※今回の記事は、「パレス・ダウン」、「ジェノサイド・ホテル」、「オーマイゴッド 神への訴状」のネタバレに触れているので、気をつけて!
毎月の恒例記事ということで、非常に遅くなりましたが、「先月観たDVD&配信等の感想」を適当かつ雑にアップしておきますね↓
<1本目>
(あらすじ)
父の転勤でインドにやって来た18歳のルイーズは、新居が決まるまでの間、ムンバイの高級ホテル「タージマハル・ホテル」に両親と一緒に滞在することに。しかし両親の外出中にホテルがテロリストの襲撃を受けて占拠され、ルイーズはひとり客室に取り残されてしまう。外の世界との唯一のつながりである携帯電話で父親と連絡を取りながら、生き延びるべく奮闘するルイーズだったが……。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
60点
愛聴しているラジオ番組「アフター6ジャンクション」の週刊映画時評コーナー「ムービーウォッチメン」の課題映画に「ホテル・ムンバイ」が選ばれましてね。同じ「ムンバイ同時多発テロ」を扱っている本作も「観ておかねば!Σ(°д° ) クワッ!」と思い立ち、“「UTAMARU-NEXT」の付き合いで加入したU-NEXT”で鑑賞いたしました。本作は「インドでテロに巻き込まれた少女が何とかサバイブしたけど、心が事件に囚われてしまって…」って感じの映画でしてね。主人公を演じたステイシー・マーティンの繊細な演技は素晴らしかったものの、正直なところ、「ホテル・ムンバイ」がスゲー凄まじかった分、「この程度か」と思っちゃう僕もいた…という意地悪な感想なのでした (´・ω・`) ゴメンネ ちなみにニコラ・サーダ監督はなんと「スリープレス・ナイト」の脚本を書いた方なんですが、僕的にはリメイク版の方がオススメでございます (o^-')b オススメ!
ステイシー・マーティンは良かった! 「ホテル・ムンバイ」の前に観てたら、感想は違っていたと思います。
<2本目>
(あらすじ)
休暇でインドのムンバイにやってきたショーンは、活気に溢れた町や、そこで繰り広げられる極彩色の祭りにすっかり魅了される。宿泊先は最高級のタージマハル・ホテルで、そこには町の喧騒とはまた違った魅力が満ちていた。しかしその夜、突如として武装集団がホテルに押し入り、無差別に攻撃を開始。ショーンをはじめとする宿泊客たちは、想像を絶する惨劇に直面する。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
65点
愛聴しているラジオ番組「アフター6ジャンクション」の週刊映画時評コーナー「ムービーウォッチメン」の課題映画に「ホテル・ムンバイ」が選ばれましてね。同じ「ムンバイ同時多発テロ」を扱っている本作も「観ておかねば!Σ(°д° ) クワッ!」と思い立ち、“「UTAMARU-NEXT」の付き合いで加入したU-NEXT”で鑑賞いたしました(ここまでコピペ)。本作は「パレス・ダウン」よりもサバイバルスリラー感があって退屈はしなかったものの、「愛がすべてさ!ヘ(゚∀゚*)ノ フォルテシモ!」的なメッセージをナレーションでエモく垂れ流すラストは好みではないし、何よりも「ホテル・ムンバイ」がスゲー凄まじかった分、「この程度か」と思っちゃう僕もいた…という、またもや同じ着地 (´Д`;) スミマセン つーか、「ムンバイ同時多発テロ」モノを押さえたい方は、「パレス・ダウン」→「ジェノサイド・ホテル」→「ホテル・ムンバイ」の順で観るのが超オススメでございます。一応、オチを書いておくと、隠れていた人たちはほぼ射殺されるも、気の良い男と少女だけ助かってたんじゃないかしらん(うろ覚え)。
コンサートで警備のバイトをしてた時、この歌で拳を突き上げまくってクビになった過去があります。
<3本目>
(あらすじ)
ムンバイで神像を扱うお店を経営するカーンジーは無神論者。ある日、地震でお店が倒壊するが、天災は保険対象外。怒ったカーンジーは神様を訴えることに...!? (以上、EigaNetflix.jpより)
予告編はこんな感じ↓
80点
僕は基本的に「Twitterをフォローしてもらったらフォロー返しをするタイプ」であり(見落としてたらすみません…)、そのせいでフォローしている人が8000人近い→誰が誰やら状態になってしまっているワケですが…。たまたまフォローしている誰かが、ある漫画家の方が本作をオススメしているツイートをリツイートしてくれましてね。もともと宗教を扱ったインド映画「PK ピーケイ」が結構好きだったのもあって興味が湧いたので、配信終了間際の4月下旬、いそいそとNetflixで観てみました。「確かに面白い!Σ(゚д゚;)」と思ったり。ハッキリ言って、本作の詳細については「OSOに恋をして」さんの感想が非常に詳しい上に面白いので、そちらを読んでいただければ十分なんですが(手抜き)、適当に書いておきますよ。
「金に貪欲な無宗教のオッサンが神様を訴える」という本作、いくらコメディとはいえ、よくぞここまで宗教ネタを扱えるなぁと感心することしきりでしたよ(日本だと相当炎上しそう)。基本的に僕は宗教や宗教家があまり好きじゃないので、彼らの欺瞞へのツッコミは胸がスッとしたし、ウワサの通り、確かに「PK ピーケイ」を観た時と同じ気持ち良さがあった印象(どちらも元ネタは「Kanji Virudh Kanji」という人気番組なんだとか)。まぁ、結局は「神様はアナタの中にいます」「神様を利用する宗教家は悪」的な話であり、終盤、クリシュナが奇跡を見せたり、問答したりするシーンは乗れなかったけど(僕は「実在するなら、さっさと出てこいよ ( ゚д゚)」派なので)、とはいえ、アクシャイ・クマールのクリシュナっぷりは超カッコイイし、主人公を演じたパレーシュ・ラーワルのコクのあるオッサン振りも最高だったので、まぁ、許す ( ´_ゝ`) エラソウ もう配信は終了しちゃいましたが、機会があったらぜひ観てみてくださいな。
リツイートしてくれた方には、こんな松尾象山気分…って、偉そうですな(「餓狼伝」より)。
そんなワケで、唐突に実行した<アルバトロスフィルムの『新作映画案内』の作品9本を全部観てみた」という記録>で観た映画と合わせると、4月に観たDVDやら配信作品やらは、最近ではかなり多めの12本。コロナウイルスのせいで、劇場で新作映画を観られなかった影響がモロに出た感じですなー。イチオシは「オーマイゴッド 神への訴状」なんだけど、Netflixでの配信が終わってしまった現在、日本語字幕版を観る手段がないというね… (`Δ´;) ウーム その他、「金の亡者たち」はストレートに面白かったし、安めのアクション映画が好きな方は「ザ・コンクエスト シベリア大戦記」とか「マシンガン・ファーザー 悪党に裁きの銃弾を」をチェックすると良いかもしれません。以上、先月観たDVD&配信等の覚え書きでした。ではでは~。