ハンターキラー 潜航せよ
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原題:Hunter Killer
2018/アメリカ 上映時間143分
監督:ドノバン・マーシュ
製作:ニール・H・モリッツ、トビー・ジャッフェ、ジェラルド・バトラー、アラン・シーゲル、タッカー・トゥーリー、マーク・ギル、ジョン・トンプソン、マット・オトゥール、レス・ウェルドン
製作総指揮:アビ・ラーナー、トレバー・ショート、ボアズ・デビッドソン、ヤリフ・ラーナー、ダグラス・アーバンスキー、ラティ・グロブマン、クリスタ・キャンベル、アーン・L・シュミット、ライアン・カバナー、ケン・ハルスバンド、ケビン・キング、クリスティーン・オタール
共同製作総指揮:サミュエル・ハディダ、ビクター・ハディダ
原作:ジョージ・ウォレス、ドン・キース
脚本:アーン・L・シュミット、ジェイミー・モス
撮影:トム・マライス
美術:ジョン・ヘンソン
衣装:キャロライン・ハリス
編集:マイケル・J・ドゥーシー
音楽:トレバー・モリス
出演:ジェラルド・バトラー、ゲイリー・オールドマン、コモン、リンダ・カーデリニ、トビー・スティーブンス、ミカエル・ニクビスト
パンフレット:★★★★☆(800円/800円。東宝ステラの超頑張った感漂うパンフ。「スティール・サンダー」
に触れてくれて、ありがとう!)
(あらすじ)
ロシア近海で1隻の米海軍原子力潜水艦が消息を絶ち、捜索に向かったジョー・グラス艦長(ジェラルド・バトラー)率いる攻撃型原潜「ハンターキラー」は、現場付近に沈んでいたロシア原潜の生存者を捕虜にする。同じ頃、ロシア国内で世界を揺るがす陰謀が企てられていることが判明。ハンターキラーに陰謀阻止のための過酷なミッションが下される。その任務を達成するには、絶対不可侵のロシア海域へ潜航せねばならず……。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
80点
よくよく考えれば、ジェラルド・バトラーって元弁護士で超頭が良いし、基本的には演技派の役者さんなんでしょうけれども。僕的には「300<スリーハンドレッド>」のレオニダス王役などの肉体派イメージが非常に強くて。特に、その印象を強くしたのが「マイク・バニング」シリーズ2作目の「エンド・オブ・キングダム」で、テストステロンをムンムン放出させながら人を殺しまくる姿には、ドン引きしながらも爆笑したものですよ…(遠い目)。昨年の主演作「ザ・アウトロー」(ねぇねぇ、「ジ」じゃなくていいの?(´Д`;) ドウナノ?)での雄臭さも半端じゃなかったし、そんな彼が「ワイルド・スピード」の制作陣が作る潜水映画に主演するとなれば、間違いなく面白いだろうと思って、観る気マンマンになりまして。シカモ、愛聴しているラジオ番組「アフター6ジャンクション」の週刊映画時評コーナー「ムービーウォッチメン」の課題映画にもなった&“信用できる男”コンバットRECさんも絶賛ということで、それなりの期待を抱きながら、4月21日(日)、TOHOシネマズ渋谷に足を運んできました。「サービス精神、旺盛!m9`Д´) ビシッ」と感心いたしました。
さすが日曜日、4番スクリーンは満席でしたよ。
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今夜の宇多丸師匠、「UTAMARU-NEXT」で取り上げた潜水艦ムービー「スティール・サンダー」
には触れてくれるかな…なんて期待は置いとくとして。劇中の時系列などは一切無視しつつストーリーを超簡単に書いておくと、ロシアのタカ派が自国の原潜を爆破→追尾していたアメリカの原潜を攻撃して沈める→自国の大統領を監禁してクーデター&アメリカとの戦争を目論んだので、アメリカ政府がロシアの大統領を救出することになりましてね。「アメリカの軍上層部が『戦争をする』『しない』で揉めるパート」と「敵司令部に乗り込んで大統領を救おうとする特殊部隊パート」、そして「ロシアの領海に入って、大統領&特殊部隊を回収することになった潜水艦パート」と、3つのパートが同時進行するという構成。
本作は、深海を潜航する潜水艦アクションが観られるだけでなく、「ローン・サバイバー」のようなハードな特殊部隊アクションがプラスされてましてね。僕はミリオタではないので本当に正しいのかどうかは不明ではあるものの、リアルな潜水艦vs戦艦の攻防にハラハラさせられただけでなく、ロシア大統領のボディガードの「ここはオレに任せて先に行け」からの手榴弾自爆とか、足手まとい感があった新兵による溜飲が下がりまくるスナイプシーン、厳しかった上官の「よく頑張ったな」とかとか、特殊部隊モノの醍醐味も詰まっているから、「なにこのサービス精神旺盛な作品!Σ(゚д゚)」と。一応、オチを書いておくと「潜水艦に向けられて発射されたミサイルを“味方になってくれたロシアの戦艦”がギリギリで撃ち落とす→クーデターを起こした奴らをミサイルで攻撃→クズどもは全滅→ハッピーエンド」って感じでしたよ(雑なまとめ)。
あと、主要な登場人物に迷いがなかったのも気持ち良かったです(すぐ判断して行動する)。それと、僕のような軍事の素人にもちゃんと状況がわかりやすくなるよう工夫をしてくれていて。例えば艦長が「オレはペヤングを食べるぞ! ただし…スパイスは抜きだ!( ゚д゚)」って言い出したら、副長が「えぇっ!? ペヤングの手軽さは確かに魅力ですが、お湯を捨てる場所もないのに食べるなんて正気の沙汰じゃありません。それに、スパイスは確かに辛いものの、味のアクセントとして重要になるのに、それを捨てるなんて!(`Δ´;)」と、いちいち反対しつつも観客にわかりやすく解説してくれるのです…って、例えがうまくないですな、すみません (汗)。
例えば、範馬刃牙がビスケット・オリバと監獄で真っ正面から殴り合おうとする時…(「範馬刃牙」より)。
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アイアン・マイケルが警告することで読者にその危険度を教えてくれる的な? ううむ、伝わりにくいかしらん (´・ω・`) ウーン
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正直なところ、ジェラルド・バトラー主演作にしてはバイオレンス度が薄めだったのは少し残念だったし、「バトルシップ」ほどのケレン味はなかったし、クライマックスはもっと潜水艦バトルが観たかったという気持ちもありますが、基本的にはアクションの幕の内弁当を食べたような満足感があって、大好きな映画でしたヨ (´∀`=) ヨカッタワー 今年はなんとジェラルド・バトラー主演の「マイク・バニング」シリーズ3作目「Angel Has Fallen(原題)」が公開されるそうなのでね、日本公開を超楽しみにしております (・∀・) オシマイ
ジョージ・ウォレス&ドン・キースによる原作小説。下巻もあります。
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デジタル盤のサントラ。国内CD盤
もあります。
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ドノヴァン・マーシュ監督作。これ、ちょっと気になってたんですよね〜。
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昨年観たジェラルド・バトラー主演作。僕の感想はこんな感じ。
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三宅隆太監督がオススメしていたインド産潜水艦映画。レンタルしなくては… (´Д`;)
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ジャン=クロード・ヴァン・ダムとドルフ・ラングレンが堪能できる潜水艦映画。僕の感想はこんな感じ。
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原題:Hunter Killer
2018/アメリカ 上映時間143分
監督:ドノバン・マーシュ
製作:ニール・H・モリッツ、トビー・ジャッフェ、ジェラルド・バトラー、アラン・シーゲル、タッカー・トゥーリー、マーク・ギル、ジョン・トンプソン、マット・オトゥール、レス・ウェルドン
製作総指揮:アビ・ラーナー、トレバー・ショート、ボアズ・デビッドソン、ヤリフ・ラーナー、ダグラス・アーバンスキー、ラティ・グロブマン、クリスタ・キャンベル、アーン・L・シュミット、ライアン・カバナー、ケン・ハルスバンド、ケビン・キング、クリスティーン・オタール
共同製作総指揮:サミュエル・ハディダ、ビクター・ハディダ
原作:ジョージ・ウォレス、ドン・キース
脚本:アーン・L・シュミット、ジェイミー・モス
撮影:トム・マライス
美術:ジョン・ヘンソン
衣装:キャロライン・ハリス
編集:マイケル・J・ドゥーシー
音楽:トレバー・モリス
出演:ジェラルド・バトラー、ゲイリー・オールドマン、コモン、リンダ・カーデリニ、トビー・スティーブンス、ミカエル・ニクビスト
パンフレット:★★★★☆(800円/800円。東宝ステラの超頑張った感漂うパンフ。「スティール・サンダー」
(あらすじ)
ロシア近海で1隻の米海軍原子力潜水艦が消息を絶ち、捜索に向かったジョー・グラス艦長(ジェラルド・バトラー)率いる攻撃型原潜「ハンターキラー」は、現場付近に沈んでいたロシア原潜の生存者を捕虜にする。同じ頃、ロシア国内で世界を揺るがす陰謀が企てられていることが判明。ハンターキラーに陰謀阻止のための過酷なミッションが下される。その任務を達成するには、絶対不可侵のロシア海域へ潜航せねばならず……。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
80点
よくよく考えれば、ジェラルド・バトラーって元弁護士で超頭が良いし、基本的には演技派の役者さんなんでしょうけれども。僕的には「300<スリーハンドレッド>」のレオニダス王役などの肉体派イメージが非常に強くて。特に、その印象を強くしたのが「マイク・バニング」シリーズ2作目の「エンド・オブ・キングダム」で、テストステロンをムンムン放出させながら人を殺しまくる姿には、ドン引きしながらも爆笑したものですよ…(遠い目)。昨年の主演作「ザ・アウトロー」(ねぇねぇ、「ジ」じゃなくていいの?(´Д`;) ドウナノ?)での雄臭さも半端じゃなかったし、そんな彼が「ワイルド・スピード」の制作陣が作る潜水映画に主演するとなれば、間違いなく面白いだろうと思って、観る気マンマンになりまして。シカモ、愛聴しているラジオ番組「アフター6ジャンクション」の週刊映画時評コーナー「ムービーウォッチメン」の課題映画にもなった&“信用できる男”コンバットRECさんも絶賛ということで、それなりの期待を抱きながら、4月21日(日)、TOHOシネマズ渋谷に足を運んできました。「サービス精神、旺盛!m9`Д´) ビシッ」と感心いたしました。
さすが日曜日、4番スクリーンは満席でしたよ。

今夜の宇多丸師匠、「UTAMARU-NEXT」で取り上げた潜水艦ムービー「スティール・サンダー」
本作は、深海を潜航する潜水艦アクションが観られるだけでなく、「ローン・サバイバー」のようなハードな特殊部隊アクションがプラスされてましてね。僕はミリオタではないので本当に正しいのかどうかは不明ではあるものの、リアルな潜水艦vs戦艦の攻防にハラハラさせられただけでなく、ロシア大統領のボディガードの「ここはオレに任せて先に行け」からの手榴弾自爆とか、足手まとい感があった新兵による溜飲が下がりまくるスナイプシーン、厳しかった上官の「よく頑張ったな」とかとか、特殊部隊モノの醍醐味も詰まっているから、「なにこのサービス精神旺盛な作品!Σ(゚д゚)」と。一応、オチを書いておくと「潜水艦に向けられて発射されたミサイルを“味方になってくれたロシアの戦艦”がギリギリで撃ち落とす→クーデターを起こした奴らをミサイルで攻撃→クズどもは全滅→ハッピーエンド」って感じでしたよ(雑なまとめ)。
あと、主要な登場人物に迷いがなかったのも気持ち良かったです(すぐ判断して行動する)。それと、僕のような軍事の素人にもちゃんと状況がわかりやすくなるよう工夫をしてくれていて。例えば艦長が「オレはペヤングを食べるぞ! ただし…スパイスは抜きだ!( ゚д゚)」って言い出したら、副長が「えぇっ!? ペヤングの手軽さは確かに魅力ですが、お湯を捨てる場所もないのに食べるなんて正気の沙汰じゃありません。それに、スパイスは確かに辛いものの、味のアクセントとして重要になるのに、それを捨てるなんて!(`Δ´;)」と、いちいち反対しつつも観客にわかりやすく解説してくれるのです…って、例えがうまくないですな、すみません (汗)。
例えば、範馬刃牙がビスケット・オリバと監獄で真っ正面から殴り合おうとする時…(「範馬刃牙」より)。

アイアン・マイケルが警告することで読者にその危険度を教えてくれる的な? ううむ、伝わりにくいかしらん (´・ω・`) ウーン

正直なところ、ジェラルド・バトラー主演作にしてはバイオレンス度が薄めだったのは少し残念だったし、「バトルシップ」ほどのケレン味はなかったし、クライマックスはもっと潜水艦バトルが観たかったという気持ちもありますが、基本的にはアクションの幕の内弁当を食べたような満足感があって、大好きな映画でしたヨ (´∀`=) ヨカッタワー 今年はなんとジェラルド・バトラー主演の「マイク・バニング」シリーズ3作目「Angel Has Fallen(原題)」が公開されるそうなのでね、日本公開を超楽しみにしております (・∀・) オシマイ
ジョージ・ウォレス&ドン・キースによる原作小説。下巻もあります。
デジタル盤のサントラ。国内CD盤
ドノヴァン・マーシュ監督作。これ、ちょっと気になってたんですよね〜。
昨年観たジェラルド・バトラー主演作。僕の感想はこんな感じ。
三宅隆太監督がオススメしていたインド産潜水艦映画。レンタルしなくては… (´Д`;)
ジャン=クロード・ヴァン・ダムとドルフ・ラングレンが堪能できる潜水艦映画。僕の感想はこんな感じ。