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ジェーン(ネタバレ)

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ジェーン

ジェーン

原題:Jane Got a Gun
2015/アメリカ 上映時間98分
監督:ギャビン・オコナー
製作:スコット・スタインドーフ、スコット・ラステティ、テリー・ダガス、ザック・シラー、メアリー・リージェンシー・ボーイズ、ナタリー・ポートマン、エイリーン・ケシシアン
製作総指揮:ディラン・ラッセル、クリス・コーエン、パリス・ラトシス、ジェイソン・ローズ
原案:ブライアン・ダフィールド
脚本:ブライアン・ダフィールド、アンソニー・タンバキス、ジョエル・エドガートン
撮影:マンディ・ウォーカー
美術:ティム・グライムス、ジェームズ・F・オバーランダー
衣装:キャサリン・ジョージ
編集:アラン・コディ
音楽:リサ・ジェラード、マルチェロ・デ・フランチシ
出演:ナタリー・ポートマン、ユアン・マクレガー、ジョエル・エドガートン、ノア・エメリッヒ、ロドリゴ・サントロ、ボイド・ホルブルック
パンフレット:★★★★(720円/値段の割にページ数は少ないけど、識者によるコラムが7本も入ってる!)
(あらすじ)
南北戦争直後のニューメキシコ周辺。ジェーン(ナタリー・ポートマン)は夫のハム(ノア・エメリッヒ)と娘と平穏な毎日を送っていたが、ある日、夫が銃弾を受けて瀕死の状態で家に戻ってきた。夫に傷を負わせた悪名高きビショップ一家の首領ジョン・ビショップ(ユアン・マクレガー)の手から夫と娘を守るため、ジェーンは南北戦争の英雄でかつての恋人ダン(ジョエル・エドガートン)に、わらにもすがる思いで助けを求める。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




65点


※この記事は「シグマ15」に従って書いています。

「『ジェーン』というタイトルで、ナタリー・ポートマン主演の女ガンマンっぽい映画」という情報だけでスゲー観たくなって前売り券を購入。仕事やら家庭やらが忙しくてなかなか観に行けず、新宿ピカデリーの公開は終わってしまったものの、池袋シネマ・ロサでの上映がスタートしたので、11月下旬、鑑賞してきました。「あっ、こういう映画でしたか (ノ∀`) シッケイシッケイ」と思ったり。ちなみに監督はあの総合格闘技映画の傑作「ウォーリアー」を撮ったギャビン・オコナーでございます。


池袋シネマ・ロサはムビチケも使えるから好きさ!
池袋シネマ・ロサ


サラッと書いておくと、生きていくために元ならず者のハムと結婚して子どもも作ったジェーンが、敵対する“ビショップ一味”(悪者)に夫が撃たれて半死半生になったので、元婚約者の軍人ダンを頼って、荒野の一軒家で一味とバトルするという物語。暴力がまかり通る“当時の西部”では女性や子どもがライト感覚で人身売買の対象にされていたそうでして。ナタリー・ポートマン演じるジェーンが娼婦にされたりするくだりは、あまりに、あまりに酷くて、怒りで脳が沸騰してまた少しバカになったほどでございます。で、ハムとジェーンとダンの三角関係は、まぁ、「ザ・大人のドラマ」って味わいだったんですけれども。率直に書くと、僕の「ジェーン」とはイメージが違ったというか。もっと「ほとばしるほど強い女ガンマンが悪党をバンバン射殺する話」かと思っていたので、ナタリー・ポートマンの戦闘力が結構低かったり、暴力を受けて涙目になったりするくだりはね、ごめんなさい、かなり失望しちゃいました (´・ω・`) ウーン


僕的には「グラップラー刃牙」に出てきたジェーンとか…。
ジェーンッッッ

「G.I.ジェーン」に出てきたような、アグレッシ部なジェーンが観たかったなぁ。
三角絞めでつかまえて-なめやがれ!


それと、ジェーンとハムがビショップ一味を抜け出すキッカケとなった「ダンとの間にできた娘が殺された」というのがウソだったのは、ホッとしつつも「なぁんだ (・ε・)」感が拭えなかったりもしたし、「ハムは死んだものの、一味を皆殺しにした挙げ句にダンと娘2人と新生活スタート」というラストも、ちょっとハッピーエンドが過ぎる気がした…というアンビバレンツなアタシ。な〜んて、文句が多めに見えるかもしれませんが、役者さんたちの演技は素晴らしいし、人間ドラマも丁寧に描かれているし、クライマックスの一軒家での戦いはなかなかスリリングだったので(ダンが元軍人のスキルを活かして爆破トラップを仕掛けたりする!)、決して嫌いじゃない作品ではあって。ううむ、パンフによると過去の西部劇のオマージュ要素などもいろいろあるみたいだし、前情報を入れなさすぎるのも考えものというか、僕のような変な期待を抱かなければ、もっと楽しめるんじゃないかしらん。




ギャビン・オコナー監督作。熱い格闘技映画が好きな人は必見の名作。僕の感想はここの1番目



ジャケットが素敵なデジタル盤のサントラを貼っておきますね。








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