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2015年9月に観たDVDの覚え書き

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※今回の記事は「唐山大地震」「エクスペンダブル・ミッション」のネタバレに触れているので、知りたくない人は気をつけて!

最近はすっかり更新するのが遅れ気味なんですが(汗)、毎月の恒例として、今さらながら「9月に観たDVDの感想」を雑にアップしておきますね↓


<1本目>
唐山大地震




(あらすじ)
1976年7月28日深夜。中国河北省唐山市。貧しいながらも幸せな生活を送っていた父ファン・ダーチアン(チャン・グォチアン)、母リー・ユェンニー(シュイ・ファン)、娘ファン・ドン(チャン・ツィフォン)と息子ファン・ダー(チャン・ジアージュン)の家族をマグニチュード7.8の地震が襲う。父は二人の子供を助けようと家に飛びこむが、建物の倒壊に巻き込まれ命を落とす。翌朝、母親の元に子供たちが瓦礫の下で息をしている事が伝えられる。だが時間は迫り、救出できるのは片方だけだという。「息子を……」と泣き崩れる母親。その声は娘の耳にも届いていた。父親と娘の死を確認した母は、片手を失った息子と共に避難場所へ移動。そんな中、死亡したと思われた娘は奇跡的に息を吹き返し、唖然として佇みながら救援隊に救助される……。時は流れ、ユェンニーとファン・ダー(リー・チェン)は唐山市を離れずに逞しく生きていた。息子は女手一つで育ててくれた母を早く楽にしてあげたいと独立を望み、家を出て働く事を選択する。一方、ファン・ドン(チャン・チンチュー)は軍人夫婦の養子となり、大きく成長。やがて大学に進学、養父母の元を離れ寮生活を送っていたが、養母が病死、そして自身の妊娠を知った彼女は突然行方不明となる。数年後、唐山で暮らすユェンニーの元にファン・ダーが婚約者シャオハー(ワン・ツィウェン)を連れて戻ってくる。一緒に住もうという息子の提案に、ユェンニーは亡き夫と娘が眠るこの地を離れたくないと拒絶する。その頃、ファン・ドンが娘と共に、突然養父の元へ帰郷。妊娠し子を生んでしまった自分を恥じて戻れなかった事、そしてずっと心の奥にしまっていた唐山大地震の事、母の選択の事を養父に打ち明ける。2008年5月12日、四川を大地震が襲う。カナダ人と結婚し海外で生活していたファン・ドン、そしてビジネスに成功していたファン・ダーはボランティアとして四川へ向かう事を決断する……。(以上、MovieWalkerより)

予告編はこんな感じ↓




70点


2011年に買っていた前売り券が今年使えるカモ!(*゚∀゚)=3 ムッハー→結局、観に行けなかった… ('A`) シニタイ」ということで、微妙な思い入れがあるこの作品。「カリフォルニア・ダウン」を観に行く前に、同じ“地震映画”繋がりでなんとなくチェックしておこうとレンタルしてみました。スゲー泣きましたよ… (ノДT) ウェェェェェ ぶっちゃけ、内容自体は全然チェックしてなかったので、「地震描写は冒頭だけ→あとはそのせいで人生が狂った家族たちの大河ドラマ」だったのには結構驚きましたね。

序盤の「唐山地震」描写がなかなかハードなんですが、それ以上にお母さんが「息子と娘、命を助けるのはどっち!m9`Д´) ビシッ」という「カレー味のウンコとウンコ味のカレー、食べるならどっち?」なんて二択がアマアマに見えるレベルの究極の選択を迫られるからビックリ! もうね、地震の前に仲良し家族振りを見せつけられて感情移入済みだった僕的には、お母さんが選択に苦しむ姿が地獄のようで、画面に向かって「もう僕がウンコを食べるから2人とも助けてあげて!ヽ(TДT)ノ」とよくわからない申し出をするありさまでしたよ…。

このシーン、母親役のシュイ・ファンの演技が凄まじかったです。
どっちを助けるんだ?

で、最終的には「お母さんは息子をチョイス→娘は死んだ…と思わせて生きてた→別の場所で息子と娘が成長していく」ってな感じで話が進んで、最終的には和解してました ( ;∀;)イイハナシダナー まぁ、親を大事にしすぎる中国の儒教精神はあまり好きじゃなくて、「それじゃ奥さんが可哀想だろ」とか「娘もそんなに謝らなくても…」とか思うところもありましたが、基本的には良い映画でしたよ。

この場面も泣けたなぁ…。アントニオ猪木さんのイベントに参加したワケではないので注意(余計な文章)。
ダー!



<2本目>
エクスペンダブル・ミッション




(あらすじ)
ロンドン。誤射で無関係な少女を殺めてしまった手練れの殺し屋のブラッドリー(ゲイリー・ダニエルズ)は、組織を離れひとり地下に潜っていた。そんなある日、組織に騙され売春婦となっていたアンナ(ドミニク・スウェイン)と出会ったブラッドリーは心に痛いものを感じ彼女を救出する。しかし、人身売買による売春ビジネスが横行する荒んだ地下組織は複雑かつ広大であり、魔の手は警察まで及んでいた。ロンドン中の悪から目をつけられてしまったブラッドリーは、迫りくる敵と壮絶な戦いを繰り広げつつ組織壊滅を図ろうとする…。(以上、公式サイトより)

予告編はこんな感じ↓




60点


原題は「Skin Traffik」なんですけど(最近のドルフ・ラングレン主演作を連想)、こういう邦題&ジャケットでリリースされると、たぶんつまらない&他に観たい映画が大量にあるにも関わらず、つい借りてしまう習性がありまして…。いそいそと観てみたんですが、いつものゲイリー・ダニエルズ主演作でした ┐(´ー`)┌ ヤレヤレ 監督のアラ・パイアヤは全然知らない人なんですけど、IMDBのページをチェックしてみたら、かなり自分LOVEなアクション野郎っぽいですな (・ω・;) ウーン

ミッキー・ロークやマイケル・マドセン、ダリル・ハンナといった“ビッグネーム”がチョロチョロと登場しては意味ありげな会話をするものの、「それ…そんなに気が利いてないよ… (´∀`;)」と遠慮がちにツッコミたくなる雰囲気が全編に漂ってまして。お話自体は「スゴ腕の殺し屋の贖罪モノ」であり(最近のアクションスターは贖罪が好きね)、売春組織を壊滅させるべく頑張るゲイリー・ダニエルズはそこそこカッコイイし、敵役のエリック・ロバーツも良かったんですけれども。話自体がシンプルな割には構成や演出がグダグダで登場人物たちが何をしたいのかよくわからなすぎなんですよね…。

特に終盤の展開は意味不明で、一通りの戦闘が終わってエリック・ロバーツとゲイリー・ダニエルズが対峙した時、なんでエリック・ロバーツがわざわざ無警戒で近づいていったのかサッパリでしたよ(相手の戦闘力の高さは知っているハズなのに)。ラスト、娘を殺されて恨んでいるミッキー・ロークに部下が「許してやっては?」みたいなことを言うのもクソで、そういう“温さ”がゲイリー・ダニエルズ主演作らしいといえばらしいなぁと。ただ、アクションはまぁまぁ頑張っていて。「この攻防でそういう技を出すかな… (`Δ´;)」的な疑問が浮かぶ場面はあったし、場面場面の繋ぎがおかしいところもあったけど、やられ役のスタントマンがちゃんと体を張っている感が伝わってきて、決して嫌いじゃない作品…という着地。

観た人は誰もが「お前がバカだろ… (・ω・;)」と思ったんじゃないかしらん。
バカな奴だ



そんなワケで、単独で感想をアップした「ジャイアント・チリペッパー」「陽だまりの彼女」を合わせると、先月観たDVD作品は合計4本。僕的にオススメなのは「ジャイアント・チリペッパー」なんですけど、「エクスペンダブル・ミッション」以外なら、どれを観てもそれなりには楽しめるんじゃないでしょうか。つーか、本当ならヒッチコック監督作とか木下惠介監督作とか町山智浩さんが解説する映画とか観なくちゃいけないのに、なにやってるんだろ… (´・ω・`) 以上、先月観たDVDの覚え書きでした。ではでは~。








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