映画監督ジョニー・トー 香港ノワールに生きて
原題：JOHNNIE GOT HIS GUN!
2010／フランス、中国、香港 上映時間60分
監督：イヴ・モンマユー
出演：ジョニー・トー、リッチー・レン、サイモン・ヤム、アンソニー・ウォン、レオン・カーフェイ、ルイス・クー
パンフレット：なし
（あらすじ）
『エレクション』『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』などで世界的に高い評価を受ける香港映画界きっての鬼才、ジョニー・トー監督の映画観を探るべく、フランスの映像作家イヴ・モンマユールが密着取材を敢行。ジョニー・トー監督をはじめリッチー・レン、サイモン・ヤム、アンソニー・ウォンら常連俳優の証言を交え、『エグザイル/絆』など代表作の製作の舞台裏に迫る。（以上、シネマトゥデイより）
予告編はこんな感じ↓
70点
今日はすでに「奪命金」の感想をアップしたんですけど、セットで更新しておきますね。ジョニー・トー監督のことはなんとなく気になっちゃうということで、ケイズシネマで観てきました。裏側が観られて良かったです (・∀・) ちなみにこの映画、２年前のゆうばり国際ファンタスティック映画祭2011や大阪アジアン映画祭2011で、すでに「ジョニー・トーは戦場に行った」というタイトルで上映されてるんだとか。
ケイズシネマではレイトショーのみの公開だったり。
ロビーでは、ジョニー・トー組専属カメラマンの岡崎裕武さんによるパネル展が開催されてました。
日本人カメラマンが専属ってスゴいよなぁ。3/6（水）には岡崎裕武さんのトークイベントもあるんだって。
ポスターやらイベント告知やらも貼られてましたよ。
こういう手書きの推薦文は嫌いじゃないです。
つーか、基本的に“観た映画”のメイキングって面白いじゃないですか。この作品では、「ブレイキング・ニュース」
さらに、その当時の俳優たちのインタビューも入ってたりするから、何だか出て来た映画をスゲー見直したくなるというか。特にサイモン・ヤムが銀河映像のビルを紹介するくだりでは、「エグザイル／絆」
インタビューも良くて、「ジョニー・トー監督にとってのヒーロー像の話」とか「影響を受けた監督（スコセッシやコッポラ）」とか「香港の人口600万人のうち30万人が三合会所属（これホント!?）」とか「60～70年代のアメリカ映画は最高で、80年代はダメで、90年代は語る気も起きない」とか、なかなか興味深かったです。全体的に映像とか結構凝ってたりして、イヴ・モンマユー監督がジョニー・トー監督を敬愛してるのが伝わってきたのも好感が持てましたな。最後は「映画監督にならずに、警官にもならなかったら、私は何になってたのか想像もつかないよ ( ´_ゝ`)」なんて笑顔で語って終わってました。
その後、同時上映の「香港映画界三大巨匠スペシャル対談 ジョニー・トー×ツイ・ハーク×リンゴ・ラム」が14分くらい流れまして。「強奪のトライアングル」
なんとなくリンゴ・ラム監督が撮ったヴァン・ダム主演作「HELL」
ということで、正直、短いというか（２本合わせても74分）、ハッキリ言って「何かの映像特典で入れてくれれば良いのに… (´・ω・`)」と思うところもなくはないんですが、まぁ、観て良かったカナー (・∀・) ジョニー・トー監督のファンで、心と財布に余裕がある人ならチェックしてみて！
“映画に出て来た順”で、ジョニー・トー監督作を貼っていきますね。冒頭の長回しがスゴいッス！
ブレイキング・ニュース [DVD]
ラム・シューが愉快な映画。ラストの大団円も大好き。
PTU [DVD]
銃撃戦のない、スリバトルが繰り広げられる素敵な１本。
スリ [DVD]
「ザ・ミッション 非情の掟」
エグザイル/絆 スタンダード・エディション [DVD]
ジョニー・トー監督の名作ですけど、amazonの値段
ザ・ミッション 非情の掟 [DVD]
三合会を描いた作品で、凄惨なシーンもアリ。どうしてエレクションしないのッ！（残念な文章）
エレクション~黒社会~ [DVD]
その続編。犬にまつわる残酷＆ゲンナリ描写があるので気をつけて！
エレクション~死の報復~ [DVD]
ツイ・ハーク＆リンゴ・ラムとの共作映画も貼っておきますね。僕の感想はこんな感じ。
強奪のトライアングル【Blu-ray】
で、僕がジョニー・トー監督作の中で一番好きなのはこれだったりするのです。
柔道龍虎房 [DVD]
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映画監督ジョニー・トー 香港ノワールに生きて（ネタバレ）
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