原題:Quo vadis, Aida?
2020/ボスニア、ヘルツェゴビナ、オーストリア、ルーマニア、オランダ、ドイツ、ポーランド、フランス、ノルウェー 上映時間101分
監督・製作・脚本:ヤスミラ・ジュバニッチ
製作:ダミル・イブラヒモビッチ
製作総指揮:マイク・グッドリッジ
撮影:クリスティーン・A・メイヤー
美術:ハンネス・ザラート
衣装:マウゴザータ・カルピウク、エレン・レンス
編集:ヤロスワフ・カミンスキ
音楽:アントニー・コマサ=ラザルキービッツ
出演:ヤスナ・ジュリチッチ、イズディン・バイロビッチ、ボリス・レール、ディノ・ブライロビッチ、ヨハン・ヘルデンベルグ、レイモント・ティリ、ボリス・イサコビッチ、エミール・ハジハフィズベゴビッチ、エディタ・マロブチッチ
パンフレット:★★★★(800円/4本のコラムと年表がマジでタメになる!作品の理解を助ける良いパンフ)
(あらすじ)
1995年、夏。ボスニア・ヘルツェゴビナの町、スレブレニツァがセルビア人勢力によって占拠され、2万5000人に及ぶ町の住人たちが保護を求めて国連基地に集まってくる。一方、国連平和維持軍で通訳として働くアイダは、交渉の中である重要な情報を得る。セルビア人勢力の動きがエスカレートし、基地までも占拠しようとする中、アイダは逃げてきた人々や、その中にいる夫や息子たちを守ろうとするが……。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
75点
私の感想はこんな感じ↓
<備考>
・11月16日(火)、本厚木にあるあつぎのえいがかんkikiにて鑑賞。その後、カレーを挟みながら、「スターダスト」と「黄龍の村」と「華のスミカ」と「最強殺し屋伝説国岡 完全版」をハシゴしました。
・本作については、映画評論家の町山智浩さんの「たまむすび」での紹介がオススメ。タイトルの意味もわかります。
・「池上彰と増田ユリヤのYouTube学園」の解説も超タメになりましたよ。動画内の監督インタビューがまた良くて、市民を基地に入れて守ったカナダ人指揮官の話はスゴいなと思ったり。
・アイダ役のヤスナ・ジュリチッチと、ムラディチ将軍役のボリス・イサコビッチは夫婦で、どちらもセルビア人ということで、本作に出演したことでバッシングされてるとか (´・ω・`) カワイソウ
・アイダの元教え子がセルビア人側にいたりと、「近所に住んでたような人たち」に殺される状況だったのが恐ろしい。回想のパーティーシーンでは、2つの民族が普通に仲良くしているだけにキツイ…。
・パンフを読んだら、セルビア人勢力のムラディチ将軍は、今年6月にジェノサイドの罪で終身刑が確定したそうです。
ヤスミラ・ジュバニッチ監督のデビュー作。非常に評判が良いけど、重そう…。
非常に連想したホロコースト映画。僕の感想はこんな感じ。
アイダの息子の部屋に貼ってあったジャン=クロード・ヴァン・ダム主演作。そこそこの面白さです。