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Channel: 三角絞めでつかまえて2
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WE ARE Perfume WORLD TOUR 3rd DOCUMENT(ネタバレ)

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今回の感想は、この映画が大好きな方は不快になる可能性があるので、気をつけて!
※この映画に関しては、Perfumeファンであるくららがたったさんやそーす太郎さんの感想がオススメでございます。


<どうでも良い前置き>

最初に書いておくと、僕がPerfumeを知ったのは、まだゴシップとゲスい”お宝写真”を載せまくっていたころの「BUBKA」で連載されていた「マブ論」がキッカケでして。宇多丸師匠や掟ポルシェさんの熱烈なプッシュに圧されて「Perfume ~Complete Best~」を買ってみれば、これが実に素晴らしくてね…(しみじみ)。で、木村カエラさんが広めてくれた→実力と運がかみ合って大ブレイク。まぁ、僕はあくまで「Perfumeを応援する宇多丸師匠&掟ポルシェさんたちを観るが好き」という感じではあったんですが、彼女たちのリアルなサクセスストーリーを目撃できたのはスゲー良かったなぁと。だから、2014年のRHYMESTER×Perfumeの対バンはマジで行きたかったし(遠い&金がなくて無理だったけど!)、「Cling Cling (完全生産限定盤)(DVD付)」に収録された「『Perfume FES!! 2014』 3/15~4/11ダイジェスト」を観ては涙を流しているのです。

マジで最高なので、「Cling Cling (完全生産限定盤)(DVD付)」RHYMESTERファンも要チェックなのです。Perfume ラブ フォーエバー!
Perfume ラブ フォーエバー!

そのライブの様子を宇多丸師匠側とPerfume側から語った音源を貼っておきますね↓



で、今回の映画ですよ。何かの時に劇場で流れた予告編を観た時はちょっとグッときて。少しだけ「観に行こうかな~」と思いながらも、基本的に僕はアクション映画を好む男。正直なところ、音楽ドキュメンタリーって観れば大体感動するんですが、それほど食指が動かなくて。結局、「10月公開の観たい映画」にもリストアップしなかったんですけれども! 今週のムービーウォッチメンの課題映画になったということで、「映画駄話の会のKKOさんも褒めてたし、まぁ、観に行くか ┐(´ー`)┌ ヤレヤレ」と、特別料金2000円を支払って、TOHOシネマズ新宿に足を運んだのでした。

観たのは11番スクリーン。21時台からの回でしたが、3分の1ぐらいの入りだったかな。
11番スクリーン

なんかPerfumeプロデュースの「LAチーズバーガー味」なんていうのが売っていたので…。
LAチーズバーガー味!

応援の意味もこめて、ポップコーンを購入。結構クドい味で、そこが良し。
ポップコーン買っちゃった

いつの間にか販売されていた新製品スイーツピザも買っちゃった♪ (*ノ▽ノ) キャッ 飲み物はコカコーラゼロ。
スイーツピザ













WE ARE Perfume WORLD TOUR 3rd DOCUMENT

WE ARE Perfume

2015/日本 上映時間120分
監督:佐渡岳利
音楽:中田ヤスタカ
主題歌:Perfume
ナレーション:近藤春菜
出演:西脇綾香、樫野有香、大本彩乃
パンフレット:★★★(864円/各会場のセットリストが載ってました)
(解説)
日本はもとより海外でも人気を誇るテクノポップユニット「Perfume」の初のドキュメンタリー映画。あ~ちゃん(西脇綾香)、かしゆか(樫野有香)、のっち(大本彩乃)の女性3人組として2000年に広島で結成されたPerfumeは、新感覚の楽曲と洗練されたダンス、最新テクノロジーを駆使したライブパフォーマンスなどで、その人気は海外にも広まっている。結成15周年、メジャーデビュー10周年となったアニバーサリーイヤーに行った海外ツアー「Perfume WORLD TOUR 3rd」と、米テキサスで行われた音楽や映画、インタラクティブの祭典「SXSW 2015」で披露したステージパフォーマンスなど、海外での活動を中心に、約2カ月間にわたり密着して撮影された映像を中心に構成。そのほか、公演ごとに何時間も行っている通称「ダメ出し」会の様子や、わずかな余暇を楽しむ等身大のメンバーの姿、独占インタビューなども収められている。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




70点


「良かったねぇ… (iДi) ェェェェェェ」と泣きっぱなしでしたよ。見終わった直後、Perfumeの大ファンの店員がいるバーに行って、一緒にいろいろなDVDを観ながら熱く語ってもらい、久しぶりに朝の5時まで飲み明かすほど感動したのです。


映画のオープニングで流れた「SXSW 2015」でのPerfumeのパフォーマンスを貼っておきますね↓




映画の内容をざっくり書くと、上に貼った「SXSW 2015」でのパフォーマンスからスタートして、2014年に実施した「Perfume WORLD TOUR 3rd」の裏側を見せていく…って感じ。台湾→シンガポール→ロサンゼルス→ロンドン→ニューヨークと回って、ツアーを成功させた後、打ち上げの席でアミューズの会長から花束をもらって泣いたり、あーちゃんが「2年後(a.k.a.2016年)にマディソン・スクエア・ガーデン2デイズを目指すぜ!ヽ川TДT)ノ ウォォォォッ!」なんて言ったり、5本締めをしたりして、「STAR TRAIN」が流れて終わってました。


映画主題歌「STAR TRAIN」を貼っておきますね↓




まず、“プロの音楽映画”として楽しかったです。ライブDVDに関しては、実はよく行く新宿2丁目のバーでゲフンゲフンだったのでたまに観てはいたんですけど、序盤の「SXSW 2015」でのパフォーマンスには素直に度肝を抜かれたし、観光ネタをライブで活かすだけでなく現地の人に通訳をお願いするMCとか感心したし、セットリストや段取りなどについて試行錯誤&それに対応するスタッフの姿にもグッときたし…。ライブを支える裏方さんたちがメジャーデビューからずっと一緒→信頼関係ができあがっているので、「ファッキンテンポ!(`Д´)ノ)'A`)」とビンタされたりするドラマチックな場面は皆無ではあるものの(不要な文章)、逆に映画全体に「プロフェッショナル感」があってスゲー気持ちいい。「LEDが点かないです!ヽ(´Д`;)ノ ドウシヨウ」なんて状況でも、「じゃあ、それはそれで 川・ω・)」的な雰囲気で黙々と出番を待つあーちゃんとか超カッコ良かったですな。

それに加えて、娘が生まれて以来、若い人たちを自分の子ども目線で見てしまう傾向が日々強まっているだけに、もう単純にPerfumeの3人が可愛くて可愛くて… (ノД`) アァン キャッキャと戯れたりする姿を見ているだけでも微笑ましいし(さりげなくツアーをスポンサードしてくれたデルタ航空の宣伝を滑り込ませるのもナイス!(o^-')b イイネ!)、アメリカで出てきた巨大な料理の数々は食べたかったし、ロンドン公演でのっちが踊りを間違えたくだりは大爆笑。彼女たちが大勢の人たちの前でライブをする場面は、モロに昨年の“娘が参加したミュージカル”「三びきのヤギとトロル」が重なったりもしてね…(どうでも良いリンク)。とにかく笑ったり泣いたりと大変でしたよ。


本当に可愛らしいお嬢さんたちですな… (ノω・、) グスン
頑張る3人


その他、僕の胸を打ったのは海外のファン。日本語なんて、英語と違って汎用性が低いし覚えにくいだろうに、ちゃんと勉強して歌詞の意味を把握したりして、その“熱意”にはどうにも感動してしまう。このドキュメンタリーって、「DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on」のようなハードさはないし(さりげなく足を冷やしていたりはするけど)、「アンヴィル!」のようなドラマ性があるワケでもないんですけど、「日本語だろうと、良い歌は世界に届く時代になった」ということが描かれていたのが非常に素晴らしいんじゃないかと思ったり(他にもそういう映画はあるのかもしれませんが)。


こういう熱いファンの姿にジーンとしちゃいました。
熱いファン

ロサンゼルスの場面では、「いまじゃ誰もが踊るポリリズム」という宇多丸師匠のリリックを思い出しましたよ。
ポリリズム!


だがしかし、微妙に今作を手放しで絶賛できない気持ちなのは、「ライブする場所に移動する→観光→ライブ」という展開が5回も繰り返されるのに少し飽きたから。しかも、予告編でも流れてる「ズチャズチャズチャズチャ…」みたいなBGMが新しい国に移動するたび…だけでなく、場面が変わるだけで何度も何度も流れ出すから、さすがにイラッとしたというか。最後のニューヨークで「MY COLOR」を歌う場面に各会場の映像を交錯させたりと、良い演出もある作品なだけに、もう少し工夫できなかったかと。


「MY COLOR」を貼っておきますね↓ 




そして、何よりも何よりも不快だったのは、特別料金2000円。いや、別に僕は社会人ですし、上記に貼ったようにポップコーン&ドリンクセット(670円)にスイーツピザ(670円)の浪費をまったく苦にしないレベルの財力はありますから(苦笑)、別に2000円程度の出費は痛くもかゆくもありませんよ。例えば、RHYMESTERがライブビューイングをすることになって料金が4000円だったとしてもスムースに払うだろうし、「劇場版 『ペ・ヨンジュン 3D in東京ドーム2009』」の入場料金が3500円だったのは“熱烈なファンに向けての料金設定”だと思うから、「お前はそれでいいや (´_ゝ`)」的に思いますよ。ただ、Perfumeは若いファンにも歌を届けたいんじゃないの? 今の時代、せめて学生とか若いファンは1000円とかにすべきじゃないの? 百歩譲って、熱いファンのためにリピーター割引とか付けてあげるべきじゃないの? 基本的にこの映画は大好きですが、料金設定の部分にはガッカリした次第。


入場者特典としてステッカーを配布したのは、それに対するフォローなんでしょうか。
入場者特典


ということで、若干の文句は書いちゃいましたけど、温かい気持ちになる音楽映画でしたよ ( ;∀;)イイエイガダナー 僕は気付きませんでしたが、映画鑑賞後に話したPerfumeファンによると「エンドクレジットで流れる『STAR TRAIN』の『気付いてくれる人がいる』『常にスタートライン』というキーワードはあーちゃんがよく言う言葉なの… 川ノДT)」など、細かい部分でいろいろとツボを突いてくる作品とのこと。”一見の客”がどう感じるかはわからないし、割引は一切使えないものの、興味がある方は劇場へどうぞ~。




「Perfume WORLD TOUR 3rd」のBlu-ray。映画に感動した人はこちらも要チェックですぞ。



映画主題歌。良い歌ですな。



何気に連想したRHYMESTERの映像作品。あまり評判が良くないそうですが、僕は一番好きだったり。



ベタですけど、一応、貼っておきたかったのです… (´・ω・`) スミマセン



なんとなく「ペ・ヨンジュン 3D」も貼っておきますね。内容を知りたい方は破壊屋さんのブログへ!









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