オンリー・ザ・ブレイブ（ネタバレ）

※本作はネタバレを知らないで観た方が絶対良いので、観ようと思っている方は読んじゃダメ！

オンリー・ザ・ブレイブ

原題：Only the Brave
2017／アメリカ　上映時間134分
監督：ジョセフ・コジンスキー
製作：ロレンツォ・ディ・ボナベンチュラ、マイケル・メンシェル、エリク・ハウサム、モリー・スミス、サッド・ラッキンビル、トレント・ラッキンビル、ドーン・オストロフ、ジェレミー・ステックラー
製作総指揮：エレン・H・シュワルツ
原作：ショーン・フリン
脚本：ケン・ノーラン、エリック・ウォーレン・シンガー
撮影：クラウディオ・ミランダ
美術：ケビン・カバナー
衣装：ルイーズ・ミンゲンバック
編集：ビリー・フォックス
音楽：ジョセフ・トラパニーズ
音楽監修：ジョナサン・ワトキンス
出演：ジョシュ・ブローリン、マイルズ・テラー、ジェームズ・バッジ・デール、ジェフ・ブリッジス、テイラー・キッチュ、ジェニファー・コネリー
パンフレット：★★★★☆（720円／薄く見えるけど、知りたい情報が詰まった良いパンフ）
（あらすじ）
学生寮で堕落した日々を送っていた青年ブレンダン（マイルズ・テラー）は、恋人の妊娠をきっかけに生き方を改めることを決意し、地元の森林消防団に入隊する。地獄のような訓練に耐えながら、ブレンダンはチームを率いるマーシュ（ジョシュ・ブローリン）や仲間たちとの絆を深め、彼らに支えられながら少しずつ成長していく。そんなある日、山を丸ごと飲み込むかのような大規模な山火事が発生する。（以上、映画.comより）

予告編はこんな感じ↓

80点

※この記事は「シグマ15」に従って書いています。

「アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー」

でサノス、「デッドプール２」

でケーブルを演じたジョシュ・ブローリンが、今度は「消防士の実録モノ」で主役を演じるということで、なんとなく興味が湧いて前売り券を購入。なかなか観に行けなくて、7月下旬の都内公開最終週、ユナイテッド・シネマ豊洲で鑑賞いたしました（その後、「天命の城」と「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」をハシゴ）。「えっ、全員死んじゃったの!? Σ(°д°;) ﾏｼﾞｶ!」と驚きましたよ。

前売り特典は「オリジナル防災用ホイッスル」でした。

6番スクリーン、そこそこ混んでいたような。

本作はいわゆる「新兵モノ」でして。マイルズ・テラー演じるヤク中のクズ野郎マクドナウが、娘が生まれたことで森林消防隊に入団→ジョシュ・ブローリン演じる隊長（実は元ヤク中）に「ファッキン、テンポ！( ﾟдﾟ)」とシゴかれて人間的に成長して行くのです（別の映画

が混同した文章）。そんな“超ありがちだけどスムースに燃える展開”に感情移入しまくっただけでなく。若いころ、まったく根性がなくて機動隊をアッサリ辞めちゃった僕ですけど（苦笑）、「A班全員、腕立て100回！」という連帯責任で筋トレさせられる嫌な感じ、「人生捨てろ、帰って死ね」「同情がほしいなら辞書で探せ」といった叱責、強制参加感漂う休日のバーベキューなどなど、本作で描かれる森林消防隊のハードな訓練模様やマッチョな雰囲気は、吐き気をもよおしながらも懐かしくもあってね…（しみじみ）。少しだけまたああいう雄度の高い職場で働きたい気持ちになったりもしたのだから、喉元過ぎれば熱さを忘れる、ですな（知った風な口調で）。で、すっかり良い映画だなぁと彼らの活躍振りに舌つづみを打っていたら、元ヤク中のマクドナウ以外は山火事に巻き込まれて全滅するから、「マジかよ！Σ(°д°;) ｴｪｯ!?」と心底ビックリした次第。

まさか予告編で散々観たこのシーンの直後に全員死ぬとは思わなんだ… (`Δ´;) ﾇｩ

19名の消防士が亡くなった「ヤーネルヒル火災」についてはこちらのサイトがオススメなので読んでいただくとして。一応、オチを書いておくと、最後は「実際のグラニット・マウンテン・ホットショットの隊員たち」が映って、終わってたような気がします、たぶん。もうね、「スタジオの裏手に約8093.7㎡の本物の森を作って、本当に山火事を起こして撮影した（バカなの？←誉め言葉）」という映像はド迫力だったし、「知らない職業のトリビア」が満載だったのも面白かったし、「ジェニファー・コネリーの放尿」が観られたのも良かったし、マッチョ成分濃い目＆雄度高めの良い映画でしたヨ ( ；Д；) ｲｲｴｲｶﾞﾀﾞﾅｰ　ハッキリ言って「バックドラフト」