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映画 としまえん(ネタバレ)

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映画 としまえん



2019/日本 上映時間81分
監督・脚本:高橋浩
製作:間宮登良松
企画:加藤和夫
プロデューサー:菅谷英智
キャスティングプロデューサー:福岡康裕
ラインプロデューサー:林周治
音楽プロデューサー:津島玄一
撮影監督:林淳一郎
照明:田村文彦
美術:森原毅
特殊メイク:中田彰輝
ヘアメイク:竹川紗矢香
スタイリスト:神恵美
録音:加来昭彦
整音:小林喬
編集:大畑英亮
音楽:海田庄吾
音響効果:柴崎憲治
VFXスーパーバイザー:宮島壮司
助監督:猪腰弘之
製作統括:木次谷良助
出演:北原里英、小島藤子、浅川梨奈、松田るか、さいとうなり、小宮有紗、國島直希、鈴木聖奈、沖田×華、吉川美結、三嶋悠莉、河瀬祐未、YOUNG DAIS、中山峻、中島ひろ子、竹中直人
パンフレット:なし
(あらすじ)
大学生の早希は、高校時代に仲の良かった友人たちと一緒に、かつてよく遊びに行ったとしまえんを訪れる。ネットで噂になっていた「としまえんの呪い」があるという古い洋館を見つけた早希たちは、軽い気持ちで噂を試すが、その直後から恐ろしい現象に次々と襲われ、メンバーが1人また1人と姿を消していく。友人たちを必死に捜すうち、早希は呪いの誕生にまつわる恐ろしい秘密にたどり着く。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




50点


※今回の記事は、「アンフレンデッド」のネタバレに触れているので、未見の人は気をつけて!

この手のJホラーを積極的に観るタイプではないんですが、「遊園地を舞台にしたホラー映画に協力する」という東京・練馬区の遊園地「としまえん」の姿勢に感心して。よく近くの映画館に足を運ぶのもあって、なんとなく観てあげたい気分になっちゃったので、5月10日の公開から1カ月以上経った6月14日、ユナイテッド・シネマとしまえんで鑑賞いたしました。「なんだかなぁ… (´Д`;)」と思ったり。


劇場には衣裳やら何やらが飾られてました。3番スクリーン、10人ぐらいはいた記憶。



最初にあらすじをザッと書いておくと、大学生の早希が高校の同級生たちと久しぶりに再会して、「としまえん」に行くことになりましてね。「としまえんの呪い」という都市伝説には禁止されている行為が3つあって、「① 古い洋館の扉を叩くな」「② お化け屋敷で返事をするな 」「③ 秘密の鏡を覗くな」のうちを実行したら、次々と怪異に巻き込まれましてね。友人たちが姿を消していく中、実は親友だった由香(小宮有紗)が「としまえんの呪い」を他の友人たちに無理矢理やらされて、3年前に園内で失踪していたことが発覚するのです。で、「メリーゴーランドに乗れば呪いが解ける」ということで、頑張って早希が実行すると、気が付くと医務室にいたのでハッピーエンド…かと思いきや。「由香に呪いを実行させたのは早希だった!」ことが明らかになって、医務室に怨霊と化した由香がやってきたから、「ヒィィィッ!Σ(°д°;し」エンド。最後は、「としまえん」にきた女性3人組が「呪い、やってみる〜?」なんて気軽な話をする中、白い像が血の涙を流して終わってたんじゃないかしらん。


「としまえん」と言えば、サンタフェの扉」のイメージが強い…という40代。




率直に書くと、いくらホラーと言えど、もうちょっとリアルさがほしかったというか。「なぜ『としまえん』に呪いが存在するのか?」という説明がゼロだったりするのはまだ良いんですが(とは言え、1924年=大正15年から歴史がある遊園地なんだから、ここを掘らなかったのはもったいない気はする)、女子高生が遊園地の中で失踪していたら、都市伝説どころではないというか、普通に事件として話題になるだろうし、「としまえん」側の管理態勢だって問われるだろうし…。そもそもわずか3年前の事件なんだから、主人公だってさすがに親友の失踪現場に行こうと思わないんじゃないですかね。その他、斬新なホラー演出は見受けられなかったし(お化け屋敷とか鏡の部屋で〜といった定番ばかり)、主人公たちの脱出を防ぐ手段が「入場口前が崖になっている」というのも安易に感じたし、もっと「としまえん」を舞台にしたホラーならではの新しい“何か”を観せてほしかった…って、伝わりますかね。


なんとなく愚地独歩の画像を貼っておきますね(「刃牙道」より)。



ただ、最初に「東映ビデオ制作」と出た時点で「低予算だから仕方ないカナー (・ε・)」と許せる気持ちが湧かなくもなかったし、オープニングで夜の「としまえん」に潜入するニコ生主っぽいキャラをYOUNG DAISさんが演じていたのはオトクに感じたし、北原里英さんを始めとする若手女優さんたちは頑張ってたし、昼間に「いなくなった由香の家に行く」というのはスーパー・ササダンゴ・マシン選手が提唱する「昼に行く心霊スポット」感があって好感が持てたし、由香が机に彫った「許サナイ!」というカタカナ交じりの文章が好みだったし、「拝啓 元トモ様」っぽいストーリー自体は嫌いじゃないし、何よりもこの手のホラー映画にありがちな「実は親友を最後に追い込んだのは自分だった!Σ(゚д゚;し アタシダッター!」というオチも大好物なので(近作では「アンフレンデッド」もそうでしたな)、なんとなく50点という評価。高橋浩監督とか出演者のファン、そして「としまえん」が好きな人以外はわざわざ観なくても良い気がいたします。おしまい。




10月19日にはDVDが発売される予定でございます。



遊園地つながりで、ジェットコースターで大惨事が起きるホラー映画を貼っておきますね。



ディズニーランドで無許可撮影された映画。そんなに面白くなかったような。









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