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DOPE/ドープ!!(ネタバレ)

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DOPE/ドープ!!

ドープ!!

原題:Dope
2015/アメリカ 上映時間103分
監督・脚本・製作総指揮:リック・ファムイーワ
製作:フォレスト・ウィテカー、ニナ・ヤン・ボンジョビ
製作総指揮:ファレル・ウィリアムス、マイケル・Y・チョウ、デビッド・ロンナー
撮影:レイチェル・モリソン
美術:スコット・ファルコナー
衣装:パトリック・ミラーニ
編集:リー・ハウゲン
音楽:ジャーメイン・フランコ
ナレーション:フォレスト・ウィテカー
出演:シャメイク・ムーア、トニー・レボロリ、カーシー・クレモンズ、ゾーイ・クラビッツ、エイサップ・ロッキー、ブレイク・アンダーソン、シャネル・イマン、タイガ、カップG、キンバリー・エリス、リック・フォックス、キース・スタンフィールド、ビンス・ステイプルス、ケイシー・ベジーズ、クインシー・ブラウン、ロジャー・グーンバー・スミス
パンフレット:★★★(800円/カセットテープ型という面白い試み。丸屋九兵衛さんのコラムがタメになった)
(あらすじ)
自身のバンドと90年代ヒップホップをこよなく愛するオタク高校生のマルコム(シャメイク・ムーア)は、恋するナキア(ゾーイ・クラビッツ)を追いかけ、友人のディギー(カーシー・クレモンズ)、ジブ(トニー・レボロリ)ともにドラッグディーラー・ドム(エイサップ・ロッキー)の誕生日パーティに参加するが、パーティの裏で行われていた取引に警察が突入し、ドムはドラックをマルコムのリュックに隠してしまう。そして、名門大学への進学を夢見ているマルコムと仲間たちを取り巻く状況は一変する。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




80点


※この記事は「シグマ15」に従って書いています。
※この映画に関しては、侍功夫さんの記事が非常にタメになったので、読んでみて!


僕が「DOPE」という言葉を知ったのは、RHYMESTER「グレイゾーン」「アンタたちも超ドープよ」というフレーズから…と見せかけて、実は男性向けポルノ誌のタイトルで認識したのだった…なんて話は置いとくとして。なんと超今さらながら7月公開作の感想をアップしておきますよ。11月下旬、「ラスト・ウィッチ・ハンター」を静岡の三島で観た翌日の話。きんたま画伯さんからの情報により、「幕が上がる」を観てからずっとそそられていた「げんこつハンバーグの炭焼きレストランさわやか」のハンバーグを食べるため、三島から東京とは反対方向の静岡駅に向かったんですけれども。その駅近くにある静岡シネギャラリーで、なんとなく気になっていた本作がちょうど上映されるということで。ほとばしるほど美味なハンバーグをガッツリ食べてから、いそいそと鑑賞したんですが、実に良い映画でした (´∀`) ホッコリ


静岡シネギャラリー、雰囲気が良い映画館でしたな。客席は4割ぐらい埋まってた記憶。
静岡シネギャラリー

カセットテープ型パンフ、そのチャレンジ精神は買いたいけど、読みにくいんだよなぁ… (´・ω・`) ウーン
カセットテープ型パンフ


お話を雑に書いておくと、成績優秀なオタクのマルコムが、ドラッグ・ディーラーのドムの恋人のナキアに恋心を抱いたばっかりに、トラブルに巻き込まれて大量のドラッグを売りさばくハメに陥る…という感じ。僕も荒れた学校に通っていたのでね(苦笑)、「不良といかに上手く距離をとるか」には苦心しましたけど、舞台となるカリフォルニア州イングルウッドは危険度がまったく違いすぎて、生きていける気がしないレベルでした (ノ∀`) ムリムリ でも、中盤ぐらいまでは実に明るいムードで進んで、普通に笑いながら楽しめる内容になってましたよ。後半になるとマルコムがいじめっ子に銃を向けたりとか、マルコムの独白が入ったりとか、結構重めのトーンになったりするのは、「ここで生きるのはシャレじゃねぇんだよ」ってことなんですかね。最後は、ナキアと仲直りして、ハーバード大学に受かったかどうか…ってムードで終わってたような気がします。


ナキア役のゾーイ・クラビッツはレニー・クラヴィッツの娘で、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」“5人の花嫁”の1人でしたな。
ゾーイ・クラビッツ


音楽も良くて、iTunesでサントラを買おうか迷った挙げ句、お金がないので購入を断念したほどだったし(なんだこれ)、童貞のマルコムに“セックスの誘惑”が迫る場面は、僕は童貞ではないもののセックスレス7年目に突入しているということで、なんだか…ドキドキしちゃいましたよ… (´Д`;) ドキドキ ちょっと文句を書くと、主人公のマルコムがさすがに切れ者すぎるし、マルコムのためにヤバイ橋を渡っている友達2人(ディギー役のカーシー・クレモンズが超キュート!)にはあまり良いことが起きてないのが微妙に感じましたが、しかし。僕はこういう「努力して今いる場所から抜け出ようとする若者」に弱いというか、「僕が白人だったら『なぜハーバードに進学する』なんて聞きますか?」なんて台詞にもグッときたのでね、かなり好きな映画でした。もうすぐソフトがリリースされるけど、シネマート新宿では12月31日(土)から1月6日(金)まで1週間限定で上映されるそうなので、気になる方は足を運んでみてはいかがでしょうか。映画は大画面で観るのが一番ですからな、たぶん。




リック・ファムイーワ監督作。結構面白そう。



なんとなく思い出したので貼っておきますね。









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