インフェルノ
原題:Inferno
2016/アメリカ 上映時間121分
監督・製作:ロン・ハワード
製作:ブライアン・グレイザー
製作総指揮:デビッド・ハウスホルター、ダン・ブラウン、ウィリアム・M・コナー、ベン・ワイスブレン
原作:ダン・ブラウン
脚本:デビッド・コープ
撮影:サルバトーレ・トチノ
美術:ピーター・ウェンハム
衣装:ジュリアン・デイ
編集:ダン・ハンリー、トム・エルキンス
音楽:ハンス・ジマー
出演:トム・ハンクス、フェリシティ・ジョーンズ、イルファン・カーン、オマール・シー、ベン・フォスター、シセ・バベット・クヌッセン
パンフレット:★★★★(720円/コラム&情報が詰まってて、作りもしっかりした良いパンフ!)
(あらすじ)
ハーバード大学の宗教象徴学者ラングドン教授は、数日分の記憶を失った状態で、フィレンツェの病院で目を覚ます。謎の襲撃者に狙われたラングドンは、美しい女医シエナ・ブルックスに助けられて病院を脱出。何者かから追われる身となったラングドンとシエナは、生物学者ゾブリストが人類増加問題の解決策として恐ろしい伝染病を世界に広めようとしていることを知る。そしてゾブリストが詩人ダンテの叙事詩「神曲」の「地獄篇」になぞらえて計画を実行していることに気づき、阻止するべく奔走するが……。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
40点
※この記事は「シグマ15」に従って書いています。
※今回の記事は非常に適当なので、原作との違いなどを知りたい方は「あいむあらいぶ」さんのブログとか読むと良いよ。
宗教象徴学者ロバート・ラングドンを主人公にしたこのシリーズ、2作目の「天使と悪魔」が、愛聴しているラジオ番組「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」の人気コーナーシネマハスラーの課題作品に選ばれたので、1作目の「ダ・ヴィンチ・コード」
をDVDで鑑賞してから観に行って、「ラングドン=雷電説」という雑なメールを番組に送った…というのが2009年の出来事。で、前作がそれなりに勢いがあって楽しめた印象があったので、つい3作目である本作の前売り券を買っちゃいまして。11月上旬の金曜日、「かぶきち」で朝食を食べるのを兼ねて、「ザ・ギフト」と“勝手なレイトショー2本立て”として鑑賞いたしました。「残念だなぁ… (´・ω・`)」と思ったり。
4番スクリーン、深夜0時を過ぎながらも1/5ぐらいは入ってたような。
好きなところはそれなりにあって。例えば、ラングドンが見る地獄の幻覚は素晴らしかった。結構キモい&グロくて、「そういえばこのシリーズって殺害シーンとかエグめだったっけ…」なんて思い出したりしましたよ。あと、「あれはダンテの… (`Δ´;) ヌゥ」「知ってるの、ラングドン!? Σ(゚д゚;し」という「知っているのか雷電」を思わせるやり取りも相変わらず愉快ではあって。決して嫌いな作品ではないものの、全体的にはよくわからなかったというか。ラングドンを助けたシエナが「ラングドンに謎を解かせたら裏切る」というのは予想していましたが、殺人ウィルスを撒きたかったゾブリストが同じ考えを持つ恋人シエナのために面倒くさい謎の数々を用意する必要ってなくないですかね?(「シエナは反対→止めるチャンスをやる」とかなら、まだわかる) 劇中で「宝探しプレゼント」的な描写があった→彼氏から彼女への最後のゲームってことなんでしょうけど、ちょっとバカバカしくて、なんか前の作品よりも「ラングドンに謎解きをさせるためだけの不自然なお話」に見えちゃったなぁと。
本作のラングドンはこんな感じであり…。
こんな感じで驚かれてましたよね、確か(「魁!!男塾」より)。
一応、オチを書いておくと、ラングドンはウィルスの封印に成功して旧知の仲の女キャラと良いムードになりながらも別れて、ヴェッキオ宮殿に盗んだダンテのデスマスクを返して終わってたような気がします。そこそこは楽しめましたが、終わってみると「なんだかなー」感が強い映画でしたヨ (・ε・) ナンダカナー ちなみに「インフェルノ」が付いたタイトルの映画なんて「タワーリング」とか「グリーン」
とかいろいろありますけど、当ブログ的には「ヴァン・ダム IN コヨーテ」
の原題も「Inferno」だということを書いておきたいところ。無駄な知識と呆れるかもしれませんが、もしかすると無駄に思える知識こそがいざという時に役立つのかもしれません(何の根拠もない文章)。
上中下合本のkindle版を貼っておきますね。原作は評判良さげ。
サントラを貼っておきますね。
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インフェルノ(ネタバレ)
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