オーシャンズ8
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原題:Ocean's Eight
2018/アメリカ 上映時間110分
監督・原案・脚本:ゲイリー・ロス
製作:スティーブン・ソダーバーグ、スーザン・イーキンス
製作総指揮:マイケル・タドロス、ダイアナ・アルバレス、ジェシー・アーマン、ブルース・バーマン
キャラクター創造:ジョージ・クレイトン・ジョンソン、ジャック・ゴールデン・ラッセル
脚本:オリビア・ミルチ
撮影:エイジル・ブリルド
美術:アレックス・ディジェルランド
衣装:サラ・エドワーズ
編集:ジュリエット・ウェルフラン
音楽:ダニエル・ペンバートン
音楽監修:ゲイブ・ヒルファー、デボー・イェーツ
出演:サンドラ・ブロック、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイ、ミンディ・カリング、オークワフィナ、サラ・ポールソン、リアーナ、ヘレナ・ボナム・カーター、ジェームズ・コーデン、リチャード・アーミテージ
パンフレット:★★★★☆(720円/細かい作りで情報ギッシリの良いパンフ。買ってみて!)
(あらすじ)
史上最強の犯罪ドリームチーム「オーシャンズ」を率いたカリスマ的リーダー、ダニー・オーシャンの妹デビーが仮釈放された。出所したデビーは犯罪プロフェッショナルである7人の女性に声をかけ、ニューヨークで開催される世界的ファッションイベント「メットガラ」の会場で1億5000万ドルの宝石を盗み出すという前代未聞の計画を実行に移す。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
75点
今までの「オーシャンズ」シリーズがそれなりには面白かったし、リメイク版「ゴーストバスターズ」
を連想させる「キャストをすべて女性に置きかえる」という試みは非常に良いと思って、そこそこ期待してましてね。愛聴しているラジオ番組「アフター6ジャンクション」の週刊映画時評コーナー「ムービーウォッチメン」の今週の課題作品になったということで、いそいそとTOHOシネマズ新宿で観てきました。「クロードといえば、ジャン=クロード・ヴァン・ダム!m9`Д´) ビシッ」と思ったり。
夏休みのせいか、平日の昼間なのに、ほぼ満席でしたよ。
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お話をザッと適当に書くと、恋人だった画商クロードに裏切られて詐欺罪で5年服役したデビーが仮出所すると、相棒ルーと合流。5年8ヵ月と12日間、1000回の恋愛15シミュレーションを繰り返したというカルティエ所蔵の1億5000万ドルのネックレス「トゥーサン」強奪計画を実施すべく、ファッションデザイナーやらハッカーやらスリやらバイヤーやらダイヤ職人やら、5人の仲間を集めまして。みんなで頑張ってお膳立てをし、「この世界のどこかで、犯罪者を夢見る8歳の少女。彼女のためにやろう (`・ω・´し キリッ」と、一大イベント「メットガラ」にて犯行に及んでみれば、トラブルに見舞われながらもなんとなく成功したんですが、しかし。ハメた女優ダフネ・クルーガーにバレそうだった→仲間に引き入れる→これで8人に。実は、捜査に乗り出した保険調査員ジョンとも旧知の仲だったということで、まんまとクロードをハメることに成功。なんと「トゥーサン」以外の宝石も「オーシャンズ」シリーズでお馴染みの軽業師イエンの手を借りて盗みまくっていたので、予定以上の大金持ちになったメンバーはそれぞれの夢を叶えましてね。デビーは亡き兄ダニーの墓前で、「クロードといえば、ジャン=クロード・ヴァン・ダム!m9`Д´し ビシッ」とつぶやいたのでしたーー。
ということで、聴いてください。スタン・ブッシュで「Fight to survive」(ラジオパーソナリティ風に)。
って、ごめんなさい、最後にデビーが言う台詞は「見せたかった」でしてね。「クロードといえば」云々は、終盤に保険調査員のジョンが捜査対象のクロードに叩いた軽口なんですが、こんな大規模な公開作でジャン=クロード・ヴァン・ダムの名前が出たのがうれしくて、ついついウソ書いちゃったのです… (´・ω・`) スミマセン まぁ、そんな話は置いといて感想を書くと、普通に面白かったですね。芸達者かつ魅力的な役者さんたちに「素敵な衣裳!Σ(゚д゚)」とか「実際の場所で撮った!ヘ(゚∀゚*)ノ」といったあたりが大作ムードに溢れていて、超贅沢な「ケイパー・ムービー」を堪能させていただいたというか。なんて言うんですかね、映画って、例えば「カメラを止めるな!」みたいな「300万円だって面白いものは撮れる」的なK.U.F.U.の素晴らしさはもちろんあるんだけど、本作のような「金をかけてゴージャス」という良さもあらためて噛み締めたというね。
こんなシーンはないんですが、大体こんな映画でございます。
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もちろんおかしいところはあって。保険調査員と旧知の仲というのは、デビーの計画通りだとしても、ちょっとズルいんじゃないかなぁと(つーか、「オーシャンズ」シリーズの「いきなり知り合いが出てきて助けてくれる」みたいな展開はどうかと思う)。それと、ダニーの妹という設定や、ロージーが最初に出てくるといった旧シリーズとの繋がり自体はどうでも良いんですが、イエンの助けを借りてたのは(しかも、大量の宝石を盗み出すというかなり重要な役割で)、うれしいながらも複雑な心境になったというか。だったら「オーシャンズ9」じゃないんですか…って思っちゃうのは心が狭いですカネー (・ε・) ドウナノヨ あと、犯行直前にデビーが言う「犯罪者を夢見る8歳の少女」云々の台詞は、メタ的な意味が込められてるんでしょうけど、結構唐突に感じたりもしましたよ。
そりゃあ、シャオボー・チン演じるイエンが出てきたのはうれしかったけど… (´・ω・`) ウーン
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とは言え、僕的にはサンドラ・ブロックやケイト・ブランシェットがイチャイチャしたり、アン・ハサウェイやヘレナ・ボナム・カーターがオロオロしたり、リアーナが「キープオーン!川`∀´)」なんて言ったりするのが観られただけで、とても楽しくて。特にケイト・ブランシェットのカッコ良さ&頼もしさは小型の熊なら一撃で屠るほどであり、もし彼女が相棒になって優しく憎まれ口とか叩いてくれたら…なんて妄想をしてハァハァした次第 (´Д`;) ハァハァ たぶん「オーシャンズ」シリーズでは一番好きだし、誰が観てもそれなりには楽しめるんじゃないかしらん。つーか、本当にヴァン・ダムのことをネタにしてくれたのがうれしかったんですけど、今年は「パディントン2」
でもボルボのCMがパロディとして使われていたし、もしかすると新たなヴァン・ダムブームが来るのではないか? ううむ、そんな中、最新出演作「キックボクサー ザ・リベンジ 」が今のところWOWOWでしか扱われないみたいなのでね、ちくしょう、加入しようかなぁ…どうしようかなぁ…なんて悩んでいる45歳の残暑なのでした。
「キックボクサー ザ・リベンジ 」の予告編↓ 観たいなぁ。
おしまい (・∀・) ナニコノオチ
デジタル盤のサントラ。国内盤
や輸入盤
もあります。
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映画の舞台になった「メットガラ」のドキュメンタリー。まったく興味ないです。
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一応、シリーズ1作目。これが一番面白かった印象。
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一応、シリーズ2作目。ジュリア・ロバーツが自分の変装をするグダグダ展開が好き。
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一応、シリーズ3作目。一番好きじゃないかも。
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そう言えば、元ネタはこの映画。未見なので、今度観ようかなぁ。
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ごめんなさい、つい貼っちゃった!(*ノ▽ノ) キャッ
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昨年観た「ケイパー・ムービー」。僕の感想はこんな感じ。
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念のため、ヴァン・ダムが泥棒を演じたつまらない映画を貼っておきますね。
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原題:Ocean's Eight
2018/アメリカ 上映時間110分
監督・原案・脚本:ゲイリー・ロス
製作:スティーブン・ソダーバーグ、スーザン・イーキンス
製作総指揮:マイケル・タドロス、ダイアナ・アルバレス、ジェシー・アーマン、ブルース・バーマン
キャラクター創造:ジョージ・クレイトン・ジョンソン、ジャック・ゴールデン・ラッセル
脚本:オリビア・ミルチ
撮影:エイジル・ブリルド
美術:アレックス・ディジェルランド
衣装:サラ・エドワーズ
編集:ジュリエット・ウェルフラン
音楽:ダニエル・ペンバートン
音楽監修:ゲイブ・ヒルファー、デボー・イェーツ
出演:サンドラ・ブロック、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイ、ミンディ・カリング、オークワフィナ、サラ・ポールソン、リアーナ、ヘレナ・ボナム・カーター、ジェームズ・コーデン、リチャード・アーミテージ
パンフレット:★★★★☆(720円/細かい作りで情報ギッシリの良いパンフ。買ってみて!)
(あらすじ)
史上最強の犯罪ドリームチーム「オーシャンズ」を率いたカリスマ的リーダー、ダニー・オーシャンの妹デビーが仮釈放された。出所したデビーは犯罪プロフェッショナルである7人の女性に声をかけ、ニューヨークで開催される世界的ファッションイベント「メットガラ」の会場で1億5000万ドルの宝石を盗み出すという前代未聞の計画を実行に移す。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
75点
今までの「オーシャンズ」シリーズがそれなりには面白かったし、リメイク版「ゴーストバスターズ」
夏休みのせいか、平日の昼間なのに、ほぼ満席でしたよ。

お話をザッと適当に書くと、恋人だった画商クロードに裏切られて詐欺罪で5年服役したデビーが仮出所すると、相棒ルーと合流。5年8ヵ月と12日間、1000回の
ということで、聴いてください。スタン・ブッシュで「Fight to survive」(ラジオパーソナリティ風に)。
って、ごめんなさい、最後にデビーが言う台詞は「見せたかった」でしてね。「クロードといえば」云々は、終盤に保険調査員のジョンが捜査対象のクロードに叩いた軽口なんですが、こんな大規模な公開作でジャン=クロード・ヴァン・ダムの名前が出たのがうれしくて、ついついウソ書いちゃったのです… (´・ω・`) スミマセン まぁ、そんな話は置いといて感想を書くと、普通に面白かったですね。芸達者かつ魅力的な役者さんたちに「素敵な衣裳!Σ(゚д゚)」とか「実際の場所で撮った!ヘ(゚∀゚*)ノ」といったあたりが大作ムードに溢れていて、超贅沢な「ケイパー・ムービー」を堪能させていただいたというか。なんて言うんですかね、映画って、例えば「カメラを止めるな!」みたいな「300万円だって面白いものは撮れる」的なK.U.F.U.の素晴らしさはもちろんあるんだけど、本作のような「金をかけてゴージャス」という良さもあらためて噛み締めたというね。
こんなシーンはないんですが、大体こんな映画でございます。

もちろんおかしいところはあって。保険調査員と旧知の仲というのは、デビーの計画通りだとしても、ちょっとズルいんじゃないかなぁと(つーか、「オーシャンズ」シリーズの「いきなり知り合いが出てきて助けてくれる」みたいな展開はどうかと思う)。それと、ダニーの妹という設定や、ロージーが最初に出てくるといった旧シリーズとの繋がり自体はどうでも良いんですが、イエンの助けを借りてたのは(しかも、大量の宝石を盗み出すというかなり重要な役割で)、うれしいながらも複雑な心境になったというか。だったら「オーシャンズ9」じゃないんですか…って思っちゃうのは心が狭いですカネー (・ε・) ドウナノヨ あと、犯行直前にデビーが言う「犯罪者を夢見る8歳の少女」云々の台詞は、メタ的な意味が込められてるんでしょうけど、結構唐突に感じたりもしましたよ。
そりゃあ、シャオボー・チン演じるイエンが出てきたのはうれしかったけど… (´・ω・`) ウーン

とは言え、僕的にはサンドラ・ブロックやケイト・ブランシェットがイチャイチャしたり、アン・ハサウェイやヘレナ・ボナム・カーターがオロオロしたり、リアーナが「キープオーン!川`∀´)」なんて言ったりするのが観られただけで、とても楽しくて。特にケイト・ブランシェットのカッコ良さ&頼もしさは小型の熊なら一撃で屠るほどであり、もし彼女が相棒になって優しく憎まれ口とか叩いてくれたら…なんて妄想をしてハァハァした次第 (´Д`;) ハァハァ たぶん「オーシャンズ」シリーズでは一番好きだし、誰が観てもそれなりには楽しめるんじゃないかしらん。つーか、本当にヴァン・ダムのことをネタにしてくれたのがうれしかったんですけど、今年は「パディントン2」
「キックボクサー ザ・リベンジ 」の予告編↓ 観たいなぁ。
おしまい (・∀・) ナニコノオチ
デジタル盤のサントラ。国内盤
映画の舞台になった「メットガラ」のドキュメンタリー。まったく興味ないです。
一応、シリーズ1作目。これが一番面白かった印象。
一応、シリーズ2作目。ジュリア・ロバーツが自分の変装をするグダグダ展開が好き。
一応、シリーズ3作目。一番好きじゃないかも。
そう言えば、元ネタはこの映画。未見なので、今度観ようかなぁ。
ごめんなさい、つい貼っちゃった!(*ノ▽ノ) キャッ
昨年観た「ケイパー・ムービー」。僕の感想はこんな感じ。
念のため、ヴァン・ダムが泥棒を演じたつまらない映画を貼っておきますね。