ネバー・ダイ 決意の弾丸
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原題:We Die Young
2019/ブルガリア、アメリカ 上映時間92分
監督・原案・脚本:リオール・ゲラー
製作:ガブリエル・ゲオルギエフ、モシュ・ディアマント
製作総指揮:ジャン=クロード・バン・ダム、サイモン・ウィリアムズ、ジェイソン・ギャレット
原案:アンドリュー・フリードマン
撮影:イバン・バツォフ
美術:アルタ・トッツィ
衣装:イナ・ダミアノーバ
編集:タル・ケラー
音楽:エレズ・コスカス
出演:ジャン=クロード・バン・ダム、デビッド・カスタニーダ、イライジャ・ロドリゲス、チャーリー・マクゲチャン、アタナス・スレブレフ、ゲイリー・ビードル
パンフレット:なし
(あらすじ)
暴力と麻薬がはびこるスラム街。退役軍人のダニエルは戦争によるストレス障害に悩まされ、麻薬に依存する日々を送っている。彼は麻薬売買の集金をしている少年ルーカスのことを常に気にかけ、ルーカスもまたダニエルを慕っていた。ある日、ルーカスはギャングのボスを裏切ったことで命を狙われてしまう。ルーカスの未来を守るため、再び銃を手に取るダニエルだったが……。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
90点
記念すべき2020年1本目の新作映画の感想は、ジャン=クロード・ヴァン・ダムの準主演作にいたします。本作は名作映画発掘フェスティバル「のむコレ3」の1本として、1月3日からシネマート新宿で期間限定上映されることになっていましてね(大阪では昨年12月に公開済み)。昨年11月の「最後のヴァン・ダム特集」のために購入した輸入版Blu-ray
で視聴済みではあったものの、ちくしょう、海外の言葉がサッパリ→内容もサッパリだったので(汗)、日本語字幕付きで観られるのをスゲー楽しみにしていたのです。
輸入Blu-rayを買っていたものの、英語力が低いため、話はよくわからなかったのでした (´・ω・`) ガッカリ
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ただ、僕的には5日までずっと家族と過ごすつもりでいたので、観に行くのは6日あたりかと思っていたんですが、しかし。4日のお昼ごろは妻子が習い事に行くことになったので、チャンス到来!Σ(°д° ) クワッ! 本日、シネマート新宿にて、9時45分からの回を観てきました(その後、豊島園で妻子と合流して2回目の「アナと雪の女王2」を鑑賞)。「良質なヴァン・ダム映画!ヘ(゚∀゚*)ノ ヤッタァ!」と思ったり。
「スーパーティーチャー 熱血格闘」の半券を提示して1200円で鑑賞したのさ… (`∀´) ククク
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入場者特典としてチラシをゲット! スクリーン1、30人ぐらいはいたと思います、たぶん。
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あらすじをザッと簡単に書いておくと、映画の舞台はワシントンDCから車で約20分の場所にあるスラム街。そこを仕切る“ギャング<MS-13>のボス”リンコン(デビッド・カスタニーダ)に可愛がられて、自転車で運び屋&みかじめ料の集金などをやっている少年ルーカス(イライジャ・ロドリゲス)が主人公でしてね。リンコンの妹の結婚式当日、ルーカスに嫉妬している“組織のナンバー2”ジェスター(チャーリー・マクゲチャン)が、嫌がらせとして“ルーカスの幼い弟”ミゲルをギャングに入れようとしたことから、トラブルが勃発しまして。“腰抜け”とバカにされている“話せない退役軍人”ダニエル(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)を巻き込んで、てんやわんやの大騒動に陥るも、あーだこーだあって、ルーカスを許そうとしたリンコンをジェスターが射殺→ジェスターもギャング志望のポッチャリ少年に撃たれて死亡! ダニエルのおかげでルーカスとミゲルは大金を手に旅立ち、新しい生活を始めるのでしたーー。
この赤いパーカーの少年が主人公のルーカスなのです。
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ううむ、「ザ・バウンサー」
の時も同じようなことを書きましたが(汗)、超ド派手な「ヴァンダミングアクション!」的な内容を期待すると、若干、肩透かしを食うのは間違いないと思うのですけれども! 「弟にはギャングの道を歩ませたくない… (´・ω・)(´Д`;) オニイチャン…」とスラムから抜けだそうとするルーカスやら、「今日、障害を持った妹が結婚するんだ… (´∀`) ムクワレタ」というリンコンやら、「オレは2番手じゃねぇ!(`Δ´;) チクショー」と嫉妬するジェスターといった登場人物が織りなす「ストリートギャングよもやま話」に、あのヴァン・ダムが「ナメてた薬物中毒野郎、実は殺人マシン」として参戦している…と考えれば、どうです? なんとなく面白そうに思えてきませんか?(どことなく断りづらい雰囲気で)
ギャングのボス、リンコン。本作は、彼とルーカスとダニエル3人の群像劇と言えなくもない。
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シカモ! 今回のヴァン・ダムは「戦争でノドを負傷して話せなくなった元兵士」であり、スマホで文章を打つ速さには定評があるも、PTSDに苦しんで薬物中毒になっているというハードなキャラ設定なんですが、それを見事に演じてましてね…(涙をこらえながら)。戦場で子どもを殺してしまった贖罪も兼ねて、監禁されている少年たちを救うため、ほのかな恋愛関係にあった女性の制止を振り切ってギャングのアジトに殴り込むシーンは100点の渋さ!ヽ(`Д´)ノ サイコー アクションも体を張ってやってたし(銃撃戦多め)、ヴァン・ダムって本当に良い役者さんだなぁ…とあらためて思ったのでした。
「愛する女性の制止を振り切って戦いに向かう展開」は全男性のアコガレ(勝手な決めつけ)。
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このシーンを観た僕の気持ちを代弁する範馬刃牙を貼っておきますね(「刃牙道」より)。
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つーか、本作が予想以上に素晴らしい作品だったのは監督&共演者たちが良かったのも大きいんじゃないかと(「ザ・バウンサー」
の時も思ったことですがー)。本作で監督・原案・脚本をこなしたリオール・ゲラーは、パレスチナ人少年の臓器移植をめぐる関係者たちを描いた「ジェニンの心」なんて硬派なドキュメンタリーを撮っている人でしてね。それ故なのか、若干、アクション演出は観づらい部分が少なくなかったものの、画面のルックは非常に殺伐としていて臨場感に溢れていたというか。役者さんたちも「ボーダーライン ソルジャーズ・デイ」で密入国業者見習いのミゲルを演じていたイライジャ・ロドリゲスをはじめ、みんな安っぽさがなくて。意外と良質なストリートギャングムービーに仕上がっていたような気がしないでもないと思ったり思わなかったり (・ε・) ドッチダヨ
本作の銃撃戦はなかなか迫力があったものの、位置関係がわからない場面が少なくなかったような。
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まぁ、「ジェスターはボスの妹の結婚式の日なのに行動が乱暴すぎ」とか「FBIがアジトを見張っている状況でアホな行動を起こす人が多すぎ」とか「ヴァン・ダム、もうちょっと強くても良いんじゃないかな」とか「あの包囲された家からリンコンとジェスターが脱出するのは至難の業だろ」とか思うところはあるんですが、お正月なので甘めの90点という着地(信用できない採点基準)。「ヴァン・ダム版『グラン・トリノ』」と言ったら過言な気がしますが(汗)、とは言え、そんな味わいの映画なのでね、興味がある人はぜひ観てみてくださいな。僕もたぶんあと1〜2回は劇場に足を運ぶと思います。おしまい。
ソフトは1月7日に発売予定だけど、時間に余裕がある人は劇場で観てね!(°∀°)b ミテネ!
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デジタル盤のサントラ。最近のヴァン・ダム作品ではスゲー珍しいので即買いしました。
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昨年公開された、これまた激シブなヴァン・ダム主演作。僕の感想はこんな感じ。
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原題:We Die Young
2019/ブルガリア、アメリカ 上映時間92分
監督・原案・脚本:リオール・ゲラー
製作:ガブリエル・ゲオルギエフ、モシュ・ディアマント
製作総指揮:ジャン=クロード・バン・ダム、サイモン・ウィリアムズ、ジェイソン・ギャレット
原案:アンドリュー・フリードマン
撮影:イバン・バツォフ
美術:アルタ・トッツィ
衣装:イナ・ダミアノーバ
編集:タル・ケラー
音楽:エレズ・コスカス
出演:ジャン=クロード・バン・ダム、デビッド・カスタニーダ、イライジャ・ロドリゲス、チャーリー・マクゲチャン、アタナス・スレブレフ、ゲイリー・ビードル
パンフレット:なし
(あらすじ)
暴力と麻薬がはびこるスラム街。退役軍人のダニエルは戦争によるストレス障害に悩まされ、麻薬に依存する日々を送っている。彼は麻薬売買の集金をしている少年ルーカスのことを常に気にかけ、ルーカスもまたダニエルを慕っていた。ある日、ルーカスはギャングのボスを裏切ったことで命を狙われてしまう。ルーカスの未来を守るため、再び銃を手に取るダニエルだったが……。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
90点
記念すべき2020年1本目の新作映画の感想は、ジャン=クロード・ヴァン・ダムの準主演作にいたします。本作は名作映画発掘フェスティバル「のむコレ3」の1本として、1月3日からシネマート新宿で期間限定上映されることになっていましてね(大阪では昨年12月に公開済み)。昨年11月の「最後のヴァン・ダム特集」のために購入した輸入版Blu-ray
輸入Blu-rayを買っていたものの、英語力が低いため、話はよくわからなかったのでした (´・ω・`) ガッカリ

ただ、僕的には5日までずっと家族と過ごすつもりでいたので、観に行くのは6日あたりかと思っていたんですが、しかし。4日のお昼ごろは妻子が習い事に行くことになったので、チャンス到来!Σ(°д° ) クワッ! 本日、シネマート新宿にて、9時45分からの回を観てきました(その後、豊島園で妻子と合流して2回目の「アナと雪の女王2」を鑑賞)。「良質なヴァン・ダム映画!ヘ(゚∀゚*)ノ ヤッタァ!」と思ったり。
「スーパーティーチャー 熱血格闘」の半券を提示して1200円で鑑賞したのさ… (`∀´) ククク

入場者特典としてチラシをゲット! スクリーン1、30人ぐらいはいたと思います、たぶん。

あらすじをザッと簡単に書いておくと、映画の舞台はワシントンDCから車で約20分の場所にあるスラム街。そこを仕切る“ギャング<MS-13>のボス”リンコン(デビッド・カスタニーダ)に可愛がられて、自転車で運び屋&みかじめ料の集金などをやっている少年ルーカス(イライジャ・ロドリゲス)が主人公でしてね。リンコンの妹の結婚式当日、ルーカスに嫉妬している“組織のナンバー2”ジェスター(チャーリー・マクゲチャン)が、嫌がらせとして“ルーカスの幼い弟”ミゲルをギャングに入れようとしたことから、トラブルが勃発しまして。“腰抜け”とバカにされている“話せない退役軍人”ダニエル(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)を巻き込んで、てんやわんやの大騒動に陥るも、あーだこーだあって、ルーカスを許そうとしたリンコンをジェスターが射殺→ジェスターもギャング志望のポッチャリ少年に撃たれて死亡! ダニエルのおかげでルーカスとミゲルは大金を手に旅立ち、新しい生活を始めるのでしたーー。
この赤いパーカーの少年が主人公のルーカスなのです。

ううむ、「ザ・バウンサー」
ギャングのボス、リンコン。本作は、彼とルーカスとダニエル3人の群像劇と言えなくもない。

シカモ! 今回のヴァン・ダムは「戦争でノドを負傷して話せなくなった元兵士」であり、スマホで文章を打つ速さには定評があるも、PTSDに苦しんで薬物中毒になっているというハードなキャラ設定なんですが、それを見事に演じてましてね…(涙をこらえながら)。戦場で子どもを殺してしまった贖罪も兼ねて、監禁されている少年たちを救うため、ほのかな恋愛関係にあった女性の制止を振り切ってギャングのアジトに殴り込むシーンは100点の渋さ!ヽ(`Д´)ノ サイコー アクションも体を張ってやってたし(銃撃戦多め)、ヴァン・ダムって本当に良い役者さんだなぁ…とあらためて思ったのでした。
「愛する女性の制止を振り切って戦いに向かう展開」は全男性のアコガレ(勝手な決めつけ)。

このシーンを観た僕の気持ちを代弁する範馬刃牙を貼っておきますね(「刃牙道」より)。

つーか、本作が予想以上に素晴らしい作品だったのは監督&共演者たちが良かったのも大きいんじゃないかと(「ザ・バウンサー」
本作の銃撃戦はなかなか迫力があったものの、位置関係がわからない場面が少なくなかったような。

まぁ、「ジェスターはボスの妹の結婚式の日なのに行動が乱暴すぎ」とか「FBIがアジトを見張っている状況でアホな行動を起こす人が多すぎ」とか「ヴァン・ダム、もうちょっと強くても良いんじゃないかな」とか「あの包囲された家からリンコンとジェスターが脱出するのは至難の業だろ」とか思うところはあるんですが、お正月なので甘めの90点という着地(信用できない採点基準)。「ヴァン・ダム版『グラン・トリノ』」と言ったら過言な気がしますが(汗)、とは言え、そんな味わいの映画なのでね、興味がある人はぜひ観てみてくださいな。僕もたぶんあと1〜2回は劇場に足を運ぶと思います。おしまい。
ソフトは1月7日に発売予定だけど、時間に余裕がある人は劇場で観てね!(°∀°)b ミテネ!
デジタル盤のサントラ。最近のヴァン・ダム作品ではスゲー珍しいので即買いしました。
昨年公開された、これまた激シブなヴァン・ダム主演作。僕の感想はこんな感じ。