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それいけ!アンパンマン おもちゃの星のナンダとルンダ(ネタバレ)

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それいけ!アンパンマン おもちゃの星のナンダとルンダ

おもちゃの星のナンダとルンダ

2016/日本 上映時間62分
監督:川越淳
原作:やなせたかし
脚本:米村正二
音楽:いずみたく、近藤浩章
声の出演:戸田恵子、中尾隆聖、波瑠、中川礼二、中川剛
パンフレット:★★★(600円/最後まであらすじが書いてある子ども向けタイプ)
(あらすじ)
おもちゃの星のお姫様ルンダは、他人が自分のために何かをしてくれるのは当たり前と思っている、ワガママな女の子。困ったことがあれば、優しいロボットのナンダがなんでもしてくれる。そんなルンダは、ある日、いろいろなものをおもちゃに変えることができる大切な「おもちゃスティック」を落としてしまう。アンパンマンたちと一緒に方々を探しまわるが見つけることができずにいると、おもちゃスティックを狙ってばいきんまんが現れる。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




60点


今さらながら7月公開作の感想をアップしておきますよ。愛する娘のマナ子(仮名/当時4歳)はアンパンマンが大好きということで(苦笑)、一昨年から劇場版は家族で観に来ていましてね。昨年は若干失敗しましたが、今年はちゃんとユナイテッドシネマとしまえん「映画館デビュー!プログラム」に対応しているのを確認済み。前々日にムビチケなどを使ってしっかり座席を確保して、公開翌週の日曜日、いそいそと劇場に足を運んで来ました。「これでイインダ (´∀`)」と思ったり。


家族での鑑賞は、ポップコーンやらジュースやらを購入するのがデフォルトなのです。
ポップコーンなど

9番スクリーン、そこそこ混んでましたよ。劇場は明るめでした (o^-')b ヤッタネ!
9番スクリーン


お話を乱暴に書いておくと、おもちゃの星のわがままなお姫様ルンダが地球に「おもちゃスティック」を落としてしまう&優しいロボット・ナンダ(「アイアン・ジャイアント」風味)ともはぐれてしまって。あらゆるものをオモチャに変えられる「おもちゃスティック」に目をつけたばいきんまんとあーだこーだ揉めていたら、ルンダ姫は自分の自己中振りに気付いたりしたので、ピンチに陥ったナンダのために自己犠牲でエネルギー注入→ナンダはアンパンマンたちと協力してばいきんまんを倒しまして。最後は、ルンダ姫が素敵なドレス姿にフォームチェンジして、星に帰って終わってましたよ、確か。


ルンダ姫、話すと語尾が「○○するンダ」って感じで、なかなか可愛かったです。
ルンダ姫

そのお供の優しいロボット・ナンダ。デザインがよくある感じなのは川越監督だってわかってるンダ!ヽ(TДT)ノ ウワァァァン!
ロボットのナンダ

最後、アンパンマンはルンダ姫の助力を得て、「絶・玩具融合餡撲殺」を放ってました(雑な命名)。
アンパンチ!


率直な感想を書くと、昨年よりイマイチだったなぁと。初めて「観客参加型の併映作品(手遊びとかするやつ)」がない→序盤にその要素が不自然に盛り込まれていた…というのは置いとくとしても。昨年の感想で書き忘れていたんですけど(汗)、クリームパンダが「アンパンマン体操」を歌うことでコキンちゃんとミージャを励ますシーンがあって、そこがスゲー良かったんですよ。ただ、その次に公開された本作で「ピンチに陥る→歌で励ます」という展開をまたやるのは、さすがに安易じゃないかと。その時に歌われる主題歌「勇気のルンダ」ミュージカルショーなどでは有名な曲らしいですが、僕的にはまったく馴染みがなかったこともマイナスに作用して、かなり取って付けたように見えちゃいました。あと、ごめんなさい、歌うカバオの顔がドアップになるのも妙に気持ち悪かったです。つーか、カバオって食い意地が張っててあまり好きじゃないんですよね…(同族嫌悪的な文章)。


ショーで流れる「勇気のルンダ」の動画を貼っておきますね↓ 歌自体は悪くないんですがー。




って、文句から書いちゃいましたけど、そもそも「アンパンマン映画」はほとんどの観客が巣立って行くジャンルなワケでして。鑑賞した翌月、たまたまマナ子と「それいけ!アンパンマン キラキラ星の涙」を借りて観たら、本作と結構被る部分があって驚いたんですが(姫の名前や台詞の語尾、歌で励ます展開、最後のオチなどなど)、定期的に観客のほとんどが入れ替わるのだから、要素が多少被るぐらいはOKなのかもしれません。まぁ、実際、クライマックスのロボットアクションとかは面白かったし、オモチャに変えられながらもパンを焼くジャムおじさんたちの勇姿には胸を打たれたし、何よりも娘が大喜びだったのでね、「これでイインダ (´∀`)」と脳内で「田園」が流れた次第。「来年、マナ子はアンパンマンを観たいと思うのかな… (´・ω・`)」なんて考えると少し寂しい気持ちになるけど、それが成長するということなんでしょうな(子ども向け特撮番組をずっと見続けている43歳の男の文章)。


入場者特典のカスタネットを叩きながら帰るマナ子を貼っておきますね。こういうのも喜ばなくなるのだろう…。
入場者特典はカスタネット


おしまい (´・ω・`)




映画のサントラがありました。



川越淳監督作であり、やなせたかし先生が関わった最後の映画。僕の感想はこんな感じ



永丘昭典監督による劇場版シリーズ第1作。僕の感想はここの4番目







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