死の谷間
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原題:Z for Zachariah
2015/アイスランド、スイス、アメリカ 上映時間98分
監督:クレイグ・ゾベル
製作:シガージョン・サイバッツォン、ソール・シグルヨンソン、スクーリ・Fr・マルムクィスト、ソフィア・リン、マシュー・プルーフ、トビー・マグワイア
製作総指揮:ゲイリー・ロス、スティーブ・バナティン、クレイグ・ゾベル、クローディア・ブリュームフーバー、フローリアン・ダーゲル、ロバート・ウィリアムズ、ティモシー・クリスチャン、ライアン・R・ジョンソン、バリー・ブルッカー、スタン・ワートリーブ、ジム・セイベル、ビル・ジョンソン、アラ・ケシシアン
原作:ロバート・C・オブライエン
撮影:ティム・オアー
脚本:ニサール・モディ
美術:マシュー・マン
衣装:ボブ・バック
編集:ジェーン・リッツォ
音楽:ヘザー・マッキントッシュ
出演:マーゴット・ロビー、キウェテル・イジョフォー、クリス・パイン
パンフレット:★★★(700円/いかにも「小規模公開作のパンフ」って感じだけど、監督インタビューや松崎健夫さんのコラムは勉強になりました)
(あらすじ)
核戦争により死の灰に覆われた世界。アン・バーデン(マーゴット・ロビー)は放射能汚染を免れた小さな谷で愛犬とともに暮らしている。ある日、彼女は宇宙服のような防護服を着たジョン(キウェテル・イジョフォー)と遭遇する。ジョンは汚染された滝壺で水浴びをして体調を崩してしまうが、アンの救護によって一命を取り留める。2人は自然な流れで共同生活をスタートさせ、互いの距離を縮めていった。しかし、もう1人の生存者であるケイレブ(クリス・パイン)が2人の前に現れたことからその生活は一変していく。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
70点
※この記事は「シグマ15」に従って書いています。
※今回の記事は、心底くだらない文章や下ネタが書かれているので、ちゃんとした感想が読みたい方は他のブログに行った方が良いです。
「2015年に作られた本作を今さら日本公開したのは『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』の影響でお客さんが入ると思ったのかしら?」なんて素人の邪推は置いとくとして。6月下旬、新宿武蔵野館にて「ファントム・スレッド」と「スパイナル・タップ」を連続鑑賞した日のことですよ。劇場奥のロビーに行ってみたら「『「死の谷間」の登場人物が何人生き残れるか?』をシールを貼って予想する」なんて展示がありましてね。僕もなんとなくシールを貼ってみたところ、ちょっと本作が観たくなってしまったのだから、映画鑑賞は何がキッカケになるかわからないもの、ですな(以上、ほぼコピペ)。で、そうなると「近い時期に公開される“似たオーラの作品”」として、同じディストピアを舞台にした「フューチャーワールド」も気になってしまって、つい先に鑑賞。その後、7月中旬の上映最終週、渋谷で「ガザの美容室」を観てから新宿に移動して、新宿武蔵野館にて映画ファンサービスデーを利用して観ました。「3人って難しいんだなぁ… (´・ω・`) ウーン」と思ったり。
7月中旬に行った時は、前よりシールの数が増えてましたよ。
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ちなみに僕が6月下旬に貼ったシールは「1人」だったというね (´∀`;) ハズレチャッタ
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そんなに小さいワケではないけれど、巨乳というほどでもないCカップの新卒社会人女性が、同じ職場の巨乳好きイケメン係長に恋をしたことで繰り広げられるドタバタラブコメディ「Cの谷間」…なんて心底くだらない文章をどうしても書きたかったことについては、後でシャワーを浴びながら自問自答するとして(そもそも女の人を胸で判断するのはよくないことデスヨ)。本作のあらすじをザッと書いておくと、核戦争後(たぶん)の地球を舞台に、神を信じる白人女性アンが暮らしていたところに、科学者で黒人男性のジョンがやって来て、少し対立しながらもそれなりに上手く共同生活を送れるかと思ったら、そこに白人のイケメン野郎ケイレブが訪れてアンと良いムードになっちゃう…ってな調子(この「白人同士」というのが意地悪!)。「フューチャーワールド」と比べるとずいぶん地味なんですが(戦闘シーンなんてないし)、「人間の心理」について考えさせられるところがあって。クレイグ・ゾベル監督がパンフで「先にそこに居た者が優位だと思う人間の厚かましさ」なんて語っていましたが、なるほどなぁと。ちなみに同監督による「コンプライアンス 服従の心理」
も「限られた登場人物」で物語が進行していたっけ…というのは、パンフに載っていた松崎健夫さんの考察のPA-KU-RI!m9・∀・) ビシッ
「3人集まれば派閥ができる」との言葉通り、微妙な関係になっちゃうのでした。
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一応、オチを書いておくと、ジョンとケイレブはアンが大事にしていた教会を解体して作った水車を滝に設置→自家発電に成功するものの、滝から帰宅したのはジョンだけであり、「ケイレブは旅立った」と語りつつもジョンが殺ったムードがムンムン漂って終わってたので(本当に旅立った可能性もなくはないけど)、「登場人物が何人生き残れるか?」の答えは2人。ちなみにアンがコップを落とすシーン、ケイレブをジョンが滝に落としたことを示唆しただけかと思いきや、パンフの松崎健夫さんによるとアンドレイ・タルコフスキー監督の「ストーカー 」
のラストの反転的な意味合いなんだとか。その他、恋愛に興味があるアンが誘うために尻を見せたりとか、酔ったジョンが暴力的な雰囲気を出してイヤな空気になったりとか、アンの弟を殺したのがジョンだったりとか(でもアンは許す)、人間関係の様々な側面が描かれていて、スゲー地味な映画ではあるんですけど、まぁまぁ面白かったです。ただ、僕的には「世界最後の3人」だとすればさ、もっと仲良くできなかったかなぁと。例えば、「よーし、3Pしようぜ!(*゚∀゚)(゚∀゚*)(´∀`し ンモウ!」みたいな平和的解決には至らないものか…なんて思ったりしたんですが、アナタはどう思いますか?(唐突な問い掛け)
なんとなく槙原敬之さんの素敵な曲「三人」を貼っておきますね↓
おしまい。
ロバート・C・オブライエンによる原作小説。こちらの登場人物は2人なんだとか (゚⊿゚) ヘー
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デジタル盤のサントラを貼っておきますね。
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ジャン=クロード・ヴァン・ダム主演のディストピア映画でございます。
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原題:Z for Zachariah
2015/アイスランド、スイス、アメリカ 上映時間98分
監督:クレイグ・ゾベル
製作:シガージョン・サイバッツォン、ソール・シグルヨンソン、スクーリ・Fr・マルムクィスト、ソフィア・リン、マシュー・プルーフ、トビー・マグワイア
製作総指揮:ゲイリー・ロス、スティーブ・バナティン、クレイグ・ゾベル、クローディア・ブリュームフーバー、フローリアン・ダーゲル、ロバート・ウィリアムズ、ティモシー・クリスチャン、ライアン・R・ジョンソン、バリー・ブルッカー、スタン・ワートリーブ、ジム・セイベル、ビル・ジョンソン、アラ・ケシシアン
原作:ロバート・C・オブライエン
撮影:ティム・オアー
脚本:ニサール・モディ
美術:マシュー・マン
衣装:ボブ・バック
編集:ジェーン・リッツォ
音楽:ヘザー・マッキントッシュ
出演:マーゴット・ロビー、キウェテル・イジョフォー、クリス・パイン
パンフレット:★★★(700円/いかにも「小規模公開作のパンフ」って感じだけど、監督インタビューや松崎健夫さんのコラムは勉強になりました)
(あらすじ)
核戦争により死の灰に覆われた世界。アン・バーデン(マーゴット・ロビー)は放射能汚染を免れた小さな谷で愛犬とともに暮らしている。ある日、彼女は宇宙服のような防護服を着たジョン(キウェテル・イジョフォー)と遭遇する。ジョンは汚染された滝壺で水浴びをして体調を崩してしまうが、アンの救護によって一命を取り留める。2人は自然な流れで共同生活をスタートさせ、互いの距離を縮めていった。しかし、もう1人の生存者であるケイレブ(クリス・パイン)が2人の前に現れたことからその生活は一変していく。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
70点
※この記事は「シグマ15」に従って書いています。
※今回の記事は、心底くだらない文章や下ネタが書かれているので、ちゃんとした感想が読みたい方は他のブログに行った方が良いです。
「2015年に作られた本作を今さら日本公開したのは『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』の影響でお客さんが入ると思ったのかしら?」なんて素人の邪推は置いとくとして。6月下旬、新宿武蔵野館にて「ファントム・スレッド」と「スパイナル・タップ」を連続鑑賞した日のことですよ。劇場奥のロビーに行ってみたら「『「死の谷間」の登場人物が何人生き残れるか?』をシールを貼って予想する」なんて展示がありましてね。僕もなんとなくシールを貼ってみたところ、ちょっと本作が観たくなってしまったのだから、映画鑑賞は何がキッカケになるかわからないもの、ですな(以上、ほぼコピペ)。で、そうなると「近い時期に公開される“似たオーラの作品”」として、同じディストピアを舞台にした「フューチャーワールド」も気になってしまって、つい先に鑑賞。その後、7月中旬の上映最終週、渋谷で「ガザの美容室」を観てから新宿に移動して、新宿武蔵野館にて映画ファンサービスデーを利用して観ました。「3人って難しいんだなぁ… (´・ω・`) ウーン」と思ったり。
7月中旬に行った時は、前よりシールの数が増えてましたよ。

ちなみに僕が6月下旬に貼ったシールは「1人」だったというね (´∀`;) ハズレチャッタ

そんなに小さいワケではないけれど、巨乳というほどでもないCカップの新卒社会人女性が、同じ職場の巨乳好きイケメン係長に恋をしたことで繰り広げられるドタバタラブコメディ「Cの谷間」…なんて心底くだらない文章をどうしても書きたかったことについては、後でシャワーを浴びながら自問自答するとして(そもそも女の人を胸で判断するのはよくないことデスヨ)。本作のあらすじをザッと書いておくと、核戦争後(たぶん)の地球を舞台に、神を信じる白人女性アンが暮らしていたところに、科学者で黒人男性のジョンがやって来て、少し対立しながらもそれなりに上手く共同生活を送れるかと思ったら、そこに白人のイケメン野郎ケイレブが訪れてアンと良いムードになっちゃう…ってな調子(この「白人同士」というのが意地悪!)。「フューチャーワールド」と比べるとずいぶん地味なんですが(戦闘シーンなんてないし)、「人間の心理」について考えさせられるところがあって。クレイグ・ゾベル監督がパンフで「先にそこに居た者が優位だと思う人間の厚かましさ」なんて語っていましたが、なるほどなぁと。ちなみに同監督による「コンプライアンス 服従の心理」
「3人集まれば派閥ができる」との言葉通り、微妙な関係になっちゃうのでした。

一応、オチを書いておくと、ジョンとケイレブはアンが大事にしていた教会を解体して作った水車を滝に設置→自家発電に成功するものの、滝から帰宅したのはジョンだけであり、「ケイレブは旅立った」と語りつつもジョンが殺ったムードがムンムン漂って終わってたので(本当に旅立った可能性もなくはないけど)、「登場人物が何人生き残れるか?」の答えは2人。ちなみにアンがコップを落とすシーン、ケイレブをジョンが滝に落としたことを示唆しただけかと思いきや、パンフの松崎健夫さんによるとアンドレイ・タルコフスキー監督の「ストーカー 」
なんとなく槙原敬之さんの素敵な曲「三人」を貼っておきますね↓
おしまい。
ロバート・C・オブライエンによる原作小説。こちらの登場人物は2人なんだとか (゚⊿゚) ヘー
デジタル盤のサントラを貼っておきますね。
ジャン=クロード・ヴァン・ダム主演のディストピア映画でございます。