※本作は、ネタバレを知らないで観た方が絶対面白いので、「ブレードランナー」のファイナル・カット版Image may be NSFW.
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を観てから劇場に足を運ぶと良いです。
ブレードランナー 2049(IMAX3D・字幕版、2D・字幕版)
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原題:Blade Runner 2049
2017/アメリカ 上映時間163分
監督:ドゥニ・ビルヌーブ
製作:アンドリュー・A・コソーブ、ブロデリック・ジョンソン、バッド・ヨーキン、シンシア・サイクス・ヨーキン
製作総指揮:リドリー・スコット、ビル・カラッロ、ティム・ギャンブル、フランク・ギストラ、イェール・バディック、バル・ヒル
原作:フィリップ・K・ディック
原案:ハンプトン・ファンチャー
脚本:ハンプトン・ファンチャー、マイケル・グリーン
撮影:ロジャー・ディーキンス
美術:デニス・ガスナー
衣装:レネー・エイプリル
音楽:ベンジャミン・ウォルフィッシュ、ハンス・ジマー
音楽監修:デバ・アンダーソン
視覚効果監修:ジョン・ネルソン
出演:ライアン・ゴズリング、ハリソン・フォード、アナ・デ・アルマス、シルビア・ホークス、ロビン・ライト、マッケンジー・デイビス、カーラ・ジュリ、レニー・ジェームズ、デビッド・バウティスタ、ジャレッド・レト、バーカッド・アブディ、ヒアム・アッバス
パンフレット:★★★★(820円/「A to Zの基礎知識解説」とか良かったけど、もっともっとネタバレに触れて良いと思う)
(あらすじ)
2022年にアメリカ西海岸で大規模な停電が起きたのをきっかけに世界は食物供給が混乱するなど危機的状況を迎える。2025年、科学者ウォレス(ジャレッド・レトー)が遺伝子組み換え食品を開発し、人類の危機を救う。そして、元捜査官デッカード(ハリソン・フォード)が突然行方をくらませて以来30年の月日が流れた2049年には、レプリカント(人造人間)の寿命に制限がなくなっていた。(以上、シネマトゥデイより)
予告編はこんな感じ↓
75点
※本作に関しては、映画評論家の町山智浩さんによる「たまむすび」での紹介と「2049秒の解説動画」、それと小島秀夫監督のレビュー、タマフルで放送された「ブレードランナー歌謡祭」などをチェックすると良いでしょう。
※今回の記事は、「ターミネーター4」Image may be NSFW.
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のネタバレに触れているので、気をつけて!
最初に「僕と『ブレードランナー』Image may be NSFW.
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」について書いておくと、直撃世代の少し下であり、「超ハマった!ヽ(`Д´)ノ」というほどストライクじゃなくて、「それなりには好き」程度。いや、友人の家でPCエンジン CD-ROM2版の「スナッチャー」をやらせてもらった時は「『ブレードランナー』Image may be NSFW.
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っぽくて面白いね!(*゚∀゚)=3 ムッハー」とテンションが上がったし、一応、ディレクターズカット版やファイナルカット版が出た時はレンタルで観たけど、ごめんなさい、所詮は「劇場に足を運ぶほどではない」レベルの思い入れなんですよね… (´∀`;) エヘヘ
荻昌弘先生による「ブレードランナー」の解説動画があったので、貼っておきますね↓
ただ、今回の続編には結構期待していて。というのは、もともとドゥニ・ヴィルヌーブ監督は天才だと思ってたし、今年観た「メッセージ」Image may be NSFW.
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がマジでクオリティの高い映画だったから、彼が撮るなら大丈夫なんじゃないかと。8月、ニコ生に出演した際、宇多丸師匠と視聴者の方に本作の前売り券+特典をプレゼントしましたが、僕自身も“自分の分”として2枚買うほどだったのです。で、ネタバレを知りたくないのもあって、劇場公開される前の週に「ブレードランナー」のファイナル・カット版Image may be NSFW.
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を復習→公開日の1回目(朝9時からの回)をTOHOシネマズ新宿のIMAX3D・字幕版で観まして。その後、愛聴しているラジオ番組「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル(略称:タマフル)」の週刊映画時評コーナー「ムービーウォッチメン」の課題映画になったので、前日譚となる3本の短編(「ブラックアウト 2022」、「2036:ネクサス・ドーン」、「2048:ノーウェア・トゥ・ラン」)を観てから、“信用できるサタニスト”高橋ヨシキさんが推していた「バーチャル・レボリューション」Image may be NSFW.
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もレンタル視聴。昨日の夕方、TOHOシネマズ川崎で2D・字幕版を鑑賞してきました(そこから横浜に移動して「蠱毒 ミートボールマシン」を観た…というのは、また別のお話)。「大したもんだ!(°д°;)」と感心しましたよ。
公開初日、1回目の上映のIMAXシアター、3分の1ぐらいの入りでした。
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Clik here to view.![10番スクリーン]()
昨日観た時は満席。ちなみに休日出勤で何も食べてなかったので…。
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Clik here to view.![1番スクリーン]()
アイスコーヒーとローストチキングラハムロールのセット(810円)を摂取。金欠なのに、つい… (´・ω・`) タカイ
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Clik here to view.![アイスコーヒーとホットサンド]()
最初に、観た人が「そんな内容だったっけ? (゚Д゚)」と疑問を抱くレベルで雑にあらすじを書いておくと、新型レプリカントの「K」(ライアン・ゴズリング)はブレードランナーとしてジョシ上司(ロビン・ライト)の下でせっせと活動中。映画冒頭、「解任(殺害)」対象になっていた旧型レプリカントのサッパー・モートン(デイブ・バウティスタ)をタイマンの末に射殺してみれば、そいつの庭からレプリカントの遺骨が見つかって、なんと子どもを帝王切開で出産した跡があったからビックリですよ。ウォレス社に行って、ウォレス社長(ジャレッド・レト)の秘書レプリカント・ラブ(シルビア・ホークス)に調べてもらったら、レイチェル(ショーン・ヤング)という旧型レプリカントの骨ということがわかったので、「K」が“ホログラムの恋人”ジョイ(アナ・デ・アルマス)と一緒に捜査を進めてみたところ! 発見した数字などが“自分の記憶”にもあったりしたため、「この子どもって僕かも…?(´Д`;) ドウシヨウ」と思い始めるのです。
ブレードランナーとして働く新型レプリカント「K」。包茎手術の広告を想起させるコートは奥手な性格を示唆(勝手なウソ)。
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Clik here to view.![ブレードランナー「K」]()
開始早々、農民になって身を隠していたサッパー・モートンを処分しましてね。
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Clik here to view.![旧型レプリカントの家へ]()
「ラブプラス」とSiriを合わせたようなホログラムの恋人ジョイとイチャイチャしていたんですけれども。
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Clik here to view.![ホログラムの恋人・ジョイ]()
「出産の痕跡があるレプリカントの遺骨」が見つかったことで、上司ジョシは社会秩序の混乱を憂いまして。
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Clik here to view.![上司ジョシ]()
「K」は「赤子の抹殺指令」を受けて捜査を始めるも、「記憶にあった数字」を見つけたりして、「揺れる想い」を体中で感じるのでした。
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Clik here to view.![記憶にあった数字]()
彼の行動を不審がったジョシに「子どもを殺した」とスムースにウソをついた「K」は、停職処分になるも、“レイチェルと失踪した元ブレードランナー”デッカード(ハリソン・フォード)の居場所を突き詰めましてね。デッカード曰く、「自分とレイチェルの間に子どもが生まれたことを知ったら、間違いなく解体されて調べられるから、子どもを守るため、痕跡の隠し方などを教えた後は連絡を一切絶って、自分を何も知らない状況に置いてます (・∀・)」ってな調子ですよ。そんな中、ウォレスの命令で「K」の行動をストーキングしていたラブが2人を急襲!川`∀´) オホホホホホ デッカードを拉致されただけでなく、とても大事にしてたジョイまで破壊されちゃったので、「K」ったら海より深く落ち込みまして。しかも、革命組織のリーダーであり、”デッカードとレイチェルの子どもを逃がしたレプリカント”のフレイザ(ヒアム・アッバス)の話から、“2人の子ども”は男児ではなく女児だということが判明するというね。
ウォレス社長的には「量産が大変なのでレプリカント同士が妊娠・出産できると超助かる」という気持ち。
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Clik here to view.![ウォレス社長]()
社長の命を受けたラブは殺人マシーンと化して、気に入らない奴は即殺害と、アグレッシ部な捜査を始めましてね。
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Clik here to view.![殺人マシーン・ラブ]()
「K」が丹念な捜査でやっとデッカードを見つけたのに…。
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Clik here to view.![デッカード]()
急襲して横取り40万! 「クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!」、懐かしいなぁ…(なんだこれ)。
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Clik here to view.![急襲!]()
「K」はフレイザに「えっ、もしかして自分のことだと思ってた!? Σ(゚д゚し マサカ!?」「ねぇ、今どんな気持ち? すっかり”自分は他のレプリカントとは違って特別です”って顔してたけど、どんな気持ち? (・∀・し ネェネェ」と煽られて、心底ションボリしていたんですが、しかし。「“大義のための死”は人間らしいぜ!ヽ(`Д´)ノ ウォォォォッ!」と男気をバーニングさせて、デッカードを移送するラブたちを襲撃→勝利! デッカードの娘は“レプリカントの記憶を作っている博士”ステリン(カーラ・ジュリ)だったということでね、彼をそこまで連れて行ってあげると、初めて爽やかな笑顔を見せてから、雪が降る中、戦闘で致命傷を負っていた「K」は安らかに眠るのでしたーー。
街中にあったジョイの立体広告を観て、命を燃やすことを決意した「K」は…。
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Clik here to view.![ジョイのCM]()
ラブたちを襲って、デッカードを奪還! 彼なりに“自分が自分である証”を遺したのでした… (ノω・、) グスン
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Clik here to view.![ラブを襲撃!]()
まぁ、感想を書くと、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は天才だと思いました。 “カルト映画の中のカルト映画”として知られる「ブレードランナー」の続編を引き受けた胆力だけでもスゴいのに、ちゃんと結果を出したというか。前作との繋がりを思わせる要素を、ビジュアルだったり、ガジェットだったり、話の展開だったりと、あちらこちらに散りばめただけでなく。撮影監督ロジャー・ディーキンスの力を借りて、監督なりに“新しい未来予想図”を提示したのも素晴らしくて、ある意味、本作は「未来予想図Ⅱ」と言えるのではないか…って、すみません、無理矢理書きたかっただけです (´∀`;) エヘヘ
町山さんも指摘されていましたが、「K」がロボット刑事カフカの引用とか、手にハチがついたりとか、超いろいろあるので各自調査!
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Clik here to view.![手にハチが!]()
本作が提示した未来のビジュアルも良かったですな。
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Clik here to view.![新しい未来のビジュアル]()
なんとなく「未来予想図Ⅱ」を貼っておきますね↓ 良い歌ですよね…。
役者さんたちも見事で、特にサッパー・モートンを演じたバティスタとか、「ここまで来たか!Σ(゚д゚;)」と思わせるほど最高でした。今後、真面目な役のオファーが増える予感がします。あと、「ワンダーウーマン」と立て続けにロビン・ライトを大作で見掛けたから、ちょっと「コングレス未来学会議」Image may be NSFW.
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を連想して、勝手にメタ的に面白かったりもして。それと、ライアン・ゴズリングがジョイを愛でるあたりは「ラースと、その彼女」Image may be NSFW.
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っぽくて、いつ生身の女性に乗り換えるかハラハラした…ってのはどうでも良いですかね。つーか、本作ではショーン・ヤング演じるレイチェルが最新技術で蘇ったのも驚かされたワケですが、正直、これに関しては「ターミネーター4」での「若いシュワルツェネッガー」を観た時の方が衝撃を受けたかなぁ。
バティスタ、本作で確実に役者として一皮剥けたんじゃないでしょうか。
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Clik here to view.![バティスタ]()
「ターミネーター4」Image may be NSFW.
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、事前情報をまったく入れてなかったので、この場面は度肝を抜かれましたよ。
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Clik here to view.![ターミネーター4のシュワルツェネッガー]()
僕が一番グッときたのは、終盤の展開。監督曰く、本作のモチーフの1つに「ピノキオ」があるそうですが、そうなるとスティーブン・スピルバーグ監督の「A. I.」Image may be NSFW.
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とかも連想したりしてね。今回、「K」はステリン博士のところで「“自分の記憶”が他の人の物だった」ことを知ってキレたり、「自分はやっぱり“普通のレプリカント”だった」ことを知って落ち込んだりするあたりは、「A. I.」Image may be NSFW.
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の主人公が「僕は特別でユニークなんだ!ヽ(TДT)ノ ウワァァァン!」と大暴れするシーンが重なって、スゲー泣けたんですけど…。これは僕の勝手な解釈ですが、「K」はジョイの広告を見た時、「このジョイはそこら中に溢れているけど、“オレの彼女”は”特別”だった→オレもすでに“特別”だった!Σ(°д° ) クワッ」と開眼したからこそ、(父親だと思っていた)デッカードを救出後、彼に見せる笑顔が清々しかったのではないか。そして、あの笑顔こそ、本作の主人公にライアン・ゴズリングを選んだ最大の理由じゃないかと思うんですが、違ったらゴーメンナサイヨ!( ゚д゚) ゴーメンナサイヨ!
「A. I.」Image may be NSFW.
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のこのシーンは、涙なしでは見られない…ってゆーか、「A. I.」自体、キツくて二度と観たくないイメージ。
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Clik here to view.![僕は特別でユニークなんだ!]()
ジョイに「“生まれた”なんて、あなたって特別だわ」みたいなことを言われた「K」ったら…。
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Clik here to view.![あなたは特別よ]()
すっかり「そうかも」顔でしたが、そもそもみんながすべて特別なのだッ!m9`Д´) ビシッ
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Clik here to view.![そうかも?]()
な〜んて、ベタ褒めしていますけど、僕が映画を観た直後、練馬の「か和もっち」で一緒に飲んだ映画好きの方々に伝えた点数は70点。 「映像はスゲー美しいけど1つ1つの場面が冗長(5秒ずつ短く出来そう)」とか「ラブがいくら権力者のレプリカントでも、警察署に乗り込んで検視官&ジョシを殺すのは、やりすぎでは?」とか「ジョイが娼婦と同期するセックスシーンが長ぇ」とか「波がザッパンザッパン状態での溺れそうなデッカードがウザい」といった不満は置いとくとしても。ハッキリ言って、「レプリカントが子どもを産んだ」という話自体に乗れなかったんですよね…。
なんて言うんですかね、ウォレス社長が「もしかしたらデッカードも“老けるレプリカント”で、レイチェルとの恋愛→妊娠はタイレル社の計画だった」といったことを示唆してましたが、それが事実だろうと、デッカードへの揺さぶりだろうと、マジどうでも良かった。「なんでそんな面倒くさい計画を考えたの? (`Δ´;)」というストレートな疑問云々の前に、スゲー身もフタもない文章ですけど、どれだけドゥニ・ビルヌーブ監督が頑張ろうと、僕はそもそも「ブレードランナー」の続きなんて見たくなかったんだなって気付いたというか。例えるなら、前作の序盤にある有名な「2つで十分ですよ ( ´_ゝ`)」のやり取り、長い間ずっと「何が2つなのか?(´∀`=) キニナルー」と興味津々丸だったのに、ワークプリント版Image may be NSFW.
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などで“それ”が確認できるようになってしまうと、納得はしながらも、なんだろう、どことなく「僕はこれが知りたかったのカナ… (´・ω・`)」なんて心にすきま風が吹くような…って、伝わりますかね。
「2つで十分」だったのは、この丼に載っていた具材のこと。この画像ではエビのように見えますが…。
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Clik here to view.![魚丼1]()
別の未使用映像ではモロに魚。このご飯とのバランスで「2つで十分」ということは、結構味が濃いのかしら。
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Clik here to view.![魚丼2]()
とは言え、「名作の続編」というプレッシャーに負けず、こんなクオリティの高い映画に仕上げた手腕は見事だし、よくよく考えると「延髄を殴られて絶命」とか素敵な残酷シーンもあったし、1回目を観た後、「“『メッセージ』の時に味を占めたのか、今度は『柿の種』を取り上げるという安易な広報戦略”に、スムースに乗ってあげるヴィルヌーヴ監督の優しさ」にもグッときたので、5点プラスの75点という雑な着地。僕は乗れないところもあったけど、もともと熱心なファンじゃないし、スゴい作品なのは間違いないのでね、SF映画が好きな人はマジで観ておくと良いザンス。おしまい。
1982年に公開されたリドリー・スコット監督作。様々なバージョンが収録されております。
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前作のベースになったフィリップ・K・ディックの小説。もう全然覚えてないので読み直そうかな。
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デジタル盤のサントラ。国内盤Image may be NSFW.
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に輸入盤Image may be NSFW.
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、アナログ盤Image may be NSFW.
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もあります。
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良さげな公式アート本。洋書なので気をつけて!
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映画秘宝の別冊ムック。ほしいけど、金欠なんだよなぁ… (`Δ´;) ヌゥ
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今年観たドゥニ・ヴィルヌーブ監督作。僕の感想はこんな感じ。
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連想したスティーブン・スピルバーグ監督作。可哀想な話ですよね… (´・ω・`)
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ジャン=クロード・ヴァン・ダム主演×リンゴ・ラム監督作。それなりに楽しいです。
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このヴァン・ダム主演作の原題がバティスタ主演の短編と同じなのは偶然なのか…?(電波な文章)
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ブレードランナー 2049(IMAX3D・字幕版、2D・字幕版)
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原題:Blade Runner 2049
2017/アメリカ 上映時間163分
監督:ドゥニ・ビルヌーブ
製作:アンドリュー・A・コソーブ、ブロデリック・ジョンソン、バッド・ヨーキン、シンシア・サイクス・ヨーキン
製作総指揮:リドリー・スコット、ビル・カラッロ、ティム・ギャンブル、フランク・ギストラ、イェール・バディック、バル・ヒル
原作:フィリップ・K・ディック
原案:ハンプトン・ファンチャー
脚本:ハンプトン・ファンチャー、マイケル・グリーン
撮影:ロジャー・ディーキンス
美術:デニス・ガスナー
衣装:レネー・エイプリル
音楽:ベンジャミン・ウォルフィッシュ、ハンス・ジマー
音楽監修:デバ・アンダーソン
視覚効果監修:ジョン・ネルソン
出演:ライアン・ゴズリング、ハリソン・フォード、アナ・デ・アルマス、シルビア・ホークス、ロビン・ライト、マッケンジー・デイビス、カーラ・ジュリ、レニー・ジェームズ、デビッド・バウティスタ、ジャレッド・レト、バーカッド・アブディ、ヒアム・アッバス
パンフレット:★★★★(820円/「A to Zの基礎知識解説」とか良かったけど、もっともっとネタバレに触れて良いと思う)
(あらすじ)
2022年にアメリカ西海岸で大規模な停電が起きたのをきっかけに世界は食物供給が混乱するなど危機的状況を迎える。2025年、科学者ウォレス(ジャレッド・レトー)が遺伝子組み換え食品を開発し、人類の危機を救う。そして、元捜査官デッカード(ハリソン・フォード)が突然行方をくらませて以来30年の月日が流れた2049年には、レプリカント(人造人間)の寿命に制限がなくなっていた。(以上、シネマトゥデイより)
予告編はこんな感じ↓
75点
※本作に関しては、映画評論家の町山智浩さんによる「たまむすび」での紹介と「2049秒の解説動画」、それと小島秀夫監督のレビュー、タマフルで放送された「ブレードランナー歌謡祭」などをチェックすると良いでしょう。
※今回の記事は、「ターミネーター4」Image may be NSFW.
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最初に「僕と『ブレードランナー』Image may be NSFW.
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荻昌弘先生による「ブレードランナー」の解説動画があったので、貼っておきますね↓
ただ、今回の続編には結構期待していて。というのは、もともとドゥニ・ヴィルヌーブ監督は天才だと思ってたし、今年観た「メッセージ」Image may be NSFW.
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公開初日、1回目の上映のIMAXシアター、3分の1ぐらいの入りでした。
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昨日観た時は満席。ちなみに休日出勤で何も食べてなかったので…。
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アイスコーヒーとローストチキングラハムロールのセット(810円)を摂取。金欠なのに、つい… (´・ω・`) タカイ
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最初に、観た人が「そんな内容だったっけ? (゚Д゚)」と疑問を抱くレベルで雑にあらすじを書いておくと、新型レプリカントの「K」(ライアン・ゴズリング)はブレードランナーとしてジョシ上司(ロビン・ライト)の下でせっせと活動中。映画冒頭、「解任(殺害)」対象になっていた旧型レプリカントのサッパー・モートン(デイブ・バウティスタ)をタイマンの末に射殺してみれば、そいつの庭からレプリカントの遺骨が見つかって、なんと子どもを帝王切開で出産した跡があったからビックリですよ。ウォレス社に行って、ウォレス社長(ジャレッド・レト)の秘書レプリカント・ラブ(シルビア・ホークス)に調べてもらったら、レイチェル(ショーン・ヤング)という旧型レプリカントの骨ということがわかったので、「K」が“ホログラムの恋人”ジョイ(アナ・デ・アルマス)と一緒に捜査を進めてみたところ! 発見した数字などが“自分の記憶”にもあったりしたため、「この子どもって僕かも…?(´Д`;) ドウシヨウ」と思い始めるのです。
ブレードランナーとして働く新型レプリカント「K」。包茎手術の広告を想起させるコートは奥手な性格を示唆(勝手なウソ)。
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開始早々、農民になって身を隠していたサッパー・モートンを処分しましてね。
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「ラブプラス」とSiriを合わせたようなホログラムの恋人ジョイとイチャイチャしていたんですけれども。
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「出産の痕跡があるレプリカントの遺骨」が見つかったことで、上司ジョシは社会秩序の混乱を憂いまして。
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「K」は「赤子の抹殺指令」を受けて捜査を始めるも、「記憶にあった数字」を見つけたりして、「揺れる想い」を体中で感じるのでした。
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彼の行動を不審がったジョシに「子どもを殺した」とスムースにウソをついた「K」は、停職処分になるも、“レイチェルと失踪した元ブレードランナー”デッカード(ハリソン・フォード)の居場所を突き詰めましてね。デッカード曰く、「自分とレイチェルの間に子どもが生まれたことを知ったら、間違いなく解体されて調べられるから、子どもを守るため、痕跡の隠し方などを教えた後は連絡を一切絶って、自分を何も知らない状況に置いてます (・∀・)」ってな調子ですよ。そんな中、ウォレスの命令で「K」の行動をストーキングしていたラブが2人を急襲!川`∀´) オホホホホホ デッカードを拉致されただけでなく、とても大事にしてたジョイまで破壊されちゃったので、「K」ったら海より深く落ち込みまして。しかも、革命組織のリーダーであり、”デッカードとレイチェルの子どもを逃がしたレプリカント”のフレイザ(ヒアム・アッバス)の話から、“2人の子ども”は男児ではなく女児だということが判明するというね。
ウォレス社長的には「量産が大変なのでレプリカント同士が妊娠・出産できると超助かる」という気持ち。
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社長の命を受けたラブは殺人マシーンと化して、気に入らない奴は即殺害と、アグレッシ部な捜査を始めましてね。
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「K」が丹念な捜査でやっとデッカードを見つけたのに…。
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急襲して横取り40万! 「クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!」、懐かしいなぁ…(なんだこれ)。
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「K」はフレイザに「えっ、もしかして自分のことだと思ってた!? Σ(゚д゚し マサカ!?」「ねぇ、今どんな気持ち? すっかり”自分は他のレプリカントとは違って特別です”って顔してたけど、どんな気持ち? (・∀・し ネェネェ」と煽られて、心底ションボリしていたんですが、しかし。「“大義のための死”は人間らしいぜ!ヽ(`Д´)ノ ウォォォォッ!」と男気をバーニングさせて、デッカードを移送するラブたちを襲撃→勝利! デッカードの娘は“レプリカントの記憶を作っている博士”ステリン(カーラ・ジュリ)だったということでね、彼をそこまで連れて行ってあげると、初めて爽やかな笑顔を見せてから、雪が降る中、戦闘で致命傷を負っていた「K」は安らかに眠るのでしたーー。
街中にあったジョイの立体広告を観て、命を燃やすことを決意した「K」は…。
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ラブたちを襲って、デッカードを奪還! 彼なりに“自分が自分である証”を遺したのでした… (ノω・、) グスン
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まぁ、感想を書くと、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は天才だと思いました。 “カルト映画の中のカルト映画”として知られる「ブレードランナー」の続編を引き受けた胆力だけでもスゴいのに、ちゃんと結果を出したというか。前作との繋がりを思わせる要素を、ビジュアルだったり、ガジェットだったり、話の展開だったりと、あちらこちらに散りばめただけでなく。撮影監督ロジャー・ディーキンスの力を借りて、監督なりに“新しい未来予想図”を提示したのも素晴らしくて、ある意味、本作は「未来予想図Ⅱ」と言えるのではないか…って、すみません、無理矢理書きたかっただけです (´∀`;) エヘヘ
町山さんも指摘されていましたが、「K」が
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本作が提示した未来のビジュアルも良かったですな。
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なんとなく「未来予想図Ⅱ」を貼っておきますね↓ 良い歌ですよね…。
役者さんたちも見事で、特にサッパー・モートンを演じたバティスタとか、「ここまで来たか!Σ(゚д゚;)」と思わせるほど最高でした。今後、真面目な役のオファーが増える予感がします。あと、「ワンダーウーマン」と立て続けにロビン・ライトを大作で見掛けたから、ちょっと「コングレス未来学会議」Image may be NSFW.
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バティスタ、本作で確実に役者として一皮剥けたんじゃないでしょうか。
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僕が一番グッときたのは、終盤の展開。監督曰く、本作のモチーフの1つに「ピノキオ」があるそうですが、そうなるとスティーブン・スピルバーグ監督の「A. I.」Image may be NSFW.
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ジョイに「“生まれた”なんて、あなたって特別だわ」みたいなことを言われた「K」ったら…。
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すっかり「そうかも」顔でしたが、そもそもみんながすべて特別なのだッ!m9`Д´) ビシッ
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な〜んて、ベタ褒めしていますけど、僕が映画を観た直後、練馬の「か和もっち」で一緒に飲んだ映画好きの方々に伝えた点数は70点。 「映像はスゲー美しいけど1つ1つの場面が冗長(5秒ずつ短く出来そう)」とか「ラブがいくら権力者のレプリカントでも、警察署に乗り込んで検視官&ジョシを殺すのは、やりすぎでは?」とか「ジョイが娼婦と同期するセックスシーンが長ぇ」とか「波がザッパンザッパン状態での溺れそうなデッカードがウザい」といった不満は置いとくとしても。ハッキリ言って、「レプリカントが子どもを産んだ」という話自体に乗れなかったんですよね…。
なんて言うんですかね、ウォレス社長が「もしかしたらデッカードも“老けるレプリカント”で、レイチェルとの恋愛→妊娠はタイレル社の計画だった」といったことを示唆してましたが、それが事実だろうと、デッカードへの揺さぶりだろうと、マジどうでも良かった。「なんでそんな面倒くさい計画を考えたの? (`Δ´;)」というストレートな疑問云々の前に、スゲー身もフタもない文章ですけど、どれだけドゥニ・ビルヌーブ監督が頑張ろうと、僕はそもそも「ブレードランナー」の続きなんて見たくなかったんだなって気付いたというか。例えるなら、前作の序盤にある有名な「2つで十分ですよ ( ´_ゝ`)」のやり取り、長い間ずっと「何が2つなのか?(´∀`=) キニナルー」と興味津々丸だったのに、ワークプリント版Image may be NSFW.
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「2つで十分」だったのは、この丼に載っていた具材のこと。この画像ではエビのように見えますが…。
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別の未使用映像ではモロに魚。このご飯とのバランスで「2つで十分」ということは、結構味が濃いのかしら。
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とは言え、「名作の続編」というプレッシャーに負けず、こんなクオリティの高い映画に仕上げた手腕は見事だし、よくよく考えると「延髄を殴られて絶命」とか素敵な残酷シーンもあったし、1回目を観た後、「“『メッセージ』の時に味を占めたのか、今度は『柿の種』を取り上げるという安易な広報戦略”に、スムースに乗ってあげるヴィルヌーヴ監督の優しさ」にもグッときたので、5点プラスの75点という雑な着地。僕は乗れないところもあったけど、もともと熱心なファンじゃないし、スゴい作品なのは間違いないのでね、SF映画が好きな人はマジで観ておくと良いザンス。おしまい。
1982年に公開されたリドリー・スコット監督作。様々なバージョンが収録されております。
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前作のベースになったフィリップ・K・ディックの小説。もう全然覚えてないので読み直そうかな。
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デジタル盤のサントラ。国内盤Image may be NSFW.
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良さげな公式アート本。洋書なので気をつけて!
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映画秘宝の別冊ムック。ほしいけど、金欠なんだよなぁ… (`Δ´;) ヌゥ
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今年観たドゥニ・ヴィルヌーブ監督作。僕の感想はこんな感じ。
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連想したスティーブン・スピルバーグ監督作。可哀想な話ですよね… (´・ω・`)
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ジャン=クロード・ヴァン・ダム主演×リンゴ・ラム監督作。それなりに楽しいです。
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このヴァン・ダム主演作の原題がバティスタ主演の短編と同じなのは偶然なのか…?(電波な文章)
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