モリーズ・ゲーム
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原題:Molly's Game
2017/アメリカ 上映時間140分
監督・脚本:アーロン・ソーキン
製作:マーク・ゴードン、エイミー・パスカル、マット・ジャクソン
製作総指揮:レオポルド・ゴウト、スチュアート・M・ベッサー
原作:モリー・ブルーム
撮影:シャルロッテ・ブルース・クリステンセン
美術:デビッド・ワスコ
衣装:スーザン・ライアル
編集:アラン・ボームガーテン、ジョシュ・シェファー、エリオット・グレアム
音楽:ダニエル・ペンバートン
出演:ジェシカ・チャステイン、イドリス・エルバ、ケビン・コスナー、マイケル・セラ、ジェレミー・ストロング、クリス・オダウド、ビル・キャンプ、ブライアン・ダーシー・ジェームズ
パンフレット:★★★★(720円/コンパクトなデザインが良いし、ポーカーのルール解説などもあって素敵)
(あらすじ)
モーグルの選手として五輪出場も有望視されていたモリーは試合中の怪我でアスリートの道を断念する。ロースクールへ進学することを考えていた彼女は、その前に1年間の休暇をとろうとロサンゼルスにやってくるが、ウェイトレスのバイトで知り合った人々のつながりから、ハリウッドスターや大企業の経営者が法外な掛け金でポーカーに興じるアンダーグラウンドなポーカーゲームの運営アシスタントをすることになる。その才覚で26歳にして自分のゲームルームを開設するモリーだったが、10年後、FBIに逮捕されてしまう。モリーを担当する弁護士は、打ち合わせを重ねるうちに彼女の意外な素顔を知る。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
70点
※今回の感想には、驚くほどくだらない文章が書かれているので、マトモなレビューを期待している人は読まないで!
昨年観たジェシカ・チャステイン主演作「女神の見えざる手」
がスゲー良くて。僕の安易な認識では“なんとなく似たムード”の本作も観たくなったので、前売り券を購入。6月上旬の公開最終週、渋谷で「パティ・ケイク$」を観てから、TOHOシネマズ日比谷に足を運んできました(その後、新宿に移動して「名もなき野良犬の輪舞」を鑑賞)。「原作本
の方が面白そうダナー (´∀`;) エヘヘ」って感じでしたよ。ちなみに本作は、最近は「ソーシャル・ネットワーク」
や「マネーボール」
、「スティーブ・ジョブズ」
といった“実在の人物ムービー”の脚色や脚本を手掛けてきたアーロン・ソーキンの初監督作でございます。
前売り特典は「ポーカーチップミラー」。結構可愛い。
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3番スクリーン、ほぼ満席だった記憶。
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いや、ちょっとネガティブな文章を書いちゃいましたが(汗)、十分面白かったんですよ。なんて言うんですかね、「才女の人生裏街道」というか。「現在と過去のパートが交互に描かれる」という劇中の構成を無視しながら「ドキュメント女ののど自慢」風にあらすじを紹介すると、こんな感じだったのです↓
川´∀`)ノ
アメリカ・コロラド州出身のモリー・ブルームさんは、
小さいころから五輪出場を目標にして、モーグルに打ち込んできました。
心理学教授で厳格な父親のもと、12歳の時に背骨を折る大ケガをしながらも、
ソルトレークで金メダルを獲得することを夢見て、練習を重ねる日々。
ですが、2002年、予選大会でまたケガを負い、アスリート人生を諦めます。
「ロースクールを出て、会社を起業しよう!(`・ω・´し キリッ」
新しい目標を持ったモリーさんは、進学前にLAで休暇をとると、
ひょんなことから大金が飛び交うポーカーゲームを手伝うことになりました。
ハリウッドスターに映画監督、実業家にスポーツ選手といったセレブたちと交流するうちに、
モリーさんの胸に灯った野望の火。
「自分でゲームを主催しよう!(`・ω・´し キリッ」
クソ野郎だった雇用主を裏切って、自分でゲームを開催してみれば、大好評。
数年後、プレイヤーXに嫉妬されたせいで潰されるも、場所をNYに移すと、
一晩で100万ドルが動くほどになるのですが、
違法賭博の容疑で資産を凍結されることに。
一文無しになったモリーさんが、2014年、自伝
を出版したところ、
モリーさんが持つ“顧客情報”を狙ったFBIに再度逮捕されてしまい、
すがったのが元検察官の弁護士ジャフィーさん。
最初は乗り気じゃなかったものの、彼女の素顔を知って弁護を引き受けると、
見事無罪を勝ち取って、今は人生をやり直しているモリーさんです。
そんな波瀾万丈な半生を振り返りながら歌っていただきましょう、
「夢がMORI MORI」
森口博子さんの「夢がMORI MORI」を貼っておきますね↓
夢がモリー、モリー…。今、多くの人がこのブログをそっ閉じしたと思うのですが、この文章が書けただけで僕はもう十分、僕はもう十分なのです… (ノω・、) グスン 閑話休題。もうね、「田舎出身の女性が己の才覚を活かして“男社会”で成功する」という実話ストーリーがエキサイティングで面白い上に、本作のジェシカ・チャステインの“筋を通す姿”がまた魅力的でカッコ良くて(競技選手時代はさすがに無理がある気がしましたがー)。しかも、彼女の弁護にあたるジャフィーを演じたイドリス・エルバがベスト級に渋いし、ハイスピードな会話劇も小気味良いし(アーロン・ソーキンの真骨頂!)、「ウワサを信じちゃいけないよ!川o^-')b ダメヨ」という「現代の魔女狩り」を危惧するテーマも良いし、ハッピーエンドな着地も気持ち良いしと、誰が観ても普通に楽しめる作品なんじゃないかしらん。
ジェシカ・チャステイン、安定の素晴らしさでしたな。
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本作のイドリス・エルバ、スゲー良かったです。
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なんとなくポーカーシーンの動画を貼っておきますね↓
ただ、個人的な好みとしては「マイケル・セラ演じる“プレイヤーX”(モデルはトビー・マグワイア?)が超ムカつくのに、何の制裁も受けなかったのが納得いかない」というのは置いとくとしても。実際にそうだったのかもしれませんが、「ケビン・コスナー演じる“厳格な父親”が本当は娘想いだった」みたいな“ホッコリ家族ドラマ要素”があまり好きじゃなかった…ってのは、僕が自分の父親を超嫌っているからですカネー (・ε・) ウーン つーか、本作は実に良い出来の映画なんですけど、僕的には原作本
の方がもっと「一代記」感があって面白いんじゃないかなんて勝手に思ったり(未読なんですけどね (ノ∀`) テヘ)。なんかね、大昔の警察時代、違法賭博のガサ入れに駆り出されたこととか思い出して、ちょっと懐かしくもなったという心底どうでも良い文章を書いて、この感想文を終えたいと思います。おしまい。
モリー・ブルームによる原作本。読みたいけど、時間が作れない…。
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デジタル盤のサントラ。輸入盤
やアナログ盤
もあります。
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スゲー面白かったジェシカ・チャステイン主演作。僕の感想はこんな感じ。
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原題:Molly's Game
2017/アメリカ 上映時間140分
監督・脚本:アーロン・ソーキン
製作:マーク・ゴードン、エイミー・パスカル、マット・ジャクソン
製作総指揮:レオポルド・ゴウト、スチュアート・M・ベッサー
原作:モリー・ブルーム
撮影:シャルロッテ・ブルース・クリステンセン
美術:デビッド・ワスコ
衣装:スーザン・ライアル
編集:アラン・ボームガーテン、ジョシュ・シェファー、エリオット・グレアム
音楽:ダニエル・ペンバートン
出演:ジェシカ・チャステイン、イドリス・エルバ、ケビン・コスナー、マイケル・セラ、ジェレミー・ストロング、クリス・オダウド、ビル・キャンプ、ブライアン・ダーシー・ジェームズ
パンフレット:★★★★(720円/コンパクトなデザインが良いし、ポーカーのルール解説などもあって素敵)
(あらすじ)
モーグルの選手として五輪出場も有望視されていたモリーは試合中の怪我でアスリートの道を断念する。ロースクールへ進学することを考えていた彼女は、その前に1年間の休暇をとろうとロサンゼルスにやってくるが、ウェイトレスのバイトで知り合った人々のつながりから、ハリウッドスターや大企業の経営者が法外な掛け金でポーカーに興じるアンダーグラウンドなポーカーゲームの運営アシスタントをすることになる。その才覚で26歳にして自分のゲームルームを開設するモリーだったが、10年後、FBIに逮捕されてしまう。モリーを担当する弁護士は、打ち合わせを重ねるうちに彼女の意外な素顔を知る。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
70点
※今回の感想には、驚くほどくだらない文章が書かれているので、マトモなレビューを期待している人は読まないで!
昨年観たジェシカ・チャステイン主演作「女神の見えざる手」
前売り特典は「ポーカーチップミラー」。結構可愛い。

3番スクリーン、ほぼ満席だった記憶。

いや、ちょっとネガティブな文章を書いちゃいましたが(汗)、十分面白かったんですよ。なんて言うんですかね、「才女の人生裏街道」というか。「現在と過去のパートが交互に描かれる」という劇中の構成を無視しながら「ドキュメント女ののど自慢」風にあらすじを紹介すると、こんな感じだったのです↓
川´∀`)ノ
アメリカ・コロラド州出身のモリー・ブルームさんは、
小さいころから五輪出場を目標にして、モーグルに打ち込んできました。
心理学教授で厳格な父親のもと、12歳の時に背骨を折る大ケガをしながらも、
ソルトレークで金メダルを獲得することを夢見て、練習を重ねる日々。
ですが、2002年、予選大会でまたケガを負い、アスリート人生を諦めます。
「ロースクールを出て、会社を起業しよう!(`・ω・´し キリッ」
新しい目標を持ったモリーさんは、進学前にLAで休暇をとると、
ひょんなことから大金が飛び交うポーカーゲームを手伝うことになりました。
ハリウッドスターに映画監督、実業家にスポーツ選手といったセレブたちと交流するうちに、
モリーさんの胸に灯った野望の火。
「自分でゲームを主催しよう!(`・ω・´し キリッ」
クソ野郎だった雇用主を裏切って、自分でゲームを開催してみれば、大好評。
数年後、プレイヤーXに嫉妬されたせいで潰されるも、場所をNYに移すと、
一晩で100万ドルが動くほどになるのですが、
違法賭博の容疑で資産を凍結されることに。
一文無しになったモリーさんが、2014年、自伝
モリーさんが持つ“顧客情報”を狙ったFBIに再度逮捕されてしまい、
すがったのが元検察官の弁護士ジャフィーさん。
最初は乗り気じゃなかったものの、彼女の素顔を知って弁護を引き受けると、
見事無罪を勝ち取って、今は人生をやり直しているモリーさんです。
そんな波瀾万丈な半生を振り返りながら歌っていただきましょう、
「夢がMORI MORI」
森口博子さんの「夢がMORI MORI」を貼っておきますね↓
夢がモリー、モリー…。今、多くの人がこのブログをそっ閉じしたと思うのですが、この文章が書けただけで僕はもう十分、僕はもう十分なのです… (ノω・、) グスン 閑話休題。もうね、「田舎出身の女性が己の才覚を活かして“男社会”で成功する」という実話ストーリーがエキサイティングで面白い上に、本作のジェシカ・チャステインの“筋を通す姿”がまた魅力的でカッコ良くて(競技選手時代はさすがに無理がある気がしましたがー)。しかも、彼女の弁護にあたるジャフィーを演じたイドリス・エルバがベスト級に渋いし、ハイスピードな会話劇も小気味良いし(アーロン・ソーキンの真骨頂!)、「ウワサを信じちゃいけないよ!川o^-')b ダメヨ」という「現代の魔女狩り」を危惧するテーマも良いし、ハッピーエンドな着地も気持ち良いしと、誰が観ても普通に楽しめる作品なんじゃないかしらん。
ジェシカ・チャステイン、安定の素晴らしさでしたな。

本作のイドリス・エルバ、スゲー良かったです。

なんとなくポーカーシーンの動画を貼っておきますね↓
ただ、個人的な好みとしては「マイケル・セラ演じる“プレイヤーX”(モデルはトビー・マグワイア?)が超ムカつくのに、何の制裁も受けなかったのが納得いかない」というのは置いとくとしても。実際にそうだったのかもしれませんが、「ケビン・コスナー演じる“厳格な父親”が本当は娘想いだった」みたいな“ホッコリ家族ドラマ要素”があまり好きじゃなかった…ってのは、僕が自分の父親を超嫌っているからですカネー (・ε・) ウーン つーか、本作は実に良い出来の映画なんですけど、僕的には原作本
モリー・ブルームによる原作本。読みたいけど、時間が作れない…。
デジタル盤のサントラ。輸入盤
スゲー面白かったジェシカ・チャステイン主演作。僕の感想はこんな感じ。