ブライトバーン 恐怖の拡散者
![]()
原題:Brightburn
2019/アメリカ 上映時間91分
監督:デビッド・ヤロベスキー
製作:ジェームズ・ガン、ケネス・ファン
製作総指揮:ブライアン・ガン、マーク・ガン、サイモン・ハット、ダン・クリフトン、ニック・クローリー、ケント・ファン
脚本:ブライアン・ガン、マーク・ガン
主題歌:ビリー・アイリッシュ
出演:エリザベス・バンクス、デビッド・デンマン、ジャクソン・A・ダン、マット・ジョーンズ、メレディス・ハグナー、マイケル・ルーカー
パンフレット:★★☆(820円/尾﨑一男さんのネタバレ全開のコラムが良かった!)
(あらすじ)
母親になる夢を抱いているものの、なかなか子どもができずに悩んでいたトーリ(エリザベス・バンクス)のもとに、ある時、謎めいた赤ちゃんがやってくる。赤ちゃんはブランドンと名づけられ、聡明で才能にあふれ、好奇心旺盛な子どもへと成長。トーリと夫カイル(デビッド・デンマン)にとっても、かけがえのない存在になっていく。しかし、12歳になったブランドン(ジャクソン・A・ダン)は、普通の人にはない異常な力を発揮し始め、やがて米カンザス州ブライトバーンの町をかつてない恐怖に陥れていく。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
70点
現在、「2019年に観たにもかかわらず感想をアップできなかった映画」が72本もあって、何とか処理せねばと、28日連続更新しているんですが…(誰か褒めて!ヽ(TДT)ノ)。本日は「なんとなくササッと感想が書けそうな映画」として、本作の記事をアップしておきますよ。大好きなジェームズ・ガン監督が絡んでいるというだけでなく、amazonプライムビデオのオリジナルドラマ「ザ・ボーイズ」のような「スーパーヒーローを捉え直した作品」は大好物なので、観ることに決定。11月25日、TOHOシネマズ新宿にて、1ヵ月フリーパスを駆使して鑑賞いたしました(その後、新宿ピカデリーで「HiGH&LOW THE WORST」をハシゴ)。「次を待つ (゚⊿゚)」と思ったり。
せっかくのフリーパス、2回しか使えなかったな…。
![]()
12番スクリーン、10人ぐらいだった気がします(うろ覚え)。
![]()
まず、身もフタもなく適当なあらすじを書いておくと、米カンザス州ブライトバーンの田舎町で暮らすトーリと夫カイルは、ある日、「スーパーマン」
のように隕石型宇宙船に入った子どもを見つけたので、ブランドンと名付けて育ててみれば、12歳になるとともにスーパーパワーが発現! 思春期をこじらせると、気になる女の子の部屋に勝手に侵入したり、その子の手を握り潰してみたり、その子の母親や自分の叔父を殺してみたりと、順調に悪の道を歩むのです (´Д`;) イヤーン とは言え、まだかろうじて両親LOVEではあったものの、カイルが自分を射殺しようとしたのでアッサリ返り討ちにして、ブランドンの犯行を疑っていた警察官も殺害。最後は、トーリがクリプトナイトっぽいものを利用してブランドンを殺そうとするもバレて、空から落とされちゃいまして。ブランドンは旅客機を農場に墜落させて“唯一の生存者”を装う…ってな調子。エンドクレジット後のポストクレジットシーンでは、YouTuber(マイケル・ルーカー!)がブランドンのような「謎の存在たち」を紹介していく中、クリムゾンボルト
の姿が映って終わってましたよ。
ブランドンったら12歳の誕生日を迎えるとともに反抗期に突入しちゃうんですけれども。
![]()
スーパーパワーも発現しちゃったので、気の向くままに力を行使するのでした (´Д`;) コマルー
![]()
ちなみにクリムゾンボルトは「スーパー!」
という映画のキャラクターなのです。
もともと「スーパーヒーローとモンスターは紙一重」ですから。田舎の超能力少年が命を狙われる映画「LOOPER ルーパー」
を少し思い出したりもしましたが、何はともあれ、「スーパーマン」
が現実にいたら「そりゃこうなるよなぁ (´∀`) シカタナシ」と。僕的には、子どものころの自分がこんな能力を身に付けていたら確実に大量殺人鬼になっていたと思うので、実に「我が意を得たり!m9`Д´) ビシッ」なお話でしたよ。それと、本作は予想以上にゴア描写が多めだったのが良くて(目にガラスが刺さったり、アゴがもげたり)、特にスーパーパワー描写がなかなかユニークというか。「スーパーマン並の力で攻撃されたら即肉塊」ということをビジュアル化してくれたのは最高でしたね〜。
愛用している毛布などを使ったお手製のコスチュームを身に付けたブランドン。そのパワーは凄まじくて…。
![]()
僕はすっかり松本梢江気分でしたよ(「グラップラー刃牙」より)。
![三角絞めでつかまえて-かなわない...]()
まぁ、正直なところ、コク不足に感じる部分はあって。なんて言うんですかね、話の展開は予想を超えなかったし、ゴア描写以外はそれほど目を見張る演出とかもなかったし、思ったより普通だったな…と思いきや! スゲー笑ったのがポストクレジットシーンですよ。ジェームズ・ガン監督の盟友マイケル・ルーカー演じるYouTuberがニュース映像とともに、ブランドンを始めとする世界各地で発見された「謎の存在」を紹介していて、“縄を持った「叫び」っぽいビジュアルの女性”とか半魚人っぽいのがいたりと、どう見ても「ジャスティスリーグ」をおちょくっている感じなのが愉快なんですが…。なんとその中に、僕の生涯ベスト級のヴィジランテムービー「スーパー!」
のクリムゾンボルトがいたのがスゲーうれしくてね… (ノω・、) ウレシイ 尾﨑一男さんがパンフで、宇多丸師匠も「アフター6ジャンクション」で仰有っていましたけど、早くこの<ジェームズ・ガン・ユニバース>の続きが観たい気持ちで一杯になった次第。
クリムゾンボルトの活躍がまた観られる日が来るんでしょうか…。
![]()
ということで、現在の僕の気持ちを代弁する宮本武蔵を貼っておきますね(「刃牙道」より)。
![]()
その他、思ったところを書いておくと、「パワーを得たブランドンが、いじめっ子に仕返しするのかと思ったら、好きな子にストーキング&手を握りつぶすという“バカなガキっぽさ”が好き(製作者サイドは観客がブランドンに共感しないよう、彼の行動でカタルシスを感じないよう気を配ったそうな…という「映画秘宝」情報)」とか「ブランドンが残す『BB』という署名を見るたびに『Best Boxer』が脳裏に浮かぶアタシ」とか「エリザベス・バンクスは『スリザー』
でも異星から来た怪物と戦って、『パワーレンジャー』では自分が地球を侵略しようとしてたんだな」とか「ブランドン役の子は『エンドゲーム』でスコット・ラングの少年バージョンを演じた子か!」とかとかとか。僕的には「普通に怖いホラー」って感じでそれなりに楽しめたし、一応、ヒットしたっぽいのでね、さっさと続編を作ってくれるとありがたいです (゚⊿゚) ツクレ!
デジタル盤のサントラ。アナログ盤
もあります。
![]()
![]()
デヴィッド・ヤロベスキー監督のゾンビ映画だとか。ちょっと興味あります。
![]()
![]()
エリザベス・バンクスが出ているジェームズ・ガン監督によるSF残酷ホラー。面白いヨ!(°∀°)b オススメ!
![]()
![]()
生涯ベスト級のジェームズ・ガン監督作。僕の感想はこんな感じ。
![]()
![]()
クズなスーパーヒーローたちを一般人が狩っていくオリジナルドラマ。早くシーズン2が観たい… (´Д`;)
![]()
![]()
そりゃあ観ておきたいリチャード・ドナー監督作。でも「マン・オブ・スティール」も好きよ。
![]()
![]()
「スーパーマンがロシアで育ったら…?」的なお話。オススメでございます。
![]()
![]()

原題:Brightburn
2019/アメリカ 上映時間91分
監督:デビッド・ヤロベスキー
製作:ジェームズ・ガン、ケネス・ファン
製作総指揮:ブライアン・ガン、マーク・ガン、サイモン・ハット、ダン・クリフトン、ニック・クローリー、ケント・ファン
脚本:ブライアン・ガン、マーク・ガン
主題歌:ビリー・アイリッシュ
出演:エリザベス・バンクス、デビッド・デンマン、ジャクソン・A・ダン、マット・ジョーンズ、メレディス・ハグナー、マイケル・ルーカー
パンフレット:★★☆(820円/尾﨑一男さんのネタバレ全開のコラムが良かった!)
(あらすじ)
母親になる夢を抱いているものの、なかなか子どもができずに悩んでいたトーリ(エリザベス・バンクス)のもとに、ある時、謎めいた赤ちゃんがやってくる。赤ちゃんはブランドンと名づけられ、聡明で才能にあふれ、好奇心旺盛な子どもへと成長。トーリと夫カイル(デビッド・デンマン)にとっても、かけがえのない存在になっていく。しかし、12歳になったブランドン(ジャクソン・A・ダン)は、普通の人にはない異常な力を発揮し始め、やがて米カンザス州ブライトバーンの町をかつてない恐怖に陥れていく。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
70点
現在、「2019年に観たにもかかわらず感想をアップできなかった映画」が72本もあって、何とか処理せねばと、28日連続更新しているんですが…(誰か褒めて!ヽ(TДT)ノ)。本日は「なんとなくササッと感想が書けそうな映画」として、本作の記事をアップしておきますよ。大好きなジェームズ・ガン監督が絡んでいるというだけでなく、amazonプライムビデオのオリジナルドラマ「ザ・ボーイズ」のような「スーパーヒーローを捉え直した作品」は大好物なので、観ることに決定。11月25日、TOHOシネマズ新宿にて、1ヵ月フリーパスを駆使して鑑賞いたしました(その後、新宿ピカデリーで「HiGH&LOW THE WORST」をハシゴ)。「次を待つ (゚⊿゚)」と思ったり。
せっかくのフリーパス、2回しか使えなかったな…。

12番スクリーン、10人ぐらいだった気がします(うろ覚え)。

まず、身もフタもなく適当なあらすじを書いておくと、米カンザス州ブライトバーンの田舎町で暮らすトーリと夫カイルは、ある日、「スーパーマン」
ブランドンったら12歳の誕生日を迎えるとともに反抗期に突入しちゃうんですけれども。

スーパーパワーも発現しちゃったので、気の向くままに力を行使するのでした (´Д`;) コマルー

ちなみにクリムゾンボルトは「スーパー!」
もともと「スーパーヒーローとモンスターは紙一重」ですから。田舎の超能力少年が命を狙われる映画「LOOPER ルーパー」
愛用している毛布などを使ったお手製のコスチュームを身に付けたブランドン。そのパワーは凄まじくて…。

僕はすっかり松本梢江気分でしたよ(「グラップラー刃牙」より)。

まぁ、正直なところ、コク不足に感じる部分はあって。なんて言うんですかね、話の展開は予想を超えなかったし、ゴア描写以外はそれほど目を見張る演出とかもなかったし、思ったより普通だったな…と思いきや! スゲー笑ったのがポストクレジットシーンですよ。ジェームズ・ガン監督の盟友マイケル・ルーカー演じるYouTuberがニュース映像とともに、ブランドンを始めとする世界各地で発見された「謎の存在」を紹介していて、“縄を持った「叫び」っぽいビジュアルの女性”とか半魚人っぽいのがいたりと、どう見ても「ジャスティスリーグ」をおちょくっている感じなのが愉快なんですが…。なんとその中に、僕の生涯ベスト級のヴィジランテムービー「スーパー!」
クリムゾンボルトの活躍がまた観られる日が来るんでしょうか…。

ということで、現在の僕の気持ちを代弁する宮本武蔵を貼っておきますね(「刃牙道」より)。

その他、思ったところを書いておくと、「パワーを得たブランドンが、いじめっ子に仕返しするのかと思ったら、好きな子にストーキング&手を握りつぶすという“バカなガキっぽさ”が好き(製作者サイドは観客がブランドンに共感しないよう、彼の行動でカタルシスを感じないよう気を配ったそうな…という「映画秘宝」情報)」とか「ブランドンが残す『BB』という署名を見るたびに『Best Boxer』が脳裏に浮かぶアタシ」とか「エリザベス・バンクスは『スリザー』
デジタル盤のサントラ。アナログ盤
デヴィッド・ヤロベスキー監督のゾンビ映画だとか。ちょっと興味あります。
エリザベス・バンクスが出ているジェームズ・ガン監督によるSF残酷ホラー。面白いヨ!(°∀°)b オススメ!
生涯ベスト級のジェームズ・ガン監督作。僕の感想はこんな感じ。
クズなスーパーヒーローたちを一般人が狩っていくオリジナルドラマ。早くシーズン2が観たい… (´Д`;)
そりゃあ観ておきたいリチャード・ドナー監督作。でも「マン・オブ・スティール」も好きよ。
「スーパーマンがロシアで育ったら…?」的なお話。オススメでございます。