アンダー・ザ・シルバーレイク
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原題:Under the Silver Lake
2018/アメリカ 上映時間140分
監督・脚本:デビッド・ロバート・ミッチェル
製作:マイケル・デ・ルカ、クリス・ベンダー、ジェイク・ワイナー、アデル・ロマンスキー、デビッド・ロバート・ミッチェル
製作総指揮:ダニエル・レイニー、ジェフリー・コンビッツ、ジェフ・ジョフレイ、キャンディス・アベラ・ミカティ、アラン・パオ、ルーク・ダニエルズ、トッド・レミス、デビッド・モスコー
撮影:マイケル・ジオラキス
美術:マイケル・T・ペリー
衣装:キャロライン・エスリン=シェイファー
編集:フリオ・C・ペレス4世
音楽:ディザスターピース
音楽監修:マイケル・ターナー
出演:アンドリュー・ガーフィールド、ライリー・キーオ、トファー・グレイス、ゾーシャ・マメット、キャリー・ヘルナンデス、パトリック・フィッシュラー、グレース・バン・パタン、ジミ・シンプソン
パンフレット:★★★★★(1000円/コンパクトながらも素敵なデザインで、小ネタ解説やコラムが超充実したパンフ。映画の補完にピッタリ!)
(あらすじ)
セレブやアーティストたちが暮らすロサンゼルスの街シルバーレイク。ゲームや都市伝説を愛するオタク青年サムは、隣に住む美女サラに恋をするが、彼女は突然失踪してしまう。サラの行方を捜すうちに、いつしかサムは街の裏側に潜む陰謀に巻き込まれていく。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
55点
※この記事は「シグマ15」に従って書いています。
※この映画については、尊敬する映画評論家の町山智浩さんの「映画その他ムダ話」(216円)を聞けばいいんじゃないかな。
※今回の記事では「マルホランド・ドライブ」
のネタバレに触れているんですが、スゲー面白い作品なので、観てから読んで!
今年の10月13日に公開された本作については、評価がパックリと割れているようで。
年間ベストだという人もいれば、サッパリわからなかったなんて人もいるから映画と
は面白いもの、ですな。で、僕はデビッド・ロバート・ミッチェル監督の前2作品を
ほんとうに優れていると感心していたので、本作もまた観る気マンマンでしてね。と
うとう忙しい仕事が終わりを告げた12月下旬某日、新宿で映画を3本ハシゴ鑑賞して
から渋谷に移動。アップリンク渋谷で水曜サービスデーを利用して、観てきた次第で
ございます。僕には合わなかったカナー (´・ω・`) ザンネン
売店にはTシャツなども売ってましたよ。観客は10人ぐらいでした。
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くわしい小ネタや解説についてはパンフや町山さんの「映画ムダ話」がしっかりもう
らしているので、それをチェックしていただくとして(手抜き)。そりゃあ僕だって
うるさがたの映画ファンですから(苦笑)、ヒッチコックの「裏窓」
や「めまい」
な
どの作品へのオマージュには気付きましたけど、一番連想したのはデビッド・リンチ
による“オレが考えたハリウッド暗黒ムービー”「マルホランド・ドライブ」
でしてね。
出てくる人たちや場所が奇妙で夢のようだったりするし、謎の正体が“惨めな自分か
らの現実逃避”というあたりも共通しているんじゃないかしらん。人間、「もう生きら
れない… ('A`)」とハードにへこむと、誰かのせいにしたい→陰謀論にすがるワケで、
なんとなく本作の主人公は他人事には思えなかったです。一応、オチを書き残してお
くと、恋人に振られた&職もなく、腹いせに犬を殺していた主人公は、家賃を滞納し
ていた部屋から追い出されるも、隣人の中年女性と暮らすムードで終わってました。
とりあえず決して嫌いな作品ではないのは間違いないのです。
町山智浩さんの解説トークショー動画があったので、貼っておきますね↓
てゆーか、劇中で取り扱うポップカルチャーの数々も好きだし、基本的には何の文句
もなかったハズなんですが、しかし。観ていたら徐々に僕の好みとズレてきたという
か。途中から“ほぼ主人公の妄想”だと気付いたら、真剣に観ているのがバカバカしく
なって飽きちゃった…って、伝わりますかね。役者さんたちは魅力的だし、もっと楽
しめると思ったんだけど、結局、ちょっと合わなかったです… (´・ω・`) ザンネン
いろいろな解釈ができる独特の雰囲気の作品であり、熱狂的なファンがいるほどなの
でね、気になる方は足を運んでみてはいかがでしょうか。まだ上映中&これから公開
する劇場もあるので、公式サイトをチェックしていただければ幸いです。おしまい。
デジタル盤のサントラ。輸入CD盤
もあります。
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デビッド・ロバート・ミッチェル監督の前作。僕の感想はこんな感じ。
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連想したデビッド・リンチ監督作。大好きです。
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※映画へのオマージュとして、今回の記事には暗号を仕込んである…って、心底どうでも良いですな (´∀`;) スミマセン

原題:Under the Silver Lake
2018/アメリカ 上映時間140分
監督・脚本:デビッド・ロバート・ミッチェル
製作:マイケル・デ・ルカ、クリス・ベンダー、ジェイク・ワイナー、アデル・ロマンスキー、デビッド・ロバート・ミッチェル
製作総指揮:ダニエル・レイニー、ジェフリー・コンビッツ、ジェフ・ジョフレイ、キャンディス・アベラ・ミカティ、アラン・パオ、ルーク・ダニエルズ、トッド・レミス、デビッド・モスコー
撮影:マイケル・ジオラキス
美術:マイケル・T・ペリー
衣装:キャロライン・エスリン=シェイファー
編集:フリオ・C・ペレス4世
音楽:ディザスターピース
音楽監修:マイケル・ターナー
出演:アンドリュー・ガーフィールド、ライリー・キーオ、トファー・グレイス、ゾーシャ・マメット、キャリー・ヘルナンデス、パトリック・フィッシュラー、グレース・バン・パタン、ジミ・シンプソン
パンフレット:★★★★★(1000円/コンパクトながらも素敵なデザインで、小ネタ解説やコラムが超充実したパンフ。映画の補完にピッタリ!)
(あらすじ)
セレブやアーティストたちが暮らすロサンゼルスの街シルバーレイク。ゲームや都市伝説を愛するオタク青年サムは、隣に住む美女サラに恋をするが、彼女は突然失踪してしまう。サラの行方を捜すうちに、いつしかサムは街の裏側に潜む陰謀に巻き込まれていく。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
55点
※この記事は「シグマ15」に従って書いています。
※この映画については、尊敬する映画評論家の町山智浩さんの「映画その他ムダ話」(216円)を聞けばいいんじゃないかな。
※今回の記事では「マルホランド・ドライブ」
今年の10月13日に公開された本作については、評価がパックリと割れているようで。
年間ベストだという人もいれば、サッパリわからなかったなんて人もいるから映画と
は面白いもの、ですな。で、僕はデビッド・ロバート・ミッチェル監督の前2作品を
ほんとうに優れていると感心していたので、本作もまた観る気マンマンでしてね。と
うとう忙しい仕事が終わりを告げた12月下旬某日、新宿で映画を3本ハシゴ鑑賞して
から渋谷に移動。アップリンク渋谷で水曜サービスデーを利用して、観てきた次第で
ございます。僕には合わなかったカナー (´・ω・`) ザンネン
売店にはTシャツなども売ってましたよ。観客は10人ぐらいでした。

くわしい小ネタや解説についてはパンフや町山さんの「映画ムダ話」がしっかりもう
らしているので、それをチェックしていただくとして(手抜き)。そりゃあ僕だって
うるさがたの映画ファンですから(苦笑)、ヒッチコックの「裏窓」
どの作品へのオマージュには気付きましたけど、一番連想したのはデビッド・リンチ
による“オレが考えたハリウッド暗黒ムービー”「マルホランド・ドライブ」
出てくる人たちや場所が奇妙で夢のようだったりするし、謎の正体が“惨めな自分か
らの現実逃避”というあたりも共通しているんじゃないかしらん。人間、「もう生きら
れない… ('A`)」とハードにへこむと、誰かのせいにしたい→陰謀論にすがるワケで、
なんとなく本作の主人公は他人事には思えなかったです。一応、オチを書き残してお
くと、恋人に振られた&職もなく、腹いせに犬を殺していた主人公は、家賃を滞納し
ていた部屋から追い出されるも、隣人の中年女性と暮らすムードで終わってました。
とりあえず決して嫌いな作品ではないのは間違いないのです。
町山智浩さんの解説トークショー動画があったので、貼っておきますね↓
てゆーか、劇中で取り扱うポップカルチャーの数々も好きだし、基本的には何の文句
もなかったハズなんですが、しかし。観ていたら徐々に僕の好みとズレてきたという
か。途中から“ほぼ主人公の妄想”だと気付いたら、真剣に観ているのがバカバカしく
なって飽きちゃった…って、伝わりますかね。役者さんたちは魅力的だし、もっと楽
しめると思ったんだけど、結局、ちょっと合わなかったです… (´・ω・`) ザンネン
いろいろな解釈ができる独特の雰囲気の作品であり、熱狂的なファンがいるほどなの
でね、気になる方は足を運んでみてはいかがでしょうか。まだ上映中&これから公開
する劇場もあるので、公式サイトをチェックしていただければ幸いです。おしまい。
デジタル盤のサントラ。輸入CD盤
デビッド・ロバート・ミッチェル監督の前作。僕の感想はこんな感じ。
連想したデビッド・リンチ監督作。大好きです。
※映画へのオマージュとして、今回の記事には暗号を仕込んである…って、心底どうでも良いですな (´∀`;) スミマセン