あけましておめでとうございマッスル!( ゚д゚) マッスル! ああん、つい48歳とは思えぬ書き出しをしてしまいましたが(汗)、そのことについては後で自分自身と向き合うとして。まずは、2014年の正月にYOU伊東くんがブログに貼っていたのを目撃→「くッそ……どうして思いつかなかったかな、これを (`Δ´;) ヌゥ」と嫉妬して以来、毎年貼っている「正月ムード溢れるジャン=クロード・ヴァン・ダムの素敵な動画」を観てみてくださいな。
できれば、1日1回ほど観ていただけると助かります↓
さてさて、2020年に「劇場で観た新作映画」はトータル210本になりまして。本日は、その中から悩んで悩んで悩みまくって選んだベスト10を発表させていただきます。もうね、昨年は健康のために睡眠を重視した結果、感想を77本しかアップできなかった→まだ感想を書いていない作品も混ざっているので、そこら辺はご容赦願えるとありがたいです…。
第10位 鵞鳥湖の夜
※詳しい感想はこちらにアップする予定です…。
2014年に「薄氷の殺人」が評価されたディアオ・イーナン監督による、中国を舞台としたノワールサスペンス。予告編を観た段階で「好ミノタイプダ ( ゚д゚)」とは感じていましたが、予想以上に面白かったですねぇ…(しみじみ)。貧困層ムード全開のチンピラ描写が斬新かつリアルで怖いし、主人公たちが地獄のような状況下で見せる一欠片の人間性には感動させられたし、何よりも“寂れた地方都市”のビジュアル&撮影が素晴らしくて、イーナン監督の世界観が見事にハマッた傑作じゃないでしょうか。
第9位 だってしょうがないじゃない
※僕の感想はこんな感じ。
1ミリも観る気がなかったものの、愛聴しているラジオ番組「アフター6ジャンクション」内番組「EXPOわっしょい」にて、漫画家でコラムニストのしまおまほさんが「ムービーウォッチウィメン」として本作を紹介されてまして。「付き合いだしな」と足を運んでみたら、思いがけず素晴らしい作品でビックリしました。まさかオッサン同士がキャッキャしているのを観てホッコリさせられるとは思わなかったし、何よりも「十分な根拠もなしに他人を悪く決めつけたらいけない (・A・) イクナイ!」という、人として至極当たり前のことを痛感させられましたよ。
第8位 きみの瞳が問いかけている
※僕の感想はこちらにアップする予定です…。
「難病×贖罪×地下バトル」という取り合わせから、なかなか僕好みかと思いながら観に行ってみれば、これまた思っていた以上に超ストライクな作品だったので、めでたしめでたし。リメイク元の韓国映画「ただ君だけ」も観たくなりました。もうね、主演の横浜流星さんのカッコ良さが100点なのはもちろんのこと、吉高由里子さんもこれまた素敵すぎるんですが、とにかく“気の良いトレーナー”役のやべきょうすけさんがキュートであり、僕も…あんなトレーナーに…構ってもらいたいです… (´Д`;) ハァハァ
第7位 レ・ミゼラブル(2019年版)
※僕の感想はこんな感じ。
「貧困層絡みのヘビーな作品」っぽかったのでスルーしようかと思っていたんですが、実際に観てみれば、「トレーニング デイ」や「エンド・オブ・ウォッチ」を彷彿とさせる「スラム×警察ムービー」でしてね。社会派映画であると同時にエンタメとしても面白いことに感心しただけでなく、何よりも終盤の展開とオチに考えさせられました。ううむ、「公にすると大変なことになるから『なかったこと』にしよう」的な“大人の判断”というのは、やっぱり社会を悪くするような気がします…。
第6位 エクストリーム・ジョブ
※僕の感想はこちらにアップする予定です…。
基本的に「ベテラン」のような「韓国の暴力刑事人情派ムービー」は大好物であり、その系譜である本作もまたとても美味しゅうございました (・∀・) ウマイ! まぁ、「刑事たちが張り込みのために開いた店が大繁盛する」というストーリーの時点で警察描写的なリアルさはゼロながらも、職務と商売の間で悩む主人公たちがマジで愛しかったし、クライマックスの乱闘は笑いと爽快感が混ざり合って、多幸感に包まれながら観た次第。
※僕の感想はこちらにアップする予定です…。
「前のバージョンを観た時は泣き殺されそうになったし、もう一度観るには超キツい展開があるし、別にもういいんじゃないかな…」なんて及び腰だったものの、前売り券を使って観てみれば、より“深い作品”に変わっていて。ああん、やっぱり100点の映画でした (iДi) イイエイガダナー 正直、もう傑作認定されているんだから僕のベスト10からは外そうかとも考えたんですけど…。いろいろと迷いながら、とりあえず5位に入れました。でも、実質1位!
第4位 はちどり
※僕の感想はこんな感じ。
「こんな映画を観るくらいならジェイソン・ステイサム主演の「はちどり」でも観ますよ(苦笑)」って思っていたけれど、物語も映像も演技も芳醇で素晴らしくて、ちくしょう、100点の映画でした ( ;∀;) イイエイガダナー 本作の主人公は「韓国の少女」ですが、「僕の映画」だと感じるぐらいに「過去の自分や家族」を重ね合わせたし、「これからの自分はこうありたい」という、ポジティブな気持ちにさせてくれましたよ。今回はとりあえず4位にしましたが(汗)、生涯ベスト級の作品だと思っております。
第3位 鬼手
※僕の感想はこちらにアップする予定です…。
2014年の韓国産バイオレンス囲碁ムービー「神の一手」のスピンオフ作品。「負けたら腕を切り落とす」など、「なんでそんな条件で囲碁を!? Σ(゚д゚;) ナゼ!?」と思わされる愉快なシチュエーションが目白押しな上に、ところどころで肉弾戦も始まるし、クォン・サンウの肉体美も堪能できるから、愛してるとしか言いようがない1本。ラストも「お見事!(蒼井優さんの声で)」というか、「これがやりたかったんだな」感に溢れていて最高なのでした。
第2位 彼らは生きていた
※僕の感想はこんな感じ。
第一次世界大戦時の映像の“あまりの凄惨さ”に唖然としただけでなく、最新技術によって当時の兵士たちが「最近撮影した人たち」に見えたことに感動させられたし、僕的には生涯ベスト級の戦争映画になりました。現時点でピーター・ジャクソン監督の最高傑作だと思うし、多くの人が観るべき作品ではないかと。現在、例えばamazonでは「ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド」として配信されていたりしますが、できれば映画館のスクリーン&音響で戦場の迫力を体感してほしいですな (°∀°)b オススメ!
第1位 ランボー ラスト・ブラッド
※僕の感想はこちらにアップする予定です…。
劇場で3回観て、輸入DVD&日本版Blu-rayを購入いたしました。ハッキリ言って、文句も多々多々多々多々ありますけど、とにかく後半、マフィアに牙を剥いてからのランボーが100点の生き神様。坑道内を走り回って、いちいちクズのトドメを刺す姿に興奮しまくりでした (*゚∀゚)=3 サイコー! 先日、愛聴しているラジオ番組「アフター6ジャンクション」にて「ランボーはどうしたら幸せになれたのか? 考える会議」が行われていましたが、僕的には「幸せになるのはこれからなんじゃないか」と。本作は「“元グリーンベレーの男”が自分の殺人スキルを駆使して、マフィアや街のダニどもを制裁していく」という「ラスト・ブラッド」シリーズの1本目であり(ここから最低5本は作ってほしい)、「ギャングなどに強制的に働かされている少年や少女を助けて感謝される」といった「イコライザー」的な体験を何度も重ねることで(助けた子どもがまた通学するようになったことを報告したりする!)、ランボーの魂が救われていくことを小さく祈っている、小さく祈っている。
ランボー、助けた子どもからこんな報告を受けることで癒されてほしいのです…(「夜回り先生」第9巻)。
そんなワケで、昨年のベスト10はこんな感じでした。ハッキリ言って、2020年は公開される映画が減ったにも関わらず豊作だった印象があって。3月の時点では「今年のベスト10は確実だな ( ´_ゝ`) フフフ」なんて思ってた作品が、結局はランク外にせざるをえない有り様だったから(特に「パラサイト 半地下の家族」と「ジョジョ・ラビット」は2回観るほど好きだったのに!)、うれしい悲鳴ですよ。あと、例によって、「課題作品にならなかったリスナー枠の映画トップ10」に入れた作品はあえて外す傾向にあるんですけど、とはいえ、「鬼手」と「エクストリーム・ジョブ」と「レ・ミゼラブル」は、それでも好きすぎて入れてしまった…ってな調子。その他、「ランクから漏れた“実質ベスト10”作品」は下記の通りです↓
青くて痛くて脆い(僕こそが、青くて、痛くて、脆かったのだ… (ノω・、) スミマセン)
パラサイト 半地下の家族(本当は1位だけど、アカデミー賞も獲ったし、僕が評価しなくてもね…)
37セカンズ(天才監督、現る!)
魔女見習いをさがして(アタシ、なりたい自分になる!ヽ(TДT)ノ ウワァァァン!)
his(LGBTQがテーマという以上に「人と人」についての映画だった印象)
はりぼて(日本社会の縮図! よく撮ったなぁと感心)
ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(爆笑したラブコメ。2回観ました)
ジョジョ・ラビット(2回観ました。とても優しい映画でしたよ…)
カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇(ザ・コズミック・ホラー!m9`Д´) ビシッ)
劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編(2回観ました。煉獄さんは負けてない!)
ネバー・ダイ 決意の弾丸(本当はベスト10に入れたかったんだけど、ごめんね、ヴァン・ダム…)
フリーソロ(実質1位。スゴい男がいたもんだ)
WAR ウォー!!(熱くて濃くて強い)
のぼる小寺さん(主役の小寺さんが大好き。その割にずっと「こでら」だと思い込んでいたけれどーー)
ザ・ハント(こういう映画がもっと作られてほしい)
透明人間(2020年版)(こういう映画がもっと作られてほしい(2回目))
家族を想うとき(初めてのケン・ローチ監督作は素晴らしく、そして重かったです… (`Δ´;) ヌゥ)
プリズン・サークル(人間の更正について考えさせられました。必見!)
映画 窮鼠はチーズの夢を見る(「ゲイのカップルの恋愛映画」としては、一番好きかも)
ウルフウォーカー(我々人類はウルフウォーカーに敗北するのではないだろうか)
ブルータル・ジャスティス(スゲー面白かったけど、超ゲッソリ ('A`) ゲッソリ)
許された子どもたち(人間の更正について考えさせられました(2回目))
タゴール・ソングス(幸せな気分になるドキュメンタリーでしたな)
さよならテレビ(東海テレビのドキュメンタリーはいつもマジで面白い)
音楽(プロデューサーに問題はあるけど、素晴らしいアニメだと思う、プロデューサーに問題はあるけど)
以上、「2020年に観た新作映画ベスト10」でした。何はともあれ、心を燃やしてブログを更新しまくるので、今年もよろしくお願いいたします!ヽ(`Д´)ノ ハーツオンファイヤー!