10 クローバーフィールド・レーン
原題:10 Cloverfield Lane
2016/アメリカ 上映時間104分
監督:ダン・トラクテンバーグ
製作:J・J・エイブラムス、リンジー・ウェバー
製作総指揮:ブライアン・バーク、ドリュー・ゴダード、マット・リーブス
原案・脚本:ジョシュ・キャンベル、マット・ストゥーケン
脚本:デイミアン・チャゼル
撮影:ジェフ・カッター
美術:ラムジー・エイブリー
衣装:ミーガン・マクラフリン
編集:ステファン・グルーブ
音楽:ベアー・マクレアリー
出演:メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ジョン・グッドマン、ジョン・ギャラガー・Jr.、スザンヌ・クライヤー、ブラッドリー・クーパー(声のみ)
パンフレット:★★★(720円/縦長のデザインがユニークだし、3つのコラムもタメになります)
(あらすじ)
恋人(ブラッドリー・クーパー)と別れた女性ミシェル(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)は車を運転中に事故に遭い、気を失う。気が付くと見知らぬシェルターの中で目を覚まし、そこには「君を救うためにここへ連れてきた」と話す見知らぬ男(ジョン・グッドマン)がいた。男はシェルターの外の世界はすでに滅びたと主張し、ミシェルと男の奇妙な共同生活が始まるのだが……。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
70点
※この記事は「シグマ15」に従って書いています。
※この映画は、事前情報をまったく入れないで観た方が面白いのは確かなんだけど、かなり乗れない人もいる気がするので(汗)、僕の点数は鵜呑みにしないで!
※この映画に関しては、カゲヒナタさんのブログとか読むと良いんじゃないかな。
ううむ、すっかり感想が溜まっているということで(汗)、超今さらながら6月公開作の感想を残しておきますよ。怪獣モキュメンタリー「クローバーフィールド/HAKAISHA」の“関連作”ということで、観るつもりではあったんですが、仕事が忙しくてなかなか足を運べなくて…。7月22日(金)、ユナイテッドシネマ・としまえんでやっと観て来ました。「こういう映画だったの!? Σ(゚д゚;)」と驚きましたよ。
都内の公開最終日ということもあってか、客席は8割ぐらい埋まってたような。
お話を超雑に書くと、「アタシを地下シェルターに監禁したデブが『外の世界は攻撃を受けて汚染された』なんて言うからウソかと思ったら本当だったけど(苦笑)、やっぱりデブったらサイコパスの殺人鬼だったから脱出してみたら、バケモノ&宇宙船が襲ってきたのでアッサリ返り討ちにしちゃったし、アタシたちの戦いはこれからだッ!ヽ川`Д´)ノ ウォォォッ!」ってな調子。劇場でこの予告編を観た時は「ディヴァイド」のような“地下シェルターでの仲違いモノ”かと思ったんですが、最後に主人公の女性が単身でバケモノ&宇宙船と戦うくだりは“やりすぎ感”に満ちていて(火炎瓶で破壊する!)、ちょっと笑っちゃいましたよ。何はともあれ、ジョン・グッドマンと言えば”クズっぽいけど信用できるデブ”か”信用できそうだけどクズなデブ”を演じているイメージですが(酷い文章)、「このデブは信用できるのか?」という密室サスペンスだけで80分ぐらい保たせたのは大した手腕だなぁと(残り20分ぐらいはバケモノとのバトルだった記憶)。ダン・トラクテンバーグ監督は初の劇場用長編作品とのことですけど、才能あるんじゃないでしょうか。
主要登場人物は3人だけ。左の若い男は物語後半で主人公をかばって射殺&遺体を溶かされてしまうというね…。
ダン・トラクテンバーグ監督が評価された短編「Portal: No Escape」を貼っておきますね↓ 本作とちょっと似てますな。
その他、「ジョン・グッドマン×地下シェルター繋がりで『マチネー/土曜の午後はキッスで始まる』を思い出した」とか「ダクトテープって本当に便利だな」とか思ったけど、どうでもよござんす。「抑圧的な旦那(たぶん)と別れた女性が、変態デブやら宇宙人(たぶん)やらと戦うことで自立する」という感じで、僕は結構好きな映画でした (´∀`=) ウフフ それと、本作の宣伝に関しては、カゲヒナタさんのブログにほぼ同意なんですが、実はグッときた宣伝もあって。それは公式サイトの「著名人のコメント」で、尊敬する映画評論家の町山智浩さんが「トミー・ジェイムズ&ザ・ションデルズの『ふたりの世界』に涙!」「地下室のジュークボックスから懐メロが流れる映画
に駄作なし!」という文章を寄せてましてね…(遠い目)。映画の評価とは人それぞれ、ですな。
町山さん、僕も…僕もそう思いますYO!ヽ(TДT)ノ ウワァァァン!
おしまい (ノω・、) ムチャシヤガッテ...
一応、同じ世界観のマット・リーヴス監督作。嫌いじゃないです。
サントラ。デジタル盤もあります。劇中曲は結構良かったような記憶。
↧
10 クローバーフィールド・レーン(ネタバレ)
↧