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スター・ウォーズ/フォースの覚醒(3D・吹替版/2D・字幕版)(ネタバレ)

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スター・ウォーズ/フォースの覚醒(3D・吹替版/2D・字幕版)

スター・ウォーズ/フォースの覚醒

原題:Star Wars: The Force Awakens
2015/アメリカ 上映時間136分
監督・製作・脚本:J・J・エイブラムス
製作:キャスリーン・ケネディ、ブライアン・バーク
製作総指揮:トミー・ハーパー、ジェイソン・マクガトリン
オリジナル原案:ジョージ・ルーカス
脚本:ローレンス・カスダン、マイケル・アーント
撮影:ダン・ミンデル
美術:リック・カーター、ダーレン・ギルフォード
衣装:マイケル・カプラン
編集:メアリー・ジョー・マーキー、メリアン・ブランドン
音楽:ジョン・ウィリアムズ
サウンドデザイン:ベン・バート
視覚効果監修:ジョン・ノール
出演:ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー、アダム・ドライバー、デイジー・リドリー、ジョン・ボヤーガ、オスカー・アイザック、ルピタ・ニョンゴ、アンディ・サーキス、ドーナル・グリーソン、グウェンドリン・クリスティー、アンソニー・ダニエルズ、ケニー・ベイカー、ピーター・メイヒュー、マーク・ハミル、マックス・フォン・シドー、ワーウィック・デイビス
パンフレット:★★(1000円/中身は好きだけど、限定パンフの売り方は好きになれない)
(あらすじ)
砂漠の惑星で家族を待ち続けている孤独なヒロイン、レイ(デイジー・リドリー)の運命は“ある出会い”によって一変することに…。(以上、公式サイトより)

予告編はこんな感じ↓




90点


※この映画は基本的にネタバレを知らないで観た方が面白いと思うので、未見の方は観てから読んで!

いろいろとワケあって、公開初日にTOHOシネマズ府中で3D・吹替版を観て、翌日の朝にTOHOシネマズ日劇で2D・字幕版を鑑賞してきました。「JJはよく頑張った!ヽ(`Д´)ノ エライ!」と思いましたよ。今夜、タマフルで「世界最強・番組丸ごとスターウォーズ祭り!!」が放送されるということで、その前にガッカリするほど雑な感想をアップしておきますね。


相互フォローさせていただいている方のオススメの店でラーメンを食べてから、TOHOシネマズ府中に。
TOHOシネマズ府中

スクリーン1、そこそこ混んでました。
スクリーン1

翌日は尊敬する映画評論家の町山智浩さんの映画ムダ話を聴きながら、TOHOシネマズ日劇へ。
TOHOシネマズ日劇

限定パンフ、買っちゃいました。
限定パンフ

ロビーにはストームトルーパーが飾られていましたよ。
ロビーにはストームトルーパー


前に「ファントム・メナス 3D」の感想でも触れたんですが、僕も「スター・ウォーズ」シリーズは大好きですけど、マニアというほど熱狂的ではなくて。紳士の嗜みとして旧三部作&新三部作のDVDは持っているので、復習しておこうと思ったものの、仕事と家庭が忙しいのもあって、結局、そのまま劇場に足を運んでしまった程度の男。一応、書いておくと、一番好きなのは「ジェダイの帰還」で、その次が「ファントム・メナス」だったりします(というか、ダース・モール)。

とは言え、もちろん楽しみではあったので、公開直後に観たワケですが、予想以上に面白かったです (´∀`) ヨカッタ! なんて言うんですかね、良くも悪くも「J・J・エイブラムス監督が撮った『スター・ウォーズ』」という印象でしょうか。ちなみに吹替は普通に素晴らしくてかなりオススメだけど、3Dは画面が暗くなっちゃってイマイチでしたよ。

まず、話を乱暴かつ適当に書いておくと、姿を消した“伝説のジェダイ”ルーク・スカイウォーカーの居場所を示す地図を託されたBB-8が困っていたところ、砂漠で暮らす少女レイが保護してくれまして。悪の組織ファースト・オーダーのストームトルーパーだった逃亡者のフィンと合流して、放置されていたミレニアム・ファルコンを操縦して追っ手から逃げたら、ずっと愛機を探していたハン・ソロ&チューバッカと出会うのです。


囚われのレジスタンスのポー・ダメロンと逃げることを決意するFN-2187=フィン。
フィンとダメロン

そして、ファースト・オーダーに狙われているBB-8を保護したレイ。
レイとBB-8

そんな2人が出会って、たまたま放置されていたミレニアム・ファルコンで逃げ出すと…。
一緒に逃亡!

伝説のハン・ソロとチューバッカに出会うのでした。
チューバッカとハン・ソロ


で、実はハン・ソロとレイアの息子で、祖父のダース・ベイダーLOVEずっきゅんな黒い騎士カイロ・レンが追ってくるわ、太陽エネルギーを使って惑星を破壊できるスターキラーなんてデススターっぽい兵器が登場するわ、レイがカイロ・レンさらわれたりと大忙し。最終的には、カイロ・レンがハン・ソロを刺殺してしまうも、フォースに目覚めたレイが退けまして。スターキラーも破壊されて、スリープモードから目覚めたR2-D2とBB-8が持っていた地図を合わせたらルークの居場所がわかったので、レイがルークに会いに行って、映画は終わってました。


ルークのライトセーバーに触れる&カイロ・レンに捕まったことがキッカケとなって、レイはフォースに目覚め始めるのです。
カイロ・レンに捕まるレイ

カイロ・レンの両親。祖父にアコガレを抱いている風だったので、兄のルークに預けたら逆効果だったという話。
抱き合う2人

このライトセーバー戦のビジュアルはミスリード。この後、フィンはアッサリ敗北→レイが目覚めて戦ってました (´∀`) ンモウ!
ライトセーバー戦!


過去作のオマージュを散りばめながらも、ちゃんと新しい主人公たちを魅力的に見せていて、良いバランスだったのではないでしょうか。多少…どころか、結構強引な部分は多いけど、お話としてもちゃんと面白い。新キャラクターたちはどれもみんなキャラが立っていて、グイグイと惹きつけられました。ヒロインのレイを演じたデイジー・リドリーは、パドメにもレイアにも似た雰囲気があって良いキャスティング。彼女がジェダイになるという展開にもドキドキしましたよ。

一応、彼女が“ルークの娘”かもしれないワケですけど、それだとあまりにもそのまんますぎる気がします。ちなみに僕はずっとポスターでレイが持っている棒から赤いプラズマが出ていると思ってたので、劇中であの棒がそんな風にならないことにイラッとしていたんですが、映画鑑賞後によく見てみたら、あれはカイロ・レンが持っているライトセーバーが重なっていただけなのね…という、どうでも良い文章。


老婆を見て、「あたしもああなるのかしら…」的な表情のレイ。エピソード4のルークが重なります。
切なそうなレイ

これ、レイが持っている棒が赤く光っているんだと思ってました… ('A`)
カン違い


フィン役のジョン・ボヤーガも良かった。赤子の時にさらわれたという設定は今どきの少年兵問題のようだし、「悪から正義へ」という流れは、彼の出世作となった「アタック・ザ・ブロック」の主人公にも通ずる感がありましたな。まぁ、仲間のストームトルーパーが倒れた時に気遣う優しさを見せたのに、敵に回ったら葛藤ゼロで殺しまくったのは、さすがにどうかと思いましたがー。最後、カイロ・レンに背中を斬られて昏睡状態に陥ってましたけど、エピソード8ではどう復活するのか、楽しみでございます。


メットに血の跡が付く演出とか、スゲー良かったと思いました。
メットに血の痕

結局、ジェダイじゃなかったフィン。次作では身体をメカ化したりしないかしらん。
ライトセーバーを構えるフィン


そして、ベイダーに憧れてコスプレしているフォースの使い手カイロ・レンも好物でしたヨ (^ε^) ウッフン 意外と小物で人間臭いのがキュートだなぁと。演じたアダム・ドライバーと言えば、「インサイド・ルーウィン・デイヴィス」「( ゚д゚) スペイス!」とか歌ってた人なワケですが、全然違う風に見えてビックリ&感心いたしました。

ちょっと気になったのはクライマックス、いくら手負いとは言え、素人2人に苦戦するのはどうかと思ったんですが…。よくよく考えれば「鍔迫り合いの時に有利」K.U.F.Uして十字ライトセーバーを作ったほどの男(正直、もっとスゴい使い途があるのかと思ってた)。もともと腕っ節に自信がないのではないでしょうか。というか、アイツを暗黒面に引きずり込んだのはシスじゃない→ちゃんとした戦闘訓練は受けていないと考えるならーー? 何はともあれ、これは町山智浩さんの映画ムダ話を聞いて気付かされたんですが、“イスラム国に参加する中産階級の若者を意識したキャラ”というのも面白いし、どうせ最終的には救われるんでしょうけど、すでに彼の行く末が気になっております。


発射されたビームを止めるほどのフォースは持っているのだから、決して弱くないはずなのです。
カイロ・レン

ポー・ダメロン&ジャスティン・ティンバーレイク feet.カイロ・レンによる「Please Mr. Kennedy」を貼っておきますね↓




あと、考えさせられたのが「ハン・ソロの死」。旧作を観ている人はカイロ・レンが息子だとわかった瞬間から予感していたのではないでしょうか。あの場面、起こる出来事はエピソード4だし(エピソード1でもありましたが)、場所や構図はエピソード5っぽいし、任務の内容はエピソード6っぽいしと、まぁ、神話的な繰り返しなのかしらん。でね、やっぱり僕も娘がいるので、自分に当てはめて考えるワケですよ。

いくら愛する娘と言えど、もし自分が刺されたら凄まじく痛いワケですから、さすがに「ファーック!(`Δ´)」とか叫びながら「死霊のはらわた」ライクに親指で両目を潰しにかかるのではないか。でも、ハン・ソロは優しく頬を撫でて逝ってね… (ノДT) いや、別に今までも好きだったけど、今回の死に方でハン・ソロの株が超上がったというか。僕が知らないこの30年の間に、ちゃんと“父親”になってたんだなぁと。僕もね、将来、娘に刺された時は愛で返せるような親になりたいなぁと思ってスゲー泣けたし(その前に刺されたくないけど)、その直後のチューバッカの叫び&銃撃&怒りの爆破でまたスゲー泣けた次第。


今作のチューバッカは“萌え”と”燃え”の2つの要素を満たしていて100点の存在でしたな。
チューイ


その他、BB-8の可愛らしさとか、BB-8とR2-D2のカップリングとか、書きたいことはいろいろあるんですが、長くなるので割愛! 不満点を挙げるとするなら、中盤のドラマが少しかったるかったとか、「また家族の話かよ」とか、スターキラー基地の警備のザルさとか、名前とビジュアルが超カッコ良かったキャプテンファズマのボバ・フェットを想起させる役立たず振りとかとか。暴れっぷりを超期待していたイコ・ウワイス&ヤヤン・ルヒアンの「ザ・レイド」組によるカンジクラブが全然活躍しなかったのもスゲー残念でしたが、「ラスターをシラットでぶちのめすスピンオフ」ドニー・イェン兄貴の参戦も可)を作ってくれれば許しましょうかね(偉そうに)。あと、映画自体とは関係ないけど、「ワンピース」を使った宣伝とか、限定パンフ&特別上映商法とか、今作の宣伝関係は全然好きじゃなかったです。


高橋ヨシキさんの妄想を聞いて期待していた分、肩透かしを食らった感が強いキャプテンファズマ。
キャプテンファズマ

この2人、もっと活躍してほしかったなぁ… (´・ω・`)
シラット使いの2人


ううむ、例によって、ムダにダラダラと長くなっちゃいましたな… (´・ω・`) ごめんなさい、率直な好みを書くと、僕はダース・モール派なので(最後の最後に台無しな文章)、それほどストライクな内容ではないんですけれども。凄まじくうるさいファンから注目されている作品をよくぞここまで上手にまとめたなぁとJ・J・エイブラムス監督に感心するところも大きくて、90点という着地。府中まで観に行ってみたら、ラーメンが美味しくて2杯食べちゃったり、立ち寄ったスタバの女性店員さんが優しかったりと、トータルの映画体験としても良い思い出が出来ました。シリーズを全部見直してから、もう1回は観に行こうかと思っております。おしまい。




新三部作&旧三部作のBlu-ray。ちくしょう、DVDから買い替える勇気&予算がない…。



今作のサントラでございます。



今作のアート集。高いなぁ。



来年、懐に余裕が出来たら、絶対買います… (`Δ´;) イマハガマン








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