カミーユ、恋はふたたび
原題:Camille redouble
2012/フランス 上映時間118分
監督・脚本:ノエミ・ルボフスキー
製作:ジャン=ルイ・リビ
撮影:ジャン=マルク・ファブル
衣装:マデリーン・フォンテーヌ
出演:ノエミ・ルボフスキー、サミール・ゲスミ、ジュディット・シュムラ、ジュリア・フォール、インディア・ヘア、マチュー・アマルリック、ジャン=ピエール・レオ、ヨランド・モロー
パンフレット:★★★★☆(700円/記事が充実してるし、劇中に出てきたノートを再現したデザインが素敵)
(あらすじ)
パリで暮らす40代の女性カミーユ(ノエミ・ルボフスキー)は、結婚して25年になる夫から突如として離婚を言い渡され、気分転換のために出かけたパーティで羽目をはずし過ぎて転倒し、意識を失ってしまう。やがて目を覚ましたカミーユは、自分の学生時代にタイムスリップしていることに気付く。中年の姿のままなのに周囲には10代に見えていることに違和感を抱きながらも、今は亡き両親や楽しい友人たちに囲まれて充実した毎日を送りはじめるカミーユだったが……。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
60点
※この記事は「シグマ15」に従って書いています。
「犬に名前をつける日」に引き続き、仕事をサボった11/20(金)の話を書きますね。角川シネマ新宿→シネスイッチ銀座の後は、新宿に戻って、新宿シネマカリテで本作を観ました。基本的には「全裸の男がサウナで襲われて、ブルンブルンとチンコを揺らしながら戦う」ような映画を愛する僕が、なぜこんな“スイーツ好きのOL(苦笑)”が好きそうな作品を観に来たのかと言えば、オレこそが“スイーツ好きのO型の血を持つLabor(労働者)”だからだッ!m9`Д´) ビシッ …って、我ながらわけがわからなくなってきたので、感想を書くと、スゲー泣きました…。
上映最終日でしたが、入り口付近にこんな展示がありましたよ。武蔵野館係列のこういう姿勢が好き。
この記事によると、本作は「ペギー・スーの結婚」に捧げられているそうなんですが、ストーリーだけでなく、40歳の本人がそのまま16歳の自分を演じるという点も同じでしてね。それが滑稽でもあり、切なくもあり、輝いて見えたりもして、非常に良かったです。音楽も主人公と同世代なだけにかなり好みで、「東、たぶん変態よ」とか懐かしくてグッときましたね~(イヤな曲紹介)。まぁ、主人公が音楽を聴きながら自転車に乗る場面は「これはいかがなものか!(`Δ´) キケン!」と思ったりもしましたけど、ちゃんと事故に遭うので矛を収めた…という面倒くさい文章。いや、自転車に乗る時に大事な聴覚を遮断するなんて、自分だけでなく他の通行人に対しても危険な行為なので、いくら流川楓がやろうとも、ダメ絶対。注意一秒怪我一生、ですぞ。
こんな風に音楽を聴きながら自転車を漕いでいると…。
こんなハードな事故に遭う可能性があるので、気をつけて!
唐突に自分の話を書くと、別に奥さんの仲は全然悪くないんですが、最近はすっかり“1人の男”としては必要とされていないのがスゲー寂しかったりして… (´・ω・`) そういう部分を夫に愛想を尽かされた主人公カミーユに重ね合わせちゃって、さめざめと泣きながら鑑賞した次第。結局、現代に戻っても夫とのヨリは戻らないものの、「あの時、恋をした気持ちは永遠だから前向きに生きられる」的な着地は、大人の映画っぽくて好きでしたよ、確か。タイムスリップ絡みの設定は微妙に飲み込みづらいし(というか、娘を産むためのくだりが雑すぎてビックリ)、こういう映画をプッシュするブログではないので60点にしましたが、なんとなく良い映画だと思うので、気になった人は観るといいさ。そんなワケで、会社をサボって映画を観ちゃった日の話はこれにておしまい。
監督作のDVDが出てないみたいなので、ノエミ・ルボフスキー監督の出演作を貼っておきますよ。
やたらとテレビで流れてた印象のフランシス・フォード・コッポラ監督作。
カミーユ、恋はふたたび(ネタバレ)
スター・ウォーズ/フォースの覚醒(3D・吹替版/2D・字幕版)(ネタバレ)
スター・ウォーズ/フォースの覚醒(3D・吹替版/2D・字幕版)
原題:Star Wars: The Force Awakens
2015/アメリカ 上映時間136分
監督・製作・脚本:J・J・エイブラムス
製作:キャスリーン・ケネディ、ブライアン・バーク
製作総指揮:トミー・ハーパー、ジェイソン・マクガトリン
オリジナル原案:ジョージ・ルーカス
脚本:ローレンス・カスダン、マイケル・アーント
撮影:ダン・ミンデル
美術:リック・カーター、ダーレン・ギルフォード
衣装:マイケル・カプラン
編集:メアリー・ジョー・マーキー、メリアン・ブランドン
音楽:ジョン・ウィリアムズ
サウンドデザイン:ベン・バート
視覚効果監修:ジョン・ノール
出演:ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー、アダム・ドライバー、デイジー・リドリー、ジョン・ボヤーガ、オスカー・アイザック、ルピタ・ニョンゴ、アンディ・サーキス、ドーナル・グリーソン、グウェンドリン・クリスティー、アンソニー・ダニエルズ、ケニー・ベイカー、ピーター・メイヒュー、マーク・ハミル、マックス・フォン・シドー、ワーウィック・デイビス
パンフレット:★★(1000円/中身は好きだけど、限定パンフの売り方は好きになれない)
(あらすじ)
砂漠の惑星で家族を待ち続けている孤独なヒロイン、レイ(デイジー・リドリー)の運命は“ある出会い”によって一変することに…。(以上、公式サイトより)
予告編はこんな感じ↓
90点
※この映画は基本的にネタバレを知らないで観た方が面白いと思うので、未見の方は観てから読んで!
いろいろとワケあって、公開初日にTOHOシネマズ府中で3D・吹替版を観て、翌日の朝にTOHOシネマズ日劇で2D・字幕版を鑑賞してきました。「JJはよく頑張った!ヽ(`Д´)ノ エライ!」と思いましたよ。今夜、タマフルで「世界最強・番組丸ごとスターウォーズ祭り!!」が放送されるということで、その前にガッカリするほど雑な感想をアップしておきますね。
相互フォローさせていただいている方のオススメの店でラーメンを食べてから、TOHOシネマズ府中に。
スクリーン1、そこそこ混んでました。
翌日は尊敬する映画評論家の町山智浩さんの映画ムダ話を聴きながら、TOHOシネマズ日劇へ。
限定パンフ、買っちゃいました。
ロビーにはストームトルーパーが飾られていましたよ。
前に「ファントム・メナス 3D」の感想でも触れたんですが、僕も「スター・ウォーズ」シリーズは大好きですけど、マニアというほど熱狂的ではなくて。紳士の嗜みとして旧三部作&新三部作のDVDは持っているので、復習しておこうと思ったものの、仕事と家庭が忙しいのもあって、結局、そのまま劇場に足を運んでしまった程度の男。一応、書いておくと、一番好きなのは「ジェダイの帰還」で、その次が「ファントム・メナス」
だったりします(というか、ダース・モール派)。
とは言え、もちろん楽しみではあったので、公開直後に観たワケですが、予想以上に面白かったです (´∀`) ヨカッタ! なんて言うんですかね、良くも悪くも「J・J・エイブラムス監督が撮った『スター・ウォーズ』」という印象でしょうか。ちなみに吹替は普通に素晴らしくてかなりオススメだけど、3Dは画面が暗くなっちゃってイマイチでしたよ。
まず、話を乱暴かつ適当に書いておくと、姿を消した“伝説のジェダイ”ルーク・スカイウォーカーの居場所を示す地図を託されたBB-8が困っていたところ、砂漠で暮らす少女レイが保護してくれまして。悪の組織ファースト・オーダーのストームトルーパーだった逃亡者のフィンと合流して、放置されていたミレニアム・ファルコンを操縦して追っ手から逃げたら、ずっと愛機を探していたハン・ソロ&チューバッカと出会うのです。
囚われのレジスタンスのポー・ダメロンと逃げることを決意するFN-2187=フィン。
そして、ファースト・オーダーに狙われているBB-8を保護したレイ。
そんな2人が出会って、たまたま放置されていたミレニアム・ファルコンで逃げ出すと…。
伝説のハン・ソロとチューバッカに出会うのでした。
で、実はハン・ソロとレイアの息子で、祖父のダース・ベイダーにLOVEずっきゅんな黒い騎士カイロ・レンが追ってくるわ、太陽エネルギーを使って惑星を破壊できるスターキラーなんてデススターっぽい兵器が登場するわ、レイがカイロ・レンさらわれたりと大忙し。最終的には、カイロ・レンがハン・ソロを刺殺してしまうも、フォースに目覚めたレイが退けまして。スターキラーも破壊されて、スリープモードから目覚めたR2-D2とBB-8が持っていた地図を合わせたらルークの居場所がわかったので、レイがルークに会いに行って、映画は終わってました。
ルークのライトセーバーに触れる&カイロ・レンに捕まったことがキッカケとなって、レイはフォースに目覚め始めるのです。
カイロ・レンの両親。祖父にアコガレを抱いている風だったので、兄のルークに預けたら逆効果だったという話。
このライトセーバー戦のビジュアルはミスリード。この後、フィンはアッサリ敗北→レイが目覚めて戦ってました (´∀`) ンモウ!
過去作のオマージュを散りばめながらも、ちゃんと新しい主人公たちを魅力的に見せていて、良いバランスだったのではないでしょうか。多少…どころか、結構強引な部分は多いけど、お話としてもちゃんと面白い。新キャラクターたちはどれもみんなキャラが立っていて、グイグイと惹きつけられました。ヒロインのレイを演じたデイジー・リドリーは、パドメにもレイアにも似た雰囲気があって良いキャスティング。彼女がジェダイになるという展開にもドキドキしましたよ。
一応、彼女が“ルークの娘”かもしれないワケですけど、それだとあまりにもそのまんますぎる気がします。ちなみに僕はずっとポスターでレイが持っている棒から赤いプラズマが出ていると思ってたので、劇中であの棒がそんな風にならないことにイラッとしていたんですが、映画鑑賞後によく見てみたら、あれはカイロ・レンが持っているライトセーバーが重なっていただけなのね…という、どうでも良い文章。
老婆を見て、「あたしもああなるのかしら…」的な表情のレイ。エピソード4のルークが重なります。
これ、レイが持っている棒が赤く光っているんだと思ってました… ('A`)
フィン役のジョン・ボヤーガも良かった。赤子の時にさらわれたという設定は今どきの少年兵問題のようだし、「悪から正義へ」という流れは、彼の出世作となった「アタック・ザ・ブロック」の主人公にも通ずる感がありましたな。まぁ、仲間のストームトルーパーが倒れた時に気遣う優しさを見せたのに、敵に回ったら葛藤ゼロで殺しまくったのは、さすがにどうかと思いましたがー。最後、カイロ・レンに背中を斬られて昏睡状態に陥ってましたけど、エピソード8ではどう復活するのか、楽しみでございます。
メットに血の跡が付く演出とか、スゲー良かったと思いました。
結局、ジェダイじゃなかったフィン。次作では身体をメカ化したりしないかしらん。
そして、ベイダーに憧れてコスプレしているフォースの使い手カイロ・レンも好物でしたヨ (^ε^) ウッフン 意外と小物で人間臭いのがキュートだなぁと。演じたアダム・ドライバーと言えば、「インサイド・ルーウィン・デイヴィス」で「( ゚д゚) スペイス!」とか歌ってた人なワケですが、全然違う風に見えてビックリ&感心いたしました。
ちょっと気になったのはクライマックス、いくら手負いとは言え、素人2人に苦戦するのはどうかと思ったんですが…。よくよく考えれば「鍔迫り合いの時に有利」とK.U.F.Uして十字ライトセーバーを作ったほどの男(正直、もっとスゴい使い途があるのかと思ってた)。もともと腕っ節に自信がないのではないでしょうか。というか、アイツを暗黒面に引きずり込んだのはシスじゃない→ちゃんとした戦闘訓練は受けていないと考えるならーー? 何はともあれ、これは町山智浩さんの映画ムダ話を聞いて気付かされたんですが、“イスラム国に参加する中産階級の若者を意識したキャラ”というのも面白いし、どうせ最終的には救われるんでしょうけど、すでに彼の行く末が気になっております。
発射されたビームを止めるほどのフォースは持っているのだから、決して弱くないはずなのです。
ポー・ダメロン&ジャスティン・ティンバーレイク feet.カイロ・レンによる「Please Mr. Kennedy」を貼っておきますね↓
あと、考えさせられたのが「ハン・ソロの死」。旧作を観ている人はカイロ・レンが息子だとわかった瞬間から予感していたのではないでしょうか。あの場面、起こる出来事はエピソード4だし(エピソード1でもありましたが)、場所や構図はエピソード5っぽいし、任務の内容はエピソード6っぽいしと、まぁ、神話的な繰り返しなのかしらん。でね、やっぱり僕も娘がいるので、自分に当てはめて考えるワケですよ。
いくら愛する娘と言えど、もし自分が刺されたら凄まじく痛いワケですから、さすがに「ファーック!(`Δ´)」とか叫びながら「死霊のはらわた」ライクに親指で両目を潰しにかかるのではないか。でも、ハン・ソロは優しく頬を撫でて逝ってね… (ノДT) いや、別に今までも好きだったけど、今回の死に方でハン・ソロの株が超上がったというか。僕が知らないこの30年の間に、ちゃんと“父親”になってたんだなぁと。僕もね、将来、娘に刺された時は愛で返せるような親になりたいなぁと思ってスゲー泣けたし(その前に刺されたくないけど)、その直後のチューバッカの叫び&銃撃&怒りの爆破でまたスゲー泣けた次第。
今作のチューバッカは“萌え”と”燃え”の2つの要素を満たしていて100点の存在でしたな。
その他、BB-8の可愛らしさとか、BB-8とR2-D2のカップリングとか、書きたいことはいろいろあるんですが、長くなるので割愛! 不満点を挙げるとするなら、中盤のドラマが少しかったるかったとか、「また家族の話かよ」とか、スターキラー基地の警備のザルさとか、名前とビジュアルが超カッコ良かったキャプテンファズマのボバ・フェットを想起させる役立たず振りとかとか。暴れっぷりを超期待していたイコ・ウワイス&ヤヤン・ルヒアンの「ザ・レイド」組によるカンジクラブが全然活躍しなかったのもスゲー残念でしたが、「ラスターをシラットでぶちのめすスピンオフ」(ドニー・イェン兄貴の参戦も可)を作ってくれれば許しましょうかね(偉そうに)。あと、映画自体とは関係ないけど、「ワンピース」を使った宣伝とか、限定パンフ&特別上映商法とか、今作の宣伝関係は全然好きじゃなかったです。
高橋ヨシキさんの妄想を聞いて期待していた分、肩透かしを食らった感が強いキャプテンファズマ。
この2人、もっと活躍してほしかったなぁ… (´・ω・`)
ううむ、例によって、ムダにダラダラと長くなっちゃいましたな… (´・ω・`) ごめんなさい、率直な好みを書くと、僕はダース・モール派なので(最後の最後に台無しな文章)、それほどストライクな内容ではないんですけれども。凄まじくうるさいファンから注目されている作品をよくぞここまで上手にまとめたなぁとJ・J・エイブラムス監督に感心するところも大きくて、90点という着地。府中まで観に行ってみたら、ラーメンが美味しくて2杯食べちゃったり、立ち寄ったスタバの女性店員さんが優しかったりと、トータルの映画体験としても良い思い出が出来ました。シリーズを全部見直してから、もう1回は観に行こうかと思っております。おしまい。
新三部作&旧三部作のBlu-ray。ちくしょう、DVDから買い替える勇気&予算がない…。
今作のサントラでございます。
今作のアート集。高いなぁ。
来年、懐に余裕が出来たら、絶対買います… (`Δ´;) イマハガマン
カンフー・ジャングル(ネタバレ)

原題:一個人的武林 Kung Fu Jungle
2014/中国、香港 上映時間100分
監督・原作:テディ・チャン
製作:ワン・チョンレイ、アルバート・リー
製作総指揮:ワン・チョンジュン、アルバート・ヤン、アルビン・チョウ
原作:ラウ・ホーリョン
脚本:ラウ・ホーリョン、マック・ティンシュー
撮影:ホーレス・ウォン
音楽:ピーター・カム
アクション監督:ドニー・イェン
武術指導:ユン・ブン
武術指導協力:トン・ワイ
出演:ドニー・イェン、ワン・バオチャン、チャーリー・ヤン、ミシェル・バイ、アレックス・フォン、シー・シンユー、ユー・カン、ルイス・ファン
パンフレット:★★★★(600円/飯星景子さんのコラムが良い感じだし、エンドロールの翻訳は偉いし、裏面の写真も好き)
(あらすじ)
警察で武術教官を務めるハーハウ・モウ(ドニー・イェン)は、一門の名を挙げるため私的な試合に参加して殺人を犯してしまい、刑務所に送られる。ある時、武術界の精鋭たちが立て続けに殺害されるという事件が発生し、ハーハウは捜査への協力と引き換えに仮釈放される。担当捜査官のロク警部(チャーリー・ヤン)とともに事件を追うハーハウだったが、犯人はカンフーの必殺技を使い次々と武術家たちを葬っていく。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
91点
※この記事は「シグマ15」に従って書いています。
今さらながら10月に観た映画の感想をアップしておきますね。ドニー・イェン兄貴の新作は劇場で観る主義なので、前売り券を購入。公開から少し経った10月下旬、新宿武蔵野館で観て来ました。「これが観たかった!m9`Д´) ビシッ」と思ったり。
武蔵野館恒例の“木人樁”の展示の他、ドニー兄貴のサイン入りポスターなどもありましたぞ。

武術の達人が本気になった時、警察は逮捕できるのか? 警察官だったころ、非常に考えたことがあって。板垣恵介先生の書籍
クライマックス、高速道路上で展開されるワン・バオチャンvsドニー・イェンもさすがでしたな。

僕の気持ちを代弁する渋川剛気の画像を貼っておきますね。

ラストの「ドニー兄貴がフォン・ユィシウを殺すことを止めて、逆転される→警官が射殺する」というオチは、フォン・ユィシウの自殺願望プラス、「結局、銃には敵わない」という切ない意味も込められているんでしょうか。その後のエンドクレジットでは、カメオ出演した往年の武打星やカンフー映画に貢献してきた人たちの姿や名前が流れて、実にしみじみしましたねぇ…。とにかく素敵な現代カンフー映画だったので、本当は都内で公開中に感想をアップしたかったし、「全力スマッシュ」との相互割引サービスを利用してもう1回観たかったし、もう一度キスしたかったほど(なんだこれ)。ただ、本音を書くと、どうせならもう少しハードな方が好みというか、「捜査官X」
テディ・チャン監督×ドニー兄貴主演による心の1本。僕の感想はこんな感じ。
なんとなく連想したピーター・チャン監督×ドニー兄貴主演作。僕の感想はこんな感じ。
全力スマッシュ(ネタバレ)
全力スマッシュ
英題:Full Strike
2014/アメリカ 上映時間108分
監督・脚本:デレク・クォック、ヘンリー・ウォン
撮影:ジェイソン・クワン
音楽:波多野裕介
出演:ジョシー・ホー、イーキン・チェン、スーザン・ショウ、ウィルフレッド・ラウ、エドモンド・リョン、アンドリュー・ラム、ロナルド・チェン
パンフレット:★★★★(600円/値段が安い割に記事がちゃんとしていて、好きなパンフ)
(あらすじ)
かつてはバドミントンの女王と呼ばれたン・カウサウは、試合中に起こした暴力事件により、バドミントン界から永久追放状態となっていた。冴えない日々を送っていたある日、カウサウはバドミントン同好会の中年男4人組に出会う。それぞれ人生の挫折を味わい、ワケアリの過去を持ちながらも、必死にバドミントンに取り組む男たちの姿を目の当たりにしたカウサウは、忘れていたバドミントンへの熱い思いを取り戻していく。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
50点
※この記事は「シグマ15」に従って書いています。
今さらながら11月に観た10月公開の映画の感想を垂れ流してみますよ。映画の前売り券を買うのって、僕は「特典」に影響されることが非常に多くて。本作は「新宿シネマカリテで上映予定→水曜サービスデー割引を利用すれば安く観られる」ということで、買う気はゼロだったんですが、なんと前売り特典に「バドミントンラケット&シャトル」が付くということで、購入意欲が一気に上昇! 同じ系列の新宿武蔵野館で「ムカデ人間3」を鑑賞した時に買ったんですけど…。実際にラケットを手にしてみたら、かさばるだけでスゲー不要なことに気付きましてね(今さらな文章)。別に「全力スマッシュ」仕様のグッズになっているワケでもないし、バドミントンをやる気なんて1ミリもないのに、アタシったら、なんでこんなのがほしかったんだろ。幸福とは、手にしてみると色褪せてしまうものなのかもしれませんね…。で、なかなか観に行けなくて、上映終了日に滑り込みで観て来たんですが、「そうか… (・ω・;) ウーン」という感じでした。
安価なムードがビンビンなラケット。でも、アンプラグドのこういう企画、嫌いじゃないぜ!
最終日に間に合った! 「1400円でラケット買った」みたいなことにならなくて本当に良かった… (ノω・、) アブナカッタ
なんて言うんですかね、① スポーツが題材で、ストーリーは② 負け犬たちのONCE AGAINモノ((c)宇多丸)だし、しかも③ 香港映画なんだから、そりゃあ バドミントン版「少林サッカー」とか宣伝しちゃう気持ちはわかる。わかるけれども、それを期待して観たら結構キツかったです。例えば、短気のせいで失敗した主人公なのに、葛藤したり克服したりする具体的な描写が全然ないし(いつの間にか治ってる)、バドミントンの特訓描写や技の数々もそんなに納得いくものでもないし、主人公たちへの嫌がらせがあまりにもステレオタイプすぎるし、試合描写だって結構普通だし…。全体的にスゲー緩いというか、ずっと「違うんだよなァ… (´・ω・`)」と思いながら観てましたよ、確か。
僕の心を代弁する愚地独歩館長の画像を貼っておきますね。
ただ、まぁ、その“緩さ”が香港映画の味と言われればそうなのかもしれませんし、ちょっと笑っちゃったところはあったし(長いゲロとか)。何よりも最後、「主人公たちは昔の強盗仲間たちと戦って過去を清算したため、試合に間に合わずに負けてしまう→でも、ライバルだった金持ちのボンボンがスポーツの素晴らしさを知って改心する」というラストにはグッときたから、58点。あまりオススメはしないけど、期待値を下げて観たらそこそこ面白いかもね (o^-')b カーモネ!
デレク・クォック監督作。これはスゲー好き。僕の感想はこんな感じ。
一応、貼っておきたいチャウ・シンチー監督主演作。何度も書いてますが、映画館で17回観ました。
ファンタスティック・フォー(2D・字幕版)(ネタバレ)
ファンタスティック・フォー(2D・字幕版)
原題:Fantastic Four
2015/アメリカ 上映時間100分
監督・脚本:ジョシュ・トランク
製作:サイモン・キンバーグ、マシュー・ボーン、ハッチ・パーカー、ロバート・クルツァー、グレゴリー・グッドマン
製作総指揮:スタン・リー
原作:スタン・リー、ジャック・カービー
脚本:ジェレミー・スレーター、サイモン・キンバーグ
撮影:マシュー・ジェンセン
美術:クリス・シーガーズ
衣装:ジョージ・L・リトル
編集:エリオット・グリーンバーグ、スティーブン・リフキン
音楽:マルコ・ベルトラミ、フィリップ・グラス
音楽監修:アンドレア・フォン・フォースター
VFXスーパーバイザー:ジェームズ・E・プライス
出演:マイルズ・テラー、ケイト・マーラ、マイケル・B・ジョーダン、ジェイミー・ベル、トビー・ケベル、レグ・E・キャシー、ティム・ブレイク・ネルソン
パンフレット:★★★★(720円/インタビューが充実してて、コラムもタメになるし、デザインもいいね)
(あらすじ)
天才的な才能を持つリード(マイルズ・テラー)、彼の相棒ベン(ジェイミー・ベル)、科学者の養女スー(ケイト・マーラ)とその弟ジョニー(マイケル・B・ジョーダン)は、人類の未来を左右する研究に参加。研究の末に完成した物質転送装置で異次元空間プラネット・ゼロへのテレポートに挑むが、想定外の事故に巻き込まれ超人的パワーを宿してしまう。一方、事故により行方不明になっていたビクター(トビー・ケベル)は、彼らのパワーを上回る能力を得ていて……。(以上、シネマトゥデイより)
予告編はこんな感じ↓
70点
※この記事は「シグマ15」に従って書いています。
※本作のちゃんとした感想が読みたい方は、カゲヒナタさんのブログをどうぞ~。
※今回の感想は、「パラダイム」のネタバレに触れているので、気をつけて!
今さらながら、10月公開作を11月上旬に観た時の感想を12月下旬に垂れ流しておきますよ。基本的に「アメコミ原作の映画は観る主義」だし、超好きな「クロニクル」のジョシュ・トランク監督作ではあるものの、「① あまりに前評判が悪い」 「② 最近は忙しくて観る本数を絞っている」「③ 前シリーズのようにレイザーラモンHGさんを宣伝に起用していない」などの理由でスルーする予定だったんですが、しかし。映画駄話の会でお会いしたやサイモンさんやスタ・エレさん、亮介さんなどが「確かに失敗作だけど、ジョシュ・トランクらしい映画ではある」みたいなことをおっしゃっていて、ちょっと興味が湧いてきまして。で、その翌週、たまたま金券ショップをのぞいたら、なんとチケットが780円で売られていたので、そそくさと購入。上映最終週の某日、TOHOシネマズ日劇にて鑑賞してきました。「次回作に期待!(o^-')b ガンバッテ!」と思った気がします、確か。
なるべく利用しないようにはしているんですが、780円で観られるのは魅力的だったのです…。
まぁ、評判の通り、前半はモロに「クロニクル」っぽい青春ストーリーになっていて、そこが大好きでした。あと、デヴィッド・クローネンバーグ監督の映画
のように「肉体の変容をホラーとして描く」というのもツボに入ったし、終盤、異次元から帰還したビクターが研究所の人間を皆殺しにするくだりは「パラダイム」
の「魔界から暗黒の王子が来るラスト」を連想して、非常に好みでしたよ。その分、ビクターvs主人公4人による“異次元の戦い”があまりにも唐突なのもまた前評判通り。しかも、たいしたロジックもないままアッサリ撃破→地球に戻るとヒーロー面して専用施設をゲット→「チーム名はファンタスティック・フォーだ!ヘ(゚∀゚*)(´∀`)(・∀・)川o^-')b レッツビギン!」という流れは、あまりにも雑な畳み方…なんですけれども。僕は周囲の評判を踏まえて期待値のコントロールが上手くいったのもあって、その雑味も美味だったという奇跡。なんて言うんですかね、打ち切り漫画っぽくてスゲー面白かったです。
今回のMr.ファンタスティックの戦闘を観て、少し「ブラック・エンジェルズ」の蛇皇院を連想したりして。
なんとなく打ち切り漫画っぽい画像を作ってみました。クォリティが低いのは目をつむって!
僕的には、本作がテレビシリーズとかでジックリ描かれていたら、結構良いSF作品になったと思うんですけど…そんなことないですかね (・∀・;) エヘヘ 何はともあれ、ここまでコケちゃうと“次”があるかどうか不安ですが、ジョシュ・トランク監督の次回作には心から期待したいです。失敗は成功の母、なのだから…。もしレンタルなどで観られる方は、寛容な心で!
好きすぎるジョシュ・トランク監督作。僕の感想はこんな感じ。
リブート前の「ファンタスティック・フォー」の実写映画。これもこれで嫌いじゃなかったり。
「誕生日にはステーキを食べる!」という駄話2015
※今回の記事は本当にただの備忘録というか、別に面白いワケではないので気をつけて!
※今回の本文中に出てくる()内のカロリー数値は、ブログ主が勝手かつ多めに算出したものです。
「一番好きな食べ物は?」と聞かれたら、僕は「ステーキ!m9`Д´) ビシッ」と即答するほどステーキが大好きでして(その次がハンバーグ)。その理由については、2010年に書いた記事を読んでいただければありがたいのですが、02年から毎年、誕生日の時期にだけ「ステーキハウスB.M」に行って、肉を大量摂取するのが恒例行事になっているのです。
基本的に誕生日記念のステーキを食べる日は朝に筋トレをしているんですが、昨年は無理をして右足が肉離れになってしまい、食事が中止→別の意味でも「肉離れ」になったので(上手いことを言った風な顔で)、今回はウォーミングアップを入念に実施。良い感じに肉体を追い込んで、ステーキの受け入れ態勢は万全ですよ ( ̄ー ̄) ニヤッ この日は娘のマナ子(仮名/4歳)と2人で過ごしていて、夕方、奥さんと合流。一路、目黒を目指したのでした。
大事な日なので、「スーパー!」Tシャツ&輸血袋パーカーを着用。脳内BGMは「Two Perfect Moments」なのです。
バタバタしてしまって、店に着いたのはオープンジャストぐらい。ちょっと待つことになりました。
そこそこ人気があるお店なので、開店時間ちょうどに行ったら、満席でして。少し待つことになったんですけど、マナ子と遊びまくりましてね。娘が喜ぶ上に、身体を温めることで肉がさらに吸収されやすくなると考えれば、待ち時間なんて1ミリも苦になりませんよ(奥さんはふくれ気味)。50分ほどで店に入ってテーブルに着くと、奥さんの「まとめて頼ん…」なんて言いだす声を遮って、「もうオーダーは完成してるから!(`・ω・´) キリッ」と爆勝宣言。「あ、今のこいつ、面倒くさいな… (`Δ´;し」という表情が顔に浮かんだ彼女を尻目に、まずはガーリックバターをトッピングしたジャンボステーキ(400g/2000kcal)を頼んだのです。
でっかいステーキにバターの塊が鎮座。果てしなく美味しそう!
バターまみれの肉。ビジュアルがもう100点じゃないですか。
食べた瞬間の僕の心境を代弁する愚地克巳の画像を貼っておきますね。
体感時間2秒で消失! お前のステーキ、ヤザワの2秒(よくわからない文章)。
もうね、1年振りのジャンボステーキwithガーリックバターはマジ最高でして…(しみじみ)。でも、そんな余韻に浸るヒマはなく、1枚目が到着した直後に頼んだ特製ポン酢を添えたジャンボステーキ(400g/1800kcal)が襲来したので、息をつく間もなく2枚目を食べ始めました。
結構早く到着してくれまして。焼きたてを連続して食べられるのはありがたい。
オレオをミルクに浸すように、この特製ポン酢に肉をダンク・インして食らうのです。
コッテリのあとにサッパリと爽やかな一口。やだ、食が進んじゃう… (´Д`;)
こちらもハイスピードで平らげちゃいました~。
そして、とても大事な3枚目。ここ数年は「ステーキをオカズにしてハンバーグを食べられる」という魅惑のメニュー、ハンバーグ&キャプテンステーキのコンボが恒例でしたけれども。今回は、前の週に「ステーキ・レボリューション」を観た&松阪牛のステーキを食べたということもあって、なんとなくお値段が高めの特選ロースステーキ(300g/1100kcal)を注文してみた次第。
初めての特選ロースステーキ、佇まいが少し上品ですな。
ちなみにステーキはミディアムレア派。魅惑的なピンク色の断面が、ここに来て食欲を加速させる!
一口食べた直後、僕は「ステーキ・レボリューション」のイブ=マリ・ル=ブルドネックのようでしたよ。
しみじみと味わいながら完食しました。
楽しかったひとときが今はもう過ぎていくーー。この日は胃袋コントロールが上手くいったのか、この時点でもまだ少し空腹を感じる状態だったものの、さすがに食事を終えつつある奥さん&娘を思うと、ダラダラと食べ続けるワケにはいかないので、締めの一品としてジャンボハンバーグステーキ(300g/1000kcal)をオーダー。じっくりと味わいながらいただきましたよ。
締めはハンバーグステーキ。オレはいつだってそうやって生きてきた。
この一口が不味いワケがないですよね。アツアツすぎて、スピーディに口へ運べないのが唯一の難点。
急遽、奥さんが残したマッシュポテトとガーリックトーストを食べることに。肉だけでお腹を満たしたい僕的にはマイナスではあるものの…。
ガーリックトーストにハンバーグをオンすることで、新たな味覚の誕生! やべぇ、今さらヨダレが出てきた!
ああん、全部食べちゃいましたよ… (´・ω・`) オワッチャッタ...
最高でした。今年は体調が良くて、合計1400グラムを食べながらもまだ腹八分目だったんですが、それがまたちょうどいい感じ。確かタマフル番組名誉Pの橋本さんと番組構成作家の古川耕さんが提唱された概念だったと思いますけど、「量も味」ということをあらためて自覚したというか。もちろんとろけるような高級牛肉を食べるのも好きですが、僕はある程度の弾力の肉をある程度の速度である程度の量を食べる行為を愛してる。肉を思いっきり口に頬張って咀嚼する原始的なカタルシスは、そんなに褒められたものじゃないかもしれませんけど(汗)、それこそが僕がステーキに魅力を感じる部分なんだなぁと思ったり。何はともあれ、今度この店に来るのはまた1年後になりますが、今から楽しみでございます (´∀`) ウフフ
お店の人からチョコのお菓子をもらいまして。マナ子ったらまた小躍りしてましたよ。
帰る途中、目黒駅のアトレ内にあるケーキ屋で適当なケーキを購入。甘かったです(雑な感想)。
おしまい (o^-')b マタネ
「『パンケーキ・ノート』の店を制覇したぜ!m9`Д´) ビシッ」という駄話< 関東破滅地帯編>
少し前の僕にとって、パンケーキは「普通に好き」程度の存在でして。朝マックで稀に食べることもありましたけど、基本的には奥さんがたまに焼くのを食べるぐらい。残念なことに娘があまりパンケーキを好きではないので、奥さんもすっかり焼かなくなった今、食べる機会をなくしていたんですが、しかし。2013年3月16日、TBSラジオの人気番組「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」にて、こんな特集が流れたのです↓
「<パンケーキ弱者>の男のコたちに送る….EAT or DIE!!!!! 2013年の日本においてパンケーキを食べないヤツはバカだ!特集」でございます↓
トミヤマユキコ先生が「パンケーキは肉だ」なんてことをおっしゃっていて、この番組をよく聴いている僕的には「またおかしなことを言う人が出てきたな… (`Δ´;)」ぐらいに思いましてね(失礼な文章)。一応、興味が湧いたので、「パンケーキ・ノート おいしいパンケーキ案内100」を購入して、まぁ、美味しそう&可愛いパンケーキの写真の数々を楽しませていただきながらも、タンパク質の含有量が低い上に脂質が多い食べ物を好んで食らう習性はないので、読むだけで満足していたんですよ。
「パンケーキ・ノート」を貼っておきますね。関東&関西のパンケーキの美味しいお店を紹介しております。
そんなある日のこと。飯田橋で大事な営業が非常に上手くいきましてね。凄まじく上機嫌になったので、自分へのご褒美として何か甘い物でも食べようかと思ったら、ちょうど珈琲館の前を通ったのです。で、「そういえばこの店、『パンケーキ・ノート』に載ってたな (・ε・)」と思って。ちょっと入って食べてみたら、それがスゲー美味しくてハマッてしまい、約8ヵ月かけて関東の掲載店59軒を回った次第。とりあえず僕が行ったお店を個条書きにすると、こんな感じでございます↓(リンク先に画像があります)
4/24 飯田橋「珈琲館」北海道産朱鞠小豆&バニラアイスのホットケーキ
4/24 新宿「カフェ・ナチュレ」ベリーベリーパンケーキ
4/24 新宿「サラベス」レモンリコッタパンケーキ
4/25 川崎「ROSIE'S CAFE」プロシュート&グラナパダーノ、ホイップバナナチョコレート
4/25 川崎「コージーコーナー」たっぷり苺のホットケーキ
5/1 渋谷「Kailua Weekend」マウイゴールド・パイナップル・パンケーキ、マラサダ
5/1 蒲田「シビタス」フルーツホットケーキ
5/22 恵比寿「カフェ・アクイーユ」焼きマシュマロパンケーキ
5/30 新大久保「ポポホットク」(旧「ポポ屋台」)ハチミツ、アンコ、チーズ※画像はハチミツ
6/3 新宿「星乃珈琲館」スフレパンケーキ(ダブル)
6/4 六本木「MOROKO BAR」よくばりプレート、ミックスベリーのパンケーキ
6/8 渋谷「ミーズ・パンケーキ」リッチパンケーキ・ホットショコラソース
6/10 吉祥寺「ROSE BAKERY 吉祥寺」ポレンタパンケーキのランチ、パンケーキ
6/10 阿佐ヶ谷「とらや椿山」小倉ホットケーキ
6/15 大山「ピノキオ」ホットケーキ
6/16 築地市場「コリント朝日店」ハンバーグPC
6/20 浅草「珈琲天国」ホットケーキ・プラス・ソーセージセット
6/20 浅草「フルーツパーラーゴトー」ホットケーキ&本日のフルーツパフェ
7/3 有楽町「カフェ&ブックス ビブリオテーク」エッグベネディクト、ティラミスパンケーキ
7/5 原宿「THE GREAT BURGER」パンケーキ with ベーコン&エッグ エニースタイル(スクランブル)
7/5 原宿「uzna omom」スモークサーモンとカマンベールのパンケーキ
7/5 原宿「レインボーパンケーキ」マカダミアナッツソースのパンケーキ
7/5 原宿「SUNDAY JAM」ホノルルパンケーキ ココ&パイン
7/5 原宿「Eggs 'n Things」ストロベリーパンケーキ、おみやげ
7/5 代官山「MR.FRIENDLY Cafe」キャラメルホイップのバナナパンケーキ
7/8 鶴瀬「マクドナルド富士見ららぽーと店」ビッグブレックファストデラックス
7/10 日比谷「パークサイドダイナー」インペリアルパンケーキ
7/10 八重洲「バビーズ ヤエチカ」ダブルベリーのパンケーキ
7/14 平井「ワンモア」ホットケーキ
7/14 森下「小野珈琲」ホットケーキ2枚
7/17 代官山「IVY PLACE」クラシックバターミルクパンケーキ
7/17 代官山「松之助 N.Y.」セイボリーパンケーキ
7/20 表参道「デイルズフォード・オーガニック」ローストアップル&シナモンクリーム
7/20 表参道「ドゥ・アンジュ」クロックマダムパンケーキ
7/20 表参道「カフェ ラントマン」カイザーシュマーレン
7/22 渋谷「渋谷西村フルーツパーラー」特選・桃ホットケーキ
7/24 新宿「ロイヤルホスト 新宿店」パンケーキ&フライエッグ
7/24 渋谷「ロイヤルガーデンカフェ」リコッタチーズのパンケーキ バナナ添え
7/28 新宿「スンガリー 新宿東口本店」マリノーブナヤ・ケタとブリヌイ(黒海の月夜コースの一品)
7/30 乃木坂「ウエスト青山ガーデン」ホットケーキ2枚&チョコバタークリーム
7/30 表参道「NUMBER A」メルトチェダー&スピナッチ
8/4 赤坂見附「SATSUKI」特製マンゴーパンケーキ
8/6 湯島「自家焙煎珈琲みじんこ」ホットケーキ、百花蜜ラテ
8/22 渋谷「ミクロコスモス」パンケーキ&エッグスラット、ブルーベリー メープルバター&クリーム
8/25 上町「亞細亞食堂サイゴン」バインセオ、カレーなど
8/25 表参道「montoak」パンケーキ
8/30 表参道「bills」リコッタパンケーキ、ビーフ・モーレ&トルティーヤ
9/1 錦糸町「ニット」ホットケーキ、ナポリタン
9/16 八幡山「ルポーゼすぎ」プレーンホットケーキ
9/26 中目黒「SOAKS」パンケーキ リコッタ&バナナ
10/13 外苑前「cafe香咲」ホットケーキ、特製キッシュ
10/14 三軒茶屋「パンケーキママカフェVoiVoi」豆腐とサーモンの和風カプレーゼパンケーキ、クラシックバターミルクパンケーキ、ホットチリビーンズとチェダーのメキシカンパンケーキ
10/20 自由が丘「J.S. PANCAKE CAFE」アボガドサーモンパンケーキ、チキンスープカレー&パンケーキ、モンブランパンケーキ
10/28 錦糸町「トミィ」チーズバーグ、ホットケーキ、バニラアイス
11/2 横浜・元町「Pancake Ristorante」キノコのソテーオムレツwith全粒粉パンケーキ、オリジナルソースパンケーキ
11/13 南千住「珈琲オンリー」ホットケーキ
11/19 溜池山王「オールデイダイニング『ORIGAMI』」ジャーマンアップルパンケーキ、トアルコトラジャブレンドコーヒー
11/22 鎌倉「イワタコーヒー店」ホットケーキ
12/15 中目黒「sun2diner」ハワイアンパンケーキ、リブアイステーキ
「パンケーキ・ノート」では、関東のお店はチェーン系を含めて66軒紹介されているんですが…。僕が回った時は、武蔵小山の「豆乳パンケーキはちみつ」、下北沢の「HAW‐MEX CAFE」、渋谷の「2 PIECE CAFE British」はすでに閉店。三軒茶屋の「MOSS Meat&Vegetables」や「スターバックス」、「IKEA」の場合はメニューからパンケーキがなくなっていました(三軒茶屋では代わりに肉を食べた)。あと、梅ヶ丘の「リトルツリー」に関しては、同じ場所に「Fru-Full」というお店が出来ていて、一応、そこでも食べたんですけど、上記のリストからは省きました。逆に、上記のリストには加えましたが、川崎の「コージーコーナー」や渋谷の「ミーズ・パンケーキ」は掲載されていたメニューがすっかり変わってましたよ。ううむ、もう少し早く回れば良かったなぁ… (´・ω・`)
「パンケーキ・ノート」を自炊して、スマホに入れてお店を巡ったのです。
正直、本に載るぐらいだから、どの店も美味しかったです。身長190センチ体重100キロの坊主頭の中年男性が独りで行くにはキツイ雰囲気のお店もありましたが(新宿の「サラベス」とか男性客は僕だけだった…)、そこは不定期連載「いつか『いつかティファニーで朝食を』の朝食を!ヽ(`Д´)ノ」でそういうお店に行く耐性ができていたのでノー問題(マキヒロチ先生、ありがとう!)。いろいろと書くのはアレなので、ベストの店を一軒だけ挙げておくと、 平井「ワンモア」のホットケーキが一番好きかな。いや、そりゃあ、それなりのお金を払って食べるのも良いんですけど、費用対効果的に最強だなと思いました。
一応、画像を貼っておきますね。バターはすでに塗られているのだッ!m9`Д´) ビシッ
特集の中でトミヤマユキコ先生がおっしゃっていた“肉”感も頷けましたよ。確かに「切る→頬張る」流れはステーキに近い感覚があり、特にお食事系のパンケーキはそういう気分に浸れました。いや、本当に充実した8ヵ月だったというか、そんな機会を与えてくれたトミヤマユキコ先生には感謝、ですな(どことなく偉そうに)。さっきも書きましたが、マジでどのお店も美味しかったのでね、興味がある方はぜひ行ってみてくださいな。そして、自作の道を走り始めたんですが…。それはまた別のお話なのだ!(`∀´) フハハハハハハ
マジック・マイクXXL(ネタバレ)
マジック・マイクXXL
原題:Magic Mike XXL
2015/アメリカ 上映時間115分
監督・製作:グレゴリー・ジェイコブズ
製作:ニック・ウェクスラー、チャニング・テイタム、リード・キャロリン
製作総指揮:スティーブン・ソダーバーグ
脚本:リード・キャロリン
撮影:ピーター・アンドリュース
美術:ハワード・カミングス
衣装:クリストファー・ピーターソン
編集:メアリー・アン・バーナード
音楽監修:シーズン・ケント
出演:チャニング・テイタム、マット・ボーマー、ジョー・マンガニエロ、アダム・ロドリゲス、ケビン・ナッシュ、ジェイダ・ピンケット・スミス、スティーブン・“トゥイッチ”・ボス、ドナルド・グローバー、ガブリエル・イグレシアス、アンバー・ハード、アンディ・マクダウェル、エリザベス・バンクス
パンフレット:★★★★(720円/あらすじ紹介ページから凝っててイイ! コラムも充実してるし、松竹事業部は良い仕事をしますな)
(あらすじ)
伝説のダンスパフォーマー、マイクが引退してから3年が経った。マイクはかつての仲間たちや新たな友人と出会いながら、再びステージに立つべくマートルビーチのダンスコンテストに向かう。道中で様々なトラブルに巻き込まれながらも、一行は鍛え抜かれた肉体美とサービス精神で行く先々の女性たちを魅了していく。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
70点
※この記事は「シグマ15」に従って書いています。
※今回の記事は、若干の下ネタが書かれているので、苦手な人は気をつけて!
今さらながら、10月公開作を11月上旬に観た時の感想を12月下旬に垂れ流しておきますね(2回目)。もう仕事と家庭が忙しすぎて、本作を観るかどうか迷ったんですけど、相互フォローさせていただいているそちゃさんがオススメされていたので、いそいそとユナイテッドシネマ豊洲でポイントを利用して観て来ました。楽しかったです (´∀`) ウフフ
確か上映最終週だったような。観客は僕を合わせて5人ぐらいでした。
前作が「サタデー・ナイト・フィーバー」と重なるところがあったから、「ステイン・アライブ」
みたいなことになるのかと思いきや、意外と仲間感溢れるロードムービーだったので、予想以上に楽しめた印象。一番感心したのはチャニング・テイタムの身体能力で、序盤、作業中にいきなり踊り出す場面ですっかりハートを掴まれちゃいましたよ。つくづく「G.I.ジョー バック2リベンジ」でのリストラが痛いというか、人はなぜ大事なものを失ってから気付くのでしょうか…。あと、ジョー・マンガニエロのガススタンドでのパフォーマンスもレジの女の子のように笑っちゃったし(なんとなくキモい文章)、ヒザが悪いケビン・ナッシュが頑張っているのもうれしくてね…。一応、オチを書いておくと、いろいろとトラブルを起こしながらもみんなでダンスコンテストに参加して、「盛り上がるって素敵ね!ヘ(゚∀゚*)ノ ワラライフ!」みたいなムードで終わってましたよ、たぶん。
次代の肉体派スターとして注目したいジョー・マンガニエロ。このキャラの“巨根ゆえの悩み”は「小さくてもいいんだ (´∀`)」と少しホッとしました(余計な文章)。
ケビン・ナッシュ、レスラー時代の試合はあまり好きじゃなかったけど、俳優業はスゲー合っていると思います。
まぁ、実際のところ、映画としては前作の方が好きではあって。特に最後のステージはやりすぎ感が強くて、前作同様の「変態仮面」
的な動きを取り入れたダンスの数々は感心したけどさ、「絵を描く」とか「アイスの屋台」とか「こんなことされて楽しいのかな? (・ω・;) ウーン」と思うところは多かったです(逆にドナルド・グローバー演じるアンドレが歌ってくれるのは、ちょっと素敵だと思った)。ただ、テンション重視のお祭り映画としては前作以上に愉快なので、気になる人は観ても損はしないんじゃないかしらん。
スティーヴン・ソダーバーグ監督による前作。僕の感想はこんな感じ。
サントラも貼っておきますね。ちょっとほしい。
先生と迷い猫(ネタバレ)
先生と迷い猫
2015/日本 上映時間107分
監督:深川栄洋
原案:木附千晶
脚本:小林弘利
エグゼクティブプロデューサー:藤本款
プロデューサー:三木和史、深瀬和美
撮影:月永雄太
照明:宮尾康史
録音:林大輔
美術:黒瀧きみえ
装飾:石渡由美
衣装:白石敦子
ヘアメイク:鷲田知樹
編集:坂東直哉
音楽:平井真美子
音響効果:斎藤昌利
助監督:菅原丈雄
アニマルアドバイザー:佐々木道弘
スクリプター:北濱優佳
制作担当:福西良
出演:イッセー尾形、染谷将太、北乃きい、ピエール瀧、嶋田久作、佐々木すみ江、カンニング竹山、久保田紗友、もたいまさこ、岸本加世子
パンフレット:★★★(750円/記事はどれも良い感じ。三毛猫ドロップのシールが付いているのも良し)
(あらすじ)
校長職を定年退職し、妻に先立たれて一人暮らしをする森衣恭一(イッセー尾形)。堅物で偏屈なことから近所でも浮いた存在で、訪ねてくるのは亡き妻がかわいがっていた野良猫のミイだけ。追い払おうとする森衣をよそに、ミイは毎日妻の仏壇の前に座っていた。そんなある日、ミイが姿を見せなくなり、気になって探し始めた始めた森衣は、同じようにミイを探す人々がいることを知り、その交流のなかで「いなくなってからでは伝えられない気持ち」に気付く。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
70点
※この記事は「シグマ15」に従って書いています。
※この映画についての感想は、はちごろうさんのブログとか読むと良いですよ。
今さらながら、10月公開作を11月上旬に観た時の感想を12月下旬に垂れ流しておきますよ(3回目)。10月上旬の某日、前売り券を使うために長野県の千石劇場まで行って「Mr.タスク」を観たんですが、その時、同劇場にお金を落としたい気分になって、つい本作の前売り券を買っちゃったんですね。で、もともとそんなに観たい類の作品ではないため、なかなか気が向かなかったんですけど、いつの間にか上映が終わりそうになってしまったので、都内での上映最終日、シネマサンシャイン池袋で観て来ました。不安な気持ちになりましたよ… (ノω・、) グスン
劇場に飾られていた出演者のサイン入りポスター。観客は客席の10分の1ぐらい→思ってたより入ってた記憶。
いわゆる「偏屈な人がふとしたキッカケで人間性を取り戻す」系の映画でして。「猫がいなくなって、必死に探し始める」という終盤の展開に、内田百閒先生の随筆「ノラや」を連想した方は多いんじゃないでしょうか(パンフのコラムで川本三郎さんも触れてた)。そして、「1匹の猫を通じて、町に暮らす人々の日常を映し出す」的な作品でもあって。この手の「たいした事件が起きない映画」って、正直、あまり好まないんですけど、今作の場合は登場人物たちを甘やかすことなく、ちゃんと猫にまつわる影の部分も描いているし(猫嫌いの人もいたり、主人公の猫との接し方が注意されたりもする)、僕が猫好きなのもあって、なんとなく優しい気持ちで観られた次第。不登校の小学生が出てきたのも面白くて、最後に彼がキリスト教系の施設らしき場所で生活していることがわかるワケですが、あれは「猫もいいけど、他にもっと大切な問題があるんじゃないの?」的な厳しい問い掛けに感じられて、勝手に考えさせられました。一応、オチを描いておくと、三毛猫は見つからなかったものの、町の人たちと接することで少し生命力&コミュニケーション能力を取り戻した主人公が、亡き妻の夢を見ながら終わってました…よね、たぶん。
役者さんはみんな良い感じ。僕的には岸本加世子さんの“おばちゃん感”が良かったですね~。
その他、小明ちゃんの「感じる仏像」の映像が流れたとか、「愛感同一」とか、書きたいことはいろいろあるんですけど、割愛! それなりに褒めてますが、僕はイッセー尾形さんの芝居がやりすぎというか、「あんなコミュ障の奴に校長は務まらねーだろ」と感じて、結構萎えました。それと「奥さんが先に死ぬ話」ということで、ラストに夢の中で亡き奥さんと会う場面はボロボロ泣いたけれども、「もし僕の奥さんに何かあったら… (ノω・、)」とスゲー不安になったので、本当は80点ぐらいに感動しながらも70点という着地(酷い採点基準)。でも、まぁ、三毛猫のドロップは超可愛いし、もしかするとあなたにとって大切な1本になるかもしれません。
まさか、もたいまさこさんに自分の奥さんを重ねる日が来るとはなぁ…。
おしまい (ФωФ) ニャー
深川栄洋監督作はこれが良かったです。僕の感想はこんな感じ。
原案になった本を貼っておきますね。読もうかなぁ。
サクラメント 死の楽園(ネタバレ)
サクラメント 死の楽園
原題:The Sacrament
2013/アメリカ 上映時間100分
監督・脚本・製作総指揮:タイ・ウェスト
製作:イーライ・ロス、ジェイコブ・ジャフク、ピーター・ポーク、クリストファー・ウッドロウ、モリー・コナーズ
製作総指揮:エリック・ニューマン、マリア・セストーン、サラ・ジョンソン・リードリヒ、ホイト・デビッド・モーガン、スチュアート・フォード
撮影:エリック・ロビンス
美術:ジェイド・ヒーリー
音楽:タイラー・ベイツ
音楽監修:ジョー・ラッジ
出演:AJ・ボーウェン、ジョー・スワンバーグ、ケンタッカー・オードリー、エイミー・サイメッツ、ジーン・ジョーンズ
パンフレット:★★★★(500円/聖書っぽいデザインにしてコンパクトにするとか、そういう工夫が素敵)
(あらすじ)
ある日、連絡が途絶えていた妹(エイミー・サイメッツ)から奇妙な手紙を受け取ったパトリック(ケンタッカー・オードリー)は、過激な突撃潜入取材で知られるVICE社のサム(AJ・ボーウェン)とともに、妹が暮らす共同体に潜入取材を敢行する。「エデン教区」と名付けられたその場所では「ここで豊かな生活ができるのは『ファーザー』のおかげだ」と、パトリックの妹をはじめ、誰もが幸せそうに生活を送っていた。しかし、平和に思われた「地上の楽園」に、不可解な空気が見え隠れし始める。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
52点
※この記事は「シグマ15」に従って書いています。
※この映画に関しては、たぶんネタバレというか元ネタを知らない方が楽しめる気がする…ということを先に書いておきましょう。実際の事件を題材にした映画というのは、得てしてそういうものなのかもしれません。
「人民寺院の集団自殺事件が元ネタの映画が公開される(しかもイーライ・ロスがプロデュース!)」ということで、角川シネマ新宿ならサービスデー等を利用すれば1000~1300円で観られるにもかかわらず、応援の意を込めて1400円の前売り券を購入。なかなか観に行けなかったものの、もうすぐ公開が終了しちゃうので、時間を無理矢理作って寝不足状態で観てきました。「あ、こういう感じなんだ… (´・ω・`)」と思ったり。
角川シネマ新宿の狭い劇場の方での上映でしたが、観客は5分の1ぐらいの入りだった印象。
いや、それなりに面白かったのは確かなんですよ。カルト教団が集団生活を営むエリアに外部から人がやってきたせいで不協和音が生じて、集団自殺に至る流れをPOV方式のモキュメンタリーに仕上げていて、それ自体はなかなかリアルだったし、ファーザー役のジーン・ジョーンズもスゲー良かったし。本作のオリジナル要素として、取材者側が問題を大きくしちゃう展開にはイラッとしましたが(実際の事件と違うから「アイツが表面上だけでも上手く立ち回れば、とりあえずは問題なく帰れた→集団自殺も起きなかったのに!」という気分に)、それは些末な不満であって。僕がガッカリしたのは、意外と地味だったこと。同じ元ネタの80年製作のエクスプロイテーション映画「ガイアナ人民寺院の悲劇」を先月観ていたのと、「ザ・レイド」
シリーズで知られるギャレス・エヴァンス監督が同じネタを悪魔的に改変した短編「SAFE HAVEN」(「V/H/S ネクストレベル」
収録)が大好きだったので、両作品と比べてゴア&グロが少なめの本作はニンニクなしのラーメン二郎を食べているような気分になったんですよね…。オチだけ雑に書いておくと、パトリック以外の2人は何とか生き残って、ヘリで逃げて終わってました(教祖&信者は全員死亡)。
この「ガイアナ人民寺院の悲劇」もそんなに面白くはなかったんですけどね。
「SAFE HAVEN」、この白ブリーフ一丁の血まみれおじさんがとんでもないことになってました。
ただ、パンフに載っていたタイ・ウェスト監督の声明では「私にとって重要だったのは、彼らを愚かで猟奇的なカルト信者として描くのではなく、様々な理由があって彼らの人生において破滅的な道を選ばざるをえなかった、実在し得る人々を描くことだった」とか「社会的な意味がある映画として受け取ってもらえたら嬉しいです」とか言ってて、結構真面目な人の印象。確かに、基本的にはカルト教団のイヤ~なムードがリアルに堪能できる良い映画だと思うので、ゴアとかグロとかの要素に過度な期待を抱かなければ普通に楽しめる気がします、たぶん。まぁ、僕は「SAFE HAVEN」みたいな方が好きですけどね (ノ∀`) ゴメンネ
タイ・ウェスト監督作。「2」は未見なんですよ、たぶん。
ホラーオムニバスシリーズの第二弾。「SAFE HAVEN」が収録されております。僕の感想はここの2番目。
グリーン・インフェルノ(ネタバレ)
※今回の記事に関しては、どうしてもグロ画像を貼らざるを得なかった→Amebaのフィルタリング機能が発動する可能性が凄まじく高かったので、最初からこちらのブログ(http://kamiyamaz.blog55.fc2.com/blog-entry-50.html)に感想をアップいたしました。かなりダラダラして読みにくい上に残酷な画像が貼ってあるので、そういうのが苦手な人は気をつけて!
リトルプリンス 星の王子さまと私(3D・吹替版、2D・字幕版)(ネタバレ)
リトルプリンス 星の王子さまと私(3D・吹替版、2D・字幕版)
原題:The Little Prince
2014/フランス 上映時間107分
監督:マーク・オズボーン
原作:アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ
ストーリー統括:ボブ・パーシケッティ
脚本:イリーナ・ブリヌル、ボブ・パーシケッティ
キャラクターデザイン:ピーター・デ・セブ、アレックス・ユーハス
美術:ルー・ロマーノ、セリーヌ・デルモ
CGキャラクター監修:四角英孝
3CGアニメーション監修:ジェイソン・ブース
CG照明監修:アデル・アバダ
ストップモーションクリエイティブ監督:ジェイミー・カリリ
ストップモーション美術:アレックス・ユーハス
ストップモーションアニメーション主任:アンソニー・スコット
編集:マシュー・ランドン
音楽:ハンス・ジマー、リチャード・ハーベイ
日本語版主題歌:松任谷由実
声の出演:ジェフ・ブリッジス、マッケンジー・フォイ、レイチェル・マクアダムス、ライリー・オズボーン、ジェームズ・フランコ、ベニチオ・デル・トロ、マリオン・コティヤール、アルバート・ブルックス、リッキー・ジャーベイス、バッド・コート、ポール・ジアマッティ
日本語吹替版:津川雅彦、鈴木梨央、瀬戸朝香、池田優斗、伊勢谷友介、竹野内豊、滝川クリステル、土師孝也、ビビる大木、坂口芳貞、壤晴彦
パンフレット:★★★☆(720円/原作のストーリー紹介のページが素敵!)
(あらすじ)
新しく引っ越した家の隣に住む老人が気になる9歳の女の子。若い頃は飛行機乗りだったという老人は、昼間は飛行機を修理し、夜は望遠鏡で空を眺めて暮らしていた。2人は仲良くなり、女の子は老人から、砂漠で出会った星の王子さまの話を聞かせてもらう。しかし、やがて老人は病に倒れてしまい、女の子は老人が会いたがっている星の王子さまを探すため、オンボロ飛行機に乗って空に旅立つ。(以上、シ映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
90点
※今回の記事は、「星の王子さま」が好きな人は不快になる可能性があるので、読まない方が良いです。
※今回の記事は、映画とは関係のない自分語り的な文章が多めなので、そういうのが苦手な人は読まない方が良いです。
11月25日の話。2番目の姉と新宿で飲むことになっていまして。同日開催の「タマフル&トップ5&相談は踊るオフ会」に出られなかったのは血涙を流すほど残念でしたけど(大げさな文章)、姉に誘われるのはありがたくてね。しかも、誕生日祝いとして、食事&映画鑑賞代は奢ってくれるというのだから、これまたうれしいじゃないですか。姉は熱狂的なユーミンファン→彼女が日本版主題歌を担当した本作を観ることに決まっていたのは微妙だけど、まぁ、作ったのが「カンフー・パンダ」の監督だし、そんなにはずれることはあるまいよと思って(まさか姉と「グリーン・インフェルノ」を一緒に観るわけにはいかないし)。タイ料理屋で軽く飲んだ後、新宿ピカデリーで一緒に観たんですが、思い出の映画になりました (´∀`) ホッコリ 今週のムービーウォッチメンの課題映画になったのもありますけど、新宿バルト9で2回目を観るほど気に入ったのです。
姉とタイ料理屋で食事。画像はエビパンケーキでございます。
新宿ピカデリーのロビーには、クリスマスツリーが飾られてました。
観たのは8番スクリーン。公開週だったせいか、半分以上は埋まってましたよ。
で、今週は「深夜も稼働のバルトなんかどう?」と、バルト9のシアター1で2D・字幕版を鑑賞。結構混んでました。
まず、“星の王子さまと僕”について書いておくと、ごめんなさい、僕は断然、カレーの王子さま派。「てめぇ、パクリじゃねーかよ!(`Δ´)」なんて星の王子さま派の心ない言葉に負けず、「お前なんて食べられないくせに!(`Д´ )」と罵倒を返し、年々争いが激化する中、幸福な王子さまはみすぼらしくなってしまい、ティッシュの王子さまは好き勝手に生きた挙げ句に逮捕され、悲しみの王子さまが誕生したーー。ううむ、僕が疲れている時に書ける文章なんて、この程度なんです、すみません ('A`)
なんとなくロボライダーの動画を貼っておきますね↓
ロボライダー 投稿者 kamiyamaz1972
本当のところを書くと、原作を読んだのは中学生の時。この本のメッセージがストレートに染みいるかどうかは、その人がそれまでにどういう創作物に触れてきたとか性格のひねくれ具合によるところが大きいと思うんですけど…。好きな人には申し訳ないんですが、あの寓話感に乗れなくて、当時は「まぁ、普通 (・ε・)」程度の印象。その後、大人になって読み直した時の方が、挿絵の素晴らしさも相まって、グッときた…って感じですかね。決して嫌いではないんですが、正直、過度の思い入れはないのです。
で、今回の映画化…というか、「原作の続きを描く」ということに関しては、最初はスゲー蛇足だなと思ってて。「カンフー・パンダ」のマーク・オズボーン監督作だから少しは気になっていたけど、姉に誘われなかったらたぶん観なかったと思います。ただ、実際に観てみたら、僕の想像以上に胸を掴まれたからビックリしましたよ。なんでこの映画が良かったのか、その理由は3つ↓
① マーク・オズボーン監督が超頑張った!ヽ(`Д´)ノ
このストップモーションアニメのパートは100点でしたよ。
ネットやらパンフやらに載っている監督インタビューによると、マーク・オズボーン監督は映画化のオファーを一度断ったそうなんですが、「男は度胸! 何でもためしてみるのさ ( ̄ー ̄) ニヤッ」と言われて、「原作の世界観を忠実に描き、そこを核に、原作に触れた経験を描くのであればできるのでは!? Σ(゚д゚;)」とひらめいて、映画化に挑むことにしたそうで(一部ウソ)。そんなワケで、映画は「勉強漬けの毎日を送る9歳の女の子が、隣りに住むサン=テグジュペリっぽい老人と出会って『星の王子さま』の物語に触れることで変わっていく」という3DCGパートと、「星の王子さま」の物語を描いたストップモーションアニメパートで構成されているんですけど、その発想が大正解だったのです… (ノД`) というか、とにかくストップモーションアニメで展開される「星の王子さま」が素晴らしいとしか言いようがないクオリティで(人形は紙と粘土で作られているんだとか)、動く絵本を見ているようで超楽しくて。内容は全然違うんですけど、昔、超ハマッたデジタル絵本「LULU」をなんとなく思い出したりしましたよ。
「LULU」の動画を貼っておきますね↓ 3DSあたりで出せばいいのに。
まぁ、終盤の「星の王子さまがダメ人間化している展開」にはもしかすると怒る人もいるかもしれませんが(「フック」を思い出しました)、「役に立たないものは不要」なんて昨今の風潮に対する、マーク・オズボーン監督なりのサン=テグジュペリっぽい寓話の提示だと思ってね、僕は非常に感心いたしました。最近は「スターウォーズ」のエピソード7を監督したJ・J・エイブラムスにも感じたことですけど、これほどの作品に真っ向から立ち向かって、これだけの映画を作り上げたことはマジ尊敬に値するなぁと。
② 娘&シングルマザー要素にグッときた!ヽ(`Д´)ノ
この母娘がストライクだったのです。
自分に娘マナ子(仮名/4歳)が出来て以来、彼女への思い入れは限りなく広大な宇宙が光の速さでさらに膨張を続けるように強まる一方であり、フィクションに「娘」が出てくるだけで超感情移入するようになってしまって。本作の主人公である「9歳の女の子」はまさに我が娘の5年後の姿であって、序盤でプロペラが女の子をかすめた時は「ジジイ、殺す!ヽ(`Д´)ノ」と激怒したし、誕生日にあのツマンネー置物をプレゼントされて女の子がうっすらと涙を浮かべた時は「離婚した父親、殺す!ヽ(`Д´)ノ」と激怒したほど(心の狭い文章)。「女の子」が飛行機に乗って飛び立った以降のくだりは、もしかしたら彼女の夢なのかもしれませんけど、ハラハラドキドキしたし、ジジイが死にそうになって悲しむ場面では「娘より先には死ねんな… (`Δ´;) ヌゥ」と覚悟した…って、どうでもいいですかね。
このキツネのぬいぐるみも可愛かったですな~。
あと、あの母親にも考えさせられました。一見、バカな教育ママっぽいけど、自分が子どもを持つようになって思うのは、子どもに充実した教育環境を与えることがどれほど大変かと。僕の友人は、食いたい物も食わずにガマンしてお金を作って、娘を私立中学に通わせているというのに、僕は長野で散財したり、ステーキで散財したり、パンケーキで散財したりと、父親失格だなと猛省するところがありまして…。だから、仕事に励みながらも娘の将来を考えてあんなボードまで作った母親は、確かに行きすぎではあるけど、基本的には「教育熱心で偉いなぁ」と。僕もね、来年からこそはお小遣いを家族のために使おうと、夜空に誓った43歳の冬なのでしたーー。
③ 姉と観て良かった!ヽ(`Д´)ノ
僕には2人の姉がいて、小さいころは両者ともなんだかんだと映画を観に連れて行ってくれましてね。2番目の姉と一緒に観た映画で一番印象深いのは「ロッキー4」。確か伊勢佐木町の劇場だったんですけど、姉が奮発して「中央に白いカバーがかぶせてある特別な席」を買ってくれまして。映画の内容も100点だったし、最高の映画体験だったのです。
「ロッキー4」の大好きなシーンを貼っておきますね (ノω・、) アポロ...
で、最近も試写会が当たった時などは普通に姉を誘って映画を観たりしてたんですけど、なんかこの日は、少年時代のことがやたらとフラッシュバックしてしまって。映画の内容も良かったし、日本版主題歌を担当したユーミンに関しても、もともと姉の影響で聞き始めたのもあって、総合的にシンミリしたというか。映画鑑賞後、姉のリクエストで新宿2丁目の観光バーに連れて行って奢ったんですが、そこでの支払いが2万オーバー→結局、僕の方が多く支払う羽目になったのも、また良い思い出。まぁ、「殺人の半分が親族間で行われてる」ということで、もしかすると彼女とも些末なことで殺し合ったりするかもしれませんけど、この日は「姉がいて良かったなぁ」としみじみした次第。
僕がこの映画を良かったと感じた理由は以上でございます。一応、話のオチを書いておくと、ビジネスマンとの戦いを経て、星の王子さまは自分の星へ戻り、女の子は少し成長しまして。「星の王子さま」の紙片を一冊の本としてまとめて、病床の老人に謝罪&和解すると、母親もボンヤリと反省して、2人で夜空を見たりするようになって、エンドクレジットに突入。途中、女の子が教室で「ゾウを飲み込んだウワバミ」の絵を説明して、終わってましたよ(オープニングと対になる感じ)。なんて言うんですかね、「名門校でちゃんと勉強も続ける」という着地なのが、スゲー大人だと思ったり。
ちなみに3Dは効果的だったけど、画面が暗かったので、僕は2D版の方が好きでした。それと、日本語吹替版も予想以上に良くて、エンドクレジットのユーミンの歌も思いのほか合っていたので、吹替版だったら日本版主題歌も許せるかなぁと。「インサイド・ヘッド」の「愛しのライリー」もエンドクレジットで流していれば、あそこまで憎悪しなかったかもしれませんな…(遠い目)。
なんとなくユーミンのこの曲とCMを思い出しました↓
そんなワケで、映画の内容とは関係のない文章をダラッと書いたりしましたが、思い出の映画になりました (´∀`) ホッコリ たぶんその後、深夜2時ぐらいまで姉と飲んだことも含めて、忘れないだろうなぁと。まぁ、原作の「星の王子さま」が大好きな人がどう思うかは微妙ですが、良く出来た作品だと思うので、興味がある方は劇場へどうぞ~。
有名すぎる原作本。未読の方は、一度は読んでおいた方が良いです。
マーク・オズボーン監督による名作アニメ。エンドクレジット後の映像に涙… (ノω・、) グスン
公式ガイドブック。ほわほわブランケット付きだとか。
ノベライズ本を貼っておきますね。
アートブック。関連商品では、これが一番ほしいかな。
スタンリー・ドーネン監督による実写版。意外と評判は悪くない様子。
1978年に放送されていたテレビアニメ。全然知らなかった… (`Δ´;) ヌゥ
宮﨑あおいさん主演のミュージカルだそうです。
オチとして貼っておきますね。日曜洋画劇場とかテレビでよく観たイメージ。
<ライムスター宇多丸のシネマランキング2015>に便乗してみた件
えーっと、本日、12/26(土)の22時からTBSラジオで放送される「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」(略称「タマフル」)では、<ライムスター宇多丸のシネマランキング2015>という毎年恒例かつ好評な企画が行われる予定でして。宇多丸師匠が今年のムービーウォッチメンで扱った映画50本の中から、もっとも素晴らしいと思った作品<ベスト10>と、もっともアレだと思った<ワースト1>を発表するのです。となると、僕も一応は監視作品をすべて観ていますのでね(苦笑)、例によって今年も本日アップした「リトルプリンス 星の王子さまと私」を加えた50本の中で、適当にベスト10&ワースト1を付けてみました↓
<ベスト10>
1位 マッドマックス 怒りのデス・ロード(10回)
2位 ワイルド・スピード SKY MISSION(3回)
3位 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2回)
4位 ヴィジット
5位 スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2回)
6位 アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
7位 海街diary
8位 きみはいい子
9位 恋人たち
10位 インサイド・ヘッド
※()内の数字は劇場に観に行った回数です。
<ワースト1>
エイプリルフールズ
ベスト10にギリギリ入らなかったのが、「ビッグ・アイズ」と「リトルプリンス 星の王子さまと私」、「フォックスキャッチャー」、「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」、「キングスマン」、「アントマン」…といったところですかね。「インサイド・ヘッド」に関しては、実は2位なんですが、あの日本版主題歌が心底不快だったので、あえて10位にしてみたという面倒くさい文章。
ちなみにこの日、宇多丸師匠が発表するシネマランキングのうち、ベスト5の作品と順位のすべてピタリと当てた人には「M資金」9万円が山分けでプレゼントされるということで、番組メールアドレス(utamaru@tbs.co.jp)まで予想を送ると良いことがあるかもしれませんぞ ( ̄ー ̄) ニヤッ 以上、便乗企画でした~。
仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス(ネタバレ)
仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス
2015/日本 上映時間83分
監督:金田治
原作:石ノ森章太郎
脚本:林誠人
音楽:坂部剛、鳴瀬シュウヘイ、中川幸太郎
アクション監督:宮崎剛、石垣広文
特撮監督:佛田洋
主題歌:1 FINGER
劇中歌:氣志團
出演:西銘駿 竹内涼真、山本涼介、上遠野太洸、稲葉友、大沢ひかる、内田理央、柳喬之、吉井怜、浜野謙太、井俣太良、溝口琢矢、勧修寺玲旺、松島庄汰、馬場ふみか、蕨野友也、磯村勇斗、森下能幸、西村和彦、竹中直人、片岡鶴太郎
声の出演:クリス・ペプラー、悠木碧、高戸靖広、ケンドーコバヤシ、じろう、長谷川忍
パンフレット:★★★(720円/いつもの感じ。脚本家&監督のインタビューがタメにはなりました)
(あらすじ)
共通の敵・眼魔(ガンマ)を追う中で出会った仮面ライダーゴーストとドライブは、突如巻き起こった時空の歪みにより、10年前の世界へ飛ばされてしまう。そこには進ノ介(ドライブ)と知り合う前のベルトさんや、眼魔に殺される前のタケル(ゴースト)の父の姿があった。タケルは過去の世界で父を救おうと決意するが、それは眼魔の手によって復活した世紀の天才レオナルド・ダ・ヴィンチの仕かけた罠だった。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
40点
※この記事は「シグマ15」に従って書いています。
※この映画に関しては、YU@Kさんの感想に超同意なので、そちらを読んで!
一応、冬のライダー映画は劇場で観る主義ということで、公開週、取引先の特撮オタクの方と一緒に新宿バルト9で観てきました。「どうだっていいんだ… (´・ω・`)」と思ったり。まぁ、ライダー映画なんて基本的に子ども向けではあるし、あまりイヤな文章は書きたくないんですけど、それなりに思ったことを書き残しておきますよ。
僕の気持ちを代弁する範馬刃牙の画像を貼っておきますね。
ちなみに、入場者特典はこんな感じ。劇場は5番スクリーンで、ほぼ満席でした。
なんて言うんですかね、今までの「MOVIE大戦」と違って、最初から前作のライダーと放送中のライダーが1本のストーリーで共演するというのは初めてだったワケですが、テレビシリーズの最終話(特別編)「ゴーストの事件」でもガッツリ絡んでいるだけに、「まぁまぁ面白くなるだろうな~ (´∀`)」と少し期待したのがいけなかった。まさかあれが「なかったこと」になっているとは思いませんでしたよ。で、それに目をつむったとしても、とにかく話が酷い。演出も酷いし、アクションに新鮮味もない。話を無視して登場人物たちの活躍を割り切って楽しもうと思っても、チェイスやロイミュード3人衆の扱いが恐ろしく酷くてね…(遠い目)。特に詩島剛とチェイスの取って付けた別れとか、テレビシリーズで彼らの友情にグッときていた僕的には心底クソだなぁと。いや、パンフの脚本家インタビューを読むと、「ドライブ」がどういう終わり方をするのかとか、「ゴースト」の2号ライダーがどういうキャラなのかとかも決まっていなかったらしく、結局、東映の製作体制に問題があるんだとは思いますが、ごめんなさい、スゲーどうでも良かったです。
僕の心を代弁する素敵な曲を貼っておきますね↓
その他、「捜査する担当者を本人の挙手で決めようとする捜査本部」とか「長すぎる片岡鶴太郎さんと竹中直人さんの絡み」とか、脱力したポイントはあるんですが、凄まじく多いので割愛。一応、話のオチを書いておくと、タケルは歴史を改変できなくて、父親は死亡。10年も無駄に過ごしていた頭の悪い敵ダ・ヴィンチが大暴れしたので、みんなで倒しましてね。今後テレビシリーズで絡んでくる3号ライダーがチラリと映ったり、泊進ノ助と詩島霧子が結婚したりして終わってましたよ。役者さんたちやキャラクター自体は好きだし、良いところがまったくなかったワケではないんですけど(タイムトラベル要素&タケルと父親や幼いころの自分とのやり取りとかは嫌いじゃない)、あまりにも雑な作りに怒るというよりは疲れたというか。これはこれで失礼な文章なんですが、「ライダー映画は期待値を低くして観るべき」だとあらためて思いました。おしまい。
映画のサントラがあったので、貼っておきますね。
今までの「MOVIE大戦」で一番面白かったのはこれ。僕の感想はこんな感じ。
2015年11月に観たDVDの覚え書き
※今回の記事は、「マッドネス・オブ・マックス」、「子猫をお願い」、「ガイアナ人民寺院の悲劇」
のネタバレに触れているので、知りたくない人は気をつけて!
最近はすっかり更新するのが遅れ気味なんですが(汗)、毎月の恒例として、今さらながら「11月に観たDVDの感想」を雑にアップしておきますね↓
<1本目>
マッドネス・オブ・マックス
(解説)
ジョージ・ミラー監督が撮った1979年のオーストラリア映画「マッドマックス」に関わった人々のインタビューや当時の映像などで構成されたドキュメンタリー。
予告編が見つからなかったので、「マッドマックス」の予告編を貼っておきますね↓
70点
「マッドマックス」3部作のBlu-rayはすでに持っている&「マッドマックス 怒りのデス・ロード」は3D版
を買う予定だったので、当然ながら新しく出るアンソロジー
は買わないつもりだったものの! なんと新しいアンソロジー
にはこのドキュメンタリーが付いてくるということでね…(バラ売りはなし)。本作のためだけにほぼ同じ内容の商品を買うのは悔しかったんですが、宇多丸師匠&高橋ヨシキさんも絶賛されていたので、どうにも観たくなって渋々購入→鑑賞しました。非常にタメになりましたよ… (ノω・、) クヤシイ
身も蓋もなく書くと、「マッドマックス」の製作裏話が延々と語られるだけではあるんですが、映画が作られたのが1970年代後半ということもあって、内容がメチャクチャ。「よく死者が出なかったな… (`Δ´;) ヌゥ」と思うレベルの無茶ばかりしていて、いわゆるヤンチャな人たちの武勇伝を聞くような面白さがありました。あと、僕も結構知っているつもりだったんですけど、「壊れた青いバンはジョージ・ミラー監督の車じゃなかった(ぶつかる直前で別の車になってる)」とか、知らない情報もいろいろとあったのは良かったです。ワーナーの商法には少しイラッとしますが(インスタントビデオとかで流してくれれば買うのに!)、ちくしょう、「マッドマックス」
が好きな人は一見の価値アリ、じゃないでしょうか。
暴走族の役に入りすぎて、警官役の人の部屋に血文字でメッセージを書いたりとか、行きすぎた体験談が連発されてましたよ。
<2本目>
子猫をお願い
(あらすじ)
ソウルから電車で1時間ほどの近郊都市、仁川(インチョン)の女子商業高校を卒業して1年のヘジュ(イ・ヨウォン)、テヒ(ペ・ドゥナ)、ジヨン(オク・ジヨン)、ピリュ(イ・ウンシル)、オンジョ(イ・ウンジュ)。5人は、高校時代を毎日ともに過ごした仲だ。しかし、卒業してから経過した時間とともに、お互いの距離が開き始めているのを感じていた。上昇志向の強いヘジュはソウルの高層ビルにある証券会社に就職。ルックスがよく、職場でも愛嬌を振りまく彼女は男性上司にも気に入られ、女の子が欲しいものはみんな手にしているように見える。それでもヘジュは満足していない。整形手術にも視力回復手術にもトライし、お金は服につぎ込み、新たなチャンスを逃さないようにしている。職場の上司には従順だが、高校時代の友人を前にすると優越感が自然と態度に出てしまう。そんなヘジュと、何かにつけてぶつかりあうことが多くなってきたのは、5人の中でも早くに両親を失い、バラック街で祖父・祖母と暮らすジヨンだった。定職がなく、屋根裏部屋でデザイン画を描きつづけているジヨン。しかしその才能を活かした仕事を見つけることはおろか、就職先を見つけるのにも四苦八苦する中、学生時代は一番仲が良かったヘジュの言動が、いちいち癇に障ってしまう。こんな二人の間で5人の友情を守っていこうとするのは、夢見がちで「どこか違う広い世界に出て行きたい」と切望しているテヒ。彼女は家業を手伝いながら、小児まひの青年詩人の家に通い、彼の口述する詩をタイプに打つというボランティアをしている。それなりに成功している自営業の家に生まれ育った彼女だが、父親のワンマンぶりにイライラを募らせている。そして、中国にルーツを持つ双子のピリュ(イ・ウンシル)とオンジョ(イ・ウンジュ)は、仁川のチャイナ・タウンに暮らし、アクセサリーの露店を出して生計を立てている。ヘジュが20歳になる誕生日。それぞれにプレゼントを買ってパーティに集まることになったが、ジヨンにはそのお金がなかった。そこでジヨンが思いついたプレゼントは、なんと拾った子猫だった。この風変わりなプレゼントをいったんは受け取ったヘジュだったが、ほどなくジヨンを呼び出し、子猫をつき返してしまう。そんなある日、5人が集まって遊んでいる間に、ジヨンの住むバラック建ての家がとうとう自然崩壊してしまう。祖父と祖母を一度に失ってしまった彼女は天涯孤独の身となってしまう。それまで可愛がっていた子猫をテヒに預け、ジヨンは警察からの事情聴取を受けるが、捜査員に逆らい、それが原因で少年保護施設に収容されてしまう。ジヨンにはこれから先のあてもなければ行き場所もない。誰が話しかけても完全黙秘を続けるジヨン。テヒは施設までジヨンを訪ねては話をし、その不安な心を受け止めようとする。やがてジヨンが施設を出所する日がやってくる。子猫をピリュとオンジュに預けて、荷物をまとめたテヒは、施設にジヨンを迎えに行く。(以上、MovieWalkerより)
予告編はこんな感じ↓
80点
正直、最近は奥さんと性的接触はもちろんのこと、キスすらしてなくて…。せっかく結婚しているのに1人で寝る日々はスゲー寂しいワケですが、そんなある日、ふと「ペ・ドゥナに慰めてもらおう!∑(゚Д゚)」と思い立ちましてね(論理の飛躍がある文章)。ネット彼女の出演作を調べてみたら、この作品は観てなかった&猫好きなので、借りてみました。素敵な青春映画でしたよ… (ノДT)
もうね、お話はMovieWalkerの通りなんですが、非常に身につまされるというか。学生時代は仲良かったハズなのに、卒業してから関係性が変わるなんて、よくある話じゃないですか。韓国での女性の生きづらさなども描かれていたのは、なかなか興味深かったです。で、とにかくオク・ジヨンが演じるジヨンが不憫であり、ペ・ドゥナ演じるテヒが優しくてね…(しみじみ)。最後、2人で旅立つというオチは、涙で画面が見えなかったのです。これ、かなりオススメですぞ!m9`Д´) ビシッ
ペ・ドゥナかわいいよペ・ドゥナ… (´Д`;) 登場人物たちの想いを象徴する子猫も可愛かったですよ。
<3本目>
ガイアナ人民寺院の悲劇
(あらすじ)
<人民寺院>の教祖、ジョンソン(実際の事件ではジョーンズ)は、ソドムと化した米国を嫌って新天地を求め、信徒を率いてガイアナへ移住することを決意。未開地を開拓して信徒だけの村をつくる。家族や弁護士たちはなんとか信徒を助けようと議員の視察団を送るが、逆に教団の親衛隊に襲われてしまう。追いつめられたジョンソンは残った信徒全員に毒を飲ませ、集団自殺を遂げるのであった。(以上、allcinemaより)
予告編はこんな感じ↓
50点
人民寺院の集団自殺事件が元ネタの映画「サクラメント 死の楽園」を観る前に、同じテーマの旧作を観ておこうと思って、レンタルしてきました。まぁ、面白かったかな (・ε・) 基本的には実録モノっぽい感じで地味&単調なんですが、いわゆるエクスプロイテーション映画らしく、それなりにエログロな見せ場があるので、そこそこ楽しめたって感じ。一応、オチを書いておくと、集団で自殺&殺されたりして、人民寺院の人々が全滅して終わってました(乱暴な文章)。
そんなワケで、先月観たDVD作品は合計3本。僕的にオススメなのは、やっぱり「子猫をお願い」ですかね。青春映画が好きな人は借りて観ると良いザンス。以上、先月観たDVDの覚え書きでした。ではでは~。
コードネーム U.N.C.L.E.(アンクル)(ネタバレ)
※今回の記事に関しては、気がついたらダイレクトな下ネタを書いていて、Amebaのフィルタリング機能が発動するような気がしないでもなかったので、最初からこちらのブログ(http://kamiyamaz.blog55.fc2.com/blog-entry-51.html)に感想をアップいたしました。ですので、下ネタが苦手な人は気をつけて!
ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション(字幕版)(ネタバレ)

原題:The Hunger Games: Mockingjay - Part 2
2015/アメリカ 上映時間137分
監督:フランシス・ローレンス
製作:ニーナ・ジェイコブソン、ジョン・キリク
製作総指揮:スーザン・コリンズ、ジャン・フォスター、ジョー・ドレイク、アリソン・シェアマー
原作:スーザン・コリンズ
脚本:ピーター・クレイグ、ダニー・ストロング、スーザン・コリンズ
撮影:ジョー・ウィレムズ
美術:フィリップ・メッシーナ
衣装:カート&バート
編集:アラン・エドワード・ベル、マーク・ヨシカワ
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
視覚効果監修:チャールズ・ギブソン
出演:ジェニファー・ローレンス、ジョシュ・ハッチャーソン、リアム・ヘムズワース、ウッディ・ハレルソン、エリザベス・バンクス、ジュリアン・ムーア、フィリップ・シーモア・ホフマン、ジェフリー・ライト、ウィロウ・シールズ、サム・クラフリン、ジェナ・マローン、ナタリー・ドーマー、スタンリー・トゥッチ、ドナルド・サザーランド
パンフレット:★★★(720円/普通に良い出来。コラムが2本ともタメになりました)
(あらすじ)
カットニス(ジェニファー・ローレンス)率いる第13地区の反乱軍は、スノー大統領(ドナルド・サザーランド)が支配する独裁国家パネムとの最終戦争に突入。カットニスは、ゲイル(リアム・ヘムズワース)、フィニック(サム・クラフリン)、ピータ(ジョシュ・ハッチャーソン)らとともにスノー大統領暗殺作戦を決行する。しかし、カットニス抹殺に執念を燃やすスノーはその作戦を見抜いており、反乱軍は死のトラップや無数の敵に直面。カットニスはかつてない非道な選択を迫られることになる。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
70点
※この記事は「シグマ15」に従って書いています。
※今回の記事は、「ハンガー・ゲーム」シリーズが好きな人は不快になる怖れがあるので、気をつけて!
「主演のジェニファー・ローレンスが好き&人々が殺し合う映画も好き」ということで、2012年に第一作を劇場で観て以来、2作目、3作目と付き合ってきたワケですが、正直なところ、そんなにストライクではなくて。とは言え、ここまで来たら最後も観ざるを得ないということで、ムビチケを購入。なかなか行けなかったんですが、やっと昨日、会員なら最低でも1300円で鑑賞できる角川シネマ新宿にて、ちくしょう、1400円の前売り券を使って観て来ました。付き合って良かったYO!m9・∀・) ビシッ
角川シネマ新宿、5階の狭い方とは言え、満席状態だったのはビックリ。若い人がスゲー多かったです。

今までのシリーズの中で、一番面白かったし、納得できたという印象。まず、無慈悲なアクションが多めで楽しかったです。超科学すぎる罠とか、ダッシュ系ゾンビっぽいミュットの襲撃とか、市民への爆撃シーンとか、非常にエキサイティングでした。お話的にも「カットニスとスノー大統領の対立を利用して、コイン首相(ジュリアン・ムーア)が漁夫の利を獲ったことが判明→カットニスが弓でコイン首相を射殺!→スノー大統領は民衆によって撲殺」というクライマックスの展開がツボに入ったというか(「結局、カットニスも単なるコマの1つだった」のがイイ!)。なんて言うんでしょうか、あまりにも荒唐無稽&ご都合過ぎる部分はありますけど(例えば、あんな超科学があったら、カットニス一味は即捕まると思う)、本作を踏まえて物語を振り返ってみれば、「先行きの見えない現代社会で必死に生きる若者」のメタ的な話としてよく出来ている気がしてきましたよ(って、パンフに掲載されていた小西未来さんのコラムを読んで気付いたんですがー)。不満は会話シーンが多いことなんですけど、これは原作が長いから仕方ないんですかね。そういえば「妹を失ったカットニスの前に妹の飼い猫が現れる→『妹を思い出すからどっか行って!川TДT)ノ』」というくだり、「先生と迷い猫」でも似た展開があったんですが、もしかすると「親しかった故人の愛猫を見て『どこかへ行け!』と怒鳴る」ブームが来ているのかもしれませんな…(どうでも良い文章)。
即死率の高いトラップ描写が最高でした。こういうシーンがもっと観たかったです。

役者さんも良かったですね。とにかくジェニファー・ローレンスはスゴいなぁと。シリーズが始まった時は「ガタイの良い女の子」ぐらいの印象でしたが、いつの間にかドナルド・サザーランドと対峙しても負けない貫禄を身につけていて。最後、カットニスはピータと結ばれて2児の母親になって終わるんですけど、すっかり母親顔であり、この数年のジェニファー・ローレンスの女優としての成長と物語の主人公の成長がリンクしているような面白さを感じました。まさに後生畏るべし、ですな。そんなワケで、いろいろと不満が多いシリーズでしたが、総合すると「良いものを観た!m9・∀・) ビシッ」という気持ちになった次第。フィリップ・シーモア・ホフマンの遺作でもあるし、気になる人はシリーズをチェックしてみてはいかがでしょうか。
この場面のジェニファー・ローレンスとか、凜として素敵でしたよ。

おしまい (・∀・) ナガカッタ
同じフランシス・ローレンス監督による前作。僕の感想はこんな感じ。
一応、貼っておきたい原作本。小説の方が面白いんだろうなとは思います。
先々週と先週の備忘録(2015/12/16〜12/28)
さて、毎週火曜日は備忘録ということで、更新できなかった先々週と、先週の出来事や思ったことを適当に書いておきますよ↓
「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」は公開日&翌日に観ました
休日出勤でグループ会議→怒られました ('A`)
23日にやっと大きな仕事が終わり、来年の仕込みが始まる…
24日にクリスマスを祝い、25日から妻子が青森へ
26日、休日出勤の後、親友夫婦と3回目の「SW」→親友宅に宿泊
当ブログ、灼熱の時間(とき)ーー
唐突ですが、ピクルにマッハ手刀を叩き込む愚地克己の画像を貼っておきますね(「範馬刃牙」より)。
師走のせいで仕事がメチャメチャ忙しい上に、家族との時間も作らなくちゃならない中、ブログを書く。もうね、溜まっていた映画の感想の量が多くて、とても無理だと思っていたんですけれども。感想を書くための新たな鉄の掟「シグマ15」を開発したこと、そして寝ないことにより、どうしても具合が悪くて更新できなかった23日を除いて、16日からほぼ毎日記事をアップできたのはちょっとした奇跡。この約2週間は自分の精神力と体力を限界まで追い込んでいて、今、まさに僕の人生において「灼熱の時間」を迎えていると言っても過言ではないんですが、書いている内容が「昔、ガイ・リッチーはマドンナにペニバンでアナルを開発された」なんてレベルだと考えると、何とも空しくなってきますね… (´・ω・`) ナニヤッテンノカナ
体力が限界すぎて、「新宿スワン」の山田孝之さんが売ってくるようなクスリに頼りたくなる…って、ダメ絶対!(なにこの文章)
気がつけば超観たかった「帰ってきた Mr.ダマー バカ MAX!」は上映終了で、「劇場版 媚空」の前売り券も無駄にしてしまい、22日に三宿Webでおこなわれた「80's!!!!!!!!」にも行けなかったものの、何本か映画は観られまして。取引先の人と忘年会を兼ねて「仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス」、府中と銀座と上大岡で「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」、「コードネーム U.N.C.L.E.」、「サクラメント 死の楽園」、「グリーン・インフェルノ」、2回目の「リトル・プリンス 星の王子さまと私」、「ベテラン」に「ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション」などなど。基本的にはどれも楽しめましたが、「SW7」は別とすれば、イチオシは「ベテラン」でございます (o^-')b オススメ!
またも無駄にしてしまった前売り券。もう買うのやめようかな…。
親友夫婦と上大岡で「SW7」。2人とも楽しんでましたよ。
日曜日、親友夫婦と朝食を食べた後に別れて、夕方から新宿文化ビルで「ベテラン」と「ハンガー・ゲーム」の4作目を観ました。
一応、24日のことを書いておくと、仕事が一段落したこともあって、早く帰宅して、妻子とクリスマスパーティー。奥さんが用意した料理は、ローストチキンにフライドチキン、手作りのキッシュにクリスマスケーキ、チョコフォンデュなど、非常に充実していて、僕も娘のマナ子(仮名/4歳)もホクホク顔ですよ。2人は翌日の早い時間に実家へ帰省する→この日にプレゼントを渡すことになったので、僕は「ワンダートイパッド」をマナ子にあげたんですが、ピクリとも喜ばず。奥さんがあげた「ひつじのショーン」のトレーナーに狂喜乱舞するのだから、世の中、お金じゃありませんな(唐突に知った風な口調で)。で、奥さんにはちょっと高めのPUMAのスウェット上下をあげたら、思いのほか喜んでくれて、セックスレス解消に1歩近づいた気がします(唐突に短絡的な文章)。ちなみに僕も奥さんからプレゼントをもらったんですが、なとりの「うずらの味付けたまご」
だったのでしたーー。
これが僕へのクリスマスプレゼントさ! やだ、大好物ぅ~。
先々週と先週は大体こんな感じですかね。まだ三が日用の記事が書き上がっていないんですが、30日から僕も青森に帰省→ブログが書けない状況になってしまうので、なんとか頑張っております。結局、まだ「クリード チャンプを継ぐ男」は観られてないんですけど、この記事をアップする日には劇場に行けるかなぁ。以上、先週の備忘録でした。ではでは~。
2016年1月公開で観たいと思っている映画の覚え書き
※①などの番号付きは「絶対に観る」、◎も「絶対に観る(本数計算の対象外作品)」○は「一応観たい」、△は「興味ある~」って感じです。
1/2
タイガー・マウンテン~雪原の死闘~ ①
魔界戦記~雪の精と闇のクリスタル~ ②
ヤクザと憲法 ◎
1/9
ブリッジ・オブ・スパイ ③
モンスターズ/新種襲来 ④
DOGLEGS ◎
ヘリオス 赤い諜報戦 ○
フランス組曲 △
クリムゾン・ピーク △
ピンクとグレー △
知らない、ふたり △
イット・フォローズ △
1/16
ボクソール★ライドショー~恐怖の廃校脱出!!~ ⑤
殺されたミンジュ ○
最愛の子 ○
ふたりの死刑囚 △
の・ようなもの のようなもの △
白鯨との闘い △
パディントン △
1/23
エージェント・ウルトラ ⑥
手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド ◎
ザ・ウォーク ○
メモリーズ 追憶の剣 ○
サウルの息子 ○
1/30
ブラック・スキャンダル ⑦
ビハインド・ザ・コーヴ ~捕鯨問題の謎に迫る~ ○
猫なんかよんでもこない。 ○
蜃気楼の舟 △
残穢〈ざんえ〉-住んではいけない部屋- △
ジェンダー・マリアージュ ~全米を揺るがした同性婚裁判~ △
99分,世界美味めぐり △
「007 スペクター」に「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」、そして「クリード チャンプを継ぐ男」と、大作の続編祭りだった12月と比べると、若干寂しいムードの1月ですけれども。「ジョーカー・ゲーム」→「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」→「キングスマン」→「コードネーム U.N.C.L.E.」→「007 スペクター」という昨年からの“スパイ映画ブーム”の流れを受けて、今年も「ブリッジ・オブ・スパイ」と「エージェント・ウルトラ」という2本のスパイ映画はチェックしておきたいところ。どちらも結構面白そうなので、期待しております (´∀`) ウフフ
「エージェント・ウルトラ」の予告編↓ 強いジェシー・アイゼンバーグを見るのは初めてですよ。
あと、ドキュメンタリーに観たい映画が多くて、絶対にはずせないのが、障害者プロレス団体「ドッグレッグス」を扱った「DOGLEGS」。昔、「無敵のハンディキャップ」
「DOGLEGS」の予告編でございます↓ 海外の監督が撮ったのね。
邦画では、「ボクソール★ライドショー~恐怖の廃校脱出!!~」が見逃せないと思ってて。日本初の「4DX専用体感型ショートムービー」ということなんですが、監督が「戦慄怪奇ファイルコワすぎ!」シリーズなどでお馴染みの白石晃士監督なので、かなり期待できるんじゃないかと。その他、アジア系では「殺されたミンジュ」と「最愛の子」が気になっているものの、どちらも超ヘビーそうなので、やっぱり止めようかと迷っております (´・ω・`) ドウシヨウ...
「ボクソール★ライドショー~恐怖の廃校脱出!!~」の特報です↓ やっぱりPOV方式なのね。
それと、映画祭系では、<2016冬の香港中国エンターテイメント映画まつり>として公開される「タイガー・マウンテン~雪原の死闘~」と「魔界戦記~雪の精と闇のクリスタル~」もチェックしておきたいですな。上のリストには加えていませんが、ヒューマントラストシネマ渋谷恒例の「未体験ゾーンの映画たち2016」でも観たい作品がいくつかあって、「ビッグマッチ」や「トランス・シューター」、「SPY TIME – スパイ・タイム -」、「カリキュレーター」、「スタング」「ザ・ラスト・ウォーリアー」「ゾンビマックス!/怒りのデス・ゾンビ」、「鉄拳 Kazuya’s Revenge」、「血まみれスケバンチェーンソー」あたりが気になっております。
ケイン・コスギ主演作「鉄拳 Kazuya’s Revenge」の予告編↓ これだけは絶対観ると思います。
まったく観に行けなさそうな名画座系にも触れておくと、早稲田松竹で1/09(土)~1/15(金)の「きみはいい子」
「完成! マッドマックス・パンケーキ!!!!!!!!ヽ(`Д´)ノ」という駄話
※今回の記事は、非常にくだらない文章が長々と書かれているので、そういうのが苦手な方は読まない方が良いです。
先日、「パンケーキ・ノート」に掲載されている関東のお店59軒を制覇したワケですが、「とどろけ!一番」の受験勉強がすべてボクシングのためだったように(わかりにくい例え)、それらはすべて自分のオリジナルパンケーキ「マッドマックス・パンケーキ」を作るためだったのだ!m9`Д´) ビシッ ということで、構想から準備まで半年かかったこの料理のレシピを公開しちゃいますね↓
材料はこんな感じでございます。ほとんど近所のスーパーで揃えました。
<材料>
豚肉モモブロック 480グラム
ロースハム 5枚
特大あらびきソーセージ 3本
ミルクを食べる乳酪 バター 7g×8個入り
パンケーキミックス 150グラム(1食分)
マザー牧場牛乳 1000ml 1本
チョコレートシロップ 200g 1本
メープルシロップ 1本
シルバー銀河 大 140ml 1本
焼きゴテ 1本
その他、各種調味料
まずは、豚肉をビニール袋に入れて、クレイジーソルトと醤油とみりんを入れてモミモミ→2時間放置。
時間が経ったら、皿に移して、レンジで8分ほどチン。まさか「シェフ」の時に培ったスキルがここで活きるとは…。
過熱が終わったら、裏返してさらに4分チンして、ロースト(してないけど)ポークが完成するのです。
そして、肉をネイサン・ジョーンズの体重にちなんだ159グラムに切って立たせる→肉立つ(リクタス)が完成…って、多くの方がこのブログを去った気がします。
さて、メインのパンケーキを焼きますよ。基本的には裏面の作り方をそのまま踏襲すれば良いんですが…。
良い感じの焼き色を付けたいなら、油を引かずにジックリと焼くのがベスト。
ちなみにパンケーキを焼く時はいつもキキの気分…って、気持ち悪いですな (ノ∀`) スミマセン
表7分裏3分ほど焼いて、ウォーリグのタンク部分をイメージした土台が完成。
その上に載せるロースハム5枚は、もちろん“5人の花嫁”をイメージしました。
もう1枚はウォーリグの前部なので、小さめに焼きましてね。
さらにウォーリグを運転するマックス、フュリオサ、ニュークスをイメージしたソーセージを炒めつつ…。
どこのご家庭にもある焼きゴテを熱しておきます。目安は3~4分ぐらい。
炒めたソーセージをハンドル風に配置。2本のソーセージがV8サイン風に見えるようにもなっているのがポイント(ドヤ顔で)。
そして、「イモーターン!」と叫びながら、熱した焼きゴテをパンケーキにジュ~!
ついでに「ヴァルハラ-!」と叫びながら、食用銀スプレーをかけまくるのです。
この時、スカルマークにはかけないようにしましょう(見えなくなるので)。
先ほど作った肉立つ(リクタス)にB8(バター8個)を載せることで、感動のラストシーンを再現。
飲み物はもちろんマザーズ(牧場)ミルクでございます。
そんなワケで、1食約2500kcalのモンスターマシン、マッドマックス・パンケーキが完成だッ!ヽ(`Д´)ノ
すべての一口に肉を絡めることが可能な肉特化型食事系パンケーキなのです。
よーし、お父さん、今度はソーセージと一緒に食べちゃうぞ!
味に飽きたらチョコ&メープルシロップを使うのもアリですが、画像のように口に含んでかけるのがルール。
完食! フォークとナイフは、あえてV8サイン風に置いてみると良いかもしれません。
って、バカみたいな画像を貼りまくってみましたけど、いかがだったでしょうか? なんでこんなものを作ろうかと思ったかと言えば、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を観た当日、浅草の珈琲天国でホットケーキを食べたんですが、その表面に「天国」の焼き印が押されていまして…。なんかね、運命めいたものを感じてしまって、僕もあの焼きゴテをパンケーキに押したい衝動に駆られてしまったのです。
この場面を観たすぐ後に…。
「天国=ヴァルハラ」の焼き印が押されたホットケーキを食べるなんて、これは偶然なのでしょうか!?(確実に偶然)
とは言え、その時はまだ「どういうパンケーキにするか」が見えてなかったため、「パンケーキ・ノート」に掲載されているお店に通っていくことで、自分の中の「マッドマックス・パンケーキ」を固めていったというね。最初はDVD&Blu-rayの発売に合わせて完成させる予定だったものの、「そもそも上手に焼けない」という技術的な問題もあったため、結局、年末にズレてしまった次第。
奥さんが焼いてくれた見本はこんな感じで…。
僕が焼いたのはこんな感じ。まったくセンスがないことがよくわかると思います。
油をひいた方がラクに焼けるけど、焼き上がりにムラが出るので、結構悩みました。63枚焼きましたよ。
粉に関しても、8種類ぐらいは試しました。本当は「ファインラボ プロテインパンケーキ」や「トリオプレックス ハイプロテイン パンケーキ」
、「ダイズラボ パンケーキミックス」
といったタンパク質の含有量が高いorヘルシーな粉を使いたかったんですが、肉との相性がイマイチでして。自作にも挑戦したものの、なかなか上手く行かなかったので(焼き上がりも変わってくるし)、結局、ポピュラーな森永製菓のパンケーキミックス
に落ち着いたのでした。
「ファインラボ プロテインパンケーキ」、ちょっとパサッとしてて、好みじゃなかったです。プロテイン含有量は魅力的なんですが。
アメリカの「ハイプロテイン パンケーキ」はシナモン臭がキツくて、食事系には向かない感じでしたよ。
ということで、試行錯誤の末にマッドマックス・パンケーキは出来たワケですが…。お気づきの通り、一番金が掛かっているのは、焼きゴテ。ネットで見つけた業者さんにデザインを送って注文→10月半ばに届いた時、恐ろしいことに奥さんに見つかってしまって、「またそんなバカな物、買って! いくらしたのよ?川`Δ´) テメェ!」と聞かれた時、「5000円もしちゃった… (´∀`;) ゴメンネ」なんてスムースに即答&謝罪したものの、愛する妻よすまぬ、2万円もした。なんだろうね、こんな面白ブログ(笑)の面白記事(笑)のために、わざわざ焼きゴテを発注するなんて、無駄遣いにも程があるのは重々承知なんですけど、どうしても押したかった…。どうしてもパンケーキにあのスカルマークの焼き印を押したかったんですYO!ヽ(TДT)ノ ウワァァァン! もうね、今年は「長野での散財」に「ステーキでの散財」、そしてこの「パンケーキでの散財」と本当に散財しまくってダメ人間だったのでね、来年からはもう絶対にこういうバカはしないことを冬のオリオン座に誓ったのでしたーー。
Fin.