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2ガンズ(ネタバレ)

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2ガンズ

三角絞めでつかまえて-2ガンズ

原題:2 Guns
2012/アメリカ 上映時間109分
監督:バルタザール・コルマウクル
製作:マーク・プラット、ランドール・エメット、ノートン・ヘリック、アダム・シーゲル、ジョージ・ファーラ、ロス・リッチー、アンドリュー・コスビー
製作総指揮:ブラント・アンダーセン、ジェフリー・ストット、マーク・ダモン
原作:スティーブン・グラント
脚本:ブレイク・マスターズ
撮影:オリバー・ウッド
美術:ベス・マイクル
衣装:ローラ・ジーン・シャノン
編集:マイケル・トロニック
音楽:クリントン・ショーター
出演:デンゼル・ワシントン、マーク・ウォールバーグ、ポーラ・パットン、ビル・パクストン、ジェームズ・マースデン、フレッド・ウォード、エドワード・ジェームズ・オルモス
パンフレット:★★★(700円/3本のコラムのバランスが良くて好き)
(あらすじ)
麻薬取締官ボビー(デンゼル・ワシントン)と海軍情報部将校マーカス(マーク・ウォールバーグ)は、互いの正体を知らないまま、メキシコの片田舎で潜入捜査にあたっていた。2人は麻薬組織から4000万ドルを奪取するが、マーカスの上司の裏切りによって大金を奪われてしまう。ボビーとマーカスは大金を取り戻すため手を組むが、マフィアや麻薬取締局(DEA)に追い詰められていく。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




70点


*すみません、今回の記事は、この映画原作コミックが好きな人はイラッとするかもしれないので、気をつけて!

まず、面倒くさい文章を書きますね。この映画は「なにこの衝撃の展開!Σ(゚д゚;)」と驚くほどのことは起きないんですけど、ネタバレを知らない方が楽しめるんですよ、たぶん。で、パンフレットで高評価されてたから、一応、原作コミックもチェックした僕的には、コミック版映画版の順に観るのを推奨したい…のですが、しかし! これはあくまで個人的な感想ですけど、原作コミックは日本の漫画と比べると値が張るし(仕方ないんですけどね)、そもそも両方ともそこまでスゴく面白いワケじゃないので、特に気にしなくても良いカモね (o^-')b カーモネ

な~んて前置きを書いたところで、感想に入りますよ。「2ガンズ」は前売り券を買ってたのに、なかなか観に行けなくて。先日、やっと時間が作れたので、深夜、いそいそと新宿バルト9に行ってきました。感想は、「あら、愉快 (´∀`) ウフフ」って感じですかね~。ちなみに劇場にいたのは僕と真面目そうな男性、上映中もスマホを見るバカップルの4人でしたよ。


この前売り券が無駄にならなくて良かった…本当に良かったよぅ… (ノω・、)
三角絞めでつかまえて-無駄にならなくて良かった...


「内容がないよう (・ε・)」なんて書いたら、一気に読者が減る気がするんですが…。雑に話を書くと、メキシカンマフィアと麻薬取締局(DEA)と海軍情報部、そしてCIAの人たちが“4000万ドルの裏金”を巡って大騒ぎ。「実はヒロインの捜査官(ポーラ・パットン)が裏切り者だった!∑(゚Д゚)」なんて展開もあるんですが(まぁ、予想はつく感じ)、基本的にそこら辺の陰謀話はどーでも良かったりするんです。


潜入捜査の一環で銀行強盗をしたら、予想外の大金=CIAの裏金をゲットしてしまうというね。
三角絞めでつかまえて-銀行強盗!


ただ、何が楽しかったって、デンゼル・ワシントンとマーク・ウォールバーグの共演ですよ。デンゼル・ワシントンがクセ者ヅラでニヤニヤしつつ、マーク・ウォールバーグが人懐っこい笑顔でニコニコしながら、適当なアクション&ドンパチを繰り広げれば、それだけで結構愉快というか。昔ながらのバディモノって感じで、微笑ましく観られました。特にクライマックス、敵地のど真ん中で大金を載せた高級車を爆破→2人が背中合わせで撃ち始めるシーンはね、凄まじくバカバカしいんですけど、ちくしょう、美味でした (・∀・) オカワリ!


この2人、反目し合う場面もありますが、基本的にはずっと仲良しなのです。
三角絞めでつかまえて-この2人が好き!

現金が舞い落ちる中での背中合わせショット。爆笑しそうになりましたよ。
三角絞めでつかまえて-背中合わせで撃て!


共演者も良かったですね~。特にCIAのエージェントを演じたビル・パクストン、イヤ~な感じが最高でした。デンゼル・ワシントンとの“男性器へのロシアン・ルーレット”のくだりは、スゲー好きでしたよ。一応、最後の展開を書いておくと、2人は4000万ドルをエサにメキシカン・マフィアと海軍とCIAに三つ巴の戦いをさせつつ、奇襲を仕掛けて皆殺し。序盤で撃たれたお返しに、ボビーがマーカスの足を撃ったりと、ジャレ合いまして。2人ともこれからは“CIAの裏金を狙った強盗”を中心に活動する気マンマンで、映画は終わってました。


ビル・パクストンによるロシアン・ルーレットシーン、非常に良かったです。僕なら1秒で命乞いしそうな怖さ。
三角絞めでつかまえて-ビル・パクストンもイイね!

海軍情報部の悪党を演じたジェームズ・マースデンも目からビームを出して頑張ってましたな(もちろんウソ)。
三角絞めでつかまえて-ジェームズ・マースデン

実はその彼女だったポーラ・パットン、序盤のベッドシーンで乳首が確認できるのはありがたい限りでした。
三角絞めでつかまえて-ポーラ・パットン


文句を書くなら、もっと爆破&アクションシーンがあっても良かったと思うんですが、まぁ、それなりの期待にそれなりの楽しさで応えてくれたので、僕的には全然OKでした。冒頭で「内容がないよう (・ε・)」なんて書きましたけど(苦笑)、原作コミックと比べると良い感じにアクションを盛り込んでいたし(カーチェイスからの殴り合いが好き)、オチも少し男気がアップしているし(コミックはCIAに金を返して見逃される)、爆破する車の伏線を序盤に張ってたりするし、バルタザール・コルマウクル監督、さりげなく良い仕事をしてるような気がしないでもないです。都内の上映館はかなり減ってますが、デンゼル・ワシントンとマーク・ウォールバーグのイチャイチャ振りを見て、「お前ら、付き合っちゃえよ (`∀´) ヒューヒュー」って言いたい人は劇場へどうぞ~。




それなりに面白い原作コミック。ボビーが白人だったりと、微妙に映画と違うところが多いです。



バルタザール・コルマウクル監督がマーク・ウォールバーグと組んだ前作。観たいんですよね~。



パンフレットのインタビューで、主演の2人が引き合いに出してたバディモノを貼っておきますね。



まったく関係ないけど、ヴァン・ダム主演のバディモノで一番面白いのはこれだってウワサだぜ?








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