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Channel: 三角絞めでつかまえて2
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コンフィデンシャル 共助(ネタバレ)

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コンフィデンシャル 共助



原題:공조 Confidential Assignment
2017/韓国 上映時間124分
監督:キム・ソンフン
製作:ユン・ジェギュン
脚本:ユン・ヒョンホ
撮影:イ・スンジェ
編集:イ・ジン
音楽:ファン・サンジュン
出演:ヒョンビン、ユ・ヘジン、キム・ジュヒョク、ユナ、チャン・ヨンナム、イ・ドンフィ
パンフレット:★★★☆(800円/少し高めだけど、てらさわホークさんとギンティ小林さんのコラムがいいね)
(あらすじ)
アメリカドルの偽札を作成する犯罪組織の捜査にあたっていた北朝鮮の刑事イム・チョルリョン(ヒョンビン)は、上司の裏切りにより仲間と妻を殺されてしまう。偽札作成の銅版を奪って韓国へ逃亡した組織から秘密裏に銅版を取り返すべく、北朝鮮はチョルリョンをソウルに派遣。北朝鮮から国際犯罪者の逮捕要請を受けた韓国は、歴史上初となる南北共助捜査を極秘に契約する。しかし、韓国サイドは北朝鮮の本当の思惑を探るため、担当刑事のカン・ジンテ(ユ・ヘジン)に偽装捜査を指令。ジンテはチョルリョンの監視任務を遂行する。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




70点


※この記事は「シグマ15」に従って書いています。

「ソ連とアメリカの刑事が反発しながらも事件に挑む」というバディムービー「レッドブル」 が好きな僕ですよ、「北朝鮮と韓国の刑事が反発しながらも事件に挑む」という本作は見逃せないということで、前売り券を購入。2月下旬にTOHOシネマズ新宿で観て来ました。普通に楽しかったです (・∀・) ヨカッタ!


前売り特典は「二人がひとつに!“共助”チケットホルダー」でしたよ。


12番スクリーン、やや混んでいた記憶。当ブログ読者のなかさんもこの回を観ていたそうな。



なんて言うんですかね、韓国での大ヒットも頷ける“良く出来たジャンル映画”という印象。「クールで強い北朝鮮の刑事チョルリョンと、人情味溢れる韓国の刑事ジンテが、北朝鮮の犯罪者を逮捕すべく共助捜査をすることとなり、あーだこーだと衝突しながらも友情を育んでいって、悪に立ち向かう」というストーリーは、異文化ギャップコメディ的な面白さと、ストレートな熱さが絶秒にブレンドされていて、そこそこ良い感じでしてね。さらにアクションも良くて、特にパンフでギンティ小林さんが触れていた北朝鮮の近接格闘術“撃術”(※武術指導のオ・セヨンがロシアの軍隊格闘術“システマ”をベースに作ったもので、本当の「撃術」ではない)を駆使する肉弾戦は実にカッコ良くて、本作の白眉と言えるでしょう(どことなく偉そうに)。カーチェイスもスゲー迫力があったし映画代分は十分満足いたしました。一応、オチを書いておくと、なんとか2人で敵を倒すと、エンドクレジットではジンテが北朝鮮に出向くことになり、またチョルリョンと共助捜査をする…ってな調子で終わってましたぜ、旦那[※要出典・誰?]


ヒョンビンと並び立つとユ・ヘジンの“コクのある顔面”が際立ちますな〜 (´∀`) イイワァ


一部の好事家の間で話題となったトイレットペーパーを武器にするくだりも愉快でしたよ↓




って、褒めてますが、少し合わないところもあって。「チョルリョンの奥さんが殺される冒頭のシーンが重すぎて、ジンテの妹が色目を使ってきても微妙に気まずい」とか「意外とカルチャーギャップコメディ要素が少ない」といったこと以上に、僕は「韓国の兄弟文化」が好きじゃないみたいでして…。今までも韓国映画を観て、薄々感じていたことなんですが、本作でハッキリと「苦手」だということを意識しました。儒教の影響だか何だか知りませんが、年上だからって偉そうに接してくるジンテの態度はスムースに不快であり、僕的には「25過ぎたら全員タメ」の精神で生きていきたい…って、なんだそりゃ ( ゚д゚)、ペッ まぁ、何はともあれ、アクション映画として普通に面白かったので、機会があったら観ると良いザンス。おしまい。




キム・ソンフン監督作。これは観たいタイプの映画ではないかなぁ。



ウォルター・ヒル監督×アーノルド・シュワルツェネッガー主演作も貼っておきますね。サウナバトルが好きさ!









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