ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた
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原題:Stronger
2017/アメリカ 上映時間120分
監督:デビッド・ゴードン・グリーン
製作:トッド・リーバーマン、デビッド・ホバーマン、ジェイク・ギレンホール、ミシェル・リトバク、スコット・ステューバー
製作総指揮:ゲイリー・マイケル・ウォルターズ、リバ・マーカー、アンソニー・マテロ、ピーター・マクギガン、ニコラス・スターン、ジェフリー・ストット、アレクサンダー・ヤング
原作:ジェフ・ボーマン、ブレット・ウィッター
脚本:ジョン・ポローノ
撮影:ショーン・ボビット
美術:スティーブン・カーター
衣装:キム・ウィルコックス、リア・カッツネルソン
編集:ディラン・ティチェナー
音楽:マイケル・ブルック
出演:ジェイク・ギレンホール、タチアナ・マズラニー、ミランダ・リチャードソン、リチャード・レイン・Jr.、ネイサン・リッチマン、レニー・クラーク、パティ・オニール、クランシー・ブラウン、キャサリン・フィッツジェラルド、ダニー・マッカーシー、フランキー・ショウ、カルロス・サンズ、ミシェル・フォルツィエリ、ショーン・マクガーク、カレン・スカリア、ジュディス・マッキンタイア
パンフレット:★★★★(720円/コラム3本にインタビューも結構あって、良いパンフ)
(あらすじ)
ボストンで暮らしていたジェフ・ボーマンは、元恋人エリンの愛情を取り戻すため、彼女が出場するボストンマラソンの応援に駆けつけるが、ゴール地点付近で発生した爆弾テロに巻き込まれ、両脚を失う大ケガを負ってしまう。意識を取り戻したボーマンは警察に協力し、ボーマンの証言をもとに犯人が特定されると一躍ヒーローとして脚光を浴びるが……。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
70点
※この記事は「シグマ15」に従って書いています。
※今回の感想は、本作が好きな人は不快になる怖れがあるので、気をつけて!
昨年、「ボストンマラソン爆弾テロ事件」を描いたピーター・バーグ監督×マーク・ウォールバーグ主演作「パトリオット・デイ」Image may be NSFW.
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を観たこともあって、なんとなく「テロで両脚を失った被害者ジェフ・ボーマンによる回顧録『Stronger』Image may be NSFW.
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をベースに撮られた」という本作もチェックしたくなったので前売り券を購入したんですが、しかし。あまり人気がなかったのか、5月11日から公開→わずか1カ月も経たないうちに都内での上映が終わってしまって。「また前売り券を無駄にしたか」とゲンナリムードに陥っていたところ、7月7日からユナイテッド・シネマ入間での公開が始まったということで! 先日、いそいそと足を運んできました。「コイツ、本当にダメじゃん!Σ(゚д゚;)」と驚きましたよ。ちなみに監督は「スモーキング・ハイ」Image may be NSFW.
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などを撮ったデビッド・ゴードン・グリーンという人だとか。
前売り特典は「あなたを守る特製アームリフレクター」。使うことはないだろうな…。
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4番スクリーン、結構混んでました。
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話を超雑に書いておくと、27歳のジェフ・ボウマンは元カノのエリンがボストンマラソンに出場するので、ヨリを戻すべく応援に行ったら、爆破テロに巻き込まれて両足を失いまして。英雄に祭り上げられて居心地が悪くなったり、PTSDに苦しんだり、それを誤魔化すために自堕落に過ごしたり、その結果、エリンに愛想を尽かされたりするものの、自分の他にも“痛みを抱えている人”がいることを知って開眼!Σ(°д° ) クワッ すっかり立ち直った&エリンとの仲も復活して、「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです」ってな調子で終わってたんじゃないかな、たぶん。いや、本当に良い映画というか、ジェフ役のジェイク・ギレンホール、エリン役のタチアナ・マズラニーの演技は素晴らしいし、思った以上に「ジェフや周囲の人を美化しない作り」もまたスゴくて。特に本作で描かれるジェフは邦題の通りどころか、予想以上のダメ人間だったので、逆に「これをOKするというのは大した人だな」と感心いたしました。人間、己のダメな部分を直視することが大事なんでしょうな。
このシーン、「確かにお前はカスだよな ( ゚д゚)」と思ったり(1ミリも優しくない観客)。
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その他、「ブランコからロケットのように飛び出すジェフ」とか「テロの凄惨な現場をクライマックスに見せてジェフのトラウマの大きさを効果的に伝える構成」とか、良かったところは結構あるんですけれども。「避妊をエリン任せにして妊娠したら文句を言う」とか「テロに巻き込まれたことをエリンのせいにする」とか、ごめんなさい、いくら“死にかけた挙げ句に両足を失った被害者”だとしてもクズというか。ジェフの“ダメな僕”っぷりにはかなりイライラしたので、70点という着地でございます。ううむ、我ながら心が狭いですな… (´・ω・`) オシマイ
国内盤サントラを貼っておきますね。
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「ボストンマラソン爆弾テロ事件」を描いた作品。僕の感想はこんな感じ。
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原題:Stronger
2017/アメリカ 上映時間120分
監督:デビッド・ゴードン・グリーン
製作:トッド・リーバーマン、デビッド・ホバーマン、ジェイク・ギレンホール、ミシェル・リトバク、スコット・ステューバー
製作総指揮:ゲイリー・マイケル・ウォルターズ、リバ・マーカー、アンソニー・マテロ、ピーター・マクギガン、ニコラス・スターン、ジェフリー・ストット、アレクサンダー・ヤング
原作:ジェフ・ボーマン、ブレット・ウィッター
脚本:ジョン・ポローノ
撮影:ショーン・ボビット
美術:スティーブン・カーター
衣装:キム・ウィルコックス、リア・カッツネルソン
編集:ディラン・ティチェナー
音楽:マイケル・ブルック
出演:ジェイク・ギレンホール、タチアナ・マズラニー、ミランダ・リチャードソン、リチャード・レイン・Jr.、ネイサン・リッチマン、レニー・クラーク、パティ・オニール、クランシー・ブラウン、キャサリン・フィッツジェラルド、ダニー・マッカーシー、フランキー・ショウ、カルロス・サンズ、ミシェル・フォルツィエリ、ショーン・マクガーク、カレン・スカリア、ジュディス・マッキンタイア
パンフレット:★★★★(720円/コラム3本にインタビューも結構あって、良いパンフ)
(あらすじ)
ボストンで暮らしていたジェフ・ボーマンは、元恋人エリンの愛情を取り戻すため、彼女が出場するボストンマラソンの応援に駆けつけるが、ゴール地点付近で発生した爆弾テロに巻き込まれ、両脚を失う大ケガを負ってしまう。意識を取り戻したボーマンは警察に協力し、ボーマンの証言をもとに犯人が特定されると一躍ヒーローとして脚光を浴びるが……。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
70点
※この記事は「シグマ15」に従って書いています。
※今回の感想は、本作が好きな人は不快になる怖れがあるので、気をつけて!
昨年、「ボストンマラソン爆弾テロ事件」を描いたピーター・バーグ監督×マーク・ウォールバーグ主演作「パトリオット・デイ」Image may be NSFW.
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前売り特典は「あなたを守る特製アームリフレクター」。使うことはないだろうな…。
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話を超雑に書いておくと、27歳のジェフ・ボウマンは元カノのエリンがボストンマラソンに出場するので、ヨリを戻すべく応援に行ったら、爆破テロに巻き込まれて両足を失いまして。英雄に祭り上げられて居心地が悪くなったり、PTSDに苦しんだり、それを誤魔化すために自堕落に過ごしたり、その結果、エリンに愛想を尽かされたりするものの、自分の他にも“痛みを抱えている人”がいることを知って開眼!Σ(°д° ) クワッ すっかり立ち直った&エリンとの仲も復活して、「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです」ってな調子で終わってたんじゃないかな、たぶん。いや、本当に良い映画というか、ジェフ役のジェイク・ギレンホール、エリン役のタチアナ・マズラニーの演技は素晴らしいし、思った以上に「ジェフや周囲の人を美化しない作り」もまたスゴくて。特に本作で描かれるジェフは邦題の通りどころか、予想以上のダメ人間だったので、逆に「これをOKするというのは大した人だな」と感心いたしました。人間、己のダメな部分を直視することが大事なんでしょうな。
このシーン、「確かにお前はカスだよな ( ゚д゚)」と思ったり(1ミリも優しくない観客)。
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その他、「ブランコからロケットのように飛び出すジェフ」とか「テロの凄惨な現場をクライマックスに見せてジェフのトラウマの大きさを効果的に伝える構成」とか、良かったところは結構あるんですけれども。「避妊をエリン任せにして妊娠したら文句を言う」とか「テロに巻き込まれたことをエリンのせいにする」とか、ごめんなさい、いくら“死にかけた挙げ句に両足を失った被害者”だとしてもクズというか。ジェフの“ダメな僕”っぷりにはかなりイライラしたので、70点という着地でございます。ううむ、我ながら心が狭いですな… (´・ω・`) オシマイ
国内盤サントラを貼っておきますね。
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「ボストンマラソン爆弾テロ事件」を描いた作品。僕の感想はこんな感じ。
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