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2019年1月の読み聞かせ「ぼくのたび」「この世でいちばんすばらしい馬」

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2018年の4月から3つのボランティア活動へ参加していて(とは言え、どれも「月1回程度の参加でOK!(o^-')b」という超ラクなものではあるんですがー)、そのうちの1つが「読み聞かせボランティア」でして。「毎月1〜2回の頻度で小学生相手に絵本を読み聞かせする」という活動であり、現場を踏むことで少しずつスキルが上がってきている感があって、毎月楽しみにしていたんですが、しかし。12月は寝坊してしまいましてね… (ノω・、) アタシッテホントバカ 世話役の人に「子どもたちは楽しみにしているんですヨ!川`Д´) シネヨ!」と厳しく怒られるのも至極当然の失態であり、とにかく平謝りですよ。その後、舌を噛み切って死んで詫びようと思ったものの、それも果たせず…。映画も公開されているしと、せっかく新宿の紀伊國屋書店で購入&娘のマナ子(仮名/7歳)で試していた「くるみわりにんぎょう」の実戦投入ができなかったのも残念だし(11〜12月が旬なのに!)、そりゃあ海より深く反省いたしました。

 

 

寝過ごした瞬間の僕の気持ちを代弁する範馬刃牙を貼っておきますね(「範馬刃牙」より)。

 

 

12月の失態は、1度や2度の読み聞かせで挽回できるようなものではなく、もちろん即座に自害すれば済むようなことでもなく。責任をとる道は、身投げのような行為の中にはなくて、もっとずーっと地味で全うな道。他のボランティアの方々に合わせる顔はないものの、また読み聞かせに参加して、失った信用を地道に取り戻そう。そんな覚悟を決めて迎えた1月の読み聞かせ、対象学年は4年生。何を読もうかとジュンク堂書店 大泉学園店にて、本棚を眺めていたんですが、どうにも季節の棚はピンと来ない…。で、ふと思ったのです、今までとは視点を変えて選んでみようと。

 

 

赤木しげるのありがたいお言葉を貼っておきますね(「天-天和通りの快男児」より)。

 

 

ここ数ヵ月は「季節」「行事」「公開中の映画」などにこだわってきましたが、すでに図書室にあったりする絵本ではなく、「知らない絵本や違う文化の絵本を読んであげる」ことで子どもたちに新しい刺激を与えるのも大事なのではないか。早速、新作絵本や海外絵本の本棚をチェックしてみると、なかなか良さげな絵本がいくつかあって、熟考した末にチョイスしたのは「ぼくのたび」「この世でいちばんすばらしい馬」の2冊。帰宅後、マナ子を相手に読んでみれば、「よくわからないけど面白かった!ヘ(゚∀゚*し」と大好評だったので、1月上旬某日、それなりの自信を持って読み聞かせに臨んだのでした。

 

 

大泉学園のジュンク堂、絵本コーナーが充実してて良かったです。

 

 

1冊目に読んだのは、みやこしあきこ先生の「ぼくのたび」。とにかくリトグラフで描かれたイラストが幻想的で美しいし、「ホテルで働くクマが想像力で旅をする」というお話も素敵でしてね。NYタイムズ・NY公共図書館絵本賞などさまざまな賞を獲得しているのも頷けますよ。2018年11月7日に出たばかりだから読んでいる子どもはまだ少ないだろうし、子どもたちのハートをキャッチするのではないかと。2冊目に用意した「この世でいちばんすばらしい馬」は、2008年に邦訳が出版された中国の絵本。チェン・ジェンホンが絹地に墨と絵の具で描いたという絵は日本の絵本と違う独特の迫力があるし、「絵から生まれた馬が、戦争で使われることに絶望して、絵の中に戻る」というストーリーも「中国の故事」ムードが漂っていて良い感じ。僕がチェックした限りでは、学校の図書室になかった&ボランティアでも読まれてなさそうだったので、選んだというね。

 

 

みやこしあきこ先生の「ぼくのたび」はこんな感じであり…。

 

チェン・ジェンホンの「この世でいちばんすばらしい馬」はこんな感じの本でございます。

 

 

ただ、残念ながらどちらも現場では「ややウケ」程度だったカナー (・ε・) ウーン 「ぼくのたび」に関しては、僕の読み聞かせ力の低さもあると思いますが(汗)、幻想的すぎて子どもたちがついてこられていなかったような。読み聞かせというよりは、1人でじっくり読むようなタイプな気がします。というか、2冊とも明るいムードの絵本ではなかったので、どちらか1冊はもっと気軽な絵本にすれば良かったのかもしれませんな。そんなワケで、あらためて読み聞かせの難しさを思い知ったものの、読み終わった後、女の子がわざわざ近寄ってきて、「『ぼくのたび』は少し寂しくなったけど、好きでした 川・∀・)」なんて言ってきたのがスゲーうれしかったので、今回の自己評価は50点。2月も頑張ろうと、オリオン座の三つ星に誓ったのでした。おしまい。

 

 

 

 

 

 

 

 


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