テラフォーマーズ
2016／日本 上映時間109分
監督：三池崇史
原作：貴家悠、橘賢一
脚本：中島かずき
製作：福田太一、茨木政彦、榎本善紀、中村理一郎、寺島ヨシキ、奥野敏聡、小笠原明男、宮本直人、坂本健
エグゼクティブプロデューサー：小岩井宏悦
プロデューサー：坂美佐子、前田茂司
撮影：山本英夫
照明：小野晃
美術：林田裕至
録音：中村淳、小林圭一
装飾：坂本朗
サウンドエフェクト：北田雅也
編集：山下健治
音楽：遠藤浩二
主題歌：三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE
キャラクタースーパーバイザー：前田勇弥
キャラクターリファイン：寺田克也、SHOHEI
特殊メイクアップ：松井祐一
ヘアメイクディレクター：冨沢ノボル
スタントコーディネーター：辻井啓伺、出口正義
VFXスーパーバイザー：太田垣香織
助監督：倉橋龍介
キャスティングプロデューサー：杉野剛
ラインプロデューサー：今井朝幸、善田真也
制作担当：青木智紀
出演：伊藤英明、武井咲、山下智久、山田孝之、小栗旬、ケイン・コスギ、菊地凛子、加藤雅也、小池栄子、篠田麻里子、滝藤賢一、太田莉菜、福島リラ、渋川清彦
パンフレット：★★★★（720円／インタビューが充実＆わかりやすい企画記事も入ってます。丸山宗利先生のコラムがいい）
（あらすじ）
2599年、人口増加による貧富の差が激しくなる日本では、新たな居住地開拓のために「火星地球化（テラフォーミング）計画」が始まっていた。しかし、火星の気温を上げるためにコケとともに放たれたゴキブリが異常進化してしまう。そのゴキブリたちを駆除するため、15人の日本人が火星に送り込まれるが……。（以上、映画.comより）
予告編はこんな感じ↓
65点
※この記事は「シグマ15」に従って書いています。
※この映画の感想については、映画評論家の柳下毅一郎さんのサイト（有料）を読むと良いです。
すっかり猛暑の真っ只中にいる現在、スゲー今更ながら４月公開作の感想をアップしてみますよ。原作漫画
７番スクリーン、あまり入っていなかったような。
お話は、キャストを日本人に変更しまくって見せ場を増やした以外は、予想以上に原作通りで逆にビックリ（もっとムチャクチャになってるかと思った）。雑に書いておくと、バグズ２号の15人の乗組員たちは、火星に着くと“進化したゴキブリども”に殺されまくるんですが、武藤（山下智久）が注射の打ち過ぎで顔までバッタ化したり、死んだ奈々緒（武井咲）が蛾になって粉塵爆発を起こしたりして、小吉（伊藤英明）と蛭間（山田孝之）だけ火星を脱出できまして。秘書っぽい女（福島リラ）に暗殺されそうになった本多博士（小栗旬）がシメシメ顔で返り討ちにして、続編に続きそうなムードを漂わせて終わってた気がします、確か。僕的に、役者さんの芝居がキツいのは全然許せるんだけど（でも、滝藤賢一さんの「エキセントリックなクズ」役は苦手）、とにかく画面が安っぽくて。身も蓋もない文章になりますが、同じ年に公開された見事な火星サバイバル映画「オデッセイ」
ちなみに「オデッセイ」はとても良い映画でございました。
ただ、そこら辺に目をつむれば意外と愉快というか。アクションに関しては、“点”で描けても“線”にはできないところが残念だったし、決して目新しい戦闘描写があったりはしないんですけど、レイティングがG（全年齢対象）なのに首がスパスパ飛んだり、身体の部位が欠損したりするあたりは、さすがは三池監督といったところじゃないでしょうか（パンフでは、好きな映画に「スターシップ・トゥルーパーズ」
原作漫画の大好きなところは、こういうシーンの後に…。
雷電のツッコミと解説が入るところ…って、やだ、違う漫画が混ざっちゃった！（わざとらしいボケ）
おしまい。
公式ビジュアルブック。なんか中央に不審なグレーの影が… (`Δ´;) ﾇｩ
サントラがあったので、一応、貼っておきますね。
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テラフォーマーズ（ネタバレ）
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