スポットライト 世紀のスクープ
原題：Spotlight
2015／アメリカ 上映時間128分
監督：トム・マッカーシー
製作：マイケル・シュガー、スティーブ・ゴリン、ニコール・ロックリン、ブライ・パゴン・ファウスト
製作総指揮：ジェフ・スコール、ジョナサン・キング、ピエール・オミダイア、マイケル・ベダーマン、バード・ドロス、トム・オーテンバーグ、ピーター・ローソン、ザビエル・マーチャンド
脚本：ジョシュ・シンガー、トム・マッカーシー
撮影：マサノブ・タカヤナギ
美術：スティーブン・H・カーター
衣装：ウェンディ・チャック
編集：トム・マカードル
音楽：ハワード・ショア
出演：マーク・ラファロ、マイケル・キートン、レイチェル・マクアダムス、リーブ・シュレイバー、ジョン・スラッテリー、ブライアン・ダーシー・ジェームズ、スタンリー・トゥッチ、ビリー・クラダップ、ジェイミー・シェリダン
パンフレット：★★★（720円／新聞を模したデザインや町山智浩さんのコラムは良い感じだけど、週刊文春編集長のドヤ顔は萎える）
（あらすじ）
2002年、ウォルター（マイケル・キートン）やマイク（マーク・ラファロ）たちのチームは、「The Boston Globe」で連載コーナーを担当していた。ある日、彼らはこれまでうやむやにされてきた、神父による児童への性的虐待の真相について調査を開始する。カトリック教徒が多いボストンでは彼らの行為はタブーだったが……。（以上、シネマトゥデイより）
予告編はこんな感じ↓
80点
※この記事は「シグマ15」に従って書いています。
※今回の感想は、全体的にウロ覚えな上に乱暴かつ安易な下ネタが書かれているので、きままに生きるさんとかTORTalismさんのブログとか読むと良いッス。
もう７月だというのに、今さらながら４月公開作の感想を垂れ流しておきますよ。女性読者を失う覚悟の文章を書くと、ふと思いついた「Gスポットライト 性器のスクープ」という洋物パロディポルノっぽい安易なタイトルが頭を離れないーーというのは心底どうでも良いとして。アカデミー賞を受賞した＆好きな俳優（マイケル・キートン＆マーク・ラファロ）が出ているということで絶対観るつもりだったのに、なかなか足を運べなくて。６月上旬、公開終了間際のTOHOシネマズ シャンテでやっと鑑賞いたしました。「苦いなぁ…('A`)」と思ったり。正直、観たのが１ヵ月前＆それからいろいろと映画を観ているため、結構ウロ覚えでしてね…（しみじみ）。ただ、正統派によく出来ていたイメージはあって。ちゃんとした役者さんがちゃんと芝居をしていて、ちゃんとしたストーリーをちゃんとした演出＆撮影＆編集で作り上げていた…んじゃないかしらん。なんて言うんですかね、誰が観ても“ある一定以上の評価”は受ける作品ではないでしょうか。
ちなみに３番スクリーンは６割ぐらい入ってましたよ。
映画は、名番組「松嶋×町山 未公開映画を観るTV」で放送された「フロム・イーブル ～バチカンを震撼させた悪魔の神父～」
優秀なボストン・グローブ紙のメンバー。リーブ・シュレイバーとジョン・スラッテリーあたりは裏切るかとハラハラしたけど、そんなことはなかったぜ。
ウォルターの「告発をスルーしたのはオレだったァー！ 偉そうに取材してたのに… (ﾉω･､)」という展開はグッときましたよ。
でも、「日本で一番悪い奴ら」の感想と被るんですけど（って、観たのはこっちが先なんですが）、あれだけの人数の神父がいればおかしい奴も現れるということで、悪いのは隠蔽するシステムなんですよね。僕は宗教とかまったく好きじゃないけど、救われる人もたくさんいるワケだし、二元論的に「神父＝カス」みたいな断罪はできないよなぁと。人間とはそういったグレイゾーンを歩いて生きねばならないのでしょうな…。まぁ、何はともあれ、苦いながらもストレートに面白いチームモノだと思うので、興味がある方はぜひ観て！m9`Д´) ﾋﾞｼｯ
原作のノンフィクション。中身のクオリティは高いんだろうけど、気分が悪くなりそう…。
サントラを貼っておきますね。
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スポットライト 世紀のスクープ（ネタバレ）
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