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ミッドナイト・サン タイヨウのうた(ネタバレ)

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ミッドナイト・サン タイヨウのうた



原題:Midnight Sun
2018/アメリカ 上映時間92分
監督・製作総指揮:スコット・スピアー
製作:ジョン・リカード、ザック・シラー、ジャン・ガティアン
製作総指揮:ジェームズ・マッガフ、アラン・オウ、ヒロキ・シロタ、デビッド・ボーイズ
オリジナル脚本:坂東賢治
脚本:エリック・カーステン
撮影:カーステン・ゴピナス
美術:エリック・フレイザー
衣装:ジョリ・ウッドマン
編集:ティア・ノーラン、ミシェル・ハリソン
音楽:ネイト・ウォルコット
主題歌:ベラ・ソーン
出演:ベラ・ソーン、パトリック・シュワルツェネッガー、ロブ・リグル、クイン・シェパード、ケン・トレンブレット、スレイカ・マシュー、ロブ・リグル
パンフレット:★★★★(720円/「タイヨウのうた」との比較記事が面白かったし、yuiさんのレビューを載せたのは超偉い!)
(あらすじ)
太陽の光に当たれない病「XP」を抱える17歳のケイティは、幼い頃から昼間は外出できず、父親と2人で時間が経つのを待つだけの毎日を送ってきた。そんな彼女の唯一の楽しみは、夜の駅前で通行人相手にギターの弾き語りをすること。ある夜、同年代の青年チャーリーと出会ったケイティは、チャーリーに病気のことを隠したまま、急速に惹かれ合っていく。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




70点


※この記事は「シグマ15」に従って書いています。

基本的には「ジャン=クロード・ヴァン・ダムとドルフ・ラングレンが潜水艦で乳繰り合うような映画」を好む僕ですよ、本作のような作品は心底どうでも良いだったハズなのに、つい前売り券を買ってしまったのは、前売り特典の「特製イエローティッシュ」がほしかったからーー。ただ、全然観に行く気がしなくてダラダラと先延ばしにしていたら、いつの間にか上映最終週になっていたので、6月下旬、いそいそと新宿ピカデリーに足を運んできました。超泣きましたYO!ヽ(TДT)ノ ウワァァァン! 一応、書いておくと、監督のスコット・スピアーは「ステップ・アップ4:レボリューション」などを撮った人だそうです。


前売り特典は「特製イエローティッシュ」。「涙を拭いて」ってことかしら。


10番スクリーン、結構混んでました。人気あるのね〜 (゚⊿゚) ヘー



なんて言うんですかね、「お涙頂戴かよ!( ゚д゚)、ペッ」と安い反発を覚えなくもなくて。ひと昔前の邦画業界では「セカチュー」の大ヒットから「難病モノ」と呼ばれる作品が次々と投下されたイメージがあって、その中の1本が本作のリメイク元となった「タイヨウのうた」でしてね。色素性乾皮症(XP)という難病の少女が“ひと夏の恋”を経験するも死ぬ」なんて、あらすじの時点で若干のあざとさを感じちゃうところはあるんですよ。でも、親の身としては、自分の娘のマナ子(仮名/6歳)を重ねちゃってスゲー胸が痛いというか、ちくしょう、そりゃあワンワンと泣かざるを得ない。鑑賞後、「タイヨウのうた」も観たんですが、改変ポイントが面白くて。主人公の性格が活動的だったり、ラブストーリーの要素が強まっていたり、男の子が挫折を抱えているドラマが加わっていたり、ところどころ笑わせる描写が増えていたりしたのは良かったし、「ケイティの動画が話題になってラジオで曲が流れる」というラストは今どきだなぁと。あと、本作の主人公の恋人役はアーノルド・シュワルツェネッガーの息子パトリックなんですけど、ふとした表情がお父さんと似ている上に結構マッチョだったりもして、なんとなくホッコリした次第。


2013年ごろのパトリックとお父さんとの比較画像。劇中ではもう少し筋肉がついてました。



最後は「チャーリーのうた」を収録→船で紫外線を存分に浴びまくって死んでましたよ… (ノω・、) グスン




何だかんだ言って、意外としっかり作られてたし、主演のベラ・ソーンとパトリックの相性も良かったし、劇中歌も素敵だったし、あらためて自分の娘が元気でいてくれることの大切さを噛み締められたということでね、結構好きでした ( ;∀;) ヨカッタナー つーか、子どもができるまではまったく考えられなかったことだけど、娘が自分より先に死ぬことほど辛いことはないなぁと。今では「親より先に死ぬのが一番の親不孝」という言葉がスゲーよくわかりますよ…。ということで、僕の娘の歌を聴いてください、「あたしはおさるのお医者さんのうた」(ラジオパーソナリティ風にドヤ顔を添えてーー)。


マナ子がこれを歌ったのも、もう1年前になるんだなぁ…。




おしまい (ノω・、) マナコチャン...




ハリウッド・リメイク版のノベライズ。こういうのを出す姿勢は好き。



デジタル盤のサントラ。輸入盤アナログ盤もあります。



小泉徳宏監督×YUIさん主演のオリジナル。まぁ、泣きましたよ。










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