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極道大戦争(ネタバレ)

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極道大戦争

極道大戦争

英題:YAKUZA APOCALYPSE
2015/日本 上映時間125分
監督:三池崇史
脚本:山口義高
製作総指揮:佐藤直樹
製作:由里敬三、藤岡修、久保忠佳、奥野敏聡
エグゼクティブプロデューサー:田中正、永田芳弘
企画:千葉善紀
プロデューサー:増田真一郎、西村信次郎、坂美佐子
ラインプロデューサー:今井朝幸
アソシエイトプロデューサー:深津智男
キャスティングディレクター:杉野剛
撮影:神田創
照明:渡部嘉
美術:坂本朗
録音:中村淳
装飾:谷田サチヲ
音響効果:柴崎憲治
編集:山下健治音楽:遠藤浩二
主題歌:KNOCK OUT MONKEY
VFXスーパーバイザー:太田垣香織
スタイリスト:薮内勢也
メイク:石川奈緒記
スタントコーディネーター:辻井啓伺、出口正義
助監督:原田健太郎
制作担当:相良晶
プロデューサー補:山城梓、小松重之、貞木優子
出演:市原隼人、成海璃子、リリー・フランキー、高島礼子、青柳翔、渋川清彦、三浦誠己、テイ龍進、ヤヤン・ルヒアン、三元雅芸、有薗芳記、中村靖日、坂口茉琴、優希美青、三津谷葉子、渡辺哲、ピエール瀧、でんでん、内田慈
パンフレット:★★★☆(720円/インタビュー多めだし、相関図が入ってて好き。コラムも良し)
(あらすじ)
亜喜良(市原隼人)は、これまで何度も命の危険にさらされながらも生き抜き、不死身だとうわさされるヤクザ神浦玄洋の舎弟となっていた。敏感肌でまともに入れ墨さえ入れられない下っ端の彼は仲間からも見下され、すっかりやる気も失せてしまう。そんな折、神浦を狙う殺し屋が放たれ、血みどろの争いの末ついに伝説の男は命を落とすが……。(以上、シネマトゥデイより)

予告編はこんな感じ↓




50点


※この映画に関しては、カゲヒナタさんのブログがオススメでございます。
※今回の記事には、「DEAD OR ALIVE~犯罪者~」のネタバレ動画が貼ってあるんですが、未見の人は「DOA」を観てから読んで!


「噛まれるとヤクザになる!Σ(゚д゚;)」という吸血鬼設定に惹かれた…ワケではなく。ギャレス・エヴァンス監督作(近作では「ザ・レイド GOKUDO」が最高すぎ!)の常連俳優であり“シラット使い”のヤヤン・ルヒアンが出演するということで、前売り券を購入。「シネコンでの上映だから、後回しにしても大丈夫だろう (´∀`)」とノホホンと鼻をほじっていたら、都内の劇場では公開3週ぐらいでほとんど上映終了してしまって…。行ける範囲で唯一上映しているのは、ヒューマントラストシネマ渋谷だけであり、僕はそこの会員カードを持っている→常に1300円で観られるにも関わらず、1400円で購入した前売り券を使わなくてはならないという屈辱! こんな…こんな惨めなことになるのなら、前売り券なんて買わなければ良かったYO!ヽ(TДT)ノ ウワァァァァン!


得をしようと思って買って、損しちゃうなんて… (ノω・、) シニタイ
屈辱の前売り券


とは言え、使わなければもっと損をするので仕方なし。会員カードを持っていれば1000円で観られる金曜日、パンケーキを食した後、血涙を流しながら前売り券を使用して観てきました。合わなかったです (´・ω・`) ガッカリ


劇場はシアター3。5分の1ぐらいは客が入ってた気がしないでもない。
シアター3


パンフにも書いてありましたが、「ロボコップ」×ヤクザの「フルメタル極道」や、ホラー×ヤクザの「極道恐怖大劇場 牛頭GOZU」」と同じ系統と考えるなら、三池監督のフィルモグラフィー的には全然間違ってないんですけど、ごめんなさい、今まで三池作品を劇場で観た中で、僕の目が一番死んでいた作品でしたよ。なんて言うんですかね、メチャクチャ振りは確かにスゴかったものの、ギャグもアクションもあまり合わなかった感じ。男装の高島礼子さん絡みのシーンとか(溶けた脳が耳から出たり、カタギを栽培しようとする)、クスリとも笑えなかったです。

特にキツかったのが、クライマックス。主人公の亜喜良&ヤクザ軍団が最強の殺し屋KAERUくん(ゴーストグラスフロッグがモチーフの着ぐるみ)と戦ったり、ヤヤン・ルヒアン演じるオタク系ビジュアルの殺し屋と死闘を繰り広げたりするということで、本来なら超燃えるハズなのに、大したドラマ性がない上にメリハリもない中でダラダラダラダラ続くだけだから、結構退屈だったんですよね…。


市原隼人さんとヤヤン・ルヒアンによる「男比べ」の殴り合いも迫力不足だった印象(画像は柴千春vsアイアン・マイケル)。
柴千春vsアイアン・マイケル


ラスト、倒されたKAERUくんが巨大化して地響きを立てながら迫ってきて、翼を生やしてコウモリ感溢れるヴァンパイアに変化した亜喜良が飛び立ち、成海璃子ちゃんが勢いよくドラを鳴らして終わってましたが…。意外ではあるけど想定内というか、「だから何? (゚⊿゚)」って思っちゃった次第。嫌な文章を書くと、「DEAD OR ALIVE~犯罪者~」のインパクトには及ばなかったなぁと。こっちは「何でもあり」すぎて、逆にどうでも良くなったというか。


動画があったので、貼っておきますね↓




ただ、「カタギの血をすすって生きるヤクザ→住民全員がヤクザになったらどうする?」という展開自体はユニークだったし、市原隼人さんは頑張ってたし、成海璃子ちゃんはいつだって大好きだし、KAERUくんが着ぐるみを脱いだ後の三元雅芸さんのボディ&龍化した動きは超好みだったし、少年役の坂口茉琴さんは可愛かったし(2人とも「虎影」に参加してますな…坂口さんはスタントだけど)、最近の邦画でよく見る内田慈さんがまた出てたのはうれしかったし、“すべてのアクション映画に出演してほしい男”ヤヤン・ルヒアンはカッコ良かったし、この映画を観に行った時にジャン=クロード・ヴァン・ダム主演作「マキシマム・ブラッド」が9月下旬に公開されることがわかったりしたということで、なんとなく50点という着地。積極的にはオススメしませんが、カルト的な魅力はあるので、気になる人は観ても良いんじゃないかしらん。


最後にヤヤン・ルヒアンが演じたマッドドッグ先生の素敵な動画を貼っておきますね↓(「ザ・レイド」より)




おしまい。




三元雅芸さんが素敵だったニンジャ映画。僕の感想はこんな感じ



ヤヤン・ルヒアンがカッコ良すぎる格闘バイオレンス映画。僕の感想はこんな感じ









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