Quantcast
Channel: 三角絞めでつかまえて2
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2570

ザ・ウォーク(IMAX3D)(ネタバレ)

$
0
0

ザ・ウォーク(IMAX3D版)

ザ・ウォーク

原題:The Walk
2015/アメリカ 上映時間123分
監督・製作・脚本:ロバート・ゼメキス
製作:スティーブ・スターキー、ジャック・ラプケ
製作総指揮:シェリラン・マーティン
原作:フィリップ・プティ
脚本:クリストファー・ブラウン
撮影:ダリウス・ウォルスキー
美術:ナオミ・ショーハン
編集:ジェレマイア・オドリスコル
音楽:アラン・シルベストリ
出演:ジョセフ・ゴードン=レビット、ベン・キングズレー、シャルロット・ルボン、クレマン・シボニー、セザール・ドムボイ、ジェームズ・バッジ・デール
パンフレット:★★★★☆(720円/情報量は多いし、一手間掛かっていて好き)
(あらすじ)
1974年。フランス人の大道芸人フィリップ・プティ(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、誰も考えついたことのない挑戦をすることに。それはニューヨークのマンハッタンにそびえ立つ2棟構造の高層ビル、ワールド・トレード・センターの屋上と屋上の間にワイヤーロープを張って命綱なしで渡っていくというものだった。そして、ついに決行の日を迎えるフィリップ。地上110階の高さに浮いているワイヤーを、一歩、また一歩と進んでいく彼だったが……。(以上、シネマトゥデイより)

予告編はこんな感じ↓




70点


※この記事は「シグマ15」に従って書いています。
※今回の記事は、グロい画像が貼ってあったり、ベタな下ネタが書かれていたりするので、そういうのが苦手な人は読まないで!
※この映画に関しては、はちごろうさんのブログを読んだ方が良いと思いますよ。


尊敬する映画評論家の町山智浩さんの「たまむすび」での紹介を聞いてなんとなく興味は持ちつつも、数年前に話題になったドキュメンタリーも観てなかったし、忙しいのでスルーしようと思っていたら、いつの間にか「オデッセイ」とともに前売り券を購入してまして(「特典が付かない前売り券は買わない主義」なのに!)。どうせ観るなら一番良い環境で観ようと思って、2月中旬の妻子がいない土曜日の朝、いそいそとユナイテッド・シネマとしまえんIMAX3D版を観て来ました。言っとくが道場通いの10倍はスリリングだったぜ!(`∀´) カヨッタコトナイケド


偉そうに豪語する神心会の加藤清澄の画像を貼っておきますね(「グラップラー刃牙」より)。
10倍はスリリングだったぜ


一時期は変な3D映画に凝っていたロバート・ゼメキス監督ですが(でも「ベオウルフ」は好きさ!)、前作の「フライト」といい、その時に培った最新技術がドラマと見事に融合している印象。綱渡りシーンは臨場感があってスリリングだったし、変な人の伝記として面白いし、いわゆる“ケイパー・ムービー”としても楽しいし、「最初は嫌われていた建物だったけど、1人の男の蛮勇がランドマークにした(でも、今はもうない…)」という物語&その余韻も好きでしたね~。ただ、僕が何よりもグッときたのは、綱渡りの練習中、観客に向かってポールが落ちてくる場面。今まで3D映画を何十本も観ている僕ですがね(苦笑)、あんなに激しく避けたことはなかったです… (ノω・、) ビックリシタヨゥ... 一歩間違えば目に刺さって大惨事になっていたということで、劇場にクレームを入れようかと思ったほどでしたよ(バカの文章)。あの場面だけでも本作をIMAX3Dで観た価値はあると思ったり。


避けるのが遅れたら、危うく夏侯惇のようになるところでした(「蒼天航路」より)。
目に矢が刺さった夏侯惇


身も蓋もなく話を書いておくと、フィリップ・プティとその仲間たちはワールドトレードセンターでのゲリラ綱渡りを見事成功させまして(ワイヤーの上を何往復もしたり、寝たりもする!)。いろいろあって、アメリカにはプティしか残らなかったものの、彼はすっかり人気者になって、今はもうなくなってしまったツインタワーが印象的に映って、映画は終わってたような気がします。まぁ、誰が観ても普通に楽しめる娯楽作なんじゃないでしょうか。でね、最後にどうしても残しておきたい文章があるものの、非常にベタであり低俗すぎて我ながらイヤになるんですけど…。ごめんなさい、やっぱり書いておきますよ。ベン・キングズレーが演じた「パパ・ルディ」の本名はルディ・オマンコウスキーでしたーー。本当はちゃんとした感想が書きたいのに、慈愛に満ちたウルトラマン沖縄県那覇市と豊見城市にまたがる干潟のような単語を見ると、どうしても触れずにはいられない。「クライング・ゲーム」に出てきた「サソリとカエルの寓話」のサソリのように、人はそのサガをなかなか変えられないのでしょうな… (´・ω・`) ナニコノオチ


フィリップ・プティは劇中で描かれた事件以外でも、ハイリスク綱渡りを実施してたそうな。道路の白線すら踏み外す僕には無理だわー。




おしまい。




サントラを貼っておきますよ。パンフの前嶋秀国さんのコラムを読むと、ちょっとほしくなります。



本人が書いたノンフィクションを元に作られたドキュメンタリー。観ようかな。









Viewing all articles
Browse latest Browse all 2570

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>