楊家将 烈士七兄弟の伝説
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原題:忠烈楊家将 英題:SAVING GENERAL YANG
2013/香港、中国 上映時間102分
監督・脚本・製作:ロニー・ユー
脚本:エドモンド・ウォン、スカーレット・リュー
製作:レイモンド・ウォン
アクション監督:トン・ワイ
撮影:チャン・チーイン
美術:ジェフ・マック
音楽:川井憲次
出演:ウー・ズン、ヴィック・チョウ、イーキン・チェン、アダム・チェン、ユー・ボー、リー・チェン、レイモンド・ラム、フー・シンボー、シュイ・ファン、レオン・カーヤ、シャオ・ピン
パンフレット:★★★(700円/このくらいの公開規模で作ってくれただけありがたい)
(あらすじ)
中国・宋王朝の時代。敵国・遼の軍が接近し、“楊無敵”と称される宋の忠臣、楊家の家長・楊業(アダム・チェン)が先鋒隊を務めることとなる。遼軍を率いる耶律原は楊業がかつて討ち取った将軍の息子。その耶律原が楊業を捕らえたため、楊家の7人の息子たちが父を連れ帰るべく敵陣へと向かう。(以上、シネマトゥデイより)
予告編はこんな感じ↓
70点
「冬の香港・中国映画特集」のラストを飾るのは、「楊家将 烈士七兄弟の伝説」。「ゴールデンスパイ」を観た翌日、再度シネマート六本木に足を運んだんですが、心が荒んでいたので、ポイントを使って鑑賞いたしました。「好ミノタイプダ (`∀´)」とカタカナで思いましたよ(残念な文章)。
パネルなどが展示されてまして。
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パンフレットを買うとクジが引けるんですが、ハズレちゃいました (ノ∀`) ザンネーン
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一応、ジャック・ハンマーがアレクサンダー・ガーレンを観た時Image may be NSFW.
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このブログをよく読まれている方ならご存知でしょうけど、僕は「ここはオレに任せて先に行け!ヽ(`Д´)ノ」展開が大好物でして。古くは「里見八犬伝」Image may be NSFW.
Clik here to view.や将軍家光が乱心する方の「激突」Image may be NSFW.
Clik here to view.、近作では「孫文の義士団」Image may be NSFW.
Clik here to view.など、この手の作品は観るだけで血液が沸き立ち!→体温が2度上がり!→熱がつらくて会社を休む感じ (´・ω・`) ダメジャン まぁ、「それさえあれば何でもOK!(o^-')b」って言うほど安い男じゃありませんが(苦笑)、点数が10~30点は違ってくるんじゃないかしらん。
だから、「映画秘宝 2014年 01月号」Image may be NSFW.
Clik here to view.、ギンティ小林さんが紹介記事の中で「孫文の義士団」Image may be NSFW.
Clik here to view.を引き合いに出しながら、「楊家七兄弟による怒濤の『お前ら先に行け!』フルマラソンが堪能できる」的な文章を書かれていた時は、ときめいて、ときめいて、ときめいてーー。で、実際に観てみたら、上手く書けないんですけどね、「スッポリと心に入った」というか。「松屋に牛めしの特盛(生卵をかけて…)を食べに行って、食事を終えた」後のような、しっかりと目的を達成した感じ? そう、ナッツぎっしりのスニッカーズImage may be NSFW.
Clik here to view.を食べた時のような“確かな満足”がそこにはあったのです。
七兄弟が横並び! こういうシーン、最高ですよね~。※炎はイメージです。
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話を簡単に書くと、敵の将軍である耶律原(シャオ・ピン)は楊業(アダム・チェン)に父親を殺されてしまい、そのせいで母親も死んでしまったため、楊家を根絶やしにすることを画策→楊家の軍を罠に掛けることに成功しまして。しかも、味方サイドの潘仁美(レオン・カーヤ)は楊家の七男・延嗣(フー・シンボー)に息子を殺害されて超恨んでおり、援軍を送らないので、楊業はピンチに陥り、七兄弟が父親を助けに行くことになるワケです。
敵の将軍・耶律原を演じたシャオ・ピンは、照英さんっぽくて好きな感じ (〃∇〃) ウフフ
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七兄弟とその軍団は見事な戦闘力を発揮して敵の一部を蹴散らして、何とか父親と合流。死地から脱出しようとするものの、途中で楊業は亡くなってしまって… (ノω・、) ただ、それでも全員がアグレッシ部。故郷に親の遺体を持ち帰る気マンマンであり、耶律原本人&追っ手軍団が迫ってくるとね、当然ながら己の中にある忠義と名誉をバーニングさせて、次々と「ここはオレに任せて先に行け!ヽ(`Д´)ノ」展開を連発するのです。
トップバッターは長男の延平(イーキン・チェン)。率先して弟たちを守ろうとする兄の鑑なのです。
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この予言を「1人が犠牲になれば6人が助かる」と思ってたんですが、実は「六男だけ助かる」という意味だったというね (ノ∀`) カンチガイ
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次男の延定(ユー・ボー)は長男LOVEだったため、つい戻ってしまい、一緒に殺されてしまうのでした。
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四男・延輝(リー・チェン)と五男・延徳(レイモンド・ラム)は超仲良し。ビンロウについて軽口を叩きながら、敵を食い止めてましたよ。
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三男・延安(ビック・チョウ)は弓矢使い。敵の弓矢使いとの「神弓 KAMIYUMI」ライクなタイマンを制するも、耶律原によって死亡…。
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何がカッコ良いって、弓使いの三男・延安。演じたビック・チョウ、身体能力がなかなか素晴らしくて、戦場を駆け巡りながらの弓アクションの数々は100点なんです。「六男しか生き残らない」という物語上、仕方ないとは言え、死んじゃうのが残念でしたな…。クライマックスの六男・延昭(ウーズン)vs耶律原もグッときたというか、「死んだ兄弟たちの武器を使って戦う」という展開には燃えましたね~。その他、最初に犠牲になる延平の無双振りも良かったです。一応、オチを書いておくと、耶律原とのバトルに勝利した延昭は無事父親の遺体を持ち帰って、「そして伝説へーー ( ´∀`)(´∀`)」って感じで終わってました(乱暴な文章)。
最後まで生き残った六男・延昭(ウーズン)。耶律原との対決時のバックドロップ&マウントパンチ連打は素敵でした。
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ということで、オカワリを頼みたいほど美味ではあったんですが…。それ故に「もう少し良くなったんじゃないか?」と思う点も多かったりしまして。まず、七男の延嗣(フー・シンボー)が役立たずな上に無駄死にをするところ。コイツが潘仁美(レオン・カーヤ)の息子を殺してしまったことで、援軍を求めたものの、逆に復讐されてしまうワケですが…。結局、最初から最後までトラブルメイカーのまま終わってしまっただけに、できれば戦場で死んでほしかったなぁと。
七男も「ここはオレに任せて先に行け!ヽ(`Д´)ノ」って感じで死んでほしかったです。
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援軍を送らなかったイヤな野郎・潘仁美が制裁を受けなかったのも溜飲が下がらなかったですね。一応、最後に「歴史的にはダメ人間の烙印が押された」(意訳)的なフォローのテロップは入ったものの、僕的には牛裂きを受けるとか、リアルに苦しむ姿が観たかったです。あと、一番大事なのが上映時間で、ハッキリ言って102分じゃ足りないというか。各兄弟の人間ドラマが描き込まれていないため、僕的には今ひとつ涙の量が少なめだったんですよ…。「孫文の義士団」Image may be NSFW.
Clik here to view.が前半約80分かけてキャラクターを見せることで、後半の自己犠牲シーンを盛り上げていたように、もう少しだけ時間をかけてほしかった…というのは贅沢なんでしょうか。
息子が死んだのは可哀想ですけど、それも本人の自業自得だっただけに、潘仁美はやっぱり苦しんでほしかったです。
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って、まぁ、いろいろ書いてきましたが、基本的には美味しゅうございました (´∀`) 自己犠牲云々は置いといても、アクション監督のトン・ワイによるハード気味な戦場戦闘描写を堪能するだけでも楽しいのでね、僕と好みが合うような方はぜひ観た方が良いですぞ。てなワケで、4作品を見終わった僕は、自分なりに順位をつけてみたんですが、それはまた別のお話。
ロニー・ユー監督×ジェット・リー主演作。大好きです (´∀`)
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北方謙三先生による「楊家将」小説。オリジナル要素が強いとか。kindle版Image may be NSFW.
Clik here to view.で読もうかしらん。
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上記の小説をコミック化したもの。評判は良さげ。
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この映画、「楊家将」がベースになっているとか。まったく知らなんだ (・ε・)
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今回の映画の後の話がこれになります。僕の感想はこんな感じ。リメイク版Image may be NSFW.
Clik here to view.もあるヨ。
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これが一番新しめの「楊家将」ドラマ。面白そうです。
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なんとアンディ・ラウ&トニー・レオンが共演した「楊家将」ドラマが! これは豪華ですな~。
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中国・台湾のトップアイドルによってドラマ化された作品だそうで。
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「ここはオレに任せて先に行け!ヽ(`Д´)ノ」ムービーの傑作を貼っておきますね。僕の感想はこんな感じ。
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楊家将 烈士七兄弟の伝説(ネタバレ)/冬の香港・中国映画特集
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