…。

 

 

そんなワケで、今回の読み聞かせを自ら採点すると20点といったところでしょうか。週末、あらためてマナ子に「たなばたまつり」を読んだ後、「なんでこの絵本が好きなの?」と聞いてみたら、「わかんない (´∀`=し」とのこと。そう、その答えは風の中さ、風が知ってるだけさーー。

 

 

 

 

 

 

 


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