※今回の記事は、「海底47m」、「ディセント」、「乱暴な記録」、「デンジャラス・プリズン 牢獄の処刑人」のネタバレに触れているんですが、「ディセント」はネタバレを知らないで観た方が絶対面白いので、ホラー映画が好きな人は観てから読んで!
毎月更新する予定だったのに、全然書く暇が作れなくてね…(遠い目)。すっかり年も変わってしまいましたが、この記事をアップしておかないと、毎年恒例の「2020年に観たオススメDVD等10本」が更新できないのでね、超今さらながら「2020年8月に観たDVD&配信等の感想」を適当かつ驚くほど雑にアップしておきますね↓
<1本目>
(あらすじ)
メキシコで休暇を過ごしていたリサ(マンディ・ムーア)とケイト(クレア・ホルト)の姉妹は、現地で知り合った男から、海に沈めた檻の中からサメを鑑賞する「シャークケイジダイビング」に誘われる。水深5メートルの檻の中からサメを間近に見て興奮する2人だったが、ワイヤーが切れて檻が一気に水深47メートルまで沈んでしまう。無線も届かず、ボンベに残された空気もわずかという極限状態の中、サメの餌食になる危険におびえながら、2人は生還を目指すが……。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
70点
続編の「海底47m 古代マヤの死の迷宮」が愛聴している「アフター6ジャンクション」の週刊映画時評コーナー「ムービーウォッチメン」のリスナー枠に選ばれたので観ることにしたんですが、その予習として、1作目となる本作をいそいそとNETFLIXで鑑賞いたしました。まぁ、普通に面白かったザンス (・∀・) ヨカッタ! いわゆる「ソリッド・シチュエーションスリラー」にサメを加えてみた感じの本作、登場人物が少ないからゴア描写はあまりないし、ずっと海中なので絵面的に飽きる部分もなくはないんですけれども。僕的にはケイトとリサの姉妹の頑張る姿にグッときたし、ケーブルが切れちゃうあたりの展開は面白かったし、「死んだと思っていたケイトが生きていて2人とも助かった…と思ったら、窒素酔いで見た幻覚でした (ノ∀`し イヤン」という「ディセント」っぽい意地悪な展開も嫌いじゃなかったです。オチを書いておくと、最後はリサが救助されて終わってましたよ。
ちょっと不満を書くと、「退屈」なんて理由でリサを振った元カレは死んでほしかったな…って、どうでも良いですかね。
<2本目>
(あらすじ)
ソウル。カン・ギマン(ユン・ドゥホン)はかつて優秀な刑事だったが、テファをボスとする麻薬密売組織と癒着するように。やがて彼の相棒になった後輩ユンは、5年前にカンに救われたことが、刑事になるきっかけだった。だがテファにユンは刺殺され、カンもテファに刺されたナイフの破片が頭の中に残ってしまう。3年後。警察を辞職していたカンはTVジャーナリストのナムに自分を密着取材させるとともに、テファに対して復讐の戦いに乗り出し……。(以上、WOWOWより)
予告編はこんな感じ↓
70点
「ランボー ラスト・ブラッド」の公開前、復習としてシリーズ全作を観ようと思いまして。DVDの棚を掘るのも面倒だったので、“「 UTAMARU-NEXT」の付き合いで加入したU-NEXT”をチェックしてみたら、検索に本作が引っ掛かりましてね。たいして面白くもない「ランボー者」のVHSも所持している僕ですよ、この手のタイトルの映画はなんとなく気になってしまって(ちなみに原題は「Fist & Fuirous」と「ワイルド・スピード」っぽい)。8月に入ってから、ついポイントを使って観ちゃったんですが、なかなか良かったですぞ!(°∀°)b ナイス!
この紹介画像がなかなかカッコ良かったのです。
主演のユン・ドゥホン(チョン・ドゥホン)はアクション監督&スタントマン出身だそうで(こちらの記事によると、テコンドー四段の合気道五段で、アクションスクールの代表だとか)。残念ながらあまり“華”はないものの、テコンドー有段者らしく足技は見事だし、アクション演出もアイデア多めで悪くなくて。特に「缶詰を開ける→缶のフタを駆使してチンピラをスパスパ切り裂くシーン」は、なかなか美味しゅうございました。とはいえ、ストーリーは「汚職刑事が贖罪を兼ねてTV記者の密着取材を受ける」という感じなんですが、劇中の展開がいろいろと乱暴なので(本作を観た人が高確率で書きたくなる文章)、僕は好きなんですけど、積極的には…オススメしづらい…かなぁ… (`Δ´;) ウーン 一応、オチを書いておくと、主人公カン刑事は、警察の汚職を暴く&麻薬密売組織のボスを殺すと、自分も死亡。記者のナムが、死んだユン刑事の奥さんに「カンからの謝罪の手紙」を届けると、取材記録をお蔵入りにして終わってたんじゃないかしらん。
缶詰のフタをナイフのように扱う…。素敵なアイデアでした。
<3本目>
(あらすじ)
失業してドラッグの運び屋になった元ボクサーのブラッドリーは、取引現場で警察との銃撃戦に巻き込まれ、逮捕されてしまう。刑務所に送られた彼のもとにギャングの使いが面会に訪れ、取引失敗の代償として、レッドリーフ重刑務所に服役している男の殺害を命じる。妊娠中の妻を人質に取られたブラッドリーは、レッドリーフ重刑務所への移送を狙って騒動を起こすが……。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
98点
S・クレイグ・ザラー監督については、2018年の12月に観た「トマホーク ガンマンvs食人族」がスゲー面白かったので、本作もずっと気になってましてね。とはいえ、あーだこーだと理由をつけて未見だったんですけど(汗)、9月に最新監督作「ブルータル・ジャスティス」が劇場公開されるということで、その前の予習として本作をNETFLIXで鑑賞いたしました(※現在は配信終了)。僕の理想像でしたヨ… (ノД`) アァン 鑑賞後、思わずBlu-rayを購入するほどだったと書けば、どれほどストライクだったか、分かっていただけるかと思います。
鑑賞後、即座に注文するほど好きになったのです。
もともと「刑務所バトルモノ」は大好物のジャンルなんですが、本作はさらに「大男バイオレンス」要素がプラスされてましてね。「自分の中の暴力性の発露」についてはいつか具体的に書くつもりですけど、僕はたまにロブ・ゾンビ版「ハロウィン」のマイケル・マイヤーズといった「暴力を振るう大男」に憧れてしまう部分があって。本作の主人公は妻子を守るために刑務所で孤独な戦いをするハメになるワケですが、素手で人の骨を折ったりするシーンとかマジ素晴らしくて、ああいうの一度やってみたいなぁ…って、危なーいッ!(°д°;) ダメゼッタイッ! 何はともあれ、主演のヴィンス・ヴォーン、アクションをするイメージは全然なかったんですけど、僕なら2秒で涙目になりそうなハードな状況下、196センチの巨体を活かして暴力を振るいまくる姿は100点としか言いようがなかったです。ラストは、友人に妻子を守ってもらいつつ、ギャングのボスを殺すものの、刑務所の所長(ドン・ジョンソン)に射殺されて終わってましたが、意外と清々しくてね(イヤだけど)。今のところ、S・クレイグ・ザラー監督作の中では一番好きなのでした。
ヴィンス・ボーンのタフガイ振り、最高でしたよ。
思わずジャック・ハンマーを気分になった…という、読者が一気に減りそうな文章(「グラップラー刃牙」第35巻より)。
そんなワケで、8月に観たDVDやら配信作品やらは合計3本。オススメはもちろん「デンジャラス・プリズン 牢獄の処刑人」ですが、とにかくバイオレンス描写が凄惨なので、そういうのが苦手な人は絶対観ない方が良いと思います。以上、2020年8月に観たDVD&配信等の覚え書きでした。ではでは~。