※今回の記事は、「生きるべきか死ぬべきか」
、「我輩はカモである」
、「プロデューサーズ」
のネタバレに触れているので、気をつけて!
毎月の恒例記事ということで、非常に遅くなりましたが、「先月観たDVD&配信等の感想」を適当かつ雑にアップしておきますね↓
<1本目>
生きるべきか死ぬべきか![]()
![]()
![]()
(あらすじ)
39年のワルシャワ。俳優のヨーゼフ(ジャック・ベニー)とマリア(キャロル・ロンバート)のトゥラ夫妻は、シェークスピアの「ハムレット」の中で、2人でハムレットとオフェーリアを演じ、当たりをとっていた。ある日マリアは、若くハンサムなポーランド空軍のソビンスキー中尉(ロバート・スタック)に言い寄られ、夫ヨーゼフが「生きるべきか、死ぬべきか…」の長ゼリフの場面を演じている間、楽屋で中尉との逢瀬を楽しんでいた。しかしその間にも、ポーランドの情勢は悪化し、一座もナチスを刺激しないように、政府から風刺劇「ゲシュタポ」の公演中止を言い渡される。やがてワルシャワもドイツ軍に占領され、ナチの暴虐に対しポーランド人の抵抗は続いた。その頃ロンドンに配属されていたソビンスキー中尉は、ワルシャワに向かったシレツキー教授(スタンリー・リッジス)がナチのスパイであることを知り、英国情報部の協力を得て、単身ワルシャワに帰国、知らせを聞いたトゥラー一座は、「ゲシュタポ」の衣裳であるナチの制服を着て、シレツキー教授を迎える大芝居をうつ。そして教授の陰謀を未然にくいとめた一座の人々は、やがてヒトラーがポーランドを訪れたチャンスを利用して、ポーランドから脱出する計画をたてる。そして中尉の先導のもと、彼らは一座の人々の正体を知って追跡するドイツ軍を振り切って、イギリスへと旅立つのだった。(以上、Movie Walkerより)
予告編はこんな感じ↓
80点
今年公開された「ジョジョ・ラビット」が2回観に行くほど素晴らしくてね(微笑)。で、尊敬する映画評論家の町山智浩さんの「映画ムダ話」(220円)を聴いたら、「ヒットラーギャグ繋がり」として本作を取り上げてて、「サスペンスコメディの傑作!m9▽Д▽) ビシッ」と絶賛されていたので、とりあえず観ておこう…と思いきや! せっかく加入しているamazonプライムビデオやNetflix、U-NEXT、Huluになかった上に、近所のレンタル屋にもなかったので、ちくしょう、仕方なくDVDを購入して鑑賞しました。確かに面白かったです! (°∀°)b ヨカッタ!
ストーリーの構成に役者さんのお芝居、「ハムレット」の「生きるべきか死ぬべきか」の台詞の使い方の上手さなど(特にオチに持ってきたのが好き)、あまりにスゲー良く出来ていて感心したというか。確かに「『イングロリアス・バスターズ』に影響を与えたのかな」とか「『ジョジョ・ラビット』の『ハイル、ヒットラー』ギャグはここから影響を受けたのかな」とか思ったりした以上に、いろいろな作品に影響を与えたんだろうなぁと。単に面白かっただけでなく、「1942年に堂々とヒットラーを批判していた」というエルンスト・ルビッチ監督の姿勢もカッコイイし、教養として観て良かった感もありましたよ。もちろん昔の映画なので、ところどころに「古さ」を感じなくもないんですが、十分満足したというか、わざわざDVDを買って観た甲斐がありましたね〜。で、思わず「高校生のころ」以来に「ハムレット」を読み直そうかとも思ったんですが、それはやっぱり面倒くさいのでやめます (ノ∀`) ダイナシ
<2本目>
我輩はカモである![]()
![]()
![]()
(あらすじ)
フリードニア共和国は財政難に陥りティズデイル夫人に2000万ドルの調達を依頼したが夫人はルーファス・ティー・ファイアフライが独裁者に任命されなくては貸すことができぬと断った。かくしてファイアフライが宰相に任命された。隣国シルヴェニアの大使トレンティノはフリードニアを自国の手中に収めようと計画し、踊り子のヴィーラにファイアフライの誘惑を頼むが、ファイアフライはティーズデイル夫人に思い召しあるので、誘惑に応じない。トレンティノはチコリニとビンキイの2人をスパイにしてファイアフライの行動を監視させていたが、チコリニはファイアフライから陸軍大臣に任命されてしまった。トレンティノは自分がティーズデイル夫人と結婚して、フリードニアの実権を握ろうとしたが、ファイアフライは彼を侮辱して戦争を誘発する。彼は戦争の計画書をティーズディル夫人に預ける。これを知ったヴィーラはチコリニとビンキイにそれを盗ませようと計る。2人はファイアフライに変装して夫人の邸に忍び込んだが、ビンキイが金庫と思ってラジオのダイアルを回したので、まんまと失敗した。ついに宣戦が布告された。ファイアフライは国民を激励して出征したが、夫人、チコリニ、ビンキイと共に敵軍に囲まれた。しかし彼らは巧みに敵将トレンティノを凹ませ、大勝利を得ることができた。(以上、Movie Walkerより)
予告編はこんな感じ↓
80点
今年公開された「ジョジョ・ラビット」が2回観に行くほど素晴らしくてね(微笑)。で、尊敬する映画評論家の町山智浩さんの「映画ムダ話」(220円)を聴いたら、「独裁者映画繋がり」として本作を取り上げてて、「全体主義国家が戦争に突入していくのをギャグとして描いた最高傑作!m9▽Д▽) ビシッ」と絶賛されていたので、とりあえず観ておこう…と思いきや! せっかく加入しているamazonプライムビデオやNetflix、U-NEXT、Huluになかった上に、近所のレンタル屋にもなかったので、ちくしょう、仕方なくDVDを購入して鑑賞しました。確かに面白かったです! (°∀°)b 2カイメ
4種類の配信サービスに加入しているのに、結局、2作品分のDVDを買ったというね… (´・ω・`) サンザイ
![]()
本作は1933年のコメディ映画であり、「デタラメな登場人物たちのコント」が連続しながら戦争に突っ走っていくというブラックにも程があるような内容なんですが(当時のファシズム政権をバカにしまくってる)、非常に既視感を感じる場面が多かった…というのは、やっぱり「本作が元祖だから」なんでしょうな。恥ずかしながらマルクス兄弟の作品は初めて観たんですけど(汗)、「これは人気者になるわ!Σ(゚д゚;)」と納得することしきり(特にグルーチョの適当すぎるマシンガントークが好き)。これもまた本当に観て良かったというか、ちょっと他のマルクス兄弟主演作も観てみようかなぁと思ったり、思わなかったり (・ε・) ドッチダヨ
Wikipediaにも書かれているように、例えばこの「鏡のシーン」とか…。
ドリフやいろいろなコメディアンに影響を与えたんでしょうな。
<3本目>
プロデューサーズ![]()
![]()
![]()
(あらすじ)
ブロードウェイ・プロデューサーのマックス・ビアリストックは、かつては「ブロードウェイの王様」と呼ばれた大物だったが、現在は新作が酷評の嵐で上演初日に打ち切りになるまでに落ちぶれてしまっていた。ある日、マックスの事務所を会計士のレオ・ブルームが帳簿の確認に訪れる。レオは失敗作の帳簿の金額の帳尻を合わせるようにマックスに依頼され、レオは失敗作の方が内国歳入庁のチェックが甘く、ヒット作よりも帳簿の改竄が容易なことに気付く。それを聞いたマックスは史上最低のミュージカルを作り出資金を騙し取ろうと考え、プロデューサーに憧れるレオを悪事に誘うが、小心者のレオは誘いを拒否して会計事務所に帰ってしまう。しかし、自分の夢を実現したいという欲求に駆られたレオは、上司のマークスに辞表を突き出してマックスの元に戻ってくる。2人は史上最低の脚本を探し回り、『春の日のヒトラー(英語版)』という本を発見する。2人は上演権を取得するためナチスかぶれの作者フランツ・リープキンの元を訪れ権利を取得し、続けてゲイの演出家ロジャー・デ・ブリーの元を訪れて契約を結ぶ。最低の脚本と演出家を確保した2人が事務所に戻ると、美人だがスウェーデン語訛りの酷い女優ウーラが自分を売り込みに訪れる。ウーラの美貌に見惚れたマックスは出演を約束し、さらに彼女を秘書兼電話番として事務所に雇うことに決める。マックスは自分のパトロンになっている街中の高齢女性の元を駆けずり回って200万ドルの出資金を集め、その間にレオとウーラは親密な関係に発展する。マックスたちはヒトラー役のオーディションを開催するが、参加者の軟弱な歌い方に激怒したフランツが手本を見せるために歌い出し、それを見たマックスは彼をヒトラー役に指名する。『春の日のヒトラー』の上演初日を迎えたマックスたちは劇場に集まるが、ヒトラー役のフランツが足を骨折して出演できなくなってしまう。マックスは上演中止を避けるためロジャーを代役に指名し、彼はパートナーのカルメンに説得されて出演を決める。ミュージカルが開始されると、観客はヒトラーを賛美する内容に激怒して帰ろうとするが、ロジャー演じる「ゲイのヒトラー」が現れると状況が一変し、「ヒトラー批判の風刺」と勘違いされてミュージカルは大ヒットする。計画が失敗したマックスとレオは仲間割れを始め、祝福に来たロジャーとカルメンを巻き込んで喧嘩を起こし、さらにヒトラーを侮辱されたことに激怒したフランツが拳銃を発砲したため警察が出動する騒ぎに発展する。フランツは警察に逮捕され、裏帳簿が見付かったマックスも連行されてしまう。1人残ったレオも自首しようとするが、事情を知ったウーラに説得され、彼女と共に200万ドルを持ち逃げしてリオデジャネイロに逃亡する。マックスは裁判に出廷し、そこで弁護のために駆け付けたレオとウーラに再会する。レオは自分の夢を叶えてくれたマックスに感謝を伝え、それを見た判事は「2人の友情は壊せない」として2人にシンシン刑務所での懲役5年の刑を言い渡す。2人は先に収監されていたフランツと合流して囚人たちと共に新作ミュージカルの製作に取り掛かり、「囚人たちの更生に貢献した」として3人は恩赦により釈放される。3人はロジャーやウーラと共に新作『愛の囚人』をブロードウェイで上演し、マックスとレオはブロードウェイの名プロデューサーとして返り咲く。(以上、Wikipediaより)
予告編はこんな感じ↓
70点
今年公開された「ジョジョ・ラビット」が2回観に行くほど素晴らしくてね(微笑)。で、尊敬する映画評論家の町山智浩さんの「映画ムダ話」(220円)を聴いたら、「ヒットラーギャグ繋がり」として本作を取り上げてて、「ヒットラーバカ映画の傑作!m9▽Д▽) ビシッ」と絶賛されていたので、とりあえず観ておこう…と思いきや! ああん、超ありがたいことに、“「UTAMARU-NEXT」の付き合いで加入したU-NEXT”にあったのでね、いそいそと鑑賞いたしました。確かに面白かったです…って、コピペしすぎですな (´Д`;) スミマセン
今回、「ジョジョ・ラビット」絡みで観た作品の中では最も新しいだけに(2005年の映画)、一番観やすかったですね。登場人物の「帳簿を合わせるために最低なミュージカルを作って失敗しよう!」という精神性の低い目論見がユニークだし、「そのミュージカルがあまりのバカバカしさにヒットする」という展開も愉快だし、友情の話になるのもグッときたし、「出所した後に刑務所をテーマにしたミュージカルで成功する」というオチも好みだったし、十分楽しんだんですが、しかし。町山智浩さんの紹介トークで期待値を上げすぎた&他の2本が良すぎたのもあって、若干、肩透かしを食った部分もあったかなぁと。正直、役者さんたちのオーバー気味な演技も含めて、映画ではなく舞台を見せられている感があって、僕的にはそこが合わなかった…って感じでございます(いや、舞台も普通に好きなんですけどね)。ううむ、1968年のオリジナル版
も観てみようかしらん。
エンドクレジット後がしつこいのも好きというか、マシュー・ブロデリック繋がりで「フェリスはある朝突然に」
を思い出しました。
![]()
ということで、2月に観たDVDやら配信作品やらは3本。基本的にはどれも楽しかった&映画史的に重要な作品ということでね、3本ともオススメでございます (o^-')b オススメ! ただ、皮肉なことに一番面白かったのは町山智浩さんの「映画ムダ話」(220円)だったので、映画ファンはぜひチェックしてみてくださいな。以上、先月観たDVD等の覚え書きでした。ではでは~。
毎月の恒例記事ということで、非常に遅くなりましたが、「先月観たDVD&配信等の感想」を適当かつ雑にアップしておきますね↓
<1本目>
生きるべきか死ぬべきか
(あらすじ)
39年のワルシャワ。俳優のヨーゼフ(ジャック・ベニー)とマリア(キャロル・ロンバート)のトゥラ夫妻は、シェークスピアの「ハムレット」の中で、2人でハムレットとオフェーリアを演じ、当たりをとっていた。ある日マリアは、若くハンサムなポーランド空軍のソビンスキー中尉(ロバート・スタック)に言い寄られ、夫ヨーゼフが「生きるべきか、死ぬべきか…」の長ゼリフの場面を演じている間、楽屋で中尉との逢瀬を楽しんでいた。しかしその間にも、ポーランドの情勢は悪化し、一座もナチスを刺激しないように、政府から風刺劇「ゲシュタポ」の公演中止を言い渡される。やがてワルシャワもドイツ軍に占領され、ナチの暴虐に対しポーランド人の抵抗は続いた。その頃ロンドンに配属されていたソビンスキー中尉は、ワルシャワに向かったシレツキー教授(スタンリー・リッジス)がナチのスパイであることを知り、英国情報部の協力を得て、単身ワルシャワに帰国、知らせを聞いたトゥラー一座は、「ゲシュタポ」の衣裳であるナチの制服を着て、シレツキー教授を迎える大芝居をうつ。そして教授の陰謀を未然にくいとめた一座の人々は、やがてヒトラーがポーランドを訪れたチャンスを利用して、ポーランドから脱出する計画をたてる。そして中尉の先導のもと、彼らは一座の人々の正体を知って追跡するドイツ軍を振り切って、イギリスへと旅立つのだった。(以上、Movie Walkerより)
予告編はこんな感じ↓
80点
今年公開された「ジョジョ・ラビット」が2回観に行くほど素晴らしくてね(微笑)。で、尊敬する映画評論家の町山智浩さんの「映画ムダ話」(220円)を聴いたら、「ヒットラーギャグ繋がり」として本作を取り上げてて、「サスペンスコメディの傑作!m9▽Д▽) ビシッ」と絶賛されていたので、とりあえず観ておこう…と思いきや! せっかく加入しているamazonプライムビデオやNetflix、U-NEXT、Huluになかった上に、近所のレンタル屋にもなかったので、ちくしょう、仕方なくDVDを購入して鑑賞しました。確かに面白かったです! (°∀°)b ヨカッタ!
ストーリーの構成に役者さんのお芝居、「ハムレット」の「生きるべきか死ぬべきか」の台詞の使い方の上手さなど(特にオチに持ってきたのが好き)、あまりにスゲー良く出来ていて感心したというか。確かに「『イングロリアス・バスターズ』に影響を与えたのかな」とか「『ジョジョ・ラビット』の『ハイル、ヒットラー』ギャグはここから影響を受けたのかな」とか思ったりした以上に、いろいろな作品に影響を与えたんだろうなぁと。単に面白かっただけでなく、「1942年に堂々とヒットラーを批判していた」というエルンスト・ルビッチ監督の姿勢もカッコイイし、教養として観て良かった感もありましたよ。もちろん昔の映画なので、ところどころに「古さ」を感じなくもないんですが、十分満足したというか、わざわざDVDを買って観た甲斐がありましたね〜。で、思わず「高校生のころ」以来に「ハムレット」を読み直そうかとも思ったんですが、それはやっぱり面倒くさいのでやめます (ノ∀`) ダイナシ
<2本目>
我輩はカモである
(あらすじ)
フリードニア共和国は財政難に陥りティズデイル夫人に2000万ドルの調達を依頼したが夫人はルーファス・ティー・ファイアフライが独裁者に任命されなくては貸すことができぬと断った。かくしてファイアフライが宰相に任命された。隣国シルヴェニアの大使トレンティノはフリードニアを自国の手中に収めようと計画し、踊り子のヴィーラにファイアフライの誘惑を頼むが、ファイアフライはティーズデイル夫人に思い召しあるので、誘惑に応じない。トレンティノはチコリニとビンキイの2人をスパイにしてファイアフライの行動を監視させていたが、チコリニはファイアフライから陸軍大臣に任命されてしまった。トレンティノは自分がティーズデイル夫人と結婚して、フリードニアの実権を握ろうとしたが、ファイアフライは彼を侮辱して戦争を誘発する。彼は戦争の計画書をティーズディル夫人に預ける。これを知ったヴィーラはチコリニとビンキイにそれを盗ませようと計る。2人はファイアフライに変装して夫人の邸に忍び込んだが、ビンキイが金庫と思ってラジオのダイアルを回したので、まんまと失敗した。ついに宣戦が布告された。ファイアフライは国民を激励して出征したが、夫人、チコリニ、ビンキイと共に敵軍に囲まれた。しかし彼らは巧みに敵将トレンティノを凹ませ、大勝利を得ることができた。(以上、Movie Walkerより)
予告編はこんな感じ↓
80点
今年公開された「ジョジョ・ラビット」が2回観に行くほど素晴らしくてね(微笑)。で、尊敬する映画評論家の町山智浩さんの「映画ムダ話」(220円)を聴いたら、「独裁者映画繋がり」として本作を取り上げてて、「全体主義国家が戦争に突入していくのをギャグとして描いた最高傑作!m9▽Д▽) ビシッ」と絶賛されていたので、とりあえず観ておこう…と思いきや! せっかく加入しているamazonプライムビデオやNetflix、U-NEXT、Huluになかった上に、近所のレンタル屋にもなかったので、ちくしょう、仕方なくDVDを購入して鑑賞しました。確かに面白かったです! (°∀°)b 2カイメ
4種類の配信サービスに加入しているのに、結局、2作品分のDVDを買ったというね… (´・ω・`) サンザイ

本作は1933年のコメディ映画であり、「デタラメな登場人物たちのコント」が連続しながら戦争に突っ走っていくというブラックにも程があるような内容なんですが(当時のファシズム政権をバカにしまくってる)、非常に既視感を感じる場面が多かった…というのは、やっぱり「本作が元祖だから」なんでしょうな。恥ずかしながらマルクス兄弟の作品は初めて観たんですけど(汗)、「これは人気者になるわ!Σ(゚д゚;)」と納得することしきり(特にグルーチョの適当すぎるマシンガントークが好き)。これもまた本当に観て良かったというか、ちょっと他のマルクス兄弟主演作も観てみようかなぁと思ったり、思わなかったり (・ε・) ドッチダヨ
Wikipediaにも書かれているように、例えばこの「鏡のシーン」とか…。
ドリフやいろいろなコメディアンに影響を与えたんでしょうな。
<3本目>
プロデューサーズ
(あらすじ)
ブロードウェイ・プロデューサーのマックス・ビアリストックは、かつては「ブロードウェイの王様」と呼ばれた大物だったが、現在は新作が酷評の嵐で上演初日に打ち切りになるまでに落ちぶれてしまっていた。ある日、マックスの事務所を会計士のレオ・ブルームが帳簿の確認に訪れる。レオは失敗作の帳簿の金額の帳尻を合わせるようにマックスに依頼され、レオは失敗作の方が内国歳入庁のチェックが甘く、ヒット作よりも帳簿の改竄が容易なことに気付く。それを聞いたマックスは史上最低のミュージカルを作り出資金を騙し取ろうと考え、プロデューサーに憧れるレオを悪事に誘うが、小心者のレオは誘いを拒否して会計事務所に帰ってしまう。しかし、自分の夢を実現したいという欲求に駆られたレオは、上司のマークスに辞表を突き出してマックスの元に戻ってくる。2人は史上最低の脚本を探し回り、『春の日のヒトラー(英語版)』という本を発見する。2人は上演権を取得するためナチスかぶれの作者フランツ・リープキンの元を訪れ権利を取得し、続けてゲイの演出家ロジャー・デ・ブリーの元を訪れて契約を結ぶ。最低の脚本と演出家を確保した2人が事務所に戻ると、美人だがスウェーデン語訛りの酷い女優ウーラが自分を売り込みに訪れる。ウーラの美貌に見惚れたマックスは出演を約束し、さらに彼女を秘書兼電話番として事務所に雇うことに決める。マックスは自分のパトロンになっている街中の高齢女性の元を駆けずり回って200万ドルの出資金を集め、その間にレオとウーラは親密な関係に発展する。マックスたちはヒトラー役のオーディションを開催するが、参加者の軟弱な歌い方に激怒したフランツが手本を見せるために歌い出し、それを見たマックスは彼をヒトラー役に指名する。『春の日のヒトラー』の上演初日を迎えたマックスたちは劇場に集まるが、ヒトラー役のフランツが足を骨折して出演できなくなってしまう。マックスは上演中止を避けるためロジャーを代役に指名し、彼はパートナーのカルメンに説得されて出演を決める。ミュージカルが開始されると、観客はヒトラーを賛美する内容に激怒して帰ろうとするが、ロジャー演じる「ゲイのヒトラー」が現れると状況が一変し、「ヒトラー批判の風刺」と勘違いされてミュージカルは大ヒットする。計画が失敗したマックスとレオは仲間割れを始め、祝福に来たロジャーとカルメンを巻き込んで喧嘩を起こし、さらにヒトラーを侮辱されたことに激怒したフランツが拳銃を発砲したため警察が出動する騒ぎに発展する。フランツは警察に逮捕され、裏帳簿が見付かったマックスも連行されてしまう。1人残ったレオも自首しようとするが、事情を知ったウーラに説得され、彼女と共に200万ドルを持ち逃げしてリオデジャネイロに逃亡する。マックスは裁判に出廷し、そこで弁護のために駆け付けたレオとウーラに再会する。レオは自分の夢を叶えてくれたマックスに感謝を伝え、それを見た判事は「2人の友情は壊せない」として2人にシンシン刑務所での懲役5年の刑を言い渡す。2人は先に収監されていたフランツと合流して囚人たちと共に新作ミュージカルの製作に取り掛かり、「囚人たちの更生に貢献した」として3人は恩赦により釈放される。3人はロジャーやウーラと共に新作『愛の囚人』をブロードウェイで上演し、マックスとレオはブロードウェイの名プロデューサーとして返り咲く。(以上、Wikipediaより)
予告編はこんな感じ↓
70点
今年公開された「ジョジョ・ラビット」が2回観に行くほど素晴らしくてね(微笑)。で、尊敬する映画評論家の町山智浩さんの「映画ムダ話」(220円)を聴いたら、「ヒットラーギャグ繋がり」として本作を取り上げてて、「ヒットラーバカ映画の傑作!m9▽Д▽) ビシッ」と絶賛されていたので、とりあえず観ておこう…と思いきや! ああん、超ありがたいことに、“「UTAMARU-NEXT」の付き合いで加入したU-NEXT”にあったのでね、いそいそと鑑賞いたしました。確かに面白かったです…って、コピペしすぎですな (´Д`;) スミマセン
今回、「ジョジョ・ラビット」絡みで観た作品の中では最も新しいだけに(2005年の映画)、一番観やすかったですね。登場人物の「帳簿を合わせるために最低なミュージカルを作って失敗しよう!」という精神性の低い目論見がユニークだし、「そのミュージカルがあまりのバカバカしさにヒットする」という展開も愉快だし、友情の話になるのもグッときたし、「出所した後に刑務所をテーマにしたミュージカルで成功する」というオチも好みだったし、十分楽しんだんですが、しかし。町山智浩さんの紹介トークで期待値を上げすぎた&他の2本が良すぎたのもあって、若干、肩透かしを食った部分もあったかなぁと。正直、役者さんたちのオーバー気味な演技も含めて、映画ではなく舞台を見せられている感があって、僕的にはそこが合わなかった…って感じでございます(いや、舞台も普通に好きなんですけどね)。ううむ、1968年のオリジナル版
エンドクレジット後がしつこいのも好きというか、マシュー・ブロデリック繋がりで「フェリスはある朝突然に」

ということで、2月に観たDVDやら配信作品やらは3本。基本的にはどれも楽しかった&映画史的に重要な作品ということでね、3本ともオススメでございます (o^-')b オススメ! ただ、皮肉なことに一番面白かったのは町山智浩さんの「映画ムダ話」(220円)だったので、映画ファンはぜひチェックしてみてくださいな。以上、先月観たDVD等の覚え書きでした。ではでは~。