原題:First Blood
1982/アメリカ 上映時間97分
監督:テッド・コッチェフ
脚本:マイケル・コゾル、ウィリアム・サックハイム、シルベスター・スタローン
原作:デビッド・マレル
製作総指揮:マリオ・カサール、アンドリュー・G・バイナ、ハーブ・ナナス
製作:バズ・フェイトシャンズ
撮影:アンドリュー・ラズロ
美術:ステファン・レイチェル
音楽:ジェリー・ゴールドスミス
編集:トム・ノーブル
出演:シルベスター・スタローン、リチャード・クレンナ、ブライアン・デネヒー、デビッド・カルーソー、ジャック・スターレット、マイケル・タルボット、デビッド・L・クロウリー、クリス・マルケイ、ドン・マッケイ、アレフ・ハンフリーズ、ジョン・マクライアム、ビル・マッキーニー
(あらすじ)
ランボー(シルヴェスター・スタローン)はベトナム時代の戦友を訪ねたが、戦争の後遺症で既に死んでおり、やむなく近くの街に立ち寄った。だがその街の警察署長ティーズル(ブライアン・ドネイ)は若い警官たちと共にランボーをからかい、虐待した。ところが、何をされても無抵抗だったランボーが突然反抗し始めたのは、髭を剃られようとした時だった。ランボーの忍耐は限界に達し、凄まじい殴り合いが始まった。あっという間に警官を叩きのめし、オートバイを奪って逃走した。追跡するパトカー。かつて朝鮮戦争の英雄であったティーズルにとってグリーン・ベレー上がりの若僧にコケにされるのはたまらない屈辱だった。追撃戦はハイウェイから山中へと移され、ランボーが断崖絶壁に立ったところをヘリコプターから狙撃する。ランボーはこぶし大の石で狙撃手を絶命させ武器を手に入れた。近代兵器と物量を投入して追跡をあきらめないティーズルたちを、夜の闇を利用して1人、また1人と倒していくランボー。このニュースは一夜にしてアメリカ全土に広がり、山麓は報道陣で膨れ上がった。一方警察も1000人を動員し、山狩りを開始した。そこに、トラウトマン(リチャード・クレナ)という男が現れ、ランボーの意外な過去を告げた。トラウトマンはグリーン・ベレー時代のランボーの上司で、彼はランボーにどんな状況になっても生き残る特殊な訓練をほどこしているので警官を何人集めても勝ち目はないという。その頃ランボーは古い廃坑を偶然見つけ、奥深く掘られているトンネルを通って包囲網を脱出。通りかかった軍用トラックを襲い、橋に設けられた検問所を強行突破し、ティーズルへの報復を果たすべく街へ乗り込んだ。ティーズルもランボーとの対決はさけられないものと警察署に陣どり戦いの準備にとりかかった。間もなくランボーは疾風のように街に戻り、ガソリン・スタンドや銃砲店を火の海にした。警察署に近づいたランボーは、その屋上にティーズルが隠れているのを知り、マシン・ガンの掃射で周囲の灯りという灯りをすべて消してしまい、真っ暗闇になった署内にとびこんだ。屋上と1階で激しい銃撃戦が展開されティーズルは凄まじい音と共に床にたたきつけられた。束の間の静寂が訪れ、どこからともなくトラウトマンが姿を現わし、ランボーに降伏するよう説く。ランボーは大粒の涙を流しながら、ベトナムから帰国して以来、いかに国や他人から冷たくあしらわれたかを告白し、トラウトマンの説得に応じるのだった。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
100点
大晦日はなるべく「僕のフェイバリットムービー」の感想や思い出をアップしようと思っているのでね(できていない年も多いけど)、今年はなんとなく「ランボー」の記事を更新しておきますよ。
念のため貼っておきますね。
僕には姉が2人いて、両者ともよく映画を観に連れて行ってくれて、僕が映画好きになった要因の1つであることは間違いなくて。だから、彼女たちにはとても感謝しているのです。で、「ランボー」に連れて行ってくれたのは、長姉の方。なぜか「幻魔大戦」と「がんばれ!!タブチくん!!」をハシゴしてから観たんですけど、マジで感動した。当時は11歳だから、ベトナム戦争とかまったく理解できてなかったけど、1人の男が尊厳を踏みにじられて怒っている…以上に、何よりも彼の悲しみが伝わってきて。「よくわからないけど、この人の戦いは大事なものなんだ (´・ω・`)」と思ってね、子どもながらに「人間として大切なこと」を教わった気がしたものでしたよ…(遠い目)。
僕的にはすっかり志門剛俊気分だったのです(「餓狼伝」第16巻より)。
アクションも超面白かった! 「ブービートラップを駆使して敵を倒す」というのが新鮮だったし、スタローンの筋肉も「絞りつつもボリューミー」でスーパーカッコ良かった (゚⊿゚) スーパー! 映画を観た後、長姉が「あの崖から飛び降りるシーンは実際に本人がやったんだって!川*゚∀゚)=3 ムッハー」なんて教えてくれてビックリしたし、さらに帰り道に路上で「ロッキー」のポスターが売られているのを見て「この人はボクサーでもあるのか!Σ(゚д゚;)」と驚愕して(その後にテレビで「ロッキー3」を観たんだと思う)。この日以来、それまでジャッキー・チェン一辺倒だった僕のアイドルにシルベスター・スタローンが加わったのでしたーー。
この場面と傷を縫うシーン、本当にやってたって半端ないですよね。
「ランボー」を観た日は、他2本もスゲー面白かったからさ、たぶんこの経験が影響して「映画をハシゴして観るのが大好き」になったんだと思う。よくよく考えれば、11歳の頃から48歳の現在まで、僕にずっと影響を与えてくれているスタローンには感謝しかなくて。今年も「ランボー ラスト・ブラッド」で景気よく暴力を振るってくれたなんて超ありがたいことこの上ないし、80歳になっても、90歳になっても、いや100歳になっても、元気な姿を見せてほしいなって、心から思ってる。ありがとうスタローン、僕は決してアナタほど偉大にはなれないけど、自分なりに頑張って生きますYO!ヽ(`Д´)ノ ウォォォォッ!
デジタル盤のサントラを貼っておきますよ。
デビッド・マレルによる原作小説。誰か復刊してッ!m9`Д´) ビシッ
「ランボー」シリーズ最新作。僕の感想はこんな感じ。
スタローンとジャン=クロード・ヴァン・ダムが共演した100点の映画。僕の感想はこんな感じ。