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ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション(字幕版)(ネタバレ)

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ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション(字幕版)

ハンガーゲーム ファイナルレボリューション

原題:The Hunger Games: Mockingjay - Part 2
2015/アメリカ 上映時間137分
監督:フランシス・ローレンス
製作:ニーナ・ジェイコブソン、ジョン・キリク
製作総指揮:スーザン・コリンズ、ジャン・フォスター、ジョー・ドレイク、アリソン・シェアマー
原作:スーザン・コリンズ
脚本:ピーター・クレイグ、ダニー・ストロング、スーザン・コリンズ
撮影:ジョー・ウィレムズ
美術:フィリップ・メッシーナ
衣装:カート&バート
編集:アラン・エドワード・ベル、マーク・ヨシカワ
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
視覚効果監修:チャールズ・ギブソン
出演:ジェニファー・ローレンス、ジョシュ・ハッチャーソン、リアム・ヘムズワース、ウッディ・ハレルソン、エリザベス・バンクス、ジュリアン・ムーア、フィリップ・シーモア・ホフマン、ジェフリー・ライト、ウィロウ・シールズ、サム・クラフリン、ジェナ・マローン、ナタリー・ドーマー、スタンリー・トゥッチ、ドナルド・サザーランド
パンフレット:★★★(720円/普通に良い出来。コラムが2本ともタメになりました)
(あらすじ)
カットニス(ジェニファー・ローレンス)率いる第13地区の反乱軍は、スノー大統領(ドナルド・サザーランド)が支配する独裁国家パネムとの最終戦争に突入。カットニスは、ゲイル(リアム・ヘムズワース)、フィニック(サム・クラフリン)、ピータ(ジョシュ・ハッチャーソン)らとともにスノー大統領暗殺作戦を決行する。しかし、カットニス抹殺に執念を燃やすスノーはその作戦を見抜いており、反乱軍は死のトラップや無数の敵に直面。カットニスはかつてない非道な選択を迫られることになる。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




70点


※この記事は「シグマ15」に従って書いています。
※今回の記事は、「ハンガー・ゲーム」シリーズが好きな人は不快になる怖れがあるので、気をつけて!


「主演のジェニファー・ローレンスが好き&人々が殺し合う映画も好き」ということで、2012年に第一作を劇場で観て以来2作目3作目と付き合ってきたワケですが、正直なところ、そんなにストライクではなくて。とは言え、ここまで来たら最後も観ざるを得ないということで、ムビチケを購入。なかなか行けなかったんですが、やっと昨日、会員なら最低でも1300円で鑑賞できる角川シネマ新宿にて、ちくしょう、1400円の前売り券を使って観て来ました。付き合って良かったYO!m9・∀・) ビシッ


角川シネマ新宿、5階の狭い方とは言え、満席状態だったのはビックリ。若い人がスゲー多かったです。
角川シネマ


今までのシリーズの中で、一番面白かったし、納得できたという印象。まず、無慈悲なアクションが多めで楽しかったです。超科学すぎる罠とか、ダッシュ系ゾンビっぽいミュットの襲撃とか、市民への爆撃シーンとか、非常にエキサイティングでした。お話的にも「カットニスとスノー大統領の対立を利用して、コイン首相(ジュリアン・ムーア)が漁夫の利を獲ったことが判明→カットニスが弓でコイン首相を射殺!→スノー大統領は民衆によって撲殺」というクライマックスの展開がツボに入ったというか(「結局、カットニスも単なるコマの1つだった」のがイイ!)。なんて言うんでしょうか、あまりにも荒唐無稽&ご都合過ぎる部分はありますけど(例えば、あんな超科学があったら、カットニス一味は即捕まると思う)、本作を踏まえて物語を振り返ってみれば、「先行きの見えない現代社会で必死に生きる若者」のメタ的な話としてよく出来ている気がしてきましたよ(って、パンフに掲載されていた小西未来さんのコラムを読んで気付いたんですがー)。不満は会話シーンが多いことなんですけど、これは原作が長いから仕方ないんですかね。そういえば「妹を失ったカットニスの前に妹の飼い猫が現れる→『妹を思い出すからどっか行って!川TДT)ノ』」というくだり、「先生と迷い猫」でも似た展開があったんですが、もしかすると「親しかった故人の愛猫を見て『どこかへ行け!』と怒鳴る」ブームが来ているのかもしれませんな…(どうでも良い文章)。


即死率の高いトラップ描写が最高でした。こういうシーンがもっと観たかったです。
分解されて死亡!


役者さんも良かったですね。とにかくジェニファー・ローレンスはスゴいなぁと。シリーズが始まった時は「ガタイの良い女の子」ぐらいの印象でしたが、いつの間にかドナルド・サザーランドと対峙しても負けない貫禄を身につけていて。最後、カットニスはピータと結ばれて2児の母親になって終わるんですけど、すっかり母親顔であり、この数年のジェニファー・ローレンスの女優としての成長と物語の主人公の成長がリンクしているような面白さを感じました。まさに後生畏るべし、ですな。そんなワケで、いろいろと不満が多いシリーズでしたが、総合すると「良いものを観た!m9・∀・) ビシッ」という気持ちになった次第。フィリップ・シーモア・ホフマンの遺作でもあるし、気になる人はシリーズをチェックしてみてはいかがでしょうか。


この場面のジェニファー・ローレンスとか、凜として素敵でしたよ。
矢を射るカットニス


おしまい (・∀・) ナガカッタ




同じフランシス・ローレンス監督による前作。僕の感想はこんな感じ



一応、貼っておきたい原作本。小説の方が面白いんだろうなとは思います。









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