Quantcast
Channel: 三角絞めでつかまえて2
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2570

楽園追放 Expelled from Paradise(ネタバレ)

$
0
0

※今回の感想は、映画とは関係ない文章の方が長いので、気を付けて!
※今回の記事は、この映画が好きな人は不快になる怖れがあるので、読まない方が良いです。
※今回の記事は、性についての文章が多いので、そういうのが苦手な人は読まないで!


<この映画を観ることになった経緯>

いわゆる“アニメファン”の方々は3千年前に通過していることだと思うのですが(苦笑)、僕は“露出度の高いアニメキャラ”に抵抗を覚えるところがありまして。いや、もちろん嫌いじゃない。僕だって男ですよ、“その手のイラスト”を目の当たりにしたら、自然とテンションは上がるのですけれども! 昔、長姉に気持ち悪いだなんだと散々罵倒されたトラウマもあって、どうしても気まずさを覚えてしまう。まぁ、絵柄にもよるというか、例えば寺沢武一先生の描く“半ケツ上等な女性キャラ”とかはスムースに受け入れられるんですけどね… (´・ω・`) ウーン

なんとなく貼っておきますね。


さて、今年の11月1日の話。立川で肉フェス&「エクスペンダブルズ3」と「ザ・ヘラクレス」を楽しんで、その〆として「25 NIJYU-GO」を観るべく深夜の新宿バルト9に足を運んだところ…。なんとロビーにはこんな展示があったのです↓

美少女の等身大フィギュアだと…!?
アンジェラ等身大フィギュア

目の当たりにした瞬間、ときめく心と硬化する“何か”。この日は雄度100パーセントの過ごし方をしていただけに、体内のテストステロンが過剰に生成されており、さらにセックスレス5年目ということもあって、すみません、どうしてもイヤらしい目線で見てしまって…。ちくしょう、“後ろ”がどうなっているのかを確認したくなってしまったのです。

この42年間の人生において、フィギュアに萌えることはあっても、性的な好奇心を抱くことなんて一度もなかったのに! ダメだ、“女性のお尻”を見るために後ろに回り込むなんて、大の男がすることじゃないだろう。あ、でもよくよく考えれば、チケットカウンターに向かう→必然的にフィギュアの裏側に行くことになるのだから、その時に少し見るぐらいは構わないかもしれないな。あと、一応、記録として写真を撮っておく必要もあるだろう、記録として。結果、そそくさと撮影してから「25 NIJYU-GO」を観た…というのは別のお話。

ということで、後ろからも撮影してみました、記録として。
後ろから撮ってしまった!

で、12月上旬の話。はちごろうさんに幹事をやってもらったタマフルリスナーの忘年会”に行きましてね。僕ごときよりもはるかに映画強者のみなさんと、あーでもないこーでもないと映画の話をしていたんですが…。参加者の1人であるサイモンさんが激推しされていたのが、「楽園追放 Expelled from Paradise」というアニメ。彼が取りだした関連書籍の絵を見て、僕も「あ、あのプリケツレディの映画か!Σ(゚д゚;)」と気付いたのです。

サイモンさんの具体的な発言はウロ覚えなんですが、とにかく絶賛されてまして。もともとアニメ作品はあまり得意じゃないけど、スゲー熱く推すものだから「だったら観ておくか」という気になってきたし、何よりも“彼女のお尻”を撮影して以来、「記録として」と自分を言い聞かせていたものの、“ある種の気まずさ”を感じていたのも事実。実際に映画を観て、その感想とともに画像をアップすることで心が落ち着くのではないかーー。そう感じた僕は、翌週、新宿バルト9で観てきたのでした。












楽園追放 Expelled from Paradise

楽園追放 Expelled from Paradise

2014/日本 上映時間104分
監督:水島精二
原作:ニトロプラス、東映アニメーション
脚本:虚淵玄
演出:京田知己
キャラクターデザイン:齋藤将嗣
プロダクションデザイン:上津康義
メカニックデザイン:石垣純哉、齋藤将嗣、柳瀬敬之、石渡マコト
スカルプチャーデザイン浅井真紀
グラフィックデザイン:草野剛
設定考証・コンセプトデザイン:小倉信也
CG監督:阿尾直樹
モーション監督:柏倉晴樹
造形ディレクター:横川和政
色彩設定:村田恵里子
モニターグラフィックス:宮原洋平、佐藤菜津子
美術監督:野村正信
撮影監督:林コージロー
編集:吉武将人
音響監督:三間雅文
音響効果:倉橋静男
音楽:NARASAKI
主題歌:ELISA connect EFP
アニメーションプロデューサー:森口博史
チーフアニメーションプロデューサー:吉岡宏起
プロデューサー:野口光一
アソシエイトプロデューサー:田代成美
アニメーション制作:グラフィニカ
企画・製作:東映アニメーション
声の出演:釘宮理恵、三木眞一郎、神谷浩史、林原めぐみ、高山みなみ、三石琴乃、稲葉実、江川央生、上村典子、三宅健太、遠藤大智、安済知佳、古谷徹、半田裕典、荒井聡太、金本涼輔、新井良平、森下由樹子、劉セイラ、のぐりゆり、小川慎太郎、小池万瑠美
パンフレット:★★★★(2000円/値段は高いけど、70ページ超のボリューム! こういうのもアリですな)
(あらすじ)
人類が多くの地上を捨て、「ディーヴァ」と呼ばれる電脳空間で暮らす西暦2400年。フロンティアセッターと名乗る者が、地上世界からディーヴァに対してハッキングを仕かけてくる。ディーヴァの捜査官アンジェラは、生身の身体=マテリアル・ボディを身にまとって地上世界に降り立ち、機動外骨格スーツ・アーハンを駆使してモンスターの襲撃をかわしながら、地上調査員のディンゴとともに、どこかに潜んでいるはずのフロンティア・セッターを追う。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




75点


面白かったです (・∀・) ヨカッタ! アッサリめに感想を残しておきますよ。

まず、話を適当&若干のウソを交えながら書いておくと、西暦2400年の富裕層はデータ化されて「ディーヴァ」というスペースコロニーで暮らしていて、「貧乏人は地球住まい」という「エリジウム」っぽい世界観。そんな「ディーヴァ」にフロンティア・セッターという奴がハッキングしてきて、「オレと一緒に無限の宇宙へ旅しようぜ!ヘ(゚∀゚*)ノ レッツビギン!」なんてメッセージを垂れ流してくるから、さぁ、大変。

どうやらそいつは地上にいるらしいので、「ディーヴァ」の捜査官アンジェラは“生身の身体”をまとって地球に行きまして。地上のエージェント・ディンゴと協力して捜査を始めてみたら、実は長年放置されていた“健気な人工知能”の仕業だったことが発覚。宇宙へ「ジェネシスアーク号」という探査船を送るという使命の元、長年コツコツと組み立ててきたものの、それに乗る人間がいないのでは意味が無いので乗船する人を募っていたのです。

フロンティア・セッターったら超イイ奴だったりしたので、アンジェラとディンゴ的には「もうお前が人類代表で旅立てばいいんじゃないかな ┐(´ー`)┌ カッテニシロ」なんて風に落ち着いたんですが、しかし。「ディーヴァ」のお偉いさん的には「そんな奴を放置していたら危険!」ということで破壊命令を出してきたから、主人公タッグは「ふざけんな!ヽ川`Д´)人(`Д´)ノ」と反逆開始。ドンパチの末にジェネシスアーク号は飛び立ち、アンジェラは地上でディンゴと暮らすことになったのでした (´∀`) オシマイ


というワケで、主題歌「EONIAN -イオニアン」を貼っておきますね↓




基本的には好きな映画でして。SF的設定の数々、機動外骨格スーツ「アーハン」のデザイン、エリート捜査官と“叩き上げ系”現場捜査官によるバディ感、大量の敵を迎え撃つ市街戦などなど、非常に良かったです。保安局のお偉いさんが、ゼウスやガネーシャ、仁王像っぽかったのも好みでしたね~。それと“ロケットが発射されるクライマックス”ってのは、何か胸に迫るものがあるというか。内容は違いますが、「王立宇宙軍 オネアミスの翼」を連想しちゃいました(安易)。


地上の調査員ディンゴ。アンジェラとの異文化ギャップのやりとりが愉快なのです。
ディンゴ

「アーハン」、カッコ良かったですね~。
戦闘シーン!

偉そうで超ムカつく高官たちですが、このデザインは良いと思う。
お偉いさんたち


関係ありませんが、統乃さゆみさんの「オネアミスの翼」を貼っておきますね↓ 評判は良くないけどこれはこれで好きさ!




その他、「何をもって“人間”とするのか?」というテーマも考えさせられたし、基本的に文句はないんですけど…。この作品をオススメしてきたサイモンさんほどの熱量がないのは、やっぱり気まずかったから (´・ω・`) ウーン いや、「面白い映画に可愛い女の子が出て来てエロい格好をしていたら最高じゃないか!(`Δ´) コロスゾ」という意見もわかるんですが、僕にはあの無駄に長い髪や巨乳っぷり、露出度の高い衣裳が雑音に感じちゃったんですよね…。話の流れで脱いだりする分には構わないんですがー。


例えばこのコクピットのデザインはスゲー好きなんですけど、なんか照れてしまうのです。
操縦するアンジェラ


な~んて、面倒くさい文章を書いてしまいましたが(苦笑)、観て良かったですヨ (o^-')b ナイス! 特に「市街戦→ロケット発射」のくだりはスゲー盛り上がったというか。もし続編とか作られたら、観に行っても良いかなと思っております~。




すでに出ていたBlu-ray。もう一度観ようかなぁ。



主題歌でございます。



デザインワークスをまとめた一冊だとか。



映画の前日譚を描いたオリジナル小説なんだって。映画のノベライズもあります。



虚淵玄さんが今作の脚本を書くにあたって、影響を受けた傑作SFをまとめたアンソロジー。



GAINAXのデビュー作。Blu-ray、ほしいんだけどなぁ。








Viewing all articles
Browse latest Browse all 2570

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>