マンハント
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原題:追捕 Manhunt
2018/中国 上映時間110分
監督:ジョン・ウー
製作:ゴードン・チャン、チン・ヒンカイ
製作総指揮:ピーター・ラム、ラ・ペイカン
原作:西村寿行
撮影:石坂拓郎
美術:種田陽平
衣装:小川久美子
音楽:岩代太郎
アクションコーディネーター:園村健介
出演:チャン・ハンユー、福山雅治、チー・ウェイ、ハ・ジウォン、國村隼、竹中直人、倉田保昭、斎藤工、アンジェルス・ウー、桜庭ななみ、池内博之、TAO、トクナガクニハル、矢島健一、田中圭、ジョーナカムラ、吉沢悠
パンフレット:★★★☆(720円/ロケーションマップが付いてて好き。くれい響さんのコラムも良かった!)
(あらすじ)
製薬会社の顧問弁護士をつとめる男ドゥ・チウは、パーティの翌朝、社長秘書・希子の死体の横で目を覚ます。現場の状況証拠はドゥ・チウが犯人だと示しており、罠にはめられたと気付いた彼は逃亡を図る。独自の捜査でドゥ・チウを追う敏腕刑事・矢村は、ドゥ・チウに近づけば近づくほど事件に違和感を抱くように。やがてドゥ・チウを捕らえた矢村はドゥ・チウの無実を確信し、警察に引き渡さずともに事件の真相を追うことを決意する。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
70点
※この記事は「シグマ15」に従って書いています。
ジョン・ウー監督による久しぶりのガンアクション映画であり、日本が舞台な上に主人公の1人が福山雅治さんということで、そりゃあ観る気マンマンでしてね。2月下旬の某日、ユナイテッド・シネマ豊洲で観て来ました(その後、「犬猿」をハシゴ)。「有り難い (´∀`=) ウフフ」と思ったり。
9番スクリーン、20人ぐらいはいたんじゃないかな。
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映画冒頭、居酒屋でカタコトの日本語の会話が交わされた後に繰り広げられる“女殺し屋2人組によるヤクザ皆殺しシーン”から、ハートをギュッと掴まれましてね…(遠い目)。中国で絶大な人気を博した高倉健さん主演の角川映画「君よ憤怒の河を渉れ」
のリメイクなんてウワサを耳にしていたのに、実際に観てみれば、モロに「ジョン・ウー印のバディモノ」にトランスフォームしていた印象(詳細はこちらの記事を参照のこと)。孤児を殺し屋に育て上げるような製薬会社の社長親子の野望を“濡れ衣を着せられた弁護士”と“陰謀に気付いた刑事”がタッグを組んで阻むというストーリーをケレン味オンリーで構成していて、とにかく楽しかったというか。僕的に一番ツボに入ったのは倉田保昭さん演じるホームレスのボスで、「カメオ出演程度なのかな?」なんて油断していたら、映画後半で薬物を打たれる→戦闘マシーンと化して、素手で仲間のホームレスを次々と血祭りに上げていくから、なんて素敵な映画なのかと感心いたしました (°∀°)b ナイス! 一応、オチを書いておくと、主役の2人で製薬会社の陰謀を暴いて、社長親子は死亡。ローカル線の駅で2人がお互いの国の言葉で別れを告げたりして終わってましたよ、たぶん。
2018年に倉田保昭さんが素手で人を殺しまくるシーンが観られるとはなぁ… (ノω・、) アリガタイ
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もちろん主演の2人も良かったです。つーか、福山雅治さんはもっとアクション映画に出るべき。
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僕はまったく気付かなかったけど、ジョン・ウー監督が敬愛する高倉健さんへのオマージュが散りばめられているそうで(例えばラストシーンが駅なのは「駅 STATION」
を意識したそうな)、そういう精神性も好感が持てるなぁと。女殺し屋2人組(1人はジョン・ウー監督の娘のアンジェルス・ウー)は愉快だったし、鳩も飛ぶし、こんな面白い映画を日本で撮ってくれたこともスゲーうれしくて、僕的には「有り難い (´∀`=) スキヨ」という感謝の気持ちしかなかった次第。とは言え、正直なところ、脚本が支離滅裂な上にケレン味がすぎるのも確かなのでね、観る時はビンタされてもハグで返せる優しさを持って臨んでほしい。今、世界を救うのは“愛”なのだからーー(突然、範囲を広げた文章)。
国内盤のサントラ。デジタル盤
もあります。
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佐藤純彌監督×高倉健さん主演作。西村寿行先生による原作小説
があったのは知らなんだ。
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原題:追捕 Manhunt
2018/中国 上映時間110分
監督:ジョン・ウー
製作:ゴードン・チャン、チン・ヒンカイ
製作総指揮:ピーター・ラム、ラ・ペイカン
原作:西村寿行
撮影:石坂拓郎
美術:種田陽平
衣装:小川久美子
音楽:岩代太郎
アクションコーディネーター:園村健介
出演:チャン・ハンユー、福山雅治、チー・ウェイ、ハ・ジウォン、國村隼、竹中直人、倉田保昭、斎藤工、アンジェルス・ウー、桜庭ななみ、池内博之、TAO、トクナガクニハル、矢島健一、田中圭、ジョーナカムラ、吉沢悠
パンフレット:★★★☆(720円/ロケーションマップが付いてて好き。くれい響さんのコラムも良かった!)
(あらすじ)
製薬会社の顧問弁護士をつとめる男ドゥ・チウは、パーティの翌朝、社長秘書・希子の死体の横で目を覚ます。現場の状況証拠はドゥ・チウが犯人だと示しており、罠にはめられたと気付いた彼は逃亡を図る。独自の捜査でドゥ・チウを追う敏腕刑事・矢村は、ドゥ・チウに近づけば近づくほど事件に違和感を抱くように。やがてドゥ・チウを捕らえた矢村はドゥ・チウの無実を確信し、警察に引き渡さずともに事件の真相を追うことを決意する。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
70点
※この記事は「シグマ15」に従って書いています。
ジョン・ウー監督による久しぶりのガンアクション映画であり、日本が舞台な上に主人公の1人が福山雅治さんということで、そりゃあ観る気マンマンでしてね。2月下旬の某日、ユナイテッド・シネマ豊洲で観て来ました(その後、「犬猿」をハシゴ)。「有り難い (´∀`=) ウフフ」と思ったり。
9番スクリーン、20人ぐらいはいたんじゃないかな。

映画冒頭、居酒屋でカタコトの日本語の会話が交わされた後に繰り広げられる“女殺し屋2人組によるヤクザ皆殺しシーン”から、ハートをギュッと掴まれましてね…(遠い目)。中国で絶大な人気を博した高倉健さん主演の角川映画「君よ憤怒の河を渉れ」
2018年に倉田保昭さんが素手で人を殺しまくるシーンが観られるとはなぁ… (ノω・、) アリガタイ

もちろん主演の2人も良かったです。つーか、福山雅治さんはもっとアクション映画に出るべき。

僕はまったく気付かなかったけど、ジョン・ウー監督が敬愛する高倉健さんへのオマージュが散りばめられているそうで(例えばラストシーンが駅なのは「駅 STATION」
国内盤のサントラ。デジタル盤
佐藤純彌監督×高倉健さん主演作。西村寿行先生による原作小説