野獣処刑人 ザ・ブロンソン
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原題:Death Kiss
2018/アメリカ 上映時間88分
監督・脚本・撮影・編集:レネ・ペレス
製作:ジェフ・ミラー
製作総指揮:ジェフ・ミラー、ゲイリー・ジョーンズ
音楽:ザ・ダーケスト・マシーン
視覚効果監修:ゲイリー・ジョーンズ
出演:ロバート・ブロンジー、リチャード・タイソン、エバ・ハミルトン、リーア・ペレス、ダニエル・ボールドウィン、ストーミー・マヤ
パンフレット:★★★(700円/人間食べ食べカエルさんと江戸木純さんのコラムは良かったけど、編集した人はちゃんと校正した方が良いと思います)
(あらすじ)
どこからともなく現れ、街にはびこる悪党たちを容赦なく射殺していく謎の男K。地元ラジオ局のDJは、多発する凶悪犯罪に対応できない警察に怒りの声をあげ、極刑の必要性を訴える。やがてKは、幼い少女を二度と歩けない体にした冷酷非道な麻薬組織のボスを追い詰めていく。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
70点
最初に本作のチラシを観た時は「チャールズ・ブロンソン、こんな作品もあったんだ (゚⊿゚)」と、最近流行りの「旧作のリマスター上映」なのかと勘違いしていたんですが、しかし。なんとソックリさんによる新作だというのだから、「マジか!Σ(゚д゚;)」と。別にブロンソン主演作をすべて観てきたワケではないけど、「野獣処刑人」というタイトルがなかなか僕好みだったので、観ることにしましてね。1月8日(水)、新宿武蔵野館にて、水曜の映画ファンサービスデー割引(1100円)を利用して鑑賞しました(その後、仕事に行ってから「ドクター・スリープ」をハシゴ)。「法は甘い、正義をくらえ!ヘ(゚∀゚*)ノ ヤッタァ!」と思ったり。
エレベーターホール前のポスターにはサイン入りポスターがありまして。
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中には等身大っぽいスタンディもありましたよ。
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スクリーン1、20人ぐらいはいたんじゃないかな。
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本作は、謎の男「K」が「少女に売春させている男&その客」やら「麻薬密売人」やら「武装ギャング」といった街のクズども片っ端から殺していくという、今どき珍しいほど単純明快なストーリーであり、たまに「正義を求めて」という番組でダン・フォースライト(実は「K」と組んでいる)というラジオパーソナリティが「オレ流正義論」を垂れ流すシーンが挟まれていくという構成でしてね。で、{K」は定期的に下半身不随の娘イザベルと暮らすシングルマザーのアナに大金を届けていたんですが(ちょっと仲良くなったりもする)、それはタイレルというギャングとの銃撃戦中の流れ弾がイザベルに当たってしまった→そのせいで下半身不随になった」からであり、最後は雪の森での銃撃戦を経てタイレルを制圧→木に縛り付けて放置→コヨーテに食わせて終わってたんじゃないかしらん。
「K」という男が街のダニどもを始末してくれるお話なのです (・∀・) ダイスキ
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パンフによると、レネ・ペレス監督がスペインにある西部劇のテーマーパークでロケハンをしていたら、同テーマパークにチャールズ・ブロンソンにソックリの男(芸名:ロバート・ブロンジー)がいることを知る→プロデューサーのジェフ・ミラーと“「ロサンゼルス」
以降の「デス・ウィッシュ」シリーズっぽい作品”(要は細かいことを抜きにして犯罪者を殺しまくるムービー)を作ることにしたそうで。確かに本作のビジュアルやアクションなどは80年代っぽさがムンムンで、一応、今どきの「FPS風アクション」を取り入れたりもしているものの、全体的には「懐かしい」という印象。まぁ、予算がなくて凝ったアクションや派手かつ練られた見せ場を作れないというのを「昔っぽさ」で誤魔化している感もあるんですが(汗)、とは言え、銃撃を受けた際の出血は派手めだし、チャールズ・ブロンソンに激似のロバート・ブロンジーが頑張って街のダニどもを殺していく様子を観ていると、自然と笑顔になってしまうのでした (´∀`=) タノシー 僕的には、大腸に違法薬物を隠して運んでいた男が強烈なボディ攻撃を食らって、後に死亡するシーンがお気に入りでしたね〜。
ブロンソンが墓場から蘇った級のビジュアルのロバート・ブロンジー。
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彼を観ているだけで、僕はこの徳川光成のような笑顔になってましたよ(「範馬刃牙」より)。
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正直なところ、劇中でダン・フォースライト(演じたのは、あのダニエル・ボールドウィン!)が垂れ流す正義論の薄っぺらさには辟易したし、シングルマザーと「K」のやり取りもかなりどうでも良かったけど(「K」を誘った時の枕に「TOGETHER」って書いてあったのは笑った)、こういう軽い気持ちで楽しめる自警団系アクションはやっぱり好きだし、ラスト、法の裁きを求めるタイレルに「K」が放った決め台詞「法は甘い、正義をくらえ」に超グッときたので、70点という着地。まぁ、80年代に流行ったこの手の映画が好きな人はチェックしてみると良いと思います。おしまい。
チャールズ・ブロンソンといえばこれですよね。ブルース・ウィリス主演のリメイク版も好きです。
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レネ・ペレス監督作。娘のリーア・ペレスも出演しているそうです。
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原題:Death Kiss
2018/アメリカ 上映時間88分
監督・脚本・撮影・編集:レネ・ペレス
製作:ジェフ・ミラー
製作総指揮:ジェフ・ミラー、ゲイリー・ジョーンズ
音楽:ザ・ダーケスト・マシーン
視覚効果監修:ゲイリー・ジョーンズ
出演:ロバート・ブロンジー、リチャード・タイソン、エバ・ハミルトン、リーア・ペレス、ダニエル・ボールドウィン、ストーミー・マヤ
パンフレット:★★★(700円/人間食べ食べカエルさんと江戸木純さんのコラムは良かったけど、編集した人はちゃんと校正した方が良いと思います)
(あらすじ)
どこからともなく現れ、街にはびこる悪党たちを容赦なく射殺していく謎の男K。地元ラジオ局のDJは、多発する凶悪犯罪に対応できない警察に怒りの声をあげ、極刑の必要性を訴える。やがてKは、幼い少女を二度と歩けない体にした冷酷非道な麻薬組織のボスを追い詰めていく。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
70点
最初に本作のチラシを観た時は「チャールズ・ブロンソン、こんな作品もあったんだ (゚⊿゚)」と、最近流行りの「旧作のリマスター上映」なのかと勘違いしていたんですが、しかし。なんとソックリさんによる新作だというのだから、「マジか!Σ(゚д゚;)」と。別にブロンソン主演作をすべて観てきたワケではないけど、「野獣処刑人」というタイトルがなかなか僕好みだったので、観ることにしましてね。1月8日(水)、新宿武蔵野館にて、水曜の映画ファンサービスデー割引(1100円)を利用して鑑賞しました(その後、仕事に行ってから「ドクター・スリープ」をハシゴ)。「法は甘い、正義をくらえ!ヘ(゚∀゚*)ノ ヤッタァ!」と思ったり。
エレベーターホール前のポスターにはサイン入りポスターがありまして。

中には等身大っぽいスタンディもありましたよ。

スクリーン1、20人ぐらいはいたんじゃないかな。

本作は、謎の男「K」が「少女に売春させている男&その客」やら「麻薬密売人」やら「武装ギャング」といった街のクズども片っ端から殺していくという、今どき珍しいほど単純明快なストーリーであり、たまに「正義を求めて」という番組でダン・フォースライト(実は「K」と組んでいる)というラジオパーソナリティが「オレ流正義論」を垂れ流すシーンが挟まれていくという構成でしてね。で、{K」は定期的に下半身不随の娘イザベルと暮らすシングルマザーのアナに大金を届けていたんですが(ちょっと仲良くなったりもする)、それはタイレルというギャングとの銃撃戦中の流れ弾がイザベルに当たってしまった→そのせいで下半身不随になった」からであり、最後は雪の森での銃撃戦を経てタイレルを制圧→木に縛り付けて放置→コヨーテに食わせて終わってたんじゃないかしらん。
「K」という男が街のダニどもを始末してくれるお話なのです (・∀・) ダイスキ

パンフによると、レネ・ペレス監督がスペインにある西部劇のテーマーパークでロケハンをしていたら、同テーマパークにチャールズ・ブロンソンにソックリの男(芸名:ロバート・ブロンジー)がいることを知る→プロデューサーのジェフ・ミラーと“「ロサンゼルス」
ブロンソンが墓場から蘇った級のビジュアルのロバート・ブロンジー。

彼を観ているだけで、僕はこの徳川光成のような笑顔になってましたよ(「範馬刃牙」より)。

正直なところ、劇中でダン・フォースライト(演じたのは、あのダニエル・ボールドウィン!)が垂れ流す正義論の薄っぺらさには辟易したし、シングルマザーと「K」のやり取りもかなりどうでも良かったけど(「K」を誘った時の枕に「TOGETHER」って書いてあったのは笑った)、こういう軽い気持ちで楽しめる自警団系アクションはやっぱり好きだし、ラスト、法の裁きを求めるタイレルに「K」が放った決め台詞「法は甘い、正義をくらえ」に超グッときたので、70点という着地。まぁ、80年代に流行ったこの手の映画が好きな人はチェックしてみると良いと思います。おしまい。
チャールズ・ブロンソンといえばこれですよね。ブルース・ウィリス主演のリメイク版も好きです。
レネ・ペレス監督作。娘のリーア・ペレスも出演しているそうです。