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カミーユ、恋はふたたび(ネタバレ)

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カミーユ、恋はふたたび

カミーユ、恋はふたたび

原題:Camille redouble
2012/フランス 上映時間118分
監督・脚本:ノエミ・ルボフスキー
製作:ジャン=ルイ・リビ
撮影:ジャン=マルク・ファブル
衣装:マデリーン・フォンテーヌ
出演:ノエミ・ルボフスキー、サミール・ゲスミ、ジュディット・シュムラ、ジュリア・フォール、インディア・ヘア、マチュー・アマルリック、ジャン=ピエール・レオ、ヨランド・モロー
パンフレット:★★★★☆(700円/記事が充実してるし、劇中に出てきたノートを再現したデザインが素敵)
(あらすじ)
パリで暮らす40代の女性カミーユ(ノエミ・ルボフスキー)は、結婚して25年になる夫から突如として離婚を言い渡され、気分転換のために出かけたパーティで羽目をはずし過ぎて転倒し、意識を失ってしまう。やがて目を覚ましたカミーユは、自分の学生時代にタイムスリップしていることに気付く。中年の姿のままなのに周囲には10代に見えていることに違和感を抱きながらも、今は亡き両親や楽しい友人たちに囲まれて充実した毎日を送りはじめるカミーユだったが……。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




60点


※この記事は「シグマ15」に従って書いています。

「犬に名前をつける日」に引き続き、仕事をサボった11/20(金)の話を書きますね。角川シネマ新宿シネスイッチ銀座の後は、新宿に戻って、新宿シネマカリテで本作を観ました。基本的には「全裸の男がサウナで襲われて、ブルンブルンとチンコを揺らしながら戦う」ような映画を愛する僕が、なぜこんな“スイーツ好きのOL(苦笑)”が好きそうな作品を観に来たのかと言えば、オレこそが“スイーツ好きのO型の血を持つLabor(労働者)”だからだッ!m9`Д´) ビシッ …って、我ながらわけがわからなくなってきたので、感想を書くと、スゲー泣きました…。


上映最終日でしたが、入り口付近にこんな展示がありましたよ。武蔵野館係列のこういう姿勢が好き。
カミーユの展示


この記事によると、本作は「ペギー・スーの結婚」に捧げられているそうなんですが、ストーリーだけでなく、40歳の本人がそのまま16歳の自分を演じるという点も同じでしてね。それが滑稽でもあり、切なくもあり、輝いて見えたりもして、非常に良かったです。音楽も主人公と同世代なだけにかなり好みで、「東、たぶん変態よ」とか懐かしくてグッときましたね~(イヤな曲紹介)。まぁ、主人公が音楽を聴きながら自転車に乗る場面は「これはいかがなものか!(`Δ´) キケン!」と思ったりもしましたけど、ちゃんと事故に遭うので矛を収めた…という面倒くさい文章。いや、自転車に乗る時に大事な聴覚を遮断するなんて、自分だけでなく他の通行人に対しても危険な行為なので、いくら流川楓がやろうとも、ダメ絶対。注意一秒怪我一生、ですぞ。


こんな風に音楽を聴きながら自転車を漕いでいると…。
ヘッドホンをしながら自転車に!

こんなハードな事故に遭う可能性があるので、気をつけて!
三角絞めでつかまえて-こんな目に遭う危険性大!


唐突に自分の話を書くと、別に奥さんの仲は全然悪くないんですが、最近はすっかり“1人の男”としては必要とされていないのがスゲー寂しかったりして… (´・ω・`) そういう部分を夫に愛想を尽かされた主人公カミーユに重ね合わせちゃって、さめざめと泣きながら鑑賞した次第。結局、現代に戻っても夫とのヨリは戻らないものの、「あの時、恋をした気持ちは永遠だから前向きに生きられる」的な着地は、大人の映画っぽくて好きでしたよ、確か。タイムスリップ絡みの設定は微妙に飲み込みづらいし(というか、娘を産むためのくだりが雑すぎてビックリ)、こういう映画をプッシュするブログではないので60点にしましたが、なんとなく良い映画だと思うので、気になった人は観るといいさ。そんなワケで、会社をサボって映画を観ちゃった日の話はこれにておしまい。




監督作のDVDが出てないみたいなので、ノエミ・ルボフスキー監督の出演作を貼っておきますよ。



やたらとテレビで流れてた印象のフランシス・フォード・コッポラ監督作。










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