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全力スマッシュ(ネタバレ)

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全力スマッシュ

全力スマッシュ

英題:Full Strike
2014/アメリカ 上映時間108分
監督・脚本:デレク・クォック、ヘンリー・ウォン
撮影:ジェイソン・クワン
音楽:波多野裕介
出演:ジョシー・ホー、イーキン・チェン、スーザン・ショウ、ウィルフレッド・ラウ、エドモンド・リョン、アンドリュー・ラム、ロナルド・チェン
パンフレット:★★★★(600円/値段が安い割に記事がちゃんとしていて、好きなパンフ)
(あらすじ)
かつてはバドミントンの女王と呼ばれたン・カウサウは、試合中に起こした暴力事件により、バドミントン界から永久追放状態となっていた。冴えない日々を送っていたある日、カウサウはバドミントン同好会の中年男4人組に出会う。それぞれ人生の挫折を味わい、ワケアリの過去を持ちながらも、必死にバドミントンに取り組む男たちの姿を目の当たりにしたカウサウは、忘れていたバドミントンへの熱い思いを取り戻していく。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




50点


※この記事は「シグマ15」に従って書いています。

今さらながら11月に観た10月公開の映画の感想を垂れ流してみますよ。映画の前売り券を買うのって、僕は「特典」に影響されることが非常に多くて。本作は「新宿シネマカリテで上映予定→水曜サービスデー割引を利用すれば安く観られる」ということで、買う気はゼロだったんですが、なんと前売り特典に「バドミントンラケット&シャトル」が付くということで、購入意欲が一気に上昇! 同じ系列の新宿武蔵野館で「ムカデ人間3」を鑑賞した時に買ったんですけど…。実際にラケットを手にしてみたら、かさばるだけでスゲー不要なことに気付きましてね(今さらな文章)。別に「全力スマッシュ」仕様のグッズになっているワケでもないし、バドミントンをやる気なんて1ミリもないのに、アタシったら、なんでこんなのがほしかったんだろ。幸福とは、手にしてみると色褪せてしまうものなのかもしれませんね…。で、なかなか観に行けなくて、上映終了日に滑り込みで観て来たんですが、「そうか… (・ω・;) ウーン」という感じでした。


安価なムードがビンビンなラケット。でも、アンプラグドのこういう企画、嫌いじゃないぜ!
前売り特典のラケット

最終日に間に合った! 「1400円でラケット買った」みたいなことにならなくて本当に良かった… (ノω・、) アブナカッタ
シネマカリテで全力スマッシュ


なんて言うんですかね、① スポーツが題材で、ストーリーは② 負け犬たちのONCE AGAINモノ((c)宇多丸)だし、しかも③ 香港映画なんだから、そりゃあ バドミントン版「少林サッカー」とか宣伝しちゃう気持ちはわかる。わかるけれども、それを期待して観たら結構キツかったです。例えば、短気のせいで失敗した主人公なのに、葛藤したり克服したりする具体的な描写が全然ないし(いつの間にか治ってる)、バドミントンの特訓描写や技の数々もそんなに納得いくものでもないし、主人公たちへの嫌がらせがあまりにもステレオタイプすぎるし、試合描写だって結構普通だし…。全体的にスゲー緩いというか、ずっと「違うんだよなァ… (´・ω・`)」と思いながら観てましたよ、確か。


僕の心を代弁する愚地独歩館長の画像を貼っておきますね。
違うんだよなァ......


ただ、まぁ、その“緩さ”が香港映画の味と言われればそうなのかもしれませんし、ちょっと笑っちゃったところはあったし(長いゲロとか)。何よりも最後、「主人公たちは昔の強盗仲間たちと戦って過去を清算したため、試合に間に合わずに負けてしまう→でも、ライバルだった金持ちのボンボンがスポーツの素晴らしさを知って改心する」というラストにはグッときたから、58点。あまりオススメはしないけど、期待値を下げて観たらそこそこ面白いかもね (o^-')b カーモネ!




デレク・クォック監督作。これはスゲー好き。僕の感想はこんな感じ



一応、貼っておきたいチャウ・シンチー監督主演作。何度も書いてますが、映画館で17回観ました。












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