モンスターズ・ユニバーシティ(2D・字幕版)
原題:Monsters University
2013/アメリカ 上映時間110分
監督:ダン・スキャンロン
製作:コーリー・レイ
製作総指揮:ジョン・ラセター
脚本:ロバート・L・ベアード、ダニエル・ガーソン、ダン・スキャンロン
音楽:ランディ・ニューマン
出演:ビリー・クリスタル、ジョン・グッドマン、スティーブ・ブシェーミ、ヘレン・ミレン、ピーター・ソーン、ジョエル・マーレイ、ショーン・P・ヘイズ、デイブ・フォーリー、チャーリー・デイ、アルフレッド・モリーナ、ジュリア・スウィーニー、ネイサン・フィリオン、タイラー・ラビーン、オーブリー・プラザ、ボビー・モナハン、ノア・ジョンストン、ボニー・ハント、ジョン・クラシンスキー、ビル・ヘイダー、ベス・ベアーズ、ボブ・ピーターソン、ジョン・ラッツェンバーガー
日本語吹替版:田中裕二、石塚英彦、柳原可奈子
パンフレット:★★(700円/コラムがあまり好きじゃない)
(あらすじ)
幼い頃から怖がらせ屋になることを夢見ていたマイクは、努力の果てに難関を突破し、モンスターズ・ユニバーシティ怖がらせ学部に入学。しかし、怖がらせ屋になるには、見た目がかわいすぎるという致命的な欠点に悩まされる日々を送る。そんなある時、マイクは、名家の出身で怖がらせの才能にあふれたサリーと出会う。マイクはサリーをライバル視するが、自信に充ち溢れたサリーはマイクを見向きもしない。夢をあきらめないマイクは、「最恐の怖がらせ屋」を決める怖がらせ大会に出場するが……。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
70点
※今回の記事は、「モンスターズ・インク」のネタバレに触れているので、知りたくない人は気をつけて!
※今回の記事は、まったく関係のない文章も多く書かれているので、しっかりした感想が読みたい人は他のブログを読んで!
※今回の記事は、非常に残酷でグロい画像や動画が貼られているので、そういうのが苦手な人は絶対見ちゃダメ!
僕がピクサー作品で一番好きなのは「ウォーリー」なんですが、その次が「モンスターズ・インク」
でしてね。一昨年、自分に娘が出来てからあらためて観ると、5割増しでグッときたりして、現在、それなりに愛している作品だったりするワケです。
今年2月に公開された「モンスターズ・インク 3D」の予告編を貼っておきますね↓
だから、本来ならその続編である「モンスターズ・ユニバーシティ」が作られたのは喜ばしいハズなんですが…。例えば名作「ロッキー」の続編が観たいかって話ですよ。って、それはスゲー観たかったし、むしろシリーズを重ねることで最高の着地をした
のだけれども(不要な例え)。じゃあ、「ランボー」
の続編が観たいかって、それも観て良かったというか、素晴らしい終わり方をした
のだけれども(不要な例え)。う~ん、例えば「耳をすませば」
の続編が作られるって聞いたらどう思います? 「10年後、2人は結婚しているものの、ヴァイオリン職人を諦めて派遣社員として働きながらボンヤリと日々を過ごす聖司と、小説家の夢を捨てて一般企業に就職し、キャリアアップと子作りの間で揺れる雫との間に、次第に溝が出来てきてーー」という「レボリューショナリー・ロード」
みたいな続編…って、これはこれでスゲー観たい! ああん、例えが全然上手く行かないYO!ヽ(´Д`;)ノ ナニコレ
「タイタニック」の後に「レボリューショナリー・ロード」
を観ると台無しになるので、気をつけて!
いや、なんて言うんですかね、続編を作ってもOKな映画とダメな映画があるとしたら、「モンスターズ・インク」はダメな映画だと思うのですよ。最後に世界を支える根本的な価値観が逆転して終わるだけに、それ以上のドラマを作りようがないし、サリーとブーの心の触れ合い描写が素晴らしかっただけに、あれ以上の感動も生まれようがないワケで。まぁ、だから前作
の前日譚にしたんでしょうけど…。パンフレットで知ったんですが、「前作
で『小学校4年生のころから僕がハンサムだってことに嫉妬してたろ』みたいなことを言ってた」ってのは、雑誌掲載の時は「子どもはいない」って言ってたけど単行本では台詞が変わってたツェペリさんの例もあるから気にしないとしても。将来、「恐怖より笑いがイイ!」と価値観が変わる世界の中で、必死に「怖がらせる技術」を学ぶ姿を描かれたって、なんか飲み込みづらいじゃないですか。
前作の序盤、字幕はこんな感じだったので、気付かなかったんですが…。
英語では「You've been jealous of my good looks since the fourth grade,pal.」と言ってたんですね~ (´∀`) シラネーヨ
そんなワケで、「観たい映画の覚え書き」でも書いたように、まったく観る気が起きなかったんですが…。僕が愛してるラジオ番組「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」の人気コーナー「ムービーウォッチメン」の監視対象に選ばれたということでね、「まぁ、それなりにクオリティは高いんだろうけど… ( ゚д゚) キョウミナシ」と、ユナイテッド・シネマとしまえんに行って来ました。スゲー頑張ってましたYO!ヘ(゚∀゚*)ノ スゲェッ!
ロビーに飾られていたサリーとマイクを貼っておきますね。
ハッキリ言って、CGのクオリティが予想以上に高くて。普通に観ているとCGに見えなかったりして、そう見えることがスゴイというかさ。かなり前の作品だから仕方ないんですけど、前作を見直すとちょっとキツさすら感じちゃったりもして…。「この10年でここまで進歩したんだなぁ」と感慨深くなりました。
物語とその演出も上手い。予告編ではサリーが出てくると思わせといて、実際は前作で敵だったランドールが同室&しかもイイ奴だったりして、サリーの方がイヤな奴だったのは、すっかり裏をかかれて面白かったです。序盤のスクールカースト描写にはイラついたりもしたんですけど、中盤の「落ちこぼれ軍団のウーズマ・カッパが一念発起して~」的な展開に入ると、スムースに感情移入しちゃって。チームが怖がらせ大会を勝ち上がって行くところや特訓シーンは燃えたし、パーティで「キャリー」
の有名なプロムのシーンのような目に遭わされた時は憤怒で鼻血が出たし(少しウソ)。モンスターズ・インクに忍び込んで「みんな違ってて、いいんだよ ( ´_ゝ`)」ということを悟って立ち直るシーンはスゲー泣けましたね… (ノω・、)
相部屋はサリーかと思っていたら、これはマイクの部屋に勝手に入ってきた場面でして。
実はランドールが同室だったというね。この展開は結構愉快でした。
落ち込んだみんなと工場見学に来て、友情を深める場面は素晴らしいの一言。
そして、こういう特訓シーンは超燃えるのです。
ちなみに「ションボリするかと思いきや、マイクは気にしてなかった!」という前作のお約束シーンもありましたよ。
で、何が素晴らしいって、終盤の展開。「ウーズマ・カッパが怖がらせ大会で優勝した…と思いきや、実はサリーがシミュレーターに細工をしていたことが発覚→『名家の出身ゆえに負けることを怖がってた』と臆病な自分をマイクに告白する場面」とか、「サリーとマイクが協力することで大人たちを絶叫させる場面」とかも良かったんですが…。ラスト、ハードスクラブル学長と和解しつつも、2人とも大学を退学させられちゃうからビックリですよ。
「えっ、ここからどうするの?Σ(゚д゚;)」と思っていたら、なんと2人ともメール係としてモンスターズ・インクに入社して(伏線あり)、キッチリ仕事をこなすことで評価を上げて、サリーは怖がらせ屋に、マイクはそのサポートに昇格して終わるんです(「メール係からの立身出世」繋がりで、「未来は今」を思い出したり)。要は、主人公たちに“やったことの責任”を取らせつつ(ここをナァナァにしないところに好感が持てた)、「失敗したって、諦めず努力することで道は開ける」「最初の夢がダメになっても、形を変えて実現することができる」という真っ当なメッセージに着地していてね、「お見事!ヘ(゚∀゚*)ノ ヨクヤッタ!」と心底感心いたしました。
一応、エンドクレジット後の展開を書いておくと、このスラッグがやっと教室に辿り着いてました。
あと、UniBEARsityのストーリークリップの一編に、メール係で働いているころの2人が登場していたので貼っておきますね↓
その他、僕的にグッと来たのが、魅力的なキャラクターたち。主人公たちの友情&成長振りが良かったのはもちろんなんですが、脇役も素敵だったなぁと。特に“ガキっぽくてウザいデブ”担当のスクイシーの可愛いこと! 怖がらせ大会でのゲンナリ顔も笑ったし、今回の映画で彼が一番好きでしたね~。あと、ドラゴン+ムカデって感じのハードスクラブル学長もキモ怖くて良かったです。
ちょっとウザいところが可愛いスクイシー。よくいるキャラですけど、「グレッグのダメ日記」のロウリーを連想しました。
ハードスクラブル学長、飛ぶ時の腹がボテッとした感じが気持ち悪かったです。
ということで、映画として非常によく出来ているとは思うんですが、ごめんなさい、この感想文の最初の方に書いた「将来、『恐怖より笑いがイイ!」と価値観が変わる世界の中で、必死に『怖がらせる技術』を学ぶ姿を描かれたって、なんか飲み込みづらい」という印象は、結局、そのまんまでした (´・ω・`) ザンネン いや、むしろ「大学に歴史がある」とか考えちゃうと、より「これって全部ムダだったんだよなぁ」という想いが強くなってしまったというか。「学ぶ内容ではなく、その過程に価値がある」的なフォローを考えても、なんか納得できない感じ。例えば「現在、怖がらせる技術は笑わせることに応用されている」的な場面が描かれていれば、まだ乗れたんでしょうけど、この映画でそんな描写を入れるのは変だし…。難しいところですな。
それと、これはちょっと書き残しておきたいんですけど、マイクってスゲー怖くないですか? これは前作から思ってたんですが、あんな巨大な1つ目と口を持つ緑色の怪物が部屋に入ってきたら、ショック死しますよ、マジで。“そういう話”だから仕方ないのはわかりますけど、あまりに「キャラが怖くない」とか否定されちゃうと、「いやいや、人間からすれば十分恐ろしいよ!」と思っちゃったんですが、どうでも良いですカネー (・ε・) チェッ
とりあえずロビーに飾られているモンスターたちを検証してみましょう。
大きな目は「いまだ! キックをつかえ めだ!」といった感じで弱点になりそうですが、恐ろしいのはこの巨大な口!
「寄生獣」ライクに「ボリン!」と食べられそうで超怖いッ!(((( ;°Д°)))) ヒィィィ
だからこんな風に枕元に立たれたら、笑うどころじゃないと思うのです。
当然ですが、サリーも驚異的に恐ろしい。この大きな力強い腕でどれだけ残虐なことができるか…。
たぶんサリーなら「モータルコンバット」のゴロー級の殺し方も可能なハズ(超グロ注意!)。人間はあまりにも無力ですな… ('A`)
ううむ、例によって何が何やらの感想文になっちゃいましたけど、続編を作ることの是非は置いといて、「『モンスターズ・インク』の続編を作れ!」というお題には見事に応えているというか、スゲー頑張ってる映画だと思いました。予想以上に良かったから好きではあるんですが、前作
を想うとやっぱり引っ掛かるので、100パーセントは乗れないかなぁ…。あと、同時上映の短編「ブルー・アンブレラ」の感想ですが、「超リアルなCGはスゴいけど、傘をさしながらお茶をするオチはよくわからないや ┐(´ー`)┌ ヤレヤレ」って感じ。何はともあれ、「モンスターズ・ユニバーシティ」が非常に良く出来た作品なのは確かなので、僕のように心が狭い人じゃなければ、観ても損はしないと思いますぞ。
2001年に公開された前作。DVDは持ってるんですが、ブルーレイで買い直した方が良いのかなぁ。
モンスターズ・インク 3D [Blu-ray]
非常に良さげなアートブック。
ジ・アート・オブ モンスターズ・ユニバーシティ (ジブリ)
サントラも貼っておきますよ。
Monsters University
子供向けのムービーブックだそうで。
ディズニームービーブック モンスターズ・ユニバーシティ
ノベライズもあります。
モンスターズ・ユニバーシティ (竹書房文庫)
モンスターズ・ユニバーシティ(2D・字幕版)(ネタバレ)
ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE(ネタバレ)
ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE
2013/日本 上映時間112分
監督・脚本:佐久間宣行
脚本:オークラ
プロデューサー:五箇公貴、石井成臣、前田茂司
制作:南雅史
撮影:風間誠、北村宏一
美術:柴田博英
音楽:岩崎太整
主題歌:サンボマスター
録音:斉藤孝行
照明:宮尾淳一
衣裳デザイン:杉本京加
メイク:唐澤知子
技術統括:野瀬一成
キャスティング:伊東雅子
ライン・プロデューサー:小松俊喜、山村淳史
出演:劇団ひとり、おぎやはぎ、バナナマン、みひろ、岩井秀人、葵つかさ、紗倉まな、マキタスポーツ、窪田正孝、オクイシュージ、駒木根隆介、バカリズム、東京03、松丸友紀、武蔵、やべきょうすけ、ミッキー・カーチス、斎藤工、渡辺いっけい、竹内力、京本政樹
パンフレット:★★★(700円/小さいけど、パンフレットのデザインと吉田豪さんのコラムが良し)
(あらすじ)
セクシーな美女に誘惑された芸人たちがアドリブで芝居をしつつキスを我慢するという、バラエティ番組『ゴッドタン』の人気企画『キス我慢選手権』。川島省吾(=劇団ひとり)は、このコーナーで驚異的なアドリブ力と憑依型の演技力を開花させた。彼を迎え撃つ最凶の刺客は、暗殺組織、ゾンビ、敏腕刑事、屈強な戦士、マッドサイエンティスト……。そして、極限状態でキスをせがむ美女の誘惑。おぎやはぎ、バナナマンといった共演者たちが見守る中、完全アドリブ、ノンストップで芝居を続ける川島は、物語をどのように紡いでゆくのか。そして、その結末は……?24時間のキス我慢選手権が今、幕を開ける……。(以上、Movie Walkerより)
予告編はこんな感じ↓
50点
※今回の記事は、「ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE」が好きな人や、下ネタが好きじゃない人は不快になる怖れがあるので、読まない方が良いです。
テレビで放送されていた企画を見たことがなくて、映画自体の存在も吉田豪さんの「パンフレットにコラムを書いた」というツイートを読んで、やっと認知した程度だったんですよ。だから、「観たい映画の覚え書き」に入れてなかったように、観る予定はなかったんですが、映画の日に心境の変化があって、急遽、TOHOシネマズ六本木ヒルズで観てきました。予想以上に面白かったです (・∀・) キライジャナイワ
ちなみに新宿バルト9では、台本が展示されてまして。
これがアドリブ台本だッ! 劇団ひとりさんのところだけ、「(リアクション)」とかになっているのです。
最初、「劇団ひとりさんが右往左往するのをロケバスに乗ったおぎやはぎやバナナマン、松丸友紀さんがモニターで見ながらツッコミを入れる」という、モロにバラエティ番組の作りだったのは、スゲー違和感を感じたというか。「なぜわざわざ映画館に来てテレビ番組を観ているのか?」なんて思ったりして、失敗したような気がしてたんです…がしかし! 劇団ひとりさんが演じる“砂漠の死神”に襲いかかるバカバカしい困難の数々や、劇団ひとりさんの上手いことを言うアドリブ、女性陣たちの色仕掛けなどが愉快だったので、次第に面白くなってきまして。劇場にはお客さんが結構入ってたんですけど、なかなか良い雰囲気で、他の人の笑い声に釣られて笑っちゃったりもして、思ってたよりも楽しめました。一番笑ったのは、敵のアジトで赤外線をくぐり抜ける場面でしたね~。
記念すべき第1回の動画があったので、なんとなく貼っておきますね↓
僕的にスゲー良かったのが、“砂漠の死神”を物語の中でナビゲートする反逆の戦士・信太郎を演じた岩井秀人さん。劇団ひとりさんのアドリブ力も確かにスゴイんですけど、この人が真面目にバカなことを言う姿には何度も笑わされました。あと、女性陣はみんな素晴らしくて、みひろさんの演技は本当に良かったです。吉田豪さんと杉作J太郎先生が出演していたのもうれしかったですよ。
岩井秀人さん、よく知らなかったけど、一気に好きな役者さんになりました。
って、褒めてる割には点数が50点なワケですけど、その理由を書くと、途中でちょっと飽きちゃったんですよね…。というのは、この映画の「劇団ひとりさんが“ドラマの主人公が言いそうな台詞”を言うアドリブを楽しむもの」という前提が、ごめんなさい、僕には結構どうでも良かったというか。確かに笑えるんだけど、「これを2時間近く拘束された状態で観てもなぁ… (・ε・) ウーン」という気にもなっちゃったんです…。
大体、「キスしたらそこで終了」なんて言ってもさ、もちろん“お互いのプライドがルール”的な暗黙の了解なのはわかるけど、ペナルティが特にないワケだし、そんなに耐える必然性を感じなくて…。って、番組のファンから「だったら観るな!( ゚д゚) シネヨ」と思われそうですな m(_ _ )m スミマセン
一応、オチを書いておくと、クライマックス、砂漠の死神が葵つかささんとみひろさんの2人とキスをしちゃって、物語は終了。ラスト、“5賢者”としてロケバスのおぎやはぎたちが出て来て、適当に掛け合いをしてエンドクレジットが流れるんですが(ウロ覚え)、僕はこの最後の“バラエティ番組的なやり取り”でなんとなく冷めて素に戻っちゃって、「テレビで十分だったな… (´_ゝ`)」と思った次第。ただ、エンドクレジットのサンボマスターの歌は超良かったです。
映画の主題歌であるサンボマスターの「孤独とランデブー」を貼っておきますね↓
その他、ゲスな文章になりますが、ヌードが葵つかささんだけだったのも少しだけ残念というか。序盤に裸を見せてくれただけにもっと出てくると普通に思い込んでたというか、「今後の展開に期待大ですな!(*゚∀゚)=3ムッハー」なんて夢を見てしまったというかね…(遠い目)。些末な点ですがー。
とりあえず、葵つかささんがコンドームの付け方を教えてくれる動画を貼っておきますね↓ タメになる!Σ(゚д゚;)
そんなワケで、なんて言うんでしょうか、「テレビで十分」と思ったりしつつも、基本的にはかなり笑ったし、映画の日に観て1000円で済んだのでね、まぁ、観て良かったですヨ (・∀・) キライデハナイノ 番組のファンなら、足を運んでも損はしないんじゃないかしらん。それと「24時間の撮影すべてがアドリブだった」ということで、逆に「本当にガチなのか?」的な疑いがあるみたいですが、柳下毅一郎さんや映画秘宝の大槻ケンヂさん同様、僕も「アクション部分に関しては、多少の打ち合わせはあったんじゃないか?」派なんですけど、そんなことはどうでも良いでガース!(゚∀゚し オシマイ!
キス我慢選手権のDVD。面白そうだとは思います。
ゴッドタン~キス我慢選手権 完全版~ [DVD]
よく知りませんが、新しくなったバージョンだそうです。
ゴッドタン キス我慢選手権ニューワールド
先週の備忘録(2013/7/23~7/29)
さて、毎週火曜日は備忘録ということで、先週の出来事や思ったことを適当に書いてみますね↓
娘のマナ子が2歳にッ!ヽ(`Д´)ノ
気になってたステーキ屋に行きました
「YOSOUアカデミー(仮)」、たわわちゃんには頑張ってほしいですな~
白石晃士監督の「カルト」、面白かった!
土曜日は接待ゴルフ&部下の尻拭い
日曜日は横浜の姉の家で猫三昧
先週の「星影JUKEBOX」は超ツボに入りました (o^-')b
昨日の「タマフル・トップ5オフ会」は最高すぎ!ヘ(゚∀゚*)ノ ワッショイ!
先々週の話を書きますが、マナ子の誕生日プレゼントを買いにディズニーストアへ行って来まして。昨年はプーさんをあげたので、今年はロッツォにしようかなと思いきや、彼の姿はすでになくてね…。「まぁ、仕方ないか (・∀・) アッサリ」とオモチャ売り場で別の物を探していたところ、「そういえばお絵描きするオモチャを持ってなかったな~」と思って、「2カラーせんせい」
を購入。先週の23日はマナ子の2歳の誕生日ということで、早めに起きて、プレゼントを渡しました。もうね、予想以上に喜んでくれて、非常に良かったです (´∀`) ウフフ
これが「2カラーせんせい」だッ! 赤と黒のエクスタシーが楽しめるのです(わかりにくい表現)。
超気に入って、お絵描きしまくるマナ子。この可愛らしさ、「ボリン!」と食べちゃいたい!
水曜日は、ユナイテッド・シネマとしまえんのレイトショーで「モンスターズ・ユニバーシティ」を観たんですけど、お給料が入ったということで、その前にずっと気になってたステーキ屋「ケネディ豊島園店」に行ってみました。偉そうに感想を書くと、まぁまぁというか、値段相応の味&ボリュームはあるという印象。僕的にはステーキよりもハンバーグが好みでしたね~。
大江戸線の豊島園駅から練馬駅方面に歩くと、右手にあるのです。
席に座ってメニューを開けば、なんと800グラムのステーキがあったのでミディアムレアで即注文! 待機中、唾液が口から垂れ流し状態に。
これがKINGサーロインステーキだッ!(4500円/2400kcal) 立ち上る湯気がよく似合う800グラムのお肉と人のいう…(「誰がために」風に)。
ボリューミーで、食感もしっかりしていて、嫌いじゃない感じ。
途中から追加注文のガーリックバター(100円/70kcal)を投入。ステーキはバターで食べる派なのです。
ただ、注文する前に気付けって話なんですが、「肉をカットするのもステーキの楽しみ」なだけに、最初から切れているのが物足りなかったり (´・ω・`) ウーン
完食はしたけど…。なんだか不完全燃焼な気分。
そこで、320グラムのハンバーグを追加注文してみました。
これが特製デミグラスソースハンバーグだッ!(1680円/1400kcal) ビジュアルがすでに美味。
しっかりしたステーキを食べたせいかもしれませんが、食感がフワッと溶けるようで、鮮やかに旨い!
体感時間10秒で消失。映画の上映時間が迫ってなかったら、もう一つ食べたいくらいでしたヨ (^ε^) ウッフン
その他、金曜日、無理に映画を観たせいで、土曜日の接待ゴルフを徹夜で行くハメになったり、日曜日、姉の家に家族3人で遊びに行ったりした感じ。昨日は、アシパンの「タマフル・トップ5オフ会」に行って来たんですけど、スゲー良いムード&大盛況でして。いろいろな人と仲良くなって、スムースに話せるようになったのがうれしいというか、本当に楽しかったです。次回は9/8(日)の昼間に行われるそうなのでね、興味がある人はぜひ来てみてくださいな~ (´∀`)
昨日でオフ会1周年だったそうです。
あと、書いておきたいのが、今週行くイベントの予定。8/2(金)の「福田里香×金田淳子 feat 古川耕『風立ちぬ』公開記念 スタジオジブリのメガネ男子を語る!」はチケット購入済みなんですが、それまでに仕事が終わるかどうかが超心配だったり。8/4(日)の「タワーレコード渋谷 presents 高橋芳朗 星影JUKEBOX」の公開収録の方は“ほぼ行ける見通し”なので(「原宿・夏のパンケーキ祭 ~食べたり 読んだり 喋ったり~」は時間が被るので断念…)、実際にどれだけ混むのかはわかりませんけど、当日朝10時に優先観覧券をゲット→何らかの映画を観る&食事→14時半からの公開収録を観戦する予定でございます。以上、先週はこんな感じでした。ではでは~。
2013年8月公開で観たいと思っている映画の覚え書き
※◎は「絶対観る」、○は「たぶん観る」、△は「興味ある~」って感じです。
8/3
アイアン・フィスト ◎
劇場版 仮面ライダーウィザード イン マジックランド ◎
劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック ◎
マジック・マイク ◎
ローン・レンジャー △
モスダイアリー △
トーク・トゥ・ザ・デッド △
砂をつかんで立ち上がれ △
8/10
パシフィック・リム ◎
オーガストウォーズ ◎
ワールド・ウォーZ ◎
ムービー43 ○
オゾンビ △
江ノ島プリズム △
素敵な相棒~フランクじいさんとロボットヘルパー~ △
ディアトロフ・インシデント △
8/17
エンド・オブ・ウォッチ ◎
ホワイトハウス・ダウン ◎
モーターウェイ ◎
陸軍登戸研究所 ○
タイピスト! △
スマイル、アゲイン △
スマーフ2 アイドル救出大作戦! △
ザ・タワー 超高層ビル大火災 △
8/24
リトルファイター 少女たちの光と影 ◎
ガッチャマン ◎
RETURN(ハードバージョン) ○
パニック・マーケット3D △
スター・トレック イントゥ・ダークネス △
8/31
マン・オブ・スティール ◎
悪いやつら ◎
黒いスーツを着た男 △
美輪明宏ドキュメンタリー~黒蜥蜴を探して~ △
オン・ザ・ロード △
日本の悲劇 △
この夏、絶対観るべきなのが「パシフィック・リム」ですよね。元you伊東くんが提唱していた「5回観る」は無理かもしれませんが、とりあえず字幕版と吹替版を1回ずつは足を運ぼうと思っております。一応、フィギュア
ファンが作った東宝ゴジラ風の予告編を貼っておきますね↓ クオリティ、高ぇ!
格闘アクションが大好きな僕としては、「アイアン・フィスト」も必修科目。RZA自身に強い思い入れはないけど、“鉄の拳”を装着した姿は超カッコイイし、出演者もバティスタにリック・ユーン、ダニエル・ウー、カン・リー、バイロン・マンと、僕好みの野郎どもが「オッス!オッス!ヽ(`Д´)ノ」状態なのでね(いろいろとアウトな表現)、もちろん前売り券は購入済み。封切り日は無理としても、8/4(日)の「タワーレコード渋谷 presents 高橋芳朗 星影JUKEBOX」の公開収録の前に観られればと思っているのです。
若干の不安もありますが、男なら必見の映画ではないでしょうか、たぶん。
あと、一部ではすでに評判が悪い「マン・オブ・スティール」ですけど、それなりには楽しみにしてますよ。エイミー・アダムス、大好きだしね (´∀`) エヘヘ そして、いろいろと叩かれそうというか、僕自身もすでに予告編を観て微妙な気分になっている「ガッチャマン」もね、やっぱり日本のヒーロー映画は応援したい気持ちがあるので、なんとなく観る予定でございます。「スター・トレック イントゥ・ダークネス」に関しては、まったく気にならないと言えばウソになりますが、今まで「ギャラクシー★クエスト」
「ガッチャマン」の予告編を貼っておきますね↓ 岸谷五朗さんがなぁ…。
その他、夏のライダー映画&戦隊映画は義務だし、「ウホッ!いい体 (*゚∀゚)=3ムッハー」映画も前売り券を買ってあるし、元気一杯系ゾンビ映画と「こんな警察はイヤだ!」映画も面白そうだし、ドキュメンタリーでは、「陸軍登戸研究所」と「リトルファイター 少女たちの光と影」がスゲー気になるし…。それと、シネマート六本木にて2週間限定で開催されるパン・ホーチョン監督特集もチェックしたいところです。
「リトルファイター 少女たちの光と影」の予告編↓ 娘を持つ父としては、涙腺、緩みまくりですよ… (ノω・、) カワイソウ
名画座系では、ツイッターで相互フォローさせていただいている方に教えてもらったんですけど、8/31(土)から新橋文化劇場が「キャリー」
「ザ・ワイルド刑事」という、うたかたの夢について
※今回の記事は、「ワイルド・スピード EURO MISSION」を観てない人は何が何やらだと思うので、気をつけて!
※今回の記事は、僕以外の人には心底どうでも良いのは間違いないというか、読むとかなり時間の無駄になるし、人によっては不快感を感じると思うので、気をつけて!
「ワイルド・スピード EURO MISSION」は封切り日に最速上映で観たんですが、期待以上の出来でして。特に、ユニバーサル・ピクチャーズのロゴが出てから4分44秒後、ジーナ・カラーノがロック様に「ホブス?」と声を掛けた瞬間、僕の心はときめいて、ときめいて、ときめいてーー。世の中には「あの人とあの人はベストカップルね!川o^-')b ステキ!」なんて話が溢れていて、そんなのスゲーどうでも良かったというか、いつもひねくれて星をにらんでいた僕だったけれども、自分にとっての“理想の2人”をやっと見つけて、40歳にして“人間の愛”を理解した心持ち。そこから1時間35分ほど経ったころ、夢も希望も無惨に消えたのだけれども、その余韻は今も胸に残っているのです… (´・ω・`)
僕の理想のカップル、やっと見つけました (´∀`)
それほど「EURO MISSION」に出て来たFBI特別捜査官ルーク・ホブスとその相棒ライリー・ヒックスのカップルが本当に本当に素敵だったということでね、これから“彼女が彼氏に声を掛けてからの95分間”、僕が映画を観ながら勝手に妄想したスピンオフ映画「ザ・ワイルド刑事」について、書き残しておきます。ごめんなさい、マジで読まなくても良いです。
ザ・ワイルド刑事
原題:FBI Special Agent
2013/アメリカ 上映時間90分
監督:リチャード・ドナー
脚本:シェーン・ブラック
製作総指揮:ビンス・マクマホン、ジャスティン・リン
音楽:ブライアン・タイラー
出演:ドゥエイン・“ザ・ロック”・ジョンソン、ジーナ・カラーノ、ストーン・コールド・スティーブ・オースチン、トリプルH、ゲイリー・ダニエルズ、エリック・ロバーツ
(解説)
「ワイルド・スピード EURO MISSION」の試写を観てとり乱したリチャード・ドナーが「『リーサル・ウェポン』シリーズでやり残したことがある」とユニバーサルの重役に直訴し、急遽製作が決まったスピンオフ。ロック様のツテでWWE Filmsも絡むことになり、期せずしてアクション映画ファン&プロレスファンが注目する1作に。
100点
スゲー感動いたしました。モロに“FBI特別捜査官のホブスとライリーを主人公にした「リーサル・ウェポン」”って感じで、“2人で簡単な麻薬組織を撲滅させてアジトを爆破するオープニング”の時点で、「こんな刑事映画が観たかった!ヽ(TДT)ノ」と号泣ですよ。ホブスの悪に対する妥協しない姿勢を見てニヤリと笑うライリーが相変わらずキュートすぎであり、中盤にある水着シーンでは“割れつつも太い”彼女の腹筋にハァハァする有り様なのです (´Д`;) ハァハァ
敵役に「エクスペンダブルズ」と同じくエリック・ロバーツ、ストンコ、ゲイリー・ダニエルズを配置することで(「ザ・ハンティング」
でも共演してましたな!)、「ワイルド・スピード」と「エクスペンダブルズ」のクロスオーバーを臭わせるファンサービスが憎い作りなワケですけど、まさか土壇場でストンコが“仲が悪いと思われていたライバル”のトリプルHと手を組んで、エリック・ロバーツを裏切るなんて!Σ(゚д゚;) あのどんでん返しはなかなか凝っていて、脚本のシェーン・ブラックには感心いたしました。
基本的には「ライリーの奮闘記」というか。彼女が「ホブスに自分を対等のパートナーだと認めさせる」のがテーマでして。食ってかかるライリーにホブスがいきなりビンタ→つい女性っぽい仕草をしてしまうライリー→「それがお前の限界だ」とホブスが言い放つシーンは、ライリーが可哀相で可哀相で… (ノДT) その後、自分の力を証明しようと勇み足をした彼女が敵に捕まってしまい、水責めの拷問をされるシーンもね、脳の太い血管が何本か切れるほど激怒しましたよ(かなりウソ)。
なんとなく「エクスペンダブルズ」の水責めシーンを貼っておきますね。
だがしかし! ライリーが拷問から独力で脱出して、ゲイリー・ダニエルズの足技に苦戦しつつも、腕を折る→足を折る→首を折るという「ゲーム・オブ・デス」のラストを再現するような鮮やかなコンビネーションを見せる場面は爽快すぎで、全観客がスタンディングオベーション! ホブスvsトリプルHのスレッジハンマーバトルも大味ムードが最高としか言いようがなくて。ラストの「ストンコに負けそうなホブスをライリーが助ける→ホブスがライリーを認める」という流れも感動的でしたな… ( ;∀;) イイエイガダナー 細かいところでは、裏切ったストンコとトリプルHにアメリカンな空手で立ち向かうエリック・ロバーツの姿にも胸を打たれました。
一応、「ゲーム・オブ・デス」のウェズリー・スナイプスvsゲイリー・ダニエルズを貼っておきますね↓
ザ・ワイルド刑事 リローデッド
原題:FBI Special Agents
2014/アメリカ 上映時間90分
監督:レクシー・アレクサンダー
脚本:シェーン・ブラック
製作総指揮:ビンス・マクマホン、ジャスティン・リン、マイケル・ファスベンダー
音楽:ブライアン・タイラー
出演:ドゥエイン・“ザ・ロック”・ジョンソン、ジーナ・カラーノ、マイケル・ファスベンダー、デビッド・“野獣”・バウティスタ、エヴァ・メンデス、デヴォン青木
(解説)
1作目のジーナ・カラーノが男社会で頑張る女性たちのハートをキャッチして、「タイタニック」の記録を塗り替えるほどの大ヒットを記録したので、即作られることになった続編。リチャード・ドナーが体調不良で泣く泣く降板することになり、抜擢されたのは「パニッシャー : ウォー・ゾーン」
の女性監督レクシー・アレクサンダー。「こんな素晴らしい映画に関われるのなら」とマイケル・ファスベンダーが制作費の一部を負担して参加したのも話題に。
100点
安易な邦題はどうかと思いつつも、凄まじく感動いたしました。2作目は「ホブスとライリーの恋物語」がテーマでして。ホブスに1人の女として見られたいーー。そんなライリーのいじらしさがデンプシー・ロール級に胸を打って泣きまくりなんですが、その反面、女心をまったく理解しないホブスの姿がコメディとして一級品だったりもして、さらにアクションも素晴らしいという奇跡の映画。
ホブスに「ワイルド・スピード」シリーズでお馴染みのモニカ(エヴァ・メンデス)が接近してきて、ライリーがヤキモキするんですけど、彼女の方にはマイケル・ファスベンダー演じるイケメン捜査官が近づいてくるという、ありがちな話ではありつつも! クライマックス、敵の人質になったライリーとの痴話ゲンカの末(悪人たちも呆れて、その様子を見守ってしまう感じ)、ライリーへの愛を自覚して告白するホブスの姿は「全米が泣いた!ヽ(TДT)ノ」レベルの素晴らしさ。クライマックスで敵を容赦なく皆殺し→1年後の結婚式のシーン→ライリーがホブスに妊娠を告げて終わるハッピーエンドは多幸感に溢れていて、客席のあちらこちらからスンスンスンとすすり泣きが聞こえてましたね… ( ;∀;) イイエイガダナー
少し不満を書くと、前作と比べると全体的にアクションが少なかったのが残念ではありますが、その分、クオリティが超高かったから良かったカナー (・∀・) オープニング、敵も味方も全員がバズーカ砲を撃ち合うという型破りな銃撃戦(砲撃戦?)には度肝を抜かれました。監督がゴア描写上等のレクシー・アレクサンダーになったせいか、悪の戦闘マシーン役のバティスタとデヴォン青木が繰り広げる殺戮絵巻は凄まじいものがあって、特にバティスタがミスをした部下の腕を素手で簡単にもいだ場面には戦慄しましたよ。
そんな彼らと戦うホブスとライリーも当然ながら素晴らしくて、日本刀で襲ってくるデヴォン青木にライリーが鉄パイプで対抗する場面は、「あ、この人、棒術もできるんだ」と感心。「エージェント・マロリー」でも戦ったファスベンダー(実は裏切り者だった!)とのタイマンもグレードアップしてましたが、前と同様に三角絞めで落とされるシーンはスゲー羨ましかったです… (´Д`;) ハァハァ そして、ホブスvsバティスタの重量級同士のタイマンは田園コロシアムのスタン・ハンセンvsアンドレ・ザ・ジャイアント級のド迫力であり、「IMAXで観て良かった… (ノ∀T)」とつくづく思ったり。
「エージェント・マロリー」でジーナ・カラーノの三角絞めを食らうファスベンダー。(一部の)男の夢、ですな…。
ザ・ワイルド刑事 ライジング
原題:FBI Special Agents:TOKYO BATTLE
2015/アメリカ 上映時間90分
監督:レクシー・アレクサンダー
脚本:シェーン・ブラック
製作総指揮:ビンス・マクマホン、ジャスティン・リン
音楽:ブライアン・タイラー
出演:ドゥエイン・“ザ・ロック”・ジョンソン、ジーナ・カラーノ、真田広之、ヴィッキー・チャオ、ケイリー=ヒロユキ・タガワ、ケビン・ナッシュ、澤田拳也、サン・カン、ドルフ・ラングレン
(解説)
ジーナ・カラーノが恋と仕事に頑張る女性たちの共感を呼んで、「アバター」以上の興行収入を記録した2作目の流れを受けて作られたシリーズ3作目。監督は前作に引き続き、レクシー・アレクサンダー。日本が舞台ということで注目を集めつつ、「47RONIN」に続く真田広之とケイリー=ヒロユキ・タガワという“2人のヒロユキ”の共演も話題に。
100点
なんでも「ライジング」を付ければいいと思っている邦題にゲンナリしつつも(「日出づる国」とかけているんでしょうけど)、死ぬほど感動いたしました。今回の敵はヤクザの親子(真田広之とケイリー=ヒロユキ・タガワ)なんですけど、「前作のデヴォン青木は、実は真田広之の部下だった!Σ(゚д゚;)」なんて流れが、ジャスティン・リンっぽくて良い感じ (o^-')b ナイス!
というか、“日本通のケナー刑事”としてドルフ・ラングレンが出てくるんですけど、そのネーミングでわかるように、モロに「リトルトウキョー殺人課」を意識していて。「取調室で1人にしたら自ら首を折って死ぬヤクザ」が出て来たのはスゲーうれしかったし、一触即発のFBIとヤクザたちの間に入ったケナー刑事が「コンナトコロデ戦ウノハ、イクナイ! (・A・)」とカタコトの日本語で説得するシーンもマジ素敵でしたよ。あと、劇中で真田広之さんが「ヤクザはお前たちの先祖が羊飼いの頃から東洋では悪の貴族だ」とクールに言い放つ場面を観た時は、レクシー・アレクサンダー監督は本当に「パニッシャー」が好きなんだなぁと思ったり。
「リトルトウキョー殺人課」のヤクザの自害シーンを貼っておきますね。
今作のテーマは「家族を守れるか」問題。現実では1年しか経ってませんけど、劇中では6年が経過していて、ホブスとライリーの間には息子がいるんですが…。戦闘力を高くするために毎日格闘トレーニングを強要させるホブスと、息子の好きにさせてあげたいライリーが対立しまくりまして(息子の性格は内向的で、学校では少しイジメられてるムード)。そんな時、ヤクザ組織の捜査のために2人が日本に行くと、息子が敵にさらわれてしまって、ホブスたちは収監されているヤクザの親分ケイリー=ヒロユキ・タガワを脱獄させるハメになるんですね。
で、「2人の事情を薄々察したケナー刑事」や「戦闘力と運転能力がやたらと高い謎の覆面ホームレス(実は「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」で死んだと思われていたハン(サン・カン)で、覆面は酷い火傷の痕を隠すため)」などの助けを借りて、敵のアジトに突入→大暴れという、誰もが大好物の展開に。「ライリーとヴィッキー・チャオ演じる“チャイニーズマフィアから応援に来た暗殺者”との武器バトル」から始まって、「ドルフ・ラングレンvsケイリー=ヒロユキ・タガワの3度目の対決」、「ハンvs組織のナンバー2役の澤田拳也さん」、「ホブスとケビン・ナッシュの日本家屋を全壊させる殴り合い」など、シリーズで一番見どころが多かったです。
覆面を被ったハンは「魁!!男塾」の翔霍的なイメージ。
ちなみにドルフ・ラングレンとケイリー=ヒロユキ・タガワは「リトルトウキョー殺人課」と「ブラック・ソルジャー」
の2回、戦っております。
素晴らしかったのがクライマックス。母の愛に心を打たれて改心したヴィッキー・チャオの助けもあって、ライリーは何とか息子を救出するも、敵の集団に囲まれてしまうんです…がしかし! 「D&D 完全黙秘」のジェット・リー&シー・ミャオのように、実はホブスに鍛えられてメチャメチャ強くなってた息子を武器として使用→敵を全員倒しちゃうんです! 勇気を振り絞って己を武器として使うことを提案する息子と、それを承諾するライリーの切ない表情、「子どもが武器になる」という発想のユニークさなどが入り混じって、非常に心に残るアクションシーンになってましたな…(しみじみ)
「D&D 完全黙秘」での“シー・ミャオを武器として使うジェット・リー”のGIFを貼っておきますね。
そしてラストは、高層ビルの屋上でのホブスvs真田広之さん!(以下、広之) 広之はヤクザの当主にだけ伝えられるという“龍の殺人術”の使い手なんですけど、レクシー・アレクサンダー監督は広之の攻撃にだけ“X-rayバイオレンス”を導入することでそれを表現。「襲い来る捜査官の首を殴る→頸椎が簡単にクラッシュするレントゲン映像が挿入される」といった風に、広之が凄まじい戦闘力を持つように見せることに成功していて、観客的には「さすがのホブスも敵わないよぅ… (´Д`;) アアン」という気持ちになっているんです。
なんとなく「レッドイーグル」の頸椎損傷画像を貼っておきますね。
実際にタイマンが始まってみれば、猛牛のようなホブスの攻撃をマタドールのようにかわしながら、格闘技術で圧倒していく姿はまさにベスト広之。結果、ホブスは両膝を砕かれてしまい、動けなくなってしまって…。しかもタイミング悪く、そこにライリーと息子が駆けつけちゃうんです。広之ったら、ライリーに近づくとアッサリ胸骨を破壊して、彼女は昏倒。2人に「息子が死ぬのを無力に眺めているがいい! (`∀´) フハハハハハハ」なんて邪悪な高笑いをした瞬間! ホブスが激怒→砕けた膝を怒りで膨張した筋肉がカバーするレントゲン描写→広之めがけて弾丸のように突進!→高層ビルの屋上からの暗黒流れ星!ヽ(`Д´)ノ 妻と子が急いで下りてみれば、路駐の車がたまたまクッションになってくれたおかげで、広之は即死してるものの、ホブスは何とか生きてまして。ホブスが軽い冗談を言うと、みんなが泣き笑いであり、観客は涙でスクリーンが見えない状態でしたよ (ノДT) ヨカッタネー
一応、「炎の転校生」の伝説の技“暗黒流れ星”を貼っておきますね。
エピローグは、ホブス家の朝。息子がスクールバスに乗るのを見届けて、2人は出勤しましてね。今回の事件で一回り成長した息子が、イジメッ子が近づいてきても怯えずにアッサリ対処する中、FBIに出勤したホブスとライリーが「今日も事件現場に向かうぜ!ヽ(`Д´)人(`Д´し」って感じになって、エンドクレジットに突入。過去の名場面が良い感じに散りばめられていて…。今、思い出すだけでも涙が止まらないというか、本当に素晴らしいシリーズでしたね… ( ;∀;) イイエイガダナー
って、どうでも良い妄想を長々と書いて来ましたが、僕以外でここまで読んだ人はいるんでしょうか…。まぁ、正直に書くと、実際に映画を観てた時は、さすがにここまで詳しい妄想はしてなかったです (ノ∀`) エヘヘ ただ、本当にね、あのツーショットを目の当たりにした瞬間、「これは絶対スピンオフを作るだろ! (*゚∀゚)=3 ムッハー!」と超興奮したし、「ああなったらいいなぁ (´∀`)」「そうだったらいいのにな (´∀`)」と、“2人のこれから”を夢見てしまったから、あの終盤の展開が心底残念で… ('A`) シニタイ なんて言うんだろう、ある夏の日、砂浜でたまたま出会った女の子に一目惚れして、激しい恋をしたのに、その翌日、彼女が泡となって消えてしまったような…。脳内ではなんとなくこの歌が流れたりしたのです。
THE YELLOW MONKEYの「追憶のマーメイド」を貼っておきますね↓
夏の夜に見た95分間の儚い夢。さようなら、僕の妄想、さようなら、僕の夏ーー。
fin.
ワイルド・スピード EURO MISSION(IMAX・字幕版、他)(ネタバレ)
ワイルド・スピード EURO MISSION(IMAX・字幕版、他)
原題:FAST & FURIOUS 6
2013/アメリカ 上映時間130分
監督・製作総指揮:ジャスティン・リン
製作:ニール・H・モリッツ、ヴィン・ディーゼル、クレイトン・タウンゼント
製作総指揮:アマンダ・ルイス、サマンサ・ヴィンセント、クリス・モーガン
キャラクター創造:ゲイリー・スコット・トンプソン
脚本:クリス・モーガン
撮影:スティーヴン・F・ウィンドン
プロダクションデザイン:ヤン・ロールフス
衣装デザイン:サーニャ・ミルコヴィッチ・ヘイズ
編集:クリスチャン・ワグナー、ケリー・マツモト
音楽:ルーカス・ビダル
出演:ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー、ドウェイン・ジョンソン、ミシェル・ロドリゲス、ジョーダナ・ブリュースター、タイリース・ギブソン、クリス・“リュダクリス”・ブリッジス テズ、サン・カン、ガル・ギャドット、ルーク・エヴァンス、ジーナ・カラーノ、ジョン・オーティス、シェー・ウィガム、エルサ・パタキ、デヴィッド・アヤラ、キム・コルド、トゥーレ・リントハート、ジョー・タスリム
パンフレット:★★★★(700円/読み物だけじゃなく、車図鑑とか載ってるのが良し)
(あらすじ)
リオの犯罪王から大金を強奪し、逃亡生活を送っていたドミニク(ヴィン・ディーゼル)の前に、FBI特別捜査官ホブス(ドウェイン・ジョンソン a.k.a.ロック様)が現れ、高度な運転技術を用いて世界各国で犯罪を繰り返す巨大組織を壊滅させるため、ドミニクとそのチームに協力を要請。ドミニクは、死んだはずの元恋人レティ(ミシェル・ロドリゲス)が、その組織を率いる元エリート軍人のショウ(ルーク・エヴァンス)に協力していると聞かされ、その真偽を確かめるためにもホブスの依頼を引き受ける。相棒のブライアン(ポール・ウォーカー)ら仲間のドライバーたちを招集し、ショウ一味を追跡するドミニクだったが……。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
93点
※今回の記事は、非常に面倒くさい文章が書かれており、ダラダラと長いので、気をつけて!
※今回の記事は、「エクスペンダブルズ2」や「アンストッパブル」
、「バトルシップ」
のネタバレにも触れているので気をつけて!
新宿バルト9の最速上映で「字幕版」を観てから、ユナイテッド・シネマとしまえんで「IMAX・字幕版」を観て、TOHOシネマズ上大岡で「字幕版」を観て来ました。「さっさと続きを観せろ!ヽ(`Д´)ノ」と思いましたよ。
1回目。ダイエット中なのに、ついキャラメルポップコーン+ベジポテトを購入…。でも、飲み物はコカコーラゼロだぜ!
入場者特典として、ゴールデンボンバーとコラボした痛車ステッカーをもらいました。
2回目を観たのはとしまえん。「G.I.ジョー」の時と同じ場所に大型看板がドーン!
またもやぜいたくイチゴミックスポップコーンを買っちゃったけど、飲み物はペプシネックスだから勘弁してください…。
3回目はTOHOシネマズ上大岡。このミニカー付きポップコーンを買おうと思ったら、売り切れてました ヘ(゚∀゚*)ノ ザンネーン!
まず、あらすじを超適当に書いておくと、ホブスに頼まれたドム御一行が“悪の元軍人”ショウを追って、いろいろと調べてみたら、「4作目の事件でレティは記憶喪失になってて、ショウの手先として働いていた!∑(゚Д゚)」「4作目のラスボス・ブラガ(ジョン・オーティス)のバックにはショウがいた!∑(゚Д゚)」などの
後付け感バリバリの事実が発覚。“世界平和を揺るがすスゴい装置”を作るため、戦車を奪おうとしたショウの計画を阻止したりしてたら、ドムの妹=ブライアンの奧さんのミア(ジョーダナ・ブリュースター)が人質にとられたり、レティが味方になったり、ホブスの相棒ライリー(ジーナ・カラーノ)が裏切り者だったりしましてね。
「レティは直接射殺されず、車が爆破された→その衝撃で記憶喪失になった」そうです。
最終的には、飛行機で逃げようとするショウたちと、驚くほど長い滑走路でチェイス開始。中に乗り込んで肉弾戦をしたり、ジゼル(ガル・ガドット)が犠牲になったりしながらも、悪党を退治することに成功して、最後は死んだ仲間の冥福を祈りながら打ち上げ→「劇中のカーアクションは危険なので絶対に真似しないでください」なんてテロップが出て終了ーーと思いきや! 3作目のハン(サン・カン)が死ぬ場面が流れるんですが、なんとショウの兄(ジェイソン・ステイサム)が殺していたことが判明して、映画は終わってました。
最後、3作目のこのシーンにジェイソン・ステイサムが加えられていたのはビックリしましたよ。
現在、3回観ていて、せめてもう一度くらいは映画館に足を運びたい僕ですよ。基本的には大好きな映画ということで、とりあえず良かったところを中心に感想を個条書きで残しておきますね↓
<ロック様が最高だった!ヽ(`Д´)ノ カコイイ!>
鍛えた肉体にアンダーアーマー。これが男の正装なのです。
数ある出演作の中でも、今回のロック様はズバ抜けたカッコ良さ。被疑者を尋問する際、何の躊躇いもなく暴力を振るい、「オレには権利がある!」と言われれば、「今日はない」とキッパリ断言して暴力行為を続行したりと、5作目の時と比べても過剰に男らしくなっているんです。決断力も素晴らしくて、終盤、ミアが人質になったことが発覚した場面で、「1人のために世界を危険な目に遭わせられるか」的なことを軍人が言った次の瞬間には、そいつに銃を向けてショウの要求をスムースに飲ませたりと、その早さには舌を巻きましたよ。
そもそも衣裳がアンダーアーマーというのが大正解で、久しぶりに“真の肉体派俳優”を目撃した気分。今どき、イヤな奴に力強く握手するだけのシーンで、あれだけ観客を魅了できる肉体を持つ男がいるのかと。ショウの車が下の道路を通れば、8メートル近く上からでも迷わずダイブ→振り落とされても直後に銃を抜いて撃てるほど頑丈だったのは爆笑しましたけど、あの肉体にはそれだけの説得力があるというか、「モビルスーツが人間になるとこんな感じでは?」と思うほど。まぁ、イヤミなディーラーに仕返しをするくだりはそんなに必要と思えませんでしたが、終盤の巨漢クラウス(キム・コルド)とのバトルもド迫力だったし、“サモアの怪力”の出番は基本的にどれも100点でしたね~。
この“車から落ちたダメージを意に介さない射撃シーン”は最高のひと言。
フルアーマー・ガンダムを擬人化した…というのは言い過ぎでしょうか。
ラスト、敵の巨漢クラウスをドムとのダブル・インパクトで倒すシーン、見事すぎて失禁するかと思いました(大げさな文章)。
<ジーナ・カラーノが最高だった!ヽ(`Д´)ノ ダイテ!>
現在、彼女に夢中なのです (´Д`;) ハァハァ
昨年、「エージェント・マロリー」を観て以来、ずっとジーナ・カラーノに恋してるーー。今の僕はそう言っても過言ではない状態だったりします。あの可愛らしさ、あのムッチリ具合、あの身体能力の高さ、どれをとっても僕好みであり、気が付くと仕事中なのに「gina carano」で画像検索してるほど。だから、ユニバーサル・ピクチャーズのロゴが出てから4分44秒後、彼女がスクリーンに出て来た瞬間、心の中に流れたのは「Can't take my eyes off you」の爽やかなイントロだったりして、「久しぶりだね (〃∇〃)」と画面に向かって囁いたりもしたのです(どうかしてる文章)。
というワケで、Boys Town Gangの「Can't take my eyes off you」を貼っておきますね↓
何が素晴らしいって、最初のミシェル・ロドリゲス戦で見せる佇まい&アクション。あのジーナ・カラーノとミシェル・ロドリゲスが戦うというだけでも胸がときめくのに、格闘家vs街の不良というファイトスタイルの違いを見せるのも面白いし、本当に見応えがありましたよ。
最初のタイマンでのジーナ・カラーノは、少しふっくらした志穂美悦子さんのようなビジュアルが素敵 (´∀`) アイシテル
そして、手錠を手に持って戦闘態勢を作るミシェル・ロドリゲスもさすがの貫禄!
あと、ジゼルと組んだ情報収集シーンも良かったなぁ。「結局、実力行使」というオチを考えると、別に女性陣が実行する必要はなかった気がしますが、胸が開いている服を着るサービス精神といい、あの制圧振りといい、夢のようでね…(遠い目)。唐突に性癖を書くと、僕はあくまで“ストッキングを履いた柔らかい足で踏まれたい”派であって、硬いヒザで顔を制圧されるのはまったく趣味じゃないんですけど(苦笑)、あの抑えられた左手が彼女の胸に当たっていることを想像するだけで…って、この文章で多くの女性読者を失った気がします (´・ω・`)
ハッキリ言って、ジーナ・カラーノにこうしてもらえるなら、5万円払います(リアルな数字)。
<ホブスとライリーのコンビが最高だった!(o^-')b イイネ!>
僕的には理想の2人でした…。
前述したように、僕はジーナ・カラーノが大好きなのでね、他の男に渡したくない気持ちだってありますけれども、彼女が登場してすぐにロック様演じるホブスと合流した途端、「理想のカップルがここにいた!∑(゚Д゚)」と、安い敵対意識は吹っ飛びまして。何がイイって、ホブスが過剰な男らしさを発揮するたび、ライリーがスゲー可愛い顔でニコニコするの。そんな幸せそうな彼女を観ていると、僕もうれしくなってきてね。2人が出会ってから95分経つまでは、「この2人を主役にしたスピンオフ映画が作られるといいなぁ (´∀`) ウフフ」と妄想を膨らませまくってました。本当にね、この2人を観ているだけで楽しかったのですーー (ノД`)
ホブスと一緒にいるライリーを観て、僕はスピードワゴンのような心境でしたよ。
<ハンとジゼルの悲しい運命に泣けた… (ノω・、) カワイソウ>
この2人の死は悲しかったですな…。
ハンとジゼルは、「設定上、未来の話である3作目で“ハンの死”が確定している」だけに、死ぬ運命は避けられなかったワケですが、ジャスティン・リン監督ったら「ハンが結婚したがっているけど、ジゼルはそうでもない→狙撃されるシーンでハンがジゼルを助ける→戦車とのチェイスシーンで、またハンがジゼルを助ける→ジゼルも『結婚してもいいカナー (・∀・し』気分に→最後の飛行機チェイスで、ジゼルが自己犠牲でハンを助ける!」なんて感じで、2人のドラマを丁寧に描くから、感情移入させられまくりというか。ジゼルが闇に消えた時は涙が止まりませんでした… (ノДT) アンマリダー つーか、飛行機チェイスの時にハンたちと戦うのが、ちゃんと“序盤で2人を狙撃してきた奴”だったりするのも、気が利いてると思いましたね。
<ジャスティン・リン監督のキャラを大事にする姿勢に感心した!ヘ(゚∀゚*)ノ エライ!>
つーか、ジャスティン・リン監督の何が素晴らしいって、主役であるドムの出番が多めなのは当たり前としても、他のキャラたちも光るように気を遣ってるんですよね。例えば、ブライアンとか、一応、ドムと同格のキャラではあるからさ、わざわざ「アメリカに行ってブラガから情報を聞く(戦闘シーンもアリ)」という場面を入れるワケですよ(お話的には別になくても良いと思う)。それ以外にも「窮地に陥ったローマンを救うのは関係性が強いブライアン」とか、細部を大事にする姿勢にはかなり好感が持てました。
「誰が誰を助ける」とか、そういうのって、意外と大事だと思います。
あと、ラストの打ち上げシーン。僕が少し「アンストッパブル」や「バトルシップ」
に違和感を感じてしまうのは、打ち上げで故人のことを忘れすぎというか、そうなると「人が死んでんねんで!ヽ(`Д´)ノ」って思っちゃうところがあって。僕的には「エクスペンダブルズ2」
の「ビリーに!( `Д´)ノ且且ヽ(`Д´ )」と献杯する打ち上げが好みでして。で、今回の「EURO MISSION」がどうなのかと言うと、“食前の祈りの言葉を言うのがローマン(タイリース・ギブソン)”という人選から気が利いてる上に、「失った友を永遠に心に止め…」って亡くなった人にちゃんと触れるから、スゲー泣けるというね… (ノДT) ジゼル...
<ジャスティン・リン監督のサービス精神に感心した!ヘ(゚∀゚*)ノ ヨクヤッタ!>
ハッキリ言って物語自体はおかしいですよ。シリーズを重ねるごとに能力が凄まじくアップデートされる主人公たちを筆頭に、ホブスだってFBIのくせになんで他国で好き勝手に行動できるのかよくわからないし(初登場の5作目ではまだ理由があった)、ショウの適当すぎる作戦を見てると「別にドムたちの力を借りなくても逮捕できるんじゃね?」って気がしちゃうじゃないですか(特に戦車を盗むくだりとか、どうやって逃げるつもりだったの?)。刑務所でブラガが「消される男だ。いいだろう」って丁寧に種明かしをしてくれるくだりとか、さすがに「今の時代にどうだろう… (・ω・;) ウーム」と思ったし、飛行機で逃げるショウ一味を追うのがドムたちだけなのもおかしいし、大体、全員がワイヤーを発射する装置を持っていたのもよくわからないし…。
とは言いつつも、キャラクターが魅力的であり、さらにアクションは勢い&迫力があって素晴らしいということでね、無理が通って道理は引っ込むワケですよ。車をはね飛ばすフリップ・カーの登場から始まって、戦車は出てくるわ、武侠映画でもないのに人間は飛びまくるわ、飛行機とチェイスした挙げ句、炎上する飛行機から出て来ちゃうわ…(予告編で見せたのはダメだと思うけど)。やりすぎにも程があって、全編、「バカじゃないの (´∀`)」と頬が緩みっぱなしなんですよネ(飛行機の場面だけ、画面が暗くて何をやっているのかわからないところがあったのは残念でしたが)。
“車をはね飛ばす車”フリップ・カー。劇中でパトカーを飛ばすシーンはCGじゃないんだって!
とうとう戦車も登場。こういう発想には心底感心いたします。
そして人間も飛びまくり! 人が生身のまま飛ぶ時代、意外と近いのかもしれませんな…(適当な文章)。
もちろんシリーズ恒例のカーチェイスだって用意されてたし(スターターはリタ・オラという歌手だとか)、肉弾アクションだって大量に盛り込まれていたしね。あの「ザ・レイド」でジャカ巡査部長を好演したプロの柔道家ジョー・タスリムvsハン&ローマンのバトルとか、最高でしたよ(その後、あまり目立たなかったのは残念でしたが)。アクション以外でも、わざわざ4作目
の登場人物であるスタジアック捜査官(シェー・ウィガム)を出して鼻を折らせたりするのって、偉いなぁと(オープニングにその場面を入れてるのも優しい作り)。そして、何よりも映画の最後にジェイソン・ステイサムが出てくるなんて極上のサービスとしか言いようがなくて、ジャスティン・リン監督、超信用できる男だと思いました。
ジョー・タスリムのナイスなドロップキックのGIFを貼っておきますね。
ということでね、基本的には大好きな映画なんですが、1点だけ、どうしても許せなかったのが、ジーナ・カラーノ演じるライリーが裏切り者だったこと (´・ω・`) ショウが「ついてくるか?」なんて言った時、僕はすっかり「レティが行くワケねーだろ ( ゚д゚) クズガ!」と思っていたから、ショックすぎて口がアングリ状態になって、「漂流教室」ライクに大量の砂を吐くかと思いましたよ。例えるなら、忌野清志郎 Feat. RHYMESTERの「雨上がりの夜空に 35」を聴いて、「キングとキングのドッキング!ヘ(゚∀゚*)ノ ホエホエ!」なんて浮かれてたら、「最後にRHYMESTERが裏切った!Σ(゚д゚;) ナニィ!」みたいな?(よくわからない例え)
とりあえず貼っておきますね↓
いや、確かに最初から警察内部の情報が漏れてたけどさ、これじゃスピンオフ作品、作れないじゃない… ('A`) ガッカリ もうね、「そうよ、2人が腕を組んで祭壇に上がる夢を見ていた私を!ヽ(TДT)ノ ナゼナノ?」と、スゲー納得できなかったし、この瞬間だって納得できない…。全然納得できないんですYO!ヽ(TДT)ノ ウワァァァァン!
って、ダラダラと愚かな感想を垂れ流しましたけど、基本的には大好きな映画だったし、続きがスゲー観たいのです。そして、出来るなら、ライリーが生きていて、改心してホブスとまたタッグを組んでくれる…。そんな夢を今も見ているのです… (ノω・、) オシマイ
景気が良さそうなサントラを貼っておきますね。
ワイルド・スピード EURO MISSION オリジナル・サウンドトラック
「ハートブルー」なシリーズ1作目。僕の感想はこんな感じ。
ワイルド・スピード [Blu-ray]
ヴィン・ディーゼルが降りて、先行きが怪しくなった2作目。僕の感想はこんな感じ。
ワイルド・スピード×2 [Blu-ray]
「これで終わりだろうな~」感が漂う3作目。僕の感想はこんな感じ。
ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT [Blu-ray]
「ところがどっこい!ヘ(゚∀゚*)ノ」の4作目。僕の感想はこんな感じ。
ワイルド・スピードMAX [Blu-ray]
「ロック様、キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!」の5作目。僕の感想はこんな感じ。
ワイルド・スピード MEGA MAX [Blu-ray]
スティーブン・ソダーバーグ監督×ジーナ・カラーノ主演作。僕の感想はこんな感じ。
エージェント・マロリー [Blu-ray]
ポール・ウォーカー主演作。感想はいずれ…な(ハンっぽい感じで)。
逃走車 [Blu-ray]
7作目を監督する予定のジェームズ・ワンの監督作。ケビン・ベーコンが超カッコイイ!
狼の死刑宣告 [DVD]
なんかバッタモンっぽい邦題の作品も貼っておきますね。
スピードMAX WILD MISSION [DVD]
2013年7月に観たDVDの覚え書き
※今回の記事は、「逃走車」、「お嬢さん乾杯!」
、「ゴースト・フライト407便」
、「エスケープ 暗黒の狩人と逃亡者」
、「ヘンゼル&グレーテル」
の“ネタバレ全開の感想”を書いているので、気をつけて!
本当なら木曜日は更新しない予定なんですが、毎月第1木曜日は「先月に観たDVDの覚え書き」をアップすることになっているので、とりあえず感想をアッサリめに残しておきますね↓
<1本目>
逃走車
逃走車 [Blu-ray]
(あらすじ)
アメリカ人のマイケル(ポール・ウォーカー)は、最愛の別れた妻を追って世界一危険な都市といわれる南アフリカ共和国・ヨハネスブルグへと辿り着く。セダンを予約したはずが、手配されたレンタカーはさえないミニバン。だが地図を片手に先を急ぐマイケルは、その車内から携帯電話と拳銃を発見。不審に思った矢先、その携帯に刑事を名乗る男から電話がかかってくる。おとり捜査中の手違いで配車を間違えたので、すぐに交換してほしいという。戸惑いながらも指定された場所に向かうマイケルだったが、その途中、車が泥道にはまった振動で後部座席から縛られた女が転がり出る。彼女は、自分がある重大事件の証人だと話すのだった。そんな中、突如車が襲撃され、混乱しながらヨハネスブルグを爆走するマイケル。知らず知らずのうちに事件に巻き込まれ、警察に追われながら見知らぬ土地を逃げ回るマイケルは次第に追い詰められていく……。(以上、Movie Walkerより)
予告編がなかったので、適当な動画を貼っておきますね↓
50点
「ワイルド・スピード」シリーズで頑張っているということで、僕の中にポール・ウォーカーを応援したい気持ちはあって。劇場公開している時に観に行こうと思ったんですけど、タイミングが合わなくてスルーしちゃってたんですよね…。で、レンタルが始まったので、即座に借りたんですが、劇場で観なくて良かったです (ノ∀`) アブナイアブナイ
「カメラが車内から出ない」という試みはユニークだし、巻き込まれ型サスペンスとして、お話自体も面白いと思うんですけど、何か映画のテンポが悪いというか、平坦というか。カーアクションもそんなにスゴくはなかったし。観た時の体調があまり良くなかったのもあるとは思うんですけど、全然乗れなかったんですよね…。ただ、「検事の証言をテレビで放送させることで、主人公は死につつも勝った!ヽ(`Д´)ノ」というオチは嫌いじゃないです。
<2本目>
お嬢さん乾杯!
木下惠介生誕100年 「お嬢さん乾杯」 [DVD]
(あらすじ)
自動車の修理業をやっている圭三の所へ得意先の佐藤専務が縁談を持ち込んだ。相手は池田泰子という華族の令嬢だが、提灯に釣り鐘だと圭三は問題にしないが、熱心な佐藤に口説かれてとにかく見合いという事になった。さて見合いをしてみると泰子は予想した高慢なお嬢さんでなく圭三はすっかり好きになった。佐藤から結婚承諾の返事を聞いた圭三はものすごい上機嫌。新調の服、新しい靴、派手なネクタイをしめて池田家を訪問した。圭三は泰子の家族の人達に紹介された。皆善い人達ばかりである。だが家族の中で一人だけかけているのは泰子の父の浩平である。浩平は詐欺事件の側杖で刑務所に送られていた。そして池田邸も百万円の抵当に入ってその期間はあと三月だと佐藤から聞いた圭三は金の為の結婚であったかと失望するが、泰子へ対する愛情は深まった。圭三は泰子と帝劇へバレエ見物に出かけ、初めて見る世界に感涙する。その帰途に立ち寄った拳闘試合では泰子も昂奮するのだった。泰子の誕生日を祝って圭三はピアノを泰子に贈った。泰子の弾くショパンの曲が良いのか悪いのか判らない圭三はガラガラ声を張り上げて故郷の民謡を歌った。圭三と泰子は刑務所に父を尋ねた。父の口から「金の為の結婚はするな」と忠告されて泰子の心は重い。そぐわない雰囲気のまま別れた圭三は自分と泰子は違う世界の人らしいと感じた。圭三はその翌日泰子に心の中を打ち明けてくれと頼む。その返事は愛情のない結婚に悩む泰子の姿であった。泰子は結婚すれば愛することも出来ようと考え、圭三に自分のわがままをわびた。披露宴の日。圭三は泰子の祖父達の口から、満州からの引き上げ後死亡した泰子のかつて婚約者の話を聞いて何か惨めな気持ちがわいてくる。圭三は泰子に手紙を残して帰った。田舎へ行くという圭三。泰子は、圭三の弟五郎の運転で圭三を追うのであった。(以上、Movie Walkerより)
予告編が見当たらなかったので、「木下惠介生誕100年記念映像」を貼っておきますね↓
80点
「今年6月、原恵一監督の『はじまりのみち』を観て超感動→『これは木下恵介監督作を観なければ!(;`Δ´) ヌゥ』と、原監督がオススメしていた『永遠の人』を観たらまた超感動」なんてことがありましてね。先月は加瀬亮さんのイチオシである「お嬢さん乾杯!」
を観てみました。さわやかな映画でしたよ… (ノ∀T) ヨカッタワー
1949年の映画ということで、さすがに登場人物たちの考え方が真面目すぎではあって。現代人の感覚で「SEXしても友達。それが二人のハッピールール?」なんてことを言ったら、激怒した佐野周二が「アダム・チャップリン」ライクに肉塊になるまで殴ってくるような世界観なんですけど(不要な文章)、基本的には現代にも通ずる「欲しいのは君の気持ちなんだ!ヽ(´Д`;)ノアアン」って話でしてね。スゲー上品なコメディというか、役者さんたちにも品があるし、なんか非常に良い気分に浸れました。最後の「惚れております」という一言には凄まじくグッときたし、会いに行くところで終わるのも良い余韻が残ってね…。木下監督、やっぱり天才なんだなぁと思ったし、オススメしてくれた加瀬亮さんにも感謝ですな~ (´∀`) ホクホク
<3本目>
ゴースト・フライト407便
ゴースト・フライト407便 [DVD]
(あらすじ)
10年前。新人キャビン・アテンダントとして夜間飛行の乗務に就いたスニー(マーシャ・ワタナパーニット)。だが、その飛行機は事故に遭って墜落してしまう。1人だけ奇跡的に助かったスニーだったが、事故のショックで精神病院に入院することに。そして現在。やっと社会復帰できるようになったスニーは何とか復職し、バンコクからプーケットに向けて出発したサンセット航空407便に乗務する。個性的な老若男女の乗客たちを乗せたそのフライトは、いつもと変わらない穏やかなものになるはずだった。だが、彼らが乗り込んだのは、10年前に墜落したはずのあの飛行機。離陸後、そのことに気付いたスニーは喜びから一転、恐怖に突き落とされながらも、10年前の事故で何が起きたのかを思い出す。やがて、地上3万フィートの上空で恐ろしい怪奇現象に見舞われる機内。次々と怪死を遂げてゆく乗客たち。果たして407便は何者かに呪われているのか……?逃げ場のない密室空間で、極限状態に追い込まれた乗員乗客たちは無事に地上に戻ることはできるのだろうか……?(以上、Movie Walkerより)
予告編はこんな感じ↓
30点
タイ発のホラー映画なんですが、なんとなく気になるし、「シネマート系列で公開されていた→サービスデーを利用すれば1000円で観られる!」ということで、公開中、観に行こうと思っていたんですけど、機会を逃しちゃって。で、先日、横浜の親友夫婦の家に泊まりに行った時、3人で観ようと思って借りたんですけどね、微妙でした… ('A`)
舞台設定、脚本、恐怖演出、美術などなど、この映画が驚くほどグダグダなのは誰が観ても明らかではないでしょうか。ただ、そのノリがツボに入るかどうかがポイントで、人によっては「バカバカしくて愉快!ヘ(゚∀゚*)ノ」なんて感想になったりすると思うんですが、その日の僕&親友夫婦には合わなかった感じ。飛行機に大量の幽霊がベッタリとくっついているシーンや、最後の「主人公のCAが実はすでに死んでた!Σ(゚д゚;)」ってオチは好きなんですけどね…。オススメはしません。
<4本目>
エスケープ 暗黒の狩人と逃亡者
エスケープ 暗黒の狩人と逃亡者 [DVD]
(あらすじ)
黒死病<ペスト>が蔓延してから10年。無法地帯と化した村を捨て、希望を見出そうと旅に出た貧しい一家。しかし、一家はその道中で盗賊団に襲われ、唯一生き残った長女シグネも捕らわれの身となってしまう。そんな彼女に同情した、盗賊団の幼き少女。彼女はシグネを逃がそうと手足のロープを切るが、その物音に目覚めた盗賊の一人に見つかってしまう…。共に協力し、逃げるしか道のなくなった2人の少女。唯一の武器は、盗賊から奪った弓矢だけ。厳しく広大な自然の中、2人は背後から降り注ぐ盗賊の弓をかいくぐり、無事に逃げ延びることができるのか…。(以上、amazonより)
予告編はこんな感じ↓
83点
先日、ツイッターで相互フォローさせていただいている方からオススメされまして。ジャケ写だけ見て、「おっ、弓映画か (・∀・)」と好感を持ちましてね。いそいそとレンタルしてみたら、予想以上に良かったです (o^-')b ヤッタネ!
なんて言うんですかね、話はシンプルだし、登場人物は少ないし、派手なアクションがあるワケでもないし、映画自体は結構地味なんですよ。ただ、その無惨な世界観は好みだし、撮影も良い感じだし、主人公の少女や盗賊たちのキャラクターが魅力的だったから、スムースに引き込まれたというか。「ヴァルハラ・ライジング」っぽい世界を舞台にした“少女版「ザ・ロード」
(若干、「アポカリプト」
風味)”って印象。一応、オチを書いておくと、主人公が盗賊を皆殺しにして、盗賊の幼い娘と「これから2人で頑張ろうねー 川´・ω・)(・ω・`し ネ-」って感じで終わってましたよ(雑すぎる文章)。
終盤、主人公の少女があまりにも強くなりすぎ(というか、盗賊の戦闘力が低すぎ)な感はあるんですけど、その直前、恩人の死を噛み締めて覚醒するシーンがグッとくるのでね(地味だけど)、僕的には全然OK。ローアル・ユートハウグ監督の「コールドプレイ」や「レジェンド・オブ・シルバー 借りぐらしの妖精」
も気になっちゃいましたね~。まぁ、期待しすぎるとアレかもしれませんが、非常に良い映画でしたよ。教えてくれた方、本当にありがとうございました m(_ _ )m
<5本目>
ヘンゼル&グレーテル
【Amazon.co.jp限定】ヘンゼル&グレーテル 3D&2Dブルーレイセット スチールブック仕様(2枚組)[1,000セット限定生産] [Blu-ray]
(あらすじ)
両親に捨てられ、森の奥深くの“お菓子の家"に迷い込んだヘンゼルとグレーテル。そこに住む魔女に捕えられたふたりは、すきを見て魔女をかまどに突き落として生還する。15年後、大人になった兄妹は、魔女ハンターとして賞金稼ぎの日々を送っていた。ある日、子供の誘拐が多発する村から事件の解決を依頼され、黒魔女ミュリエルを追うことになるが、魔女は彼らの出生の秘密を握っていた…(以上、amazonより)
予告編はこんな感じ↓
79点
「あの有名な童話の後日談を映画化した!∑(゚Д゚)」というのを映画秘宝か何かで目にして、少し気にはなっていたんですよ。そんな時、相互フォローさせていただいている方がオススメしていたので、いそいそと観てみました。実に僕好みでしたYO!ヘ(゚∀゚*)ノ ゴアゴア
「魔女狩り」なんて書くと、基本的にはネガティブなイメージしかないワケですが、この映画に出てくるのはほとんどが“悪の魔女”なのでノー問題。ヘンゼルとグレーテルの兄妹がゴア描写を交えながら情け容赦なく退治していくという夢のような映画なんです。良いシーンが目白押しなんですが、僕的に良かったのは、クソ野郎の保安官(ピーター・ストーメア)&仲間たちが“正義のトロール”に惨殺されていく場面ですかね(超爽快!)。
全然覚えてないですけど、「『ブラザーズ・グリム』もこのくらい面白かったら良かったのに」な~んて思ったりもしましたよ (・∀・) 一応、終盤の展開を書いておくと、「火あぶりに耐えられる体を得るため、悪の魔女たちが儀式を開催→“善き魔女”(ピヒラ・ヴィータラ)の力を借りて、防御呪文を無効化→ガトリングガンで虐殺→あーだこーだあった挙げ句、“親の仇の魔女”ミュリエル(ファムケ・ヤンセン)をブチ殺す→オレたちの魔女狩りはこれからも続くぜ!ヽ(`Д´)人(`Д´レノ」って感じで終わってました。
あと、最後の「復讐しても過去は変わらない。両親も帰ってこないーー。だが、気は晴れた」というナレーションにも爆笑させられたというか。「復讐って後味悪いよね… (´・ω・`)」的な着地の作品が多めの昨今、非常に清々しくて良かったです。正直なところ、ここまで好みに近いと逆に物足りないところもあって、「兄妹に何が出来て、何が出来ないのか?」をちゃんと描写してほしかったし、アクションが少しダラッとしてたところもあったし、そもそも修行シーンを描いてほしかったんですけど、まぁ、それは製作が決定している続編に期待しますかね。何はともあれ、オススメしてくれた方、本当にありがとうございました~ (´∀`) ウフフ
ということで、先月観たDVDは計5本。僕的に一番良かったのは「エスケープ 暗黒の狩人と逃亡者」で、ゴア描写が大丈夫&大味な作品でも許せる人には「ヘンゼル&グレーテル」
もオススメしたい感じ。「お嬢さん乾杯!」
はさすがに古さを感じてしまうんですけど、やっぱりスゲー良い映画だと思うので、興味がある人にはチェックしてほしいところです。ちなみに、本来ならウディ・アレン監督作とヒッチコック監督作を1本ずつ観ているハズだったんですが、先月は時間がなかったので断念しちゃいまして…。今月はちゃんと借りてきますよ。あと、最近、あまり若者が酷い目に遭う姿を観たくなくてレンタルしてなかったんですけど、そろそろニコラス・ウィンディング・レフン監督の「プッシャー・トリロジー」
も観ようかと思っております。以上、先月観たDVDの覚え書きでした。ではでは~。
風立ちぬ(ネタバレ)

2013/日本 上映時間126分
監督・原作・脚本:宮崎駿
プロデューサー:鈴木敏夫
製作担当:奥田誠治、福山亮一、藤巻直哉
作画監督:高坂希太郎
動画検査:舘野仁美
美術監督:武重洋二
色彩設計:保田道世
撮影監督:奥井敦
音響演出・整音:笠松広司
アフレコ演出:木村絵理子
編集:瀬山武司
音楽:久石譲
主題歌:荒井由実
アニメーション制作:スタジオジブリ
出演:庵野秀明、瀧本美織、西島秀俊、西村雅彦、スティーブン・アルパート、風間杜夫、竹下景子、國村隼、志田未来、大竹しのぶ、野村萬斎
パンフレット:★★★(600円/年表とか載ってるのがいいね)
(あらすじ)
大正から昭和にかけての日本。戦争や大震災、世界恐慌による不景気により、世間は閉塞感に覆われていた。航空機の設計者である堀越二郎(庵野秀明)はイタリア人飛行機製作者カプローニ(野村萬斎)を尊敬し、いつか美しい飛行機を作り上げたいという野心を抱いていた。関東大震災のさなか汽車で出会った菜穂子(瀧本美織)とある日再会。二人は恋に落ちるが、菜穂子が結核にかかってしまう。(以上、シネマトゥデイより)
予告編はこんな感じ↓
95点
※今回の記事は、映画とは関係のない文章や自分語りが多く書かれている上に、NOROKE要素もふんだんに盛り込まれており、この映画の好き嫌いに関わらず、不快になる怖れがあるので、読まない方が良いです。
※今回の記事は、本当に大したことを書いていないので、ちゃんとした感想が読みたい方は別のブログに行った方が良いです。
※今回の記事は、「ウィンダリア」
※今回の記事は、本当ならもっと後にアップする予定だったんですけど、「今日参加予定のイベントの“腐女子トーク”を聞いたことで、自分の感想も腐ってしまったら…?」と不安になって、映画を観てすぐに徹夜で書いたので、変なところがあっても許してぇ!ヽ(TДT)ノ ウワァァァァン
なんか賛否両論が渦巻いているっぽくて、スゲー面倒くさいというか。庵野秀明監督の声優っぷりも予告編を見る限りは結構残念なムードだし、そもそも映画館で4分間の予告編を見すぎたせいで、ちょっと食傷気味だったりもして…。でも、やっぱり5年振りの宮崎駿監督作はチェックせざるを得ないということでね、「4回目の『ユーロミッション』が見たいなぁ」と思いながら、新宿バルト9で午前0時45分の回を観てきました。大好きでしたよ。
新宿バルト9ロビーにはジブリの歴代作品のポスターが展示されてました。

正直、さっき観たばかりなので、まだ感想が頭の中でまとまっていないんですけれども、僕が大好きな秋山奈々ちゃん(現・秋山依里ちゃん)が「わかってくれるともだちはひとりだっていい」
<良くも悪くも心に残った12のこと>
① 文武両道描写
映画冒頭、小学生の二郎が教師から英語の雑誌を借りる→辞書で調べながら読むと言い出した時点で、「秀才め!(;`Δ´) ヌゥ」と思わされるんですが、その直後! いかにも悪そうなガキどもに絡まれている下級生を躊躇無く助ける正義感に感心させられつつ、さらに掴みかかってくるクソガキを背負い投げで鮮やかに投げるに至っては、「柔を使うのか!Σ(゚д゚;)」と驚愕。1対3で苦戦したのか、顔には擦り傷ができたものの、親の前で弱みを一切見せないところを見ると、勝利したことが伺えるワケで…。開始早々、そのスペックの高い文武両道振りに「敵わない… (ノω・、)」と思い知らされましたよ。
いきなり背負い投げを披露する二郎の姿に、渋川剛気も感心。

僕はすっかり刃牙に母親の話を聞かされた梢江ちゃんのような心境に…。

② クールな男とイナセな男
時が経ち、大学生になった二郎が汽車に乗ってたら、風で帽子が飛ぶ→近くにいた女の子・菜穂子が鮮やかにキャッチ! そのままフランス語でやり取りする様子は「インテリめ!(;`Δ´) ヌゥ」と妬みつつも、関東大震災が起こった時の冷静な行動振りは大したものだなぁと。みんなが大慌ての中、「汽車は爆発しない」と落ち着いて、使用人オキヌの折れた足を応急処置。そのまま文句も言わず背負って歩くわ、清潔なシャツだと伝えてから含ませた水を飲ませるわ、さらには名前も告げずに立ち去るわと、「なにこの完璧超人!Σ(゚д゚;)」と再度驚愕しました。
さらに一瞬しか出てこないものの、オキヌを迎えに来たのが“ねじりハチマキの超イナセな男”であり(彼女を「オキヌ坊」と呼ぶ!)、一瞬で心を掴まれたというか、「僕があの域に達するにはどうすれば…」と自問自答させられたというか。あんなわずかな場面で人を魅了するなんて、宮崎駿監督のキャラクター造形力、さすがですな~。
③ タバコ、そして美味そうな定食
この映画、時代背景的に仕方ないんですが、登場人物たちが喫煙するシーンが多いんですよね。僕は奧さんがタバコ嫌いということで、結婚する際に止めて、もう10年近く経つワケですが…。正直なところ、今も喫煙という行為を愛してまして。だから、二郎や本庄の喫煙シーンを観るたび、「美味しそうダナー (・ε・)」と思ってましたよ。
そして、さらに美味そうだったのが、定食屋で二郎と本庄が食事をするくだり。あの2人が鯖の味噌煮定食と肉豆腐を食べる姿には、熟練のボクサーがスピードバッグを叩いているかのように、日々のダイエットで餓え気味な胃袋を軽やかに刺激されまして。「映画が終わったら食べよう」と心に誓いながら観たし、その後、実際に食べました (o^-')b ウマカッタ!
映画を見終わって、西新宿小町食堂にやって来たのは、午前3時45分。

この店は、オカズを自ら組み合わせて定食を作るスタイル。こんな感じにしてみました。

まずは鯖味噌! これが食べたかったし、美味しくて満足しましたよ。

ただ、骨がなかったのは残念…(普段はない方が全然好きだけど)。いわゆる「ファストフィッシュ」ってやつね。

残念なことに肉豆腐がなかったので、鳥肉の照り焼き+冷や奴=肉豆腐という力業。これでアメリカも倒せるぜ!

ご飯を十穀米の小盛りにしたのは、ダイエット中である僕の良心です。

合計870円/800kcalって感じ。美味しかったから後悔はしてません。本当ダヨ!ヽ(´Д`;)ノ

④ 妹再登場→「にいにい」発言
オキヌが二郎の大学を突き止めて、大震災の時のお礼を届けた後、二郎の下宿に妹の加代がやって来ましてね(この時の二郎はオキヌのことが好きっぽい)。ここで彼女は二郎を「にいにい」と呼ぶんですが…ここが超ツボなんですYO!ヽ(`Д´)ノ というのは、大きな声では言えませんが、実は僕も奧さんに「にいにい」と呼ばれているというね… (*ノ▽ノ) キャッ
不機嫌になりそうなので、理由は一切聞いたことがないんですけど、僕は彼女の7つ上ですし、ブラザーコンプレックスの解消的な感じなんでしょうな、たぶん。奧さんは本当に心が折れるようなキツイことを言う女性なんですけれども、それでも憎めずに懐いてしまうのは、僕をそんな風に呼ぶ愛らしさがあるからなんですよね…というNOROKE! m9・∀・) ビシッ まぁ、そんなワケでね、僕以外の人には心底どうでも良いだろうし、人間としてのスペックはまったくかけ離れているんですけど、この瞬間、二郎には超親近感が湧いたのでした (´∀`) それと、二郎が下宿の2階に上がる際、管理人っぽい女性の“様子を伺う顔”にも萌え。
⑤ やる気に溢れる真面目な就職先
大学を卒業した二郎は三菱内燃機で飛行機の設計をすることになるワケですが、みんな真面目でやる気に溢れていて、超イイ職場なの。上司の黒川とか、「意地悪な人なのだろうよ (`∀´) ケケッ」と思ってたら、単に仕事に厳しいだけの善人だったりするしね。なんかね、主人公の性格設定も合わせて、最近観た「舟を編む」を思い出したというか。イヤな奴が1人も出てこない&チーム感に溢れていて、職場描写はどの場面も素晴らしかったです。
全然関係ありませんが、「舟を編む」の予告編を貼っておきますね↓
⑥ 「シベリア」登場
二郎が小さい店に立ち寄って、「シベリア2つ!(・∀・)」みたいなことを言った時、「昔はそんな銘柄があったんだ?」と、てっきりタバコを買ったと思ってたんですよ。ところが、袋の中身を近くにいた“幼い不憫な姉弟”に食べさせようとするから、「あれ?」と思って。本庄の前で広げてみれば、“黒い具を挟んだ黄色いサンドイッチ”といったビジュアルの食べ物であり、「この食べ物は何だ!?Σ(゚д゚;)」と。本庄がモリモリと食らうその姿は、「キックボクサー」でヤシの木を倒した時のJCVDの蹴りのように、僕の胃袋に何度もハードな衝撃を与えてきましてね…。「映画が終わったら調べて食べよう」と心に誓いながら観たし、その後、実際に食べました (o^-')b アマカッタ!
最初に探しに行ったのは、ドン・キホーテ。ここで「大昇 羊羹カステラ」を購入したものの…。

やっぱり三角のが食べたかったので、近くのスリーエフで「ヤマザキ 三角シベリア」も買ってみました。

午前4時20分。カステラに羊羹を挟んだスイーツを無脂肪牛乳(ささやかな抵抗)と一緒にいただくのさ!

まずは大昇の方から食べたけど…恐ろしく甘い! 苦手なくらい甘い! これはもう食えない!

そしてヤマザキの方は…さらに甘い! オリンピック甘い! つーか、アンコ、苦手かも…。

たぶん500kcalくらい摂取したので、食後に50分ランニング(500kcal消費)いたしました… (´Д`;) ネムイヨゥ

それと、この場面、「飛行機の設計に使う金があれば、日本中の子どもにご飯を食べさせられる。矛盾だな!(`∀´) フハハハハハハ」みたいなことを言ったりとか、“まったく愛が感じられない嫁取り発言”をしたりとか、ちょっと本庄がカッコ良かったです。
⑦ ちょくちょく挟まれる夢描写
実は映画の序盤から、二郎の夢の中の描写がちょくちょく挟まれてきまして。世界的に有名な飛行機製作者のカプローニが出て来て、幻想的な飛行機描写を交えながら、「パイロットが無理なら近眼でもなれる技術者になれよ」「設計はセンス」「創造的人生が送れるのは10年」「風は立っているか?」なんて言ってきたりするんですね。ここで印象的なのが「ピラミッドがある世界はどうよ?」という会話で、本庄の「飛行機or子どものご飯」話に通ずるというか。「何かを成し遂げるための犠牲の話なのね (・ε・)」と気付かされるのです。
⑧ 七試艦上戦闘機の失敗シーンのエンジン音
一応、関東大震災の時から違和感を感じつつも、よくわかってなかったんですが、ここでやっと「うわ、気持ち悪い!Σ(゚д゚;)」と、エンジン音が明らかに変なことに気付いて。で、見終わった後、検索してみたら、「飛行機のプロペラ音や車のエンジン音、関東大震災の地響きの音などさまざまな音は、人間の声で表現されている」そうで…。飛行機描写自体は最高なんですが、ごめんなさい、この試みにはまったく乗れなかったです。
⑨ 避暑地でラブラブ
失意の二郎が避暑地に行ったら、偶然、菜穂子と再会しまして。菜穂子ったら、初っ端にオキヌが結婚したことを伝える策士であり、それに乗せられて、二郎も菜穂子をロックオン! 「だあれが風を見たでしょう 僕もあなたも見やしない けれど木の葉をふるわせて 風は通りぬけてゆく 風よ翼をふるわせて あなたの許へ届きませ!ヘ(゚∀゚*)ノ マセ!」な~んて、よくわからないことをブツブツ言いながら、自作の紙飛行機を飛ばして、結核のせいでダウン気味な菜穂子とイチャイチャ三昧ですよ。
そこからは「結婚して!ヽ(`Д´)ノ」「結核なの!ヽ(`Д´し」「じゃあ、婚約ということで ( ´∀`)人(´∀`し キスマデヨ」というスピード展開。このくだり、「SEXしても友達。それが二人のハッピールール?」
って、イヤなムードで取り上げちゃいましたけど、「ステイ・フレンズ」
⑩ 新たな挑戦&菜穂子との結婚
新型戦闘機を作ることになって、チームが結成されるワケですが、ここでの「オレたちで良い物作ろうぜ!」感がたまらない… (´Д`;) ハァハァ あの自主研究会シーン、僕はああいう状況で質問とか一切浮かばないタイプだけど、とりあえず手だけは挙げたい気分に。
そんな中、病を治すために山奥にいた菜穂子ですが、二郎の手紙が超素っ気ないので寂しくなって下山。二郎と合流→即結婚するくだりは「ちゃんと病気を治してからじゃないと… (´・ω・`)」とスゲー心配に(菜穂子はキレイだったけど…)。で、2人の新婚生活描写自体も、微笑ましく感じるところは多いんですが、いくら菜穂子が許可したとは言え、結核患者の前でタバコを吸う二郎は死ねと強く憎悪しました。
⑪ 菜穂子、自ら山に戻る
九試単座戦闘機のテスト飛行の日、菜穂子ったら、みんなに黙って山奥の療養所に戻っちゃうんです。その唐突な行動に、僕の頭の中は「なぜ?」の嵐だったんですけど、黒川の奧さんの「美しいところだけ好きな人に見てもらったのね… 川ノω・、)」という発言に号泣ですよ。
僕はすっかり「菜穂子も病気を治してから下山しろよ ( ゚д゚)、ペッ」気分だったんですけど、そう言えば結核って、今の時代だって死者が出るほどの病気であり、特に昔の完治率なんてたかが知れてたんですよね…。療養所でそのまま弱って逢えなくなってしまうより(二郎の野郎から会いに来る気配なさそうだし)、元気な今のうちに愛する人の側にいたいという乙女心…。もうね、「アタシ、菜穂子の気持ち、全然分かってなかったんだ!ヽ(TДT)ノ」と大泣きしつつ、「二郎の野郎!ヽ(`Д´)ノ ブッコロス!」と、凄まじく憎悪がボーボー状態でした。
⑫ 地獄の中の救い
まず、九試単座戦闘機のテスト飛行は無事に終わるんだけど、その瞬間、二郎が体感していた“創造の風”が止む→創造的人生が終わる描写が、美しくて残酷で非常に素晴らしいのです。
そして、時が経ち、二郎はまた夢の中にいるんですけど、そこは彼が作った飛行機の墓場と化していて。「地獄かと思いました」という台詞がまさにピッタリの光景で、夢先案内人だったハズのカプローニが悪魔に見えてくる(宮崎駿監督もパンフレットでメフィストフェレスと言ってた)。二郎は自分の理想を追い求めた結果、すべてを失ってしまったんですね…。
ただ、ここで感動的なのが、「菜穂子が待ってくれていた」という展開。彼女は「生きて! (´∀`し」と告げると消えてしまって、二郎は「うん、うん」「ありがとう…」って泣くんです。二郎はそんなに薄情じゃないというかさ、汽車の中で仕事をしつつも菜穂子を心配するあまりに涙を流してたことからも、相手を想う気持ちは彼なりにあって。「美しい飛行機を作りたい」という衝動=“技術者の業”が彼を立ち止まらせなかっただけなんですよね。
ラスト、彼が流したのは“業に囚われて最愛の人を失ったことへの涙”だと思って(それを反省してるかどうかは別として)。主人公のダメっぷりは雲泥の差なんですけど、僕が大好きな「ウィンダリア」
というワケで貼っておきますね↓ ああん、良い歌すぎ!ヽ(TДT)ノ
以上、ダラダラと読みにくい駄文を書き連ねて来ましたけれども、僕的にこの映画は、技術者賛歌でもなければ、それを叩いているのでもなく、宮崎駿監督は「理想を追う者の覚悟」を描きたかったんじゃないかと。映画の状況は、例えば原発の技術者とかにも当てはまるワケでさ。自分のやることで何が生まれて、何が失われるのか、そういう話なんじゃないかと思わなくもなかったんですけど、なんだかよくわからないや (ノ∀`) エヘヘ
あと、庵野秀明監督の声ですけど、最初は違和感があったんですが、途中から慣れてきて、最後の「地獄かと思いました」という台詞の疲れた&皮肉っぽい雰囲気にグッときたりもしたし、僕は予想外に良かったです(つーか、最後はエヴァの「おめでとう」を宮崎駿監督なりにやってあげたとも言えますよね)。他の俳優さんたちも良い感じにハマッてたのではないでしょうか。
ちなみに、今回の映画の概略を話した時、ウチの奥さんが「零戦って、帰って来れない飛行機のこと?川・∀・)」なんて言ったのを、ついヤレヤレ顔でさえずったりしちゃいましたけど、零戦の編隊を眺めるカプローニと二郎の「美しいな。良い仕事だ」「一機も戻って来ませんでした」というやり取りを観ると、まったく間違ってなかったというか。なんかね、「奧さんはやっぱり僕より頭が良い人だなぁ (´∀`) ウフフ」とうれしくなったりもしたというNOROKE! m9・∀・) ビシッ
そんなワケで、嫌いなところもあるんですが、最終的には宮﨑駿監督作の中でもベスト4に入るくらい大好きな映画でした。つーか、僕もね、ついついブログばかり書いて、奧さんをないがしろにしがちだなぁと反省しましたよ…な~んて言いつつも、結局、今も睡眠時間を削ってブログを書いているという矛盾だな!(`∀´) フハハハハハハ(←本庄風に) 何はともあれ、賛否両論なのもわかるので、積極的にはオススメしませんが、日本を代表する監督の映画なのでね、一応は観ておいた方が良いですぞ (´∀`) オワリ
主人公のモデルとなった堀越二郎さんの著書。ちょっと興味あります。

零戦 その誕生と栄光の記録 (角川文庫)
ベースとなった堀辰雄先生の著作。Kindle版ですが、タダなのがうれしいですな。

風立ちぬ
同じく堀辰雄先生の小説。ヒロインの名前はここからとったんだとか。最後の展開も似てます。

菜穂子
絵コンテ全集を貼っておきますね。「ジ・アート・オブ 風立ちぬ」

風立ちぬ スタジオジブリ絵コンテ全集19
映画の公開を記念してリリースされた40周年記念盤。かなりほしいけど、値段が…。

ユーミン×スタジオジブリ ひこうき雲 40周年記念盤 (CD+DVD)(完全生産限定盤)(LPサイズ絵本仕様)
サントラも貼っておきますね。

風立ちぬ サウンドトラック
1976年に公開された山口百恵主演映画。堀越二郎要素は皆無だと思うので気をつけて!∑(゚Д゚) キケン!

風立ちぬ [DVD]
松田聖子さんのアルバム。正直、「風立ちぬ」という言葉から連想するのは、この歌と「今川焼き」の替え歌だったり。

風立ちぬ
僕が宮崎駿監督作で一番好きなのはこれです。

魔女の宅急便 [Blu-ray]
なんとなく連想した大好きすぎるアニメ。ちくしょう、さっさとBlu-rayだせ!ヽ(`Д´)ノ

ウィンダリア [DVD]
ベルリンファイル(ネタバレ)
ベルリンファイル
原題:Bereurlin
2013/韓国 上映時間120分
監督・脚本:リュ・スンワン
撮影:チェ・ヨンファン
音楽:チョ・ヨンウク
アクション監督:チョン・ドゥホン
出演:ハン・ソッキュ、ハ・ジョンウ、リュ・スンボム、チョン・ジヒョン、イ・ギョンヨン
パンフレット:★★(700円/人物相関図は親切だけど、コラムがあまり好みじゃないです)
(あらすじ)
北朝鮮諜報員ジョンソン(ハ・ジョンウ)は、アラブ組織との武器取引現場を韓国情報院のエージェント、ジンス(ハン・ソッキュ)にかぎつけられ、からくもその場から脱出。なぜ取引の情報が南側に漏れたのか疑問を抱くが、ほどなくしてジョンソンの妻ジョンヒ(チョン・ジヒョン)に二重スパイ疑惑が浮上する。やがてジョンソン自身も巨大な陰謀に巻き込まれていき、CIAや中東諸国、ドイツの諜報機関までが事態に介入し、さまざまな思惑がベルリンで交錯する。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
70点
※今回の記事は、「ソルト」と「ロミオ・マスト・ダイ」
のネタバレに触れているので、知りたくない人は気をつけて!
初めて劇場で予告編を観た時、「超カッコイイ!ヽ(゚◇゚ )ノ スゴーイ!」と思って、即前売り券を購入しましてね。で、さらにムービーウォッチメンの監視対象になったということで、いそいそと新宿ピカデリーで観てきました。なかなか良かったです (´∀`) スキヨ
新宿ピカデリーの外に貼ってあるポスターに…。
なんとリピーター割引の告知がありました。オトク!
僕的にグッときたところを書くと、徒手格闘描写! 冒頭の商談中、敵に踏み込まれて銃撃戦になってから、北朝鮮の諜報員ジョンソンが逃走を阻む韓国諜報員たちを素手で倒していくんですけど、「ジェイソン・ボーン」シリーズ以降の“クラヴマガ風味の近接格闘”が繰り広げられるのかと思いきや! よりアグレッシブであり、やたらと手刀を繰り出すから、意表を突かれたというか。「映画秘宝」
の監督インタビューによると、荒々しいファイトスタイルは「必ず相手の致命傷となる急所を狙う」「1分以内で相手を倒す」「決着がつかない場合は逃げる」という北朝鮮の軍隊格闘術“撃術”がベースになっているからであり、手刀を使うのはテコンドーのスタイルの1つである“スドチギ”を取り入れたからだそうで。
相手に上段からチョップ! この瞬間、近代格闘アクションに新しい風が吹いた!
なんて言うんですかね、昔の徒手格闘アクション映画ならともかく、現代を舞台にした今どきの映画で、ノドを手刀で打ったりするシーンはあっても、上段からの手刀で攻撃したり、机の脚を簡単に折ったりするシーンは珍しくて、なかなか新鮮というか。「これからは手刀の時代かもしれんな… (・ω・;) ウーム」と適当なことを思ったりしましたよ。それと「北朝鮮の諜報員はコメカミに銃を突き付けられても大丈夫」というのは、かなり乱暴だと思いつつも大好きでした。
北朝鮮の諜報員のコメカミは狙っちゃダメ絶対! これを後半で敵がやるのが気が利いてるんですよね~。
“撃術”と聞いて、ふと激めんが食べたくなった…って、どうでも良いですな ┐(´ー`)┌ ヤレヤレ
あと、ラストのジョンソンvsトン・ミョンス(リュ・スンボム)の“弾が切れた銃を鈍器代わりにしてのタイマン”も良かったですな~ (´∀`) ホクホク 逆光で影になったまま戦う場面とかカッコ良かったし、荒削りなところもありましたけど、全体的にはスゲー好きな感じ。銃撃戦とか、落下シーンとか、カーアクションとかも頑張ってて好感が持てました。これも監督インタビューで知ったことですが、「『ブレード/刀』が好きな男は信用できるな~」と思ったりしましたね。
拳銃鈍器バトルは、この動画の1分24秒あたりのアクションを連想したりもして(「リベリオン」
より)。
一応、お話を簡単に書いておくと、ベルリンで北朝鮮と反帝国主義アラブ連盟がロシアの武器ブローカーを仲介にして商談してたら、横やりが入って取引が中止。「北朝鮮に裏切り者がいる→ジョンソンの奧さんのジョンヒ(チョン・ジヒョン)が怪しい!ヽ(`Д´)ノ」ということで大騒ぎになるんですが、結局、奧さんは旦那に隠れて産婦人科に通っていただけで、ジョンソンの後輩諜報員ミョンスの仕業だったというオチ。この奧さんを疑うくだりは、少し前に観た韓国映画「シークレット」を思い出しましたよ。
ジョンヒ役のチョン・ジヒョン、影のある人物の役は初めて観たんですけど、良かったです。
なんだかんだあって、ミョンスに妻を人質にとられたりしたものの、韓国諜報員のジンスと共闘して、「ミョンスの迂闊な発言を録音したレコーダー」を使うことで逆転。死闘の末、ジョンソンがミョンスをブチ殺すも、身重の奧さんはお腹の子もろとも死んでしまって… (ノω・、) カワイソウ ラストは、同情したジンスが逃がしてくれたので、ジョンソンはすべての黒幕であるミョンスの父親のトン・ジュンホを殺しに行くという続編が作りやすい雰囲気で終わってました。なんか「ソルト」っぽいなぁと思ったり。
例によって、役者さんたちは良かったですね~。主演のハ・ジョンウは「『哀しき獣』のアイツが撃術をマスターして帰って来た!ヘ(゚∀゚*)ノ イキテタノネ!」って感じでカッコイイとしか言いようがない感じ。ハン・ソッキュに関しても「『シュリ』
のアイツったら、ちゃんと頑張ってた… (ノ∀T) シンパイシテタ」とスゲーうれしくて…(ただ、もう少し戦闘力を高めに見せてほしかった&後半に見せ場がほしかったという不満はあるんですがー)。そして、悪役を演じたリュ・スンボム、監督の実弟なんだそうですが、非常に憎らしくて良かったです。「生き残るための3つの取引」
でも面白かったし、今後の活躍に期待したいですな。
ハ・ジョンウは今、何をやっても渋くてグッとくる気がします。
ハン・ソッキュも素晴らしかったんですが…。
彼のこういうアクションが序盤にしかなかったのは、凄まじく残念。これはマジで残念。
そして、憎らしいことこの上ないリュ・スンボム。最後、毒で苦しみながら死ぬのは味わい深かったです。
って、褒めまくってますけど、大きな不満が2つありまして。1つ目は、話&世界観が飲み込みづらいというか。韓国とかCIAとかモサドとかロシアとかアラブとかいろいろ絡む割には、とにかく北朝鮮がやりたい放題なので、それ以外の組織がバカに見えるし、そもそも「ドイツの人たちは何をしてるの?」と思っちゃう。「北朝鮮内部の権力闘争云々」&「夫婦の会話がありませんでした」的な話自体は別に嫌いじゃないけどさ、せっかくベルリンが舞台なんだから、もっと他国との諜報合戦が観たかったです。
もう1つは、手刀描写。先ほど書いたように、手刀を取り入れた発想&ビジュアルは大好きなんですけど、ごめんなさい、もう少し説得力がほしいんですよね…。やっぱり見慣れない戦いっぷりなだけに、「他の攻撃方法を選んだ方がダメージが大きいのでは?」とも思ってしまうのですよ。先ほど貼った画像は、敵の脳天ではなく“比較的折れやすい鎖骨”を狙ったのかもしれませんけど、どちらにせよ、もっと演出で説得力を増さないと効果的な攻撃に見えないというか。だから例えば、手刀で何かを割る訓練シーンを入れるとか、むしろ“X-rayバイオレンス”を導入して骨が折れる映像を入れるとか…。って、作品の雰囲気が台無しになりそう提案ですな… ('A`) ムズカシイ
こういう訓練シーンを見せられていたら、手刀攻撃もまだ納得ではあるんですがー。
できれば「ブラック・エンジェルズ」風に頭蓋骨が割れるレントゲン映像が観たかった…って、別の映画になっちゃうね (ノ∀`) テヘ
なんとなく「ロミオ・マスト・ダイ」の“頭蓋骨から尾てい骨まで折れるGIF”を貼っておきますね。
ということで、「頑張ったのはわかるけど、あと少しだけ工夫してほしかった…」と思いつつも、トータル的には好きな映画でした (´∀`) ヨカッタヨー そんなに気負わずに観る分には普通に楽しめる作品なので、映画館に行くなり、DVDを借りるなりすれば良いんじゃないカナー (・ε・) オシマイ
僕が唯一観ているリュ・スンワン監督作。納得行かないところもありますが、苦くて良かったです。
生き残るための3つの取引(2枚組) [DVD]
未見のリュ・スンワン監督作。「映画秘宝」の監督インタビューで「ブレード/刀」
のパロディがあると知って、観たくなりました。
史上最強スパイMr.タチマワリ!~爆笑世界珍道中~ [DVD]
韓国映画ブームの火付け役。この映画のハン・ソッキュはカッコ良かったな~。
シュリ [DVD]
なんとなく思い出した“奧さんを疑う映画”。“セービング(saving)4部作”の第2弾なんだって。
シークレット [DVD]
TAICHI/太極 ゼロ(ネタバレ)
TAICHI/太極 ゼロ
原題:太極1従零開始
2012/日本 上映時間98分
監督・製作:スティーブン・フォン
製作総指揮・原作:チェン・クォフー
アクション監督:サモ・ハン・キンポー
脚本:チャン・チアルー、チャン・シャオツァ
音楽:石田勝範
出演:ユエン・シャオチャオ、アンジェラベイビー、レオン・カーファイ、エディ・ポン、ウィリアム・フォン、マンディ・リュー、フォン・ツイファン、スティーブン・フォン、スー・チー、ホン・ヤンヤン、ブルース・リャン
パンフレット:なし
(あらすじ)
内憂外患激しい清朝の時代。戦場で戦う楊 (ルーチャン/ユエン・シャオチャオ)は、天賦の素質に恵まれ、幼少の頃より生まれながら額にある肉芽を押されると、制御不能な無敵拳士へと変貌する。軍医にこのままで死に至るとは教えられた楊は、それを防ぐための秘拳を学ぶために、秘境の果てにある聖地、陳家溝へと向かう。そこでは村の住人たち全てが拳法の達人。楊は陳家拳(陳式太極拳)の宗師、陳(チェン/レオン・カーファイ)に弟子入りしようとするが、よそ者を嫌う陳の娘、玉娘(ユーニャン/アンジェラベイビー)や住人たちにさえ勝てない始末。しかし持ち前の精神で挑戦し、やがて陳家拳の本質を学んでいく。その頃、村では不穏な動きが見え、巨大な鉄怪物“トロイ”が出現し、村を危機へと陥れる。その影には村を破壊し線路建設を企む方(ズージン/エディ・ポン)らの陰謀があった。“トロイ”を倒せば弟子入り出来るとそそのかされた楊は、巨大な敵に戦いを挑む…。(以上、公式サイトより)
予告編はこんな感じ↓
60点
昨年、実施された「2012夏の香港傑作映画まつり」が良作揃いだったので、今年の「2013夏の中華大傑作映画まつり」も期待してましてね。シネマート六本木に行って、まずは「TAICHI/太極 ゼロ」を観てきました。「面白いけど… (・ω・;) ウーン」って感じでしたよ。
「2013夏の中華大傑作映画まつり」のポスターはこんな感じ。
中にはパネルが飾られてましたよ。
非常に特徴的なんですが、格闘演出がアクション・ゲームっぽくて。例えば、主人公が出てくると「武術トーナメント金メダル」って感じで演者のバックボーンを説明するテロップが出て来たり、技を繰り出すと技名が出たり、構えると人物の周囲にデータが出てきたり、負けると「K.O.」なんて表示されたりするんですよ。若干、ウザったいんですけど、これ自体はそんなに悪くはない印象で(中国公開時のように3Dで観たら、文字とかが浮き出て、結構良かったりするのかも)。少しカット割りが多いのも微妙に感じたりしましたが、ユーニャンとルーチャンのタイマンとか、スゴ腕の豆腐屋との「豆腐をとったら勝ち」バトルとか、なかなか楽しかったです (´∀`) ウフフ
例えば、ルーチャンとユーニャンがタイマンを張った時。移動すると重心がどこにあるかを表示したり…。
ユーニャンが攻撃すると技名がバックに出たりするんですね、
相手を動けなくすると、体にカギのアイコンまで! 好き嫌いがわかれそうな演出ではあります。
こういうのはさすがにやりすぎな気がしますな。
お話は、実在した武術家・楊露禅を描いてまして。主人公のルーチャンは、額にある“肉の芽”っぽい角を押すと、一気に凶暴化→戦闘力が増加するものの、そのせいで頭が弱い&命を縮めるので、それを防ぐために陳家溝で陳家拳(陳式太極拳)を学ぼうとするワケですが、門外不出の秘拳なので、誰も教えてくれない→むしろボコボコにされるんです。
主人公ルーチャンが暴走する序盤戦は派手で、そこそこ良かったですぞ。
ところが、ルーチャンったら、謎の男(実は宗師のチェン)の助けを得て、陳家拳の使い手たちの技をパクることで上達しまして(程よく燃える展開)。そんな時、“村でバカにされてた”ズージンが鉄道を敷くため、鉄の怪物トロイを使って村を破壊しようとしたので、ユーニャンと協力してトロイを破壊→恋人のクレア(マンディ・リュー)を殺されて激怒したズージンが軍隊を引き連れてくる→みんなで撃退。最後は「余所者が陳家拳を習うのは掟に背く行為→ルーチャンの両腕を切断する!」なんてことになりそうだったので、ユーニャンが結婚を決意して、めでたしめでたし。結婚式当日、謎の男(ウィリアム・フォン)が村を訪れる→続編の映像を流しながら、映画は終わってました。
スチームパンクが好きな人には結構グッと来そうなトロイを貼っておきますね。
まぁ、“ジェット・リー2世”と呼ばれる主演のユエン・シャオチャオは、確かにジェット・リーのように体の動きが美しくて、しかもキュートだったりしてね。ユーニャン役のアンジェラベイビーも可愛いし、チェンを演じたレオン・カーファイも渋かったし、序盤に出てくるブルース・リャンの戦いっぷりも素敵だったしと、文句なんてないハズなんですけど…。クライマックスがあまり盛り上がらないというか。
ごめんなさい、こういう映画のラストって、僕はやっぱり腕に自信がある野郎同士が「オッス!オッス!ヽ(`Д´)人(`Д´)ノオッス!」と強さを比べ合う展開が大好物なんですけど、そういう目立った強敵は出てこなくて。その代わりに軍隊が攻めてくるんですが、意外とアッサリ片付けちゃうし、しかもそれがルーチャンの力によるものではないので(宗師のチェンが活躍する)、かなり消化不良だったんですよね…。しかも、続編があるのは知ってましたけど、モロに「つづく」って感じで終わっちゃうしさぁ。もう少し1本の作品として完成されているものだと思ってたので、かなり拍子抜けしちゃいましたよ。
あと、物語的にも「ズージンに救いがない」のが納得行かないというか。ハッキリ言って、ルーチャンやズージンに対する、あの村の閉鎖的&差別的なムードは結構不快だったので、僕はトロイに破壊されちゃえばいいって普通に思ってましたよ。せっかくお互いに愛を確認したクレア(マンディ・リュー)も殺されちゃうしさぁ…。そりゃ復讐もしたくなるわなと。なんかね、スッキリしなかったです。
イヤな奴ではあるけど、差別的な扱いを受けていただけに可哀相なズージン。
クレアがトロイの爆発で死んじゃうのも同情しましたね…。
ということで、それなりには面白いんだけど、スムースには乗れない感じでした (´・ω・`) とは言え、主要登場人物はカッコ良かったし、エンドクレジットで流れる次回予告が結構カッコ良かったので、「ちくしょう、観てやるか (´∀`) シカタナイワネ」と、別の日に続編を観に行ったんですが、それはまた別のお話 (o^-')b マタネ!
スティーブン・フォン監督作。興味はあるんですけど、観てないんですよね…。
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太極拳映画といえば、ユエン・ウーピン監督×ジェット・リー主演のこれですよね。
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TAICHI/太極 ヒーロー(ネタバレ)
TAICHI/太極 ヒーロー
原題:太極2 英雄崛起
2012/中国 上映時間100分
監督・製作:スティーブン・フォン
製作総指揮・原作:チェン・クォフー
アクション監督:サモ・ハン・キンポー
脚本:チャン・チアルー、チャン・シャオツァ
音楽:石田勝範
出演:ユエン・シャオチャオ、アンジェラベイビー、レオン・カーフェイ、エディ・ポン、ウィリアム・フォン、ニッキー・シエ、ダニエル・ウー、ピーター・ストーメア、ユン・ピョウ
パンフレット:なし
(あらすじ)
秘拳の聖地、陳家溝を襲撃した鉄怪物“トロイ”を倒し、村の平和を守った楊(ルーチャン/ユエン・シャオチャオ)だが、村では彼が陳家拳(陳式太極拳)の技を盗んだとして、掟に従い処罰しようと喧々諤々…。楊を救おうとする玉娘(ユーニャン/アンジェラベイビー)は、楊を自分の婿にすると宣言する。なんとか危機を逃れ二人は結婚式を挙げるが、そこへ長年失踪していた玉娘の兄、栽秧(ザイヤン/ウィリアム・フォン)が戻って来る。栽秧は浮かない顔の父、陳(チェン/レオン・カーファイ)に、楊は不吉の象徴で予言通り災いを招くと主張する。その時予言を伝える村の青銅鐘が鳴り響き、楊は村からの追放を求められる。同じ頃、楊によって村から叩きだされた方(ズージン/エディ・ポン)は、虎視眈々と反撃の準備をしていた。栽秧を村へ向かわせたのも実は方の陰謀であった。方はフレミング公爵(ピーター・ストーメア)から支援を受け、大砲を使って陳家溝を襲撃。村は絶体絶命の危機に晒される。果たして村と楊の運命は如何に!?(以上、公式サイトより)
予告編はこんな感じ↓
45点
※今回の記事は、「マッハ!弐」のネタバレにも触れているので、気をつけて!
「2013夏の中華大傑作映画まつり」の1本である「TAICHI/太極 ゼロ」を観た数日後、続編である「TAICHI/太極 ヒーロー」をシネマート六本木で鑑賞してきました。「まだ続くんだ… (・ω・;) ウーン」って感じでしたよ。
パネルが飾ってあったので、貼っておきますね。
お話的には「謎の男ザイヤンがチェンの長男&ユーニャンの兄で、実はズージンの手先だった!」とか「賄賂で偉くなったズージンが軍隊を率いて、陳家溝を再度襲撃してきた!→それに陳家拳で立ち向かうチェン&ユーニャン&ルーチャン」とか「ザイヤンが改心してユーニャンとルーチャンを軍隊から救助→2人を逃がしてザイヤンは逮捕されるもチェンと和解」とか、いろいろあって。それなりには手に汗握りました。
前作の最後に出て来たのは、チェンの長男ザイヤンだったというね。
ただ、盛り上がりには欠けるというか。ルーチャンが陳家溝の無実をお偉いさんに直接訴えるため、さまざまな門番を倒して、ラスト、武術家兼お抱え料理人のユン・ピョウとタイマンを張るのは良いんですけど…(厨房の上で戦う設定もユニーク)。「あなたの腕前は素晴らしいですね (・∀・)」「いえいえ、あなたこそスゴいですよ (・∀・)」的な“お行儀の良いバトル”だからさ、スゲー物足りないの (´・ω・`) ウーン これは個人の好みの問題なんですが、やっぱり最後のバトルは「こうなったらキル・ストラグル(殺しあい)だッ!ヽ(`Д´)ノ」的な方が画期的に燃えるじゃないですか…。最後、お偉いさんが「その拳法は『太極拳』と名乗るが良い ( ´_ゝ`)」なんて名付けたりするんですけど、ごめんなさい、結構どうでも良かったです。
ユン・ピョウが出て来たのは超うれしかったんですけどね。
それと、オチも酷いと思って。結局、汽車は陳家溝を迂回することになるんですけど、「あ、それでいいんだ!? Σ(゚д゚;)」というか。いや、僕はてっきり陳家溝に汽車を通すのは、政府側としては“決して譲れない方針”だと思ってたから、かなり驚いて。あんな犠牲を払ったズージン、単なるバカじゃないかと。
そして最後、ズージンがフレミング公爵に「人体実験するぞ!」的なムードで連れられて終わったのも「なにこの展開 ( ゚д゚) ポカーン」と呆気にとられたので、そそくさと映画.comの説明文を読んでみたら、「新感覚カンフーアクション3部作の第2作」なんだそうで…。
フレミング公爵役のピーター・ストーメア、いろいろな作品で目撃してる気がします。
ちょっとね、「マッハ!弐」を観た時のことを思い出しました。なんて言うんですかね、予期せずに“続きがある作品”だったりすると、結構凹むというか。かなりゲンナリいたしました ('A`) ナニソレ 前作よりも主人公たちが無敵すぎて乗れないところもあったんですけど、基本的にアクションは悪くなかったし、出て来るキャラクターたちは好きだったので、つくづく残念。まぁ、最初から3部作の第2作ということを踏まえて観る分には、楽しめるかもしれませんな。ちなみに後日、「2013夏の中華大傑作映画まつり」の“最後の1本”を観に行ったんですが、それはまた別のお話 (o^-')b マタネ!
やっと出ることになったBlu-ray版。太極拳を使うヴィッキー・チャオが最高なのです… (´Д`) ハァハァ
少林サッカー Blu-ray 究極版(特典DVD付2枚組)
先週の備忘録(2013/7/30~8/5)
さて、毎週火曜日は備忘録ということで、先週の出来事や思ったことを適当に書いてみますね↓
ダイエット、実は順調なんですよ? ( ̄ー ̄) ニヤッ
名著を2冊入手!ヽ(`Д´)ノ
「風立ちぬ」の感想を書くために徹夜…
翌日の「スタジオジブリのメガネ男子を語る!」は最高でした~
土曜日、娘マナ子がドラゴンに!? Σ(゚д゚;)
日曜日は「アイアン・フィスト」→「星影JUKEBOX」の公開収録
仕事が繁忙期に突入!
最近、すっかり「映画秘宝」&「マッスル&フィットネス」&映画のパンフレット以外の読書が縁遠くなっているワケですが、先週買った「暗黒映画入門 悪魔が憐れむ歌」と「カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生」
の2冊は即読んじゃいましたよ。「暗黒映画入門 悪魔が憐れむ歌」
は“信頼できるサタニスト”高橋ヨシキさんの著作で、このブログを読むような人なら必読の1冊。「カフェでよくかかっている~」
の方は、僕のような自意識過剰な人間には地獄のような内容なんですけど、超ストライクというか。著者の渋谷直角さんは、確か8/25(日)のアシッドたんぱ大放送のゲストだったと思うので、スゲー行きたいんですけど、その日は接待ゴルフが入るっぽいんだよなぁ… (´・ω・`) ウーム
で、木曜日の話。翌日は「福田里香×金田淳子 feat 古川耕『風立ちぬ』公開記念 スタジオジブリのメガネ男子を語る!」というイベントに行く予定だったので、「とりあえず映画の内容を知った状態で行きたい」と思い、深夜のバルト9で「風立ちぬ」を鑑賞したら、これが非常にグッと来る作品でして… ( ;∀;)イイエイガダナー 次の日のイベントで影響を受ける前に感想を書き残しておこうと、つい徹夜してしまった次第。
まぁ、「ひこうき雲」を貼っておきますよ↓ かなり評価が分かれる作品だとは思います。
金曜日、イベントに行ってみれば、その選択は大正解。福田里香先生と古川耕さんの“食”と“文具”視点からの分析が非常に素晴らしくて(そして金田淳子先生は相変わらずどうかしてた)、先に書いておかなければ、危うくお二人の説に影響を受けまくった文章をドヤ顔で載せるところでしたよ… (;`∀´) ヒヤヒヤ 福田先生が古川さんの娘について「世界で一番可愛いと言われてる~」とおっしゃった時は、「ウチの娘を差し置いて!ヽ(`Д´)ノ ナニヲ!」と、思わずサンスケさんからいただいたタクティカルペンに手が伸びたりもしましたが(不要な文章)、最高のトークイベントでしたね~。次の開催が超楽しみです。
次回も確実に前売り券が完売すると思うので、イベントに行きたい方はお三方のツイッターをフォローしておくと良いですよ。
土曜日は、ウチの奥さんが遊びに行く日ということで、1日中、マナ子と過ごしたんですが…。先日の誕生日、2カラーせんせいとともにプレゼントした幼児用トラックスーツを着せたら、超可愛いの (〃∇〃) ウフフ で、オモチャのヌンチャクを持たせて、「マナ子、『ホワァァ~』と言ってみて!ヽ(´Д`;)ノ シッカリ!」と言ったら、ちゃんと「 ホワァァ~! 川 ゚д゚)」とヌンチャクを振り回すから、この日、死んでも良かったです。なんか子どもにコスプレさせる親とか、バカだなって思ってましたけど(苦笑)、ちくしょう、黄金のような体験でしたよ… (ノ∀T) カワイカッタナー
龍化したマナ子! あと1年遅く生まれたら、辰年生まれだったのに…(頭の悪い文章)。
一緒に消防博物館に行ったりしました。タダで入れるのがいいね!
なんとなく娘の喃語を貼っておきますよ↓ この時、まだ1歳にもなってなかったんだよなぁ… (´∀`) ナツカシイ
日曜日は、10時半からの「アイアン・フィスト」を観てから、「タワーレコード渋谷 presents 高橋芳朗 星影JUKEBOX」の公開収録に。これが無料なのが申し訳ないくらい面白いイベントで、特に後半の洋楽大喜利はスゲー笑いましたよ。そして、「音楽の力」の素晴らしさ&バニラビーンズファンのスゴさを体感いたしました。優勝は大石始さんで、高橋芳朗師匠は敗北してしまったワケですが、これからの再起に期待したいところですな。イベント後、タマフルリスナーの方々とお話できたのも良かったです~。
会場にはこんなポスターが飾られてましたよ。
大石さんが勝利を決定づけた曲を貼っておきますね↓
ちなみに僕的には「夏っぽいイントロ」でリサさんがチョイスしたヴァン・ヘイレンの「Panama」がスゲー良かったです。
「アイアン・フィスト」に関しては、万人にはオススメできないけど、リック・ユーンとバティスタが好きになるとだけ書いておこう(ドヤ顔で)。
最後に書いておきたいのが、今週のこと。仕事が凄まじく忙しいんですけど、週末、なんとか深夜に時間を作って、「パシフィック・リム」を観るのは当然として(としまえんIMAXをレイトショー鑑賞→ランニング帰宅予定)。スゲー気になるのが、8/8(木)の「浮き輪の誕生日ひとり会」。高野政所さんの“軍師”として「アシパン大放送」などでお馴染みの浮き輪さんの単独イベントということで、これはチェックしておきたいなぁと。
あと、8/9(金)には「進撃の巨人」の第11巻が発売されるのがうれしいワケですが、僕的にワクワクしているのが「いつかティファニーで朝食を」の第3巻
。なんと発売を記念して、朝食ラリーイベントが行われるんですYO!ヘ(゚∀゚*)ノ ホエホエ! こんな連載を始めるほど、この漫画&食事が好きな僕ですよ。発売当日に書店で単行本
&チラシをゲットして、いそいそとスタンプを集めたいと思っております~ (´∀`) ホクホク
ちなみにお店を巡る時は、Kindle版を読むのもオススメですゾ(まだ1巻しか出てないけど)。
以上、先週はこんな感じでした。ではでは~。
いつか「いつかティファニーで朝食を」の朝食を!ヽ(`Д´)ノ<謝甜記 貮号店>
※一応、このシリーズは、「① 朝食として食べに行く」「② 作品内&お店ガイドに出て来たメニューだけをすべて注文する」という自分ルールに従って行動しております。
※今回の記事は、「いつかティファニーで朝食を」や「『bills』七里ヶ浜」が好きな人はイラッとするかもしれないので、気をつけて!
※今回の記事は、ダラダラと長くて読みにくいので、気をつけて!
※今回の記事には、NOROKE要素が含まれていて、イラッとする確率が高いので、気をつけて!
「いつか『いつかティファニーで朝食を』の朝食を!ヽ(`Д´)ノ」の記念すべき第1回目として東京・千駄ヶ谷の「グッドモーニングカフェ」に行った日は、奧さん&娘のマナ子が青森に帰省中だったので、夜は横浜にいる親友夫婦の家に泊まることになってましてね。「上大岡駅で合流→一緒に食事→20時ごろから『ワイルド・スピード EURO MISSION』を鑑賞→2人の家で『ゴースト・フライト407便』を鑑賞」って感じで仲良く過ごしてたんですが…。いつもなら午前4時くらいまではダラダラとDVDを観るハズなのに、午前1時には電気を消して眠ることにしたのは、早起きして「『bills』七里ヶ浜」に行く予定だったからなのです ( ̄ー ̄) ニヤッ
一応、「ワイルド・スピード EURO MISSION」の予告編を貼っておきますね↓
「bills(ビルズ)」ーー。あの「ニューヨークタイムズ」が“世界一の朝食”と絶賛したことで知られるカフェですよ。自意識過剰で心の狭い僕は、「カフェ」と聞くだけで「アシッドパンダカフェ」以外はイラッとしてしまう人間だったりするワケですが、しかし! ごめんなさい、“世界一の朝食”は食べてみたいじゃないですかぁ… (〃∇〃) ウフフ
なんとなくシュトロハイムの画像を貼っておきますね。
それと、お話的にもかなり好き。単行本1巻の第4話、麻里子とヨリを戻すべく、創太郎がこの店に彼女を誘うんですけどね、凄まじく空回りするの… (ノДT) 創太郎というキャラクターは、同性としてはマジで死ねというか、第1話から心底イライラさせられる男なんですが、最後、婚姻届を破るシーンはかなりグッとくる(その後のオチも良し!)。ですので、この連載の第2回目は絶対ここに来て、朝食を食べた後に海を眺めたりして、若干の創太郎気分に浸ろうと決めてたんです。
すみません、大江千里ファンなので、創太郎が海を眺める場面ではこの歌を連想したりしましたよ↓
「『bills』七里ヶ浜」の営業は朝の8時からということで、7時半には到着するようにと、上大岡の家を6時10分にデッパツ進行。「朝食を食べに行く→何も腹に入れていない」ということで、体内では餓えた獣が大暴れしつつも、鎌倉は初めて付き合った女性・佐藤さん(仮名)とよくデートした場所だったりもするので、少しセンチな気分になったりもして…(面倒くさい文章)。何はともあれ、期待に胸を膨らませて、7時40分ごろ、七里ヶ浜駅に着いたワケです。
この日は“世界一”に負けないために、「死亡遊戯」のトラックスーツTシャツを着用。文句を言う奴はワンインチパンチだッ!(出来ないけど)
七里ヶ浜に到着、到着ゥ! さて、“世界一”とやらがどの程度か、確かめますかな… (`∀´) ケケッ
と思いきや! 5分ほど歩いて店に行くと、なんと朝7時からオープンしていて満席状態→席が空くのが3時間後だというのだから、ビックリというか、頭が真っ白というか。最初は「ああん、だって単行本の営業時間は朝8時になってたじゃない!ヽ(TДT)ノ」と@バンチ編集部員のせいにしようかとも思ったのだけれども! “大人の男”として己のプランニングを振り返るのなら、単行本
が出たのは1年近く前なんだし、そもそもネットという文明の利器を持っているんだから、ちゃんと調べれば良かったじゃない。それと「夏=海のシーズン=超混む」というのも考慮すべきだった。早朝から親友夫婦を巻き込んだ挙げ句、3時間待ちという体たらく…。なんかね、状況は全然違うんだけど、気が付くと創太郎のようにずっと海を眺めてましたよ… (´・ω・`)
その日の海は、こんな感じでした。
な~んて、ブルーな気持ちに浸っていても仕方なし!ヽ(`Д´)ノ ウォォォォ! 「【ライムスター宇多丸の人生相談②】A4サイズでデートの行程表を作ってくる彼。このまま付き合い続けていい?」で宇多丸師匠が語っているように、デキる男は常にバックアップ案=プランBも立てておくべきなのです ( ̄ー ̄) ニヤッ ということで、「今から横浜・中華街に移動して、『謝甜記 貮号店』でお粥を食べるプラン」を親友夫婦に提案すると、心優しい2人ったら、「カミヤマくんがそう言うなら、いいよ (´∀`)(´∀`し イインダヨ」と夜回り先生ライクに承諾してくれたので(だから2人とも好きさ!)、七里ヶ浜駅→鎌倉駅→大船駅→石川町駅とスムースに乗り継ぎ、午前9時、中華街に辿り着いたのでした。こうなってみると、「死亡遊戯」のトラックスーツTシャツを来ていたのも、最初から中華街に来ることを暗示していたような気がしますな…(知った風な口調で)。
七里ヶ浜から約1時間で着いた感じ。
「謝甜記 貮号店」に着いたら、休日というのもあって、店の外に長い行列が出来てましたけど、“3時間待ち”と比べたらノー問題。しかも20分くらいで入れたので、「なぁんだ、もっと待っても良かったのに~ (・ε・) チェッ」と思うほどだったりして(これはウソ)。親友夫婦は粥やワンタンなどを適当に頼んで、僕は作中で麻里子が頼んだピータン粥(788円/350kcal)と巻末のお店ガイドに載っていた唐揚げ(840円/280kcal)を注文いたしました。※ちなみに()内のカロリーは、ブログ主が勝手かつ多めに算出したものです。
店名の「謝甜記」とは「謝甜さんのお店」という意味で、サンタが店頭に飾ってある理由はこんな感じ。
僕が頼むのはピータン粥…。正直、物足りなさそうです。
まぁ、唐揚げも頼むから大丈夫かしらん。
ただ、重大な問題が1つありまして。この店が出て来たのは単行本1巻の第6話。「仕事に疲れた麻里子が電車を乗り過ごして、たまたま中華街に来る→なんとなく入った店でピータン粥を食べる→癒される (T∀T し オイシ...」という展開なんですが、冷静に考えると、僕、あのゼラチンっぽい感じと生臭さがダメというか、実はピータンが苦手というね… (;`∀´) エヘヘ というか、ごめんなさい、そもそもお粥なんて女子どもや病人が食うモノというイメージしかないし(スゲー失礼な文章)、ハッキリ言って、全然期待してなかったんです…がしかし! 食べてみたら凄まじく美味かったりするから、食事ってのは面白いものですな。
ピータン粥が到着! 「とりあえず腹も減ってるし、口に運ぶか」程度の気持ちだったんですが…。
ピータン、超旨ぇ! 生臭さが消えていて、味付け玉子みたいな感覚でホクホク入る!Σ(゚д゚;) ナニコレ!
これ、お麩だと思ってたら、刻んだ揚げパンなのね。優しい味わいのスープを吸い込んで美味! 死ねる!
豚のスネ肉も入ってて、タンパク質もしっかり摂れるのです。ああん、3杯は余裕で食える!ヽ(´Д`;)ノ オカワリ!
この唐揚げもまた素晴らしい味。親友夫婦に今日のお詫びとして2本あげたのを悔いるほど(狭い心)。
そのままでもサクサクして美味いんですが、付属の梅みそをつけて食べると最高! マジでオススメ!
親友夫婦からつけワンタンをいただきました。まぁ、これは普通カナー (・ε・) エラソウ
完食したけど…。ちくしょう、正直、腹減った!ヽ(`Д´)ノ
唐揚げをあげたりワンタンをもらったりしたので、1628円で600kcalを摂取した感じであり、残念なことにお腹は空きまくりでしたけど、ダイエット中なので我慢の子。料理に関しては文句ナシというか、超美味しかったです… (ノДT) ユメノヨウ... 横浜出身で中華街には発狂するほど来てるのに、こんなに美味しい店を知らなかったとは、ちょっと恥ずかしいですな (ノ∀`) テヘ ちなみに好みの順に並べると、① ピータン粥 ② 唐揚げ ③ つけワンタンってところでしょうか。スゲー味わい深いし、苦手だったピータンまで美味しく食べさせるなんて、お粥、マジで舐めてました… (;`Δ´) ヌゥ
ちなみに「謝甜記 貮号店」の斜め前にはテイクアウト専用の店もありまして。
外のワゴンでお粥が売ってたので、奧さん用に購入。
店内には変わったテーブルがありましたよ。金魚が泳いでる!∑(゚Д゚)
袋の中身はこんな感じでございます。
青森から帰ってきた奧さんにお土産のお粥をあげたら、思いのほか喜んでくれた&かなり美味しかったようで。「じゃあ、今度は一緒に行こうね~ 川´∀`) スキヨ」なんて言われたんですヨ…というNOROKE! m9・∀・) ビシッ 何はともあれ、今回も非常に素晴らしい朝食体験でした。あと、「『bills』七里ヶ浜」に関しては、海に来る人が少ないであろう秋か冬に親友夫婦と再チャレンジする予定でございます (・∀・) オシマイ
妖魔伝 レザレクション(ネタバレ)
妖魔伝 レザレクション
原題:画皮2
2012/中国 上映時間131分
監督:ウー・アールシャン
製作:チェン・クォフー
脚本:ラン・ピン、ラン・ジャーナン
音楽:石田勝範
撮影:アーサー・ウォン
コンセプトデザイン:天野喜孝
出演:ジョウ・シュン 、ヴィッキー・チャオ、チェン・クン、ヤン・ミー、ウィリアム・フォン、ティエン・リャン、リュー・チャーフィー
パンフレット:なし
(あらすじ)
あの事件から500年後…キツネの妖魔、小唯(ジョウ・シュン)は人間を救った罪で妖界からの懲罰を受け、氷地獄へと封印されていたが、「彩雀」の妖魔、雀児(ヤン・ミー)によって救出される。小唯がもう一度美貌を保ち、妖魔として転生するには純真な者の心臓を手に入れなければならない。しかも、その心臓を持つ者が自らの意思で彼女に捧げなければならない。妖界からの逃亡の旅路で小唯は靖公主(ヴィッキー・チャオ)と出会う。美しき彼女はクマに襲われ顔に傷を負い、以来、黄金のマスクを着けていた。彼女の護衛である将軍、霍心(チェン・クン)は、公主を守れなかった責任を問われ西域へと流される。霍心への想いを断ち切れない靖公主は彼を追うが、その彼女に小唯は近づき、失われた美貌と霍心の愛を取り戻したい公主の心につけ入り、妖魔の力を取り戻そうと画策する。(以上、公式サイトより)
予告編はこんな感じ↓
72点
※飯星景子さんの感想がタメになるので、読んでみて!
※今回の記事は、下ネタが書かれているので、そういうのが苦手な人は読まない方が良いです。
現在、シネマート六本木で実施中の「2013夏の中華大傑作映画まつり」にて、「TAICHI/太極 ゼロ」を観て、「TAICHI/太極 ヒーロー」を観て、最後に観たのが「妖魔伝 レザレクション」だったんですが…。一番グッときました (・∀・) イイ!
例によって、場面写真のパネルが貼ってありましたよ。
実はこの映画、昨年日本公開された「画皮 あやかしの恋」の続編でして。僕的に前作
はかなり好きだったんですけど、一般的にヒットはしなかったっぽいので、こうやってタイトルを変えて“別の映画”として客を呼び込もうとするのもアリだとは思います。主要キャラを演じる役者さんは一緒でも、小唯以外の登場人物の設定は総入れ替えなだけに、この映画から観ても話は十分わかる気がするしね (・∀・) ユルス
前作はドニー・イェン兄貴が「コイツが妖魔なのにぃー!ヽ(TДT)ノ」と斬りかかるシーンが最高だったり (^ε^) ウッフン
見終わった感想を書くと、僕的にはドニー兄貴が出てた分、前作の方が好きみたい (ノ∀`) エヘヘ ただ、唯一、今作が勝っているところをあげるのなら…。それは百合要素。「ホモが嫌いな女子なんていません!」という言葉の真偽は知りませんが(苦笑)、「レズが嫌いな男なんていない」のは確かではないでしょうか?(暴論) いや、僕が言う「レズ」なんて全然シリアスじゃないというか、決して残酷ではない美しい世界で「ウフフ 川´∀`)(´∀`し アハハ」と幸せムードを漂わせている幻想であって。それはもちろんあくまで嘆くなり我が夜のファンタジーというか、微笑み交わして語り合い落ち葉を踏んで歩いたような夢の世界の話ではあるのですけれども! それが悪いか!? 夢を見続けちゃ悪いってのかYO!!ヽ(TДT)ノ オオ~ッ!!
ということで、「ブラックエンジェルズ」の松田鏡二さんの怒りの叫びを貼っておきますね。
まぁ、この映画のヴィッキー・チャオ演じる靖公主とジョウ・シュン演じる妖魔の小唯は、別に百合的な関係になるワケではないというか。「顔に傷があって霍心に愛されないから、あなたになりたい!川`Д´)ノ」「早く人間になりたい!ヽ(`Д´し」と2人の利害が一致→体の皮を交換するだけなんですが、演出的に妖しいムードをムンムン醸し出すので、観てるとなんだか心がドキドキするのです (〃∇〃) ウフフ ちょっと残念だったのが、両者ともに乳首はギリギリ見えないということでね、もちろん仕方ないことではあるし、「ギリギリのエロスもある」とは思いますが、僕の中では「ヴィッキーったら、『いい脚本ならヌードもOK!川o^-')b』って、大胆に語ってたじゃない!ヽ(TДT)ノ」と責める気持ちもなくはなかったーー。このことだけは書き残しておきましょう(知った風な口調で)。
靖公主と小唯ったら、こんな“接近しすぎるスキンシップ”をとりまくりでして。
一緒にお風呂に入って、皮を交換する場面とか、超妖しいんです… (´Д`;) ハァハァ
こんなシーンまで! ちくしょう、カメラよ、5センチ下を映せ!ヽ(`Д´)ノ
つーか、ジョウ・シュンは「クラウド アトラス」に出たりと、近年、注目を集めている美女ですけど、僕的に推したいのはやっぱりヴィッキー・チャオ (^ε^) スキヨ 黄金の仮面を付けた姿が凛々しくて最高すぎであり、嫉妬に狂って霍心を足蹴にするくだりとか、なんて言うんでしょうか、もし霍心と立場を代われるのなら5万まで払えると強く思ったり(確実に読者を失う文章)。
黄金の仮面を付けたヴィッキー・チャオは、素敵としか言いようがありませんな。
性格は全然違いますが、「ナポレオン -獅子の時代-」のポーラ・フーレスを思い出したり。
この映画の白眉は靖公主が霍心をボコボコにする展開。この足蹴にするシーンを見た瞬間…。
なんとなく「モナリザの手を見た時の吉良吉影」の気持ちが分かるような気がいたしました… (´Д`;) ハァハァ
あと、霍心役のチェン・クンはカッコ良かったし、彼が繰り広げるアクションシーンは、どれもなかなか良い感じでしたよ。弓使い設定もグッとくる感じで、終盤、蛮族のアジトに乗り込んで、目が見えない状態で弓で敵を倒しまくるのはやりすぎだと思いつつも、嫌いではなかったです (´∀`)
水も滴るイイ男…。僕もこんな風に生まれたかったものですよ。
熊を倒したり、巨漢と戦ったりと、いろいろと頑張ってました。
一応、備忘録として終盤の展開を書いておくと、靖公主と入れ替わって人間になった小唯は、ウハウハかと思いきや、蛮族の王子を復活させるために心臓を奪われそうになりましてね(妖魔の時に王子の心臓を奪った因果的な展開)。で、靖公主も自ら望んで妖魔になったものの、思ってたよりハードすぎて生ききれないという状況に。降魔師(ウィリアム・フォン)&妖魔の雀児のおかげですべてを知った霍心が、己の目を潰すことで誠意を示し、靖公主の心臓を小唯から取り戻すために軍隊を引き連れて蛮族のアジトに乗り込むと、いろいろあって蛮族は全滅。小唯の自己犠牲により、靖公主は顔の傷も治って完全復活&霍心の目も治ってラブラブ状態で馬で走り去りまして。最後は、クライマックスで降魔師を守って死んだ雀児が、スズメの姿で現れて、映画は終わってました。
この雀児が死ぬのは可哀想だったけど、むしろグズな降魔師にイライラしましたよ。
ラスボスのビジュアルはこんな感じ。「ザ・悪人」ってムードが良いですな。
よくよく考えれば、妖魔化した靖公主は「心臓は食べてないものの、何の罪もない人間を殺してはいる」ので、ハッピーエンドで終わるのは微妙に思っちゃったりするし、大体、マスクの下がそんなに醜くなかったのも残念だったんですけど、好きなところが多いから許す!(・∀・) エラソウ 僕的に「2013夏の中華大傑作映画まつり」の中ではイチオシの作品なんですが、シネマート六本木での上映は今週の金曜日までなので気をつけて!
前作を貼っておきますよ。僕の感想はこんな感じ。
画皮 あやかしの恋 [DVD]
ウー・アールシャン監督のデビュー作であり、なんと安藤政信さんの主演作。しかもコメディなんだそうで。
ソード・ロワイヤル [DVD]
同タイトルの香港映画を貼っておきますね。コメディホラーだそうです。
妖魔伝 [VHS]
李小龍 マイブラザー(ネタバレ)

原題:李小龍
2010/香港 上映時間117分
監督:イップ・ワイマン
監督・脚本:マンフレッド・ウォン
製作総指揮・監修:ロバート・リー
アクション監督:チン・カー・ロク
出演:アーリフ・リー、レオン・カーフェイ、クリスティ・チュン、ミシェル・イェ、ハンジン・タン、オウヤン・ジン、チャン・イーシャン、ゴン・ミー、ウィルフレッド・ラウ
パンフレット:★★★★(500円/安い割にコラムやトリビアが充実してて、イイね!)
(あらすじ)
1940年、公演のため訪れていたサンフランシスコで、京劇俳優の李海泉(レオン・カーフェイ)の妻(クリスティ・チュン)が産気づき、男の子を出産。その後、ブルースと名付けられた赤子と共に一家は香港へと戻り、その子はすくすくと成長していく。早くも9歳でスクリーンデビューを飾ったブルースは芸名で李小龍と名乗り、子役として活躍する。(以上、シネマトゥデイより)
予告編はこんな感じ↓
80点
本当なら木曜日は更新しない日なんですけど、新宿武蔵野館の上映が明日までなので、急遽、アップしておきますね。今年はブルース・リーの没後40周年&「燃えよドラゴン」
無駄にした試写状を貼っておきますよ。素敵なポストカードをゲットしたと思えば、悔しくなんかないさ!

そんなワケで、悔しさに打ち震えながらも前売り券を購入(大げさな表現)。なかなかタイミングが合わなくて行けなかったんですけど、先日、やっと新宿武蔵野館に足を運んできました。「イイ伝記映画ダナー ( ;∀;) ホッコリ」と感動しましたよ…。
新宿武蔵野館のエレベータを降りると、映画のポスターがありまして。

よく見ると、この映画の製作に携わった実弟ロバート・リーのサインが! 貴重ですな~。

リピーターキャンペーンもやってました。

劇場ロビーには記事の切り抜きやらグッズ&Tシャツ販売やらがズラリ。

大好きなジーナ・カラーノのコメントも。実は僕も結構ブルース・リーっぽいんですけどね、肌の色とか。

そして奥には「DRAGON MUSEUM」があるそうだけど、前に見たからなぁ… (`∀´) モウアキタ

と舐めてたら、展示がパワーアップしてた!Σ(゚д゚;) ナンデスト!

レアアイテムはさらに充実してまして。

なんとウインスロー・ウォン人形も! 「かわいい女」

「燃えドラ」

何が素晴らしいって、主演のアーリフ・リー! そりゃあ、“思い入れ補正”もあるかもしれないけど、彼のビジュアルや佇まい、そして動きは「若いころって、こんな感じだったのカナー (´∀`)」とスムースにブルース・リー認定してしまう説得力に溢れてて、スゲー良かったです。これからの活躍にも期待したいですな。
アーリフ・リー、素晴らしかったです。

ドラマ的にも超良い感じ (o^-')b チョーイイネ 幼いころのヤンチャなブルースは凄まじく可愛いし、青年時代になって友人たちとチンコを触り合ってキャッキャする場面とか、迸るほど微笑ましいの (´∀`) バカネ 「自転車に乗れなかった」ってのは驚きつつも、親近感が湧いたりしてね。恋や友情に悩む姿も新鮮で、「ああん、ブルースったら、パール(ジェニファー・ツェー)が好きなのはわかるけど、幼なじみのマンラン(ゴン・ミー)も大事にしてあげてぇ!ヽ(´Д`;)ノ」って感じで感情移入しまくり。弟をダンスパートナーにしたり、詠春拳の特訓相手にしたりするシーンも愉快で、観ている間、本当に楽しかったのです (・∀・)
このホモソーシャル描写、ベタだけど良かった!

終盤、美女パールを巡って、仲違いしてしまった親友クォン(チャン・イーシャン)が阿片中毒になってしまい、アヘン窟に仲間と彼を救いに行く展開には、かなりハラハラしまして。窮地に陥ったブルースをボロボロになったクォンが暗黒流れ星で救うシーンはスゲー泣いたし、ヤクザと揉めた→香港にいられない→アメリカに行くというオチも「そういうことだったのか… (゚д゚;)」と驚きながらもシンミリ(って、「映画秘宝」
親友クォンを演じたチャン・イーシャン、見覚えあると思ったら、「ジャッキー・チェン カンフー・キッド」の主演の子でした。

役名は忘れましたが、ウィルフレッド・ラウが演じたこの人は超イヤな奴! 最後、クォンと一緒にビルから転落して、溜飲が下がりましたよ。

その他、日本軍が家に押しかけた時にギュッと拳を握りしめて耐えたり、敵対グループとケンカする際に飛び蹴りで画面が止まったりする「怒りの鉄拳」
唯一残念だったのが、劇中のブルースの戦闘方法。映画のエンタメ性を高めるために仕方ないことではあるんですが、ボクシングの試合で見せたフットワークとかは、彼がアメリカに行ってから身に付けたものじゃないですか。そんなこと製作者サイドも分かっていて、あくまで好みの問題なんですが、あの場面、僕は詠春拳の技術だけでボクシングを制してしまう李小龍の姿が観たかったので、本当にね、スゲー惜しいと思ったり…。
な~んて文句を書いちゃいましたけど、基本的には超素晴らしい伝記映画であって、Blu-rayが出たら購入はマストだと思ってるし(129分あるというオリジナル版が収録されているとうれしいね)、見終わった直後は興奮して、すでに1着持っている「死亡遊戯」
2着あれば、ほぼ毎日着られるネ!

おしまい ( ゚д゚) アチョー!
ブルース・リーの映画で一番好きなのはこれです。

ドラゴンへの道 エクストリーム・エディション [Blu-ray]
ロブ・コーエン監督作。「李小龍 マイブラザー」と二本立てで観ると良いカモ。

ドラゴン/ブルース・リー物語 [DVD]
長そうだから敬遠してたけど、やっぱり観ておくかな…。

ブルース・リー伝説 DVD-BOX VOL.1
イップ・ワイマン監督が共同監督した作品。それなりには面白かったですぞ。

ウォーロード/男たちの誓い 完全版 コレクターズ・エディション (初回限定生産) [Blu-ray]
ブルース・リーの謎の死を描いた作品。未見なんですけど、そんなに興味がないんですよね…。

実録/ブルース・リーの死 [DVD]
ブルース・リーに指導してもらった少年がジャン=クロード・ヴァン・ダムと戦う映画。お願いだからDVDを出してほしい…。

シンデレラ・ボーイ [VHS]
名著。このブログの読者ならマストバイ!ヽ(`Д´)ノサイコー!

新装版 ブルース・リーと101匹ドラゴン大行進 李小龍生誕70周年記念限定版 (映画秘宝COLLECTION 43)
ローン・レンジャー(字幕版)(ネタバレ)
ローン・レンジャー(字幕版)
原題:The Lone Ranger
2013/アメリカ 上映時間150分
監督・製作:ゴア・バービンスキー
製作:ジェリー・ブラッカイマー
製作総指揮:マイク・ステンソン、チャド・オマン、テッド・エリオット、テリー・ロッシオ、ジョニー・デップ、エリック・マクレオド、エリック・エレンボーゲン
脚本・原案:テッド・エリオット、テリー・ロッシオ、ジャスティン・ヘイス
撮影:ボジャン・バゼリ
美術:ジェス・ゴンコール、クラッシュ・マクリーリー
衣装:ペニー・ローズ
編集:クレイグ・ウッド、ジェームズ・ヘイグッド
音楽:ハンス・ジマー
出演:ジョニー・デップ、アーミー・ハマー、ヘレナ・ボナム・カーター、トム・ウィルキンソン、ウィリアム・フィクトナー、ルース・ウィルソン、バリー・ペッパー、ジェームズ・バッジ・デール、ブライアント・プリンス
パンフレット:★★★(700円/コラムが多いし、しっかりした作りで好きなタイプ)
(あらすじ)
少年時代のある忌まわしい事件の復讐に燃える悪霊ハンターのトントは、自らの悲願を果たすため、瀕死の重傷を負った郡検事ジョンを聖なる力で甦らせる。愛する者を奪われたジョンは、愛馬シルバーにまたがり、白いテンガロンハットと黒いマスクがトレードマークのヒーロー、ローン・レンジャーとなり、トントとともに巨悪に立ち向かう。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
40点
※今回の記事は、この映画が好きな人は不快になる怖れがあるので、読まない方が良いです。
「ローン・レンジャー」といえば、「オッサンが家や車を買って高いローンを組むと『これで私もローン・レンジャーですな (´,_ゝ`) ププッ』なんて言ってきてウザイ」(って、僕もオッサンですがー)とか「スティーブン・キングの『IT』で『ハイヨー、シルバー!ヘ(゚∀゚*)ノ』なんて出て来てたなぁ」という印象しかなくて。ちなみに、全然知らなかったんですけど、あの有名な「インディアン嘘つかない」のフレーズも「ローン・レンジャー」が元ネタだったてのは、軽く驚きましたよ。
なんとなく吉田戦車先生の4コマ漫画を思い出したり(「甘えんじゃねぇよ!」より)。
一応、昔のテレビ版の動画を貼っておきますね↓
で、予告編を観る限りは、あまり興味が湧かなくて…。昔は流行したフレーズなんだそうですが、やたらと「キモサベ」を連呼されてもピンとこないし、アクション的にも僕好みではなさそうだし、何よりもジョニー・デップの変人キャラにかなり食傷気味だったりもして。同じディズニー製作の「ジョン・カーター」みたいに「意外と良かった~ (´∀`)」なんてこともあるから、「観たい映画の覚え書き」では、一応、△マークを付けてましたけど、本当に観るつもりはなかったんですよね…ムービーウォッチメンの監視対象になるまでは。
僕はTBSラジオの「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」という番組を“それなりに愛している男”であり、その中でもムービーウォッチメンは楽しみにしているコーナー。監視対象の映画を観ていると「面白さ、倍!ヘ(゚∀゚*)ノ ワッショイ!」という感じなので、毎週、選ばれた作品をいそいそと観に行っているのです。てなワケで、あまり気は乗らなかったんですけど、昨日、新宿バルト9で23時50分の回を観てきました。疲れましたよ… ('A`) ガッカリ
アシパンの浮き輪さんイベントを泣く泣く中座して、夜のバルト9にやって来ました!
チョイス・ザ・ヒーロー・キャンペーンなんてのが実施中。「スター・トレック」以外は全部観ることになりそう。
映画の感想って、意外と体調に左右されたりもするじゃないですか。実は今週、仕事が繁忙期に突入しているということで、一昨日と昨日と合わせて3時間程度しか寝てない状態だったりしましてね ( ̄ー ̄) ニヤッ だから、僕は劇場での映画鑑賞中に寝たことって(覚えている限りでは)1度しかないんですが、アシパンでもアルコールは控えめにして「レッドブル・シュガーフリー」を飲んだりして備えてたんです。で、実際、何とか寝ずに見終わることには成功したんですが、スゲー疲れました…。ハッキリ言って、これから垂れ流す感想も徹夜で書いているので、寝不足で心が狭くなっていることを考慮して読んでいただければ幸いです。
確か映画が残り30分くらいになった時だったと思うんですが、「ウィリアム・テル序曲」が流れるとともに、白馬に乗ったローン・レンジャーが家屋の屋根の上を走り出しまして。オリジナルを知らない僕的には「あ、『ひょうきん族』だ!∑(゚Д゚)」とか「赤勝て白勝て!ヘ(゚∀゚*)ノ ウンドウカイ」とか連想したワケですが、なんとなく「この曲が『ローン・レンジャー』のメインテーマだったんだろうな」と察することはできて、曲から感じるクラシックなムードが、ちょっと心地良い感じ。で、そこから始まる一連のアクションシーンはスゲー面白かった!ヽ(`Д´)ノ 列車の上を馬が疾走するビジュアルが痛快だし、列車二台の使い方にも工夫があるし、途中途中で挟み込まれるトント絡みのギャグ演出も面白かったし、悪人がしっかり無惨な最期を遂げるのも溜飲が下がったし…。正直、ここだけならもう一度観たいくらい好きでしたよ。
ただ、それまでが長すぎ ('A`) 長い映画=悪じゃないけど、いくら「ジョン・リードがローン・レンジャーとなるまでの話」だとしても(だからエンドクレジットのところでタイトルが出るんでしょうな)、クライマックスまでローン・レンジャーが活躍するアクションが全然ないのに150分もあるってさぁ…。人間ドラマを丁寧に描きたかったのかもしれませんが、ごめんなさい、冗長としか言いようがなくて、精神力と体力をかなり奪われた印象。「兄の妻子」とか「老人になったトントが1933年から過去を振り返る」とか、僕的には削ってほしい要素がテンコ盛りでしたね。
世界観も飲み込みづらかったです。トントの「自分のせいで部族が皆殺しに→悪霊のせいにして逃げてた→最後、現実と向き合う」というエピソード自体はグッとくるし、「戦いで死なない“スピリット・ウォーカー”なんて本当は存在しないんだけど、己の力でヒーローになる!」的なジョンの物語も嫌いじゃないんですけど…。その割にファンタジーな能力を持つ白馬シルバーがいたりはするからさ(木に登ったりできる)、「いや、別に悪霊とか実在してもおかしくないんじゃないの?」って思っちゃうというか。最後、話し終えた老トントが少年の前から魔法のように姿を消すシーンとかも、結構どうでも良かったです。
何はともあれ、実際に観るとジョニー・デップはそれなりに良い感じだったし(もともと好きではあるしね)、途中で2人の悪党の頭が材木で潰れて死ぬところは好きだったし、悪役も憎らしかったし、インディアンvs騎兵隊のシーンは悪くなかったし、最後の最後に「ハイヨー、シルバー!」→「二度とやるな」というコントには笑ったし(ただ、オリジナルのファンが喜ぶかは微妙な気がする)、アーミー・ハマーの名前を見て網浜直子さんを思い出して懐かしかったし(不要な文章)、さっきも書きましたが、何よりも最後のアクションが超良かったんです…けれども!
全体的にはダラダラしてて心底疲れたので僕的には50点であり、さらに「登場人物たちは『インディアン』と呼んでいるのに、日本語字幕は『先住民』になってた」のにイラッとしたので(高橋ヨシキさんが指摘されてましたな)、マイナス10点で40点になった次第。あのクライマックスはマジで一見の価値があるというか、ぜひ劇場の大画面で観てほしいんですけど、やっぱり150分もあるからオススメはできないかなぁ…。たぶん100分くらいに編集し直したら、スゲー面白い気がします (´・ω・`) オシマイ
ゴア・ヴァービンスキー監督×ジョニー・デップ主演のCGアニメ作品。僕の感想はこんな感じ。
ランゴ おしゃべりカメレオンの不思議な冒険 [Blu-ray]
テレビ版のDVDBOX。さすがに観る気は起きないけど、ファンは感涙なんでしょうな。
ローン・レンジャー TV版 DVD-BOX
ダウンロード専用のサントラを貼っておきますね。最近、こういう販売形式が増えましたね。
ローン・レンジャー オリジナル・サウンドトラック
何気にスゲーほしいのがこれ。オレ、娘がレゴ好きになったら、買ってやるんだ…(死亡フラグ風に)。
レゴ ローンレンジャー トレインチェイス 79111
パリ猫ディノの夜(ネタバレ)
パリ猫ディノの夜
原題:UNE VIE DE CHAT
2010/フランス 上映時間70分
監督・脚本:アラン・ガニョル
監督・美術監督・グラフィックデザイン:ジャン=ルー・フェリシオリ
音楽:セルジュ・ベセ
演奏指揮:ステファン・コルティアル
プロデューサー:ジャック=レミ・ジレール
エグゼクティブプロデューサー:アネミー・ドグリーズ
声の出演:ベルナデット・ラフォン、ドミニク・ブラン、ブルノ・サロモネ、ジャン・ベンギーギ、オリアンヌ・ザニ
パンフレット:なし
(あらすじ)
ディノは女警視のジャンヌと娘のゾエの家で飼われているオス猫。ギャングのボス、コスタに父親が殺されてしまったことから、ゾエは失語症になってしまった。ある日、ダイヤモンドが埋め込まれた魚の形のブレスレットをディノが持ち帰ってくる。不思議に思ったゾエは、毎夜どこかに出掛けるディノを追跡。実は、夜のディノにはもう一つの顔があって……。(以上、シネマトゥデイより)
予告編はこんな感じ↓
90点
基本的には、“半裸の男が上腕に血管を浮き出させながら「オッス!オッス!ヽ(`Д´)ノ」と殴り合うような映画”を好みつつも、たまに小洒落たムードの映画が観たくなるーー。僕にはそんな習性がありまして ( ̄ー ̄)ニヤッ あと、一応、猫好きでもあるのでね(大規模な猫の集会を目撃したことがあるのが自慢)、なんとなく気になって新宿ピカデリーで観てきました。大好きでしたYO!ヘ(゚∀゚*)ノ ステキ!
パンフレットが作られてなかったのは、結構残念だったり…。
もうね、お話やキャラクターたちが面白かったし、奇妙で味のあるデザインの人間がスルスルと動く様が気持ちイイし、“現実社会を舞台にしつつも、どことなくおとぎ話のような世界観”が心地良いし、観てて本当に楽しかったのです (´∀`) ウフフ とりあえず物語を雑に紹介すると、こんな感じ↓
夜のディノは、泥棒のニコと活動する“泥棒猫”なんですが…(偵察したりする)。
昼間は、父親を犯罪者コスタに殺されて失語症になってしまった少女ゾエの飼い猫として、普通に暮らしてまして。
ゾエのお母さんである女警視ジャンヌは「コスタ、ブッ殺す!ヽ川`Д´)ノ」と超燃えているのです。
そんなある日、ディノを追って外に出たゾエがコスタの犯罪計画を偶然聞いてしまう→見つかっちゃいまして。
危ないところをニコが助けてくれるんですね。
最終的には、みんなの力でコスタを退治して、ニコとジャンヌとゾエとディノが仲良く暮らすことになって、終わってました。
って、超簡単に話を書いちゃいましたけど、僕的に最もグッときたのが、夫を殺されてシングルマザーとなった女警視ジャンヌ。普段の彼女は「コスタ、ブッ殺す!ヽ川`Д´)ノ」と勇ましいんですが、1人になると「アタシがアイツに勝てるのかしら… 川´・ω・`)」と彼の幻影に怯えてしまったりするんです。で、最後、「ニコとコスタがタイマン→バタバタした結果、コスタが娘のゾエをさらってしまう→ゾエを救うためにジャンヌがコスタと戦う」という展開になるんですが、窮地に陥った彼女が急所蹴りからの鼓膜破りで倒すシーンが超素晴らしい! これは彼女が丹念に積み重ねてきた“武”が“不当な暴力”に打ち勝った瞬間であり、「ジャンヌ、頑張ったね… (ノДT)」と涙が止まりませんでしたよ…。
ジャンヌが1人、道場で鍛錬をしていると…。
突如、コスタの幻影が現れて、敗北してしまう!
コスタに怯える自分に失望して、ションボリするジャンヌ…。ああん、負けないで!ヽ(TДT)ノ
ところがラストは「もうアタシ、泣かない、ゾエ!ヽ川`Д´)ノ」と娘のために範馬勇次郎級の鼓膜破りを実施! 母は強し、ですな(知った風な口調で)。
それと、さっきも書きましたけど、「味のあるタッチの人たちがスルスル動く」というアニメーション的な快楽が堪能できたのも良かったですよ。冒頭、ニコが泥棒に入るシーンから映画は始まるんですが、彼が警備員のすぐ後ろを歩いたり(コメディではよく見る展開)、警備をくぐり抜けたりするだけでも「あ、このアニメ、愉快だな!∑(゚Д゚)」と思わされましてね。その他、暗闇の中を暗視ゴーグルで進むシーンとか、クライマックスのニコとコスタの徒手格闘描写とかも、奇妙で楽しかったです (・∀・) イイ!
警備を滑らかにくぐり抜けるニコ! 彼の動きがシュルシュルしてて愉快なのです。
「潜入した人物が警備員の真後ろを歩く」って展開、あの烈海王もやってましたな(「範馬刃牙」第11巻より)。
この2人の攻防も独特の味わいがあって面白かったですぞ。
その他、「ディノがゾエの腕の中に潜り込む姿が可愛い… (´Д`;) ハァハァ」とか「ディノがゾエを守ろうと獣性をムキ出しにするのがカッコイイ!ヽ(`Д´)ノ ヤッチマエ!」とか「キッシュが勿体ない… (ノω・、) オナカスイタ」とか「家政婦クロディーヌが悪人でビックリした!Σ(゚д゚;) ナニィ!」とか「敵に捕まったゾエが『ママ-!』と声を出す場面で悔し涙!ヽ(TДT)ノカワイソウ」とか「コスタの部下がバカ揃いで愉快! (`∀´) バカダナー」とか「ラスト、コスタがホロ付きのトラックに落下する→悪人すらも殺さない世界観 (o^-')b ナイス!」とか、好きなところだらけでしたよ。あえて不満を挙げるとするなら、コスタが「ナイロビの巨像」に執着する気持ちがイマイチ掴みづらかったのと、予告編の“絶賛の声”の中で1つだけ褒めてるのかよくわからないコメントがあったことくらいカナー (・ε・) ナンダソレ
何気にこの家政婦が悪人だったのはビックリ。香水がカギになる展開は良かったです。
少し気になったのが、この“絶賛の声”。
ワシントン・ポストだけ、別に褒めてなくね? って、どうでも良いね ┐(´ー`)┌ ヤレヤレ
そんなワケで、スゲー良かった!ヽ(`Д´)ノ オススメ! とにかく良く出来てるし、雰囲気も愛らしいし、すっかり好きなアニメというか、Blu-rayが出たら奧さん&娘と一緒に観たいなぁ…というNOROKE! m9・∀・) ビシッ こんなことを書くと、イラッとする人もいるかもしれませんが、デートムービーにちょうど良い気がします。ただ、劇中に犬が出てくるんですけど、見事にバカ扱いしかされていないので、犬派の人はちょっとイヤかもね (o^-')b カーモネ!
フランスのアニメ繋がりで貼っておきますね。僕の感想はこんな感じ。
イリュージョニスト [Blu-ray]
つじあやのさんの主題歌を含めて、大好きな作品だと言っておこう!(`∀´) フハハハハハハ!
猫の恩返し / ギブリーズ episode2 [DVD]
先週の備忘録(2013/8/6~8/12)
さて、毎週火曜日は備忘録ということで、先週の出来事や思ったことを適当に書いてみますね↓
いろいろと打ち合わせと作業が詰まった1週間でした… ('A`)
木曜日は浮き輪さんの1人会→「ローン・レンジャー」鑑賞
「いつかティファニーで朝食を」の朝食スタンプラリーのチラシをゲットだぜ!ヽ(`Д´)ノ
土曜日は休日出勤→「パシフィック・リム」鑑賞→走って帰宅
日曜日は家族3人で「まちのパーラー」で食事♪ ウフフ 川´∀`)(´∀`し(´∀`) アハハ
名古屋から来たブログ読者の方と蕎麦を食べました (・∀・)
先週は、浮き輪さんの1人会が愉快だったり(特にDJ急行さんのコーナーが良かった!)、「ローン・レンジャー」がクライマックスだけ楽しかったり、「パシフィック・リム」が最高だったりしたのですけど、とりあえず書いておきたいのが、ちょっとしたオトク情報 ( ̄ー ̄) ニヤッ
金曜日、「進撃の巨人」の第11巻が発売されて、「これで巨人の謎がやっと分かるハズ!ヽ(´Д`;)ノ ナガカッタ」とページをめくってみれば、またまた謎は深まるばかりだった…ということは置いといて。同じ日に出た「いつかティファニーで朝食を」の第3巻
もホクホク顔で購入したワケですが、なんと書店の店頭に朝食スタンプラリーのチラシが置いてあったのです!ヽ(`Д´)ノ
例えば西新宿にある「LOVE」のオブジェ。この近くにある末広堂書店に入ると…。
マキヒロチ先生の手描きのポップとともに第3巻が絶賛発売中!
そしてレジ付近には、朝食スタンプラリーのチラシがッ!
このチラシ、折り畳まれて冊子のようになっているんですが、開くと“朝食スタンプラリーに参加している合計10店の情報”が掲載されておりまして。9/9までに全店のスタンプをゲットした人は、マキヒロチ先生の直筆サイン入り複製原画をゲットできるのです。しかも、店によっては何らかのサービスが受けられたりもするということで、「いつかティファニーで朝食を」に出て来たお店で食事したいと思っている僕のような人間にとっては、まさに夢のような企画!ヘ(゚∀゚*)ノ ワッショイ! チラシが置いてある書店はこちらに書いてあるのでね、興味のある方はぜひ入手してみてくださいな~。
冊子を広げると、中には店リストがありまして。
さらに展開すると、大きい地図になるというね。
そんなワケで、早速、日曜日は親子3人で「まちのパーラー」で食事して、スタンプを押してもらいました~ (´∀`) ウフフ
特典としてビスコッティをもらって、牛乳と一緒にいただいたのですが、詳細は近日アップ予定でございます。
ちなみに「まちのパーラー」にもチラシが置いてあったり。みんな、ゲットしてみて!(o^-')b オススメ!
その他、書いておきたいのが、月曜日のこと。以前からこのブログを読んでくれていた名古屋の方(男性)が、コミケを機に東京に来るということで、一緒に蕎麦を食べることになりまして。ハッキリ言って、初対面の方と2人きりで会うというのは緊張しましたが、非常に気さくな方でホッといたしました。で、娘用にとアニメのDVDをお借りしたんですが、果たして喜んでくれるかしら… (・ω・;) ウーム 以上、先週はこんな感じでした。ではでは~。
熱走! 土曜深夜、「パシフィック・リム」を観た後に走って帰宅した時のプレイリスト
※この記事は、「パシフィック・リム」のネタバレに触れているので、気をつけて!
※今回の記事は、くだらない妄想が書かれているので、そういう文章が苦手な人は読まない方が良いです。
「エクスペンダブルズ2」の時に実施して以来、ユナイテッド・シネマとしまえんで“終電のないレイトショー”を観た後はジョギングして帰るのが恒例だったりしましてね。8/10(土)は休日出勤の後に23時45分からの「パシフィック・リム」を観る予定だったので、先週半ば、約1時間8分のプレイリストを作成(でも、できれば50分くらいで到着したい気持ち)。当日はジャージに「ロボゲイシャ」Tシャツを着用し(唯一持っているロボットのシャツがこれしかなかった)、準備万端な状態で映画を鑑賞したのです。
ロボ映画を観るための「ロボゲイシャ」Tシャツ。そういえば入金したゾンビパーカーが届くのはいつなのか…。
夜のユナイテッド・シネマとしまえんに到着。観るのは「パシフィック・リム」(IMAX3D・字幕版)だッ!
ファンが作った東宝風の予告編を貼っておきますね↓ よく出来てる!
で、見終わったワケですが…。もう最高としか言いようがないというか、普段ツイッターではあまり映画の感想をさえずらないようにしている僕が思わずこんなツイートをしてしまうほど。詳しい感想は後日アップいたしますが、僕的には今年初の100点の映画だったことを書き残しておきましょう(偉そうに)。鑑賞後も胸にはギルレモ・デル・トロ監督によって着火された炎が燃えたぎっており、「今日は良いタイムで走れそうだ (´_ゝ`)」なんて思ったりしたというね。
スターク・インダストリアーズ社製の軍手に「汚れた科学」のタオル、「スーパーヴァーム」
と、科学尽くし。
ということで、ここからは僕が“対「パシフィック・リム」用”にチョイスしたプレイリストの曲をバシバシ貼っていきますね~。まぁ、興味がない人は適当に読み飛ばしちゃっていただければ幸いです。
<1曲目「マジンガーZ」水木一郎>(「マジンガーZ」より) 1分51秒
正直、過剰な思い入れはないんですけど(どちらかというとジム・マジンガ派)、やっぱり元祖スーパーロボットアニメだし、水木一郎さんの歌唱は男のテンションを倍にするので、1曲目に投入。「ジプシー・デンジャーの頭部が合体するところは、パイルダーオンっぽかったな~ (´∀`) ウフフ」と浸ったりしました。
<2曲目「おれはグレートマジンガー」水木一郎、コロムビアゆりかご会>(「グレートマジンガー」より) 2分23秒
そんなに思い入れはないんですけど(やっぱりジム・マジンガ派)、「ダッシュ!ダッシュ!ダンダンダダン!」のフレーズがランニングに適しているので、入れました。それにしても「マジンガーZ」の最終回での身も蓋もない活躍振りには驚きましたよね…。
<3曲目「鋼鉄ジーグのうた」水木一郎、コロムビアゆりかご会、こおろぎ'73>(「鋼鉄ジーグ」より) 3分03秒
「腕が飛び出すババンバン!」の歌詞が大好きなので。サイボーグ化して無敵だわ、人語を話すカエルがくっついたシャツを着てるわ、女は騙すわと、昔は「ひろし」という名前に憧れたものですよ…(遠い目)。
<4曲目「ゲッターロボ!」ささきいさお>(「ゲッターロボ」より) 3分08秒
とにかく勢いがあって素敵な曲。「中井正広のブラックバラエティ」でよく使われてたので、若い人でも結構知ってそうですな。「パイロットが被曝」とか「後半の命懸けの特攻作戦」とか、「パシフィック・リム」との共通点も多い気がします。
<5曲目「太陽の使者 鉄人28号」ギミック>(「太陽の使者 鉄人28号」より) 2分45秒
「映画秘宝」のインタビューによると、ギレルモ・デル・トロ監督は「鉄人28号」が大好きらしいので、敬意を込めて選んでみました。まぁ、監督が好きなのは「ビルのまちにガオー!」の方なんでしょうけど、僕がリアルタイムで観てたのはこっちだし、非常にカッコイイ歌だと思うのです。
<6曲目「残酷な天使のテーゼ」高橋洋子>(「新世紀エヴァンゲリオン」より) 4分05秒
なんか昭和が続いたので、緩急をつけようと、「エヴァ」を挟んでみました。今さらですけど、何度聴いても素晴らしい歌であり、スムースにやる気が出てくる感じ。監督は「意識してない」みたいなことをおっしゃってましたが、「シンクロ率」とか出てくると、少し連想しちゃいますよね。
<7曲目「復活のイデオン」たいらいさお>(「伝説巨神イデオン」より) 2分42秒
話は全然理解できてなかったんですけど、小さいころ、なぜか好きだったんですよ、このロボの形と主題歌が。物心ついてから、やっと「正義の赤鹿」じゃないことに気付いたし(カン違いしてた人は結構多い様子)、ストーリーの内容にも超驚いた次第。登場人物が思ったより無惨に死ぬあたりとか、「パシフィック・リム」にも通ずるところがある…ってのは乱暴ですかね (ノ∀`) テヘ
<8曲目「疾風ザブングル」串田アキラ>(「戦闘メカ ザブングル」より) 3分43秒
話はまったく覚えてないんですけど、走るのにピッタリな感じがしたので、入れてみました。カスタネットとストリングス、そして串田アキラさんの歌唱に燃える!ヽ(`Д´)ノ
<9曲目「トライダーG7のテーマ」たいらいさお>(「無敵ロボ トライダーG7」より) 3分20秒
ううむ、サンライズ系を入れるにしても、順番がバラバラですみません…。「トライダーG7」は、幼いころの僕には「前番組の『機動戦士ガンダム』はよくわからなかったけど、小学生が社長だなんてスゴイ!ヘ(゚∀゚*)ノ」とドストライクだったアニメであり、途中でC調になる主題歌も大好きだったのです。
<10曲目「ダンバインとぶ」MIO>(「聖戦士ダンバイン」より) 4分15秒
男の墓場プロがカラオケをやると、住倉カオスさんが高確率で歌う曲。下手な人が歌うと結構盛り上がらないので、気をつけたいところです(1度、失敗しました…)。「恐れるな俺の心、悲しむな俺の闘志」あたりが燃えポイント。
<11曲目「メロスのように LONELY WAY」AIR MAIL from NAGASAKI>(「蒼き流星SPTレイズナー」より) 4分14秒
物語は1ミリも覚えてないんだけど、主題歌がかなり好きなんですよ~(作詞は秋元康!)。サビの「走れメロスのように~」がランニングに超合う気がしたので入れたんですけど、よくよく歌詞を読むと、別に「走れメロス」を引き合いに出さなくても良い気がしないでもなかったり。
<12曲目「水の星へ愛をこめて」森口博子>(「機動戦士Zガンダム」より) 3分43秒
ガンダム系を入れてなかったので、これをチョイス。「この曲が流れるころ、走るのがかなりイヤになってそう→『もう泣かないで~』のフレーズに癒される… (ノω・、) ガンバロウ」というイメージで選曲したら、その通りになった感じ。それにしても森口博子さんの歌声はグッときますな~。
<13曲目「輝く瞳(BRIGHT EYES)」TAKU>(「巨神ゴーグ」より) 3分22秒
大好きだったロボットアニメ。この歌を聴くと、「僕もゴーグのように強くなりたい… (´Д`;) アアン」と思っていた“子どものころの自分”が蘇ってきたりして、なんとなく勇気が湧いてくるのです。つーか、9月から始まる無料全話放送は楽しみだけどさ、41,790円もするフィギュアなんて手が出ないYO!ヽ(TДT)ノ ウワァァァン!
<14曲目「ジャンボーグA」谷あきら、荒川少年少女合唱団>(「ジャンボーグA」より) 3分01秒
って、アニソンばかり選んできましたけど、特撮モノも積極的に入れたいということで、谷あきら(a.k.a.子門真人)さんが歌う「ジャンボーグA」を選択。勇ましいBGMと子門眞人さんの雄大な歌声が素敵。「パシフィック・リム」の操縦方法を観て、この作品を思い出したオールドファンは多いのではないでしょうか。
<15曲目「マッハバロン」すぎうらよしひろ>(「スーパーロボット マッハバロン」より) 3分22秒
特撮史上、超カッコイイ曲の1つ。「君はどうする? 君はどうするか、君は?」というくだりを聴くと、なんとなく「デンジマンにまかせろ」を思い出すというか、ちょっと不安商法っぽい気もします。あと、高野拳磁選手の「どうする節」も連想する…って、全然関係ありませんな ┐(´ー`)┌ ヤレヤレ Rollyさんがカバーしてるのも良いですよね~。
マッハバロンは必殺技のマッハコレダーも斬新だったと思います。
<16曲目「ガンバロン'77」ザ・バーズ、ジャニーズ少年団、ミッキー・スティーブとアサノシ>(「小さなスーパーマン ガンバロン」より) 3分19秒
「僕と同じような子どもがヒーローになるなんて!∑(゚Д゚)」と幼心に衝撃を受けた作品。中盤から巨大ロボ・ダイバロンを操縦するので、入れました。「男の子なら正しく強く」のフレーズ、今も胸に生きております…(実践できてるかどうかは別として)。
で、この「ガンバロン'77」のあたりから、非常に具合が悪くなりまして。汗をかくために長袖のジャージ&首にタオルを巻いていたんですが、汗をかきすぎて体が熱を持ってしまったのと、ここ数日、ちゃんと寝てなかったのもあって、めまいと頭痛がする→熱中症のような状態に陥ってしまって…。
我ながら「これはヤバイ!」と焦りつつも、“根性論”で育てられた世代ですよ。どうしてもジャージの前を開けて風通しをよくしたり、水分を補給したりすることが「男らしくないんじゃないか?」と思ってしまって、フラフラになりつつも足を止められないのです。
脳内に浮かぶのは、機動隊にいたころの思い出。具合が悪いのを先輩に言えなくて、20キロの装備をつけたまま、炎天下の中を延々と駆け足させられていたら、体調は悪化する一方で、でも、この装備を外したら、先輩に怒られてしまう…とグラウンドに倒れてしまって、「テメェ、体調が悪いなら、ちゃんと言えよ!」と蹴りを入れられつつも、僕が思うのは「だって、この前は具合が悪いって伝えたら、『テメェ、三味弾いてんじゃねーぞ!』って蹴りを入れたじゃないーー」と、その時、「ウサギを追わないで!ヽ川`Д´)ノ」と女性の声が!?
「過去のことは忘れて、ジャージの前を開けて、水分を補給して!川`Δ´)」と脳内で響くのは、菊地凛子さんの声。「バベル」でノーパン女子高生を演じた時は全然タイプじゃないと思ってたけど(失礼な文章)、「パシフィック・リム」の彼女は超素敵すぎて一気に好きになりまして。その想いが脳内に疑似・菊地凛子を生み出したのか!? Σ(゚д゚;)
ということで、脳内・菊地凛子とブレイン・ハンドシェイク状態で、「ジャージ、オープン!ヽ川`Д´)ノヽ(`Д´)ノ」「ゲータレード、チャージ!ヽ川`Д´)ノヽ(`Д´)ノ」と同時に叫びながら、上着を脱ぐ&水分補給をすることで、何とか危機を乗り越えたという次第。…ううむ、自分でも何を書いているのか、サッパリになってきました ('A`)
ということで、夏、走る時は、ちゃんと水分を摂らないとダメですぞ (o^-')b キヲツケテ!
<17曲目「駆けろ! スパイダーマン」ヒデ夕樹>(「スパイダーマン」より) 3分28秒
「巨大ロボに乗り込む」繋がりで。曲に勢いがあって非常に走りやすいのです。タイトルにも「駆けろ!」って入ってるしね。「チェンジ!レオパルドン!」の英語の台詞をフランス人が頑張って叫んでると思うと、グッときます。
<18曲目「VAMOLA!キョウリュウジャー」鎌田章吾>(「獣電戦隊キョウリュウジャー」より) 4分25秒
現在、毎週確実にロボット戦闘が観られる番組なので、選んでみました。大好きな曲なんですけど、歌詞をよく読むと「荒れてやるぜ今日も」とか「あっちこっち噛みついて」とか「遠慮知らない牙」とか、ヒーローの主題歌とは思えないような…。
<19曲目「怪獣のバラード」 合唱> 2分33秒
なんか“怪獣からの視点”を入れてないのは良くない気がしたので、入れた曲。中学生の時、合唱コンクールで歌ってみたかった…(なんだそれ)。
<20曲目「ウルトラマンレオ」真夏竜、少年少女合唱団みずうみ>(「ウルトラマンレオ」より) 2分46秒
すみません、もうロボットとか関係ないんですけど、レオが好きなので、つい…。一応、シリーズの中でロボット怪獣・ガメロットとかセブンガーとか出てくるから、許してください。
<21曲目「ヨカッタネ宇宙」たいらいさお>(「最強ロボ ダイオージャ」より) 2分23秒
「パシフィック・リム」が素晴らしい出来で、期待していた人たち全員に「ヨカッタネ (´∀`)」と言えますようにーー。そんな想いを込めて選曲をし、実際に傑作だったのでね、本当にヨカッタネ、ヨカッタネ、ヨカッタネ… (ノДT) ヨカッタネー
ということで、長々と書きましたけど、実は一度悪化した体調はあまり回復しなかったので、「駆けろ! スパイダーマン」からは歩きましてね。結局、帰宅まで1時間15分くらいかかっちゃいました…。夏場のランニングにはマジで気をつけたいところです。
ただ、最後に書いておきたいのは、「パシフィック・リム」が超素晴らしかったということ。もちろん「合う」「合わない」はありますけど、このブログのこんな記事をここまで読むような奇特な方は、とりあえずは観といた方が良いんじゃないかしらん。おしまい (・∀・) ヨカッタネー
ABC・オブ・デス(ネタバレ)
ABC・オブ・デス
原題:THE ABCS OF DEATH
2012/アメリカ、ニュージーランド 上映時間129分
監督:ナチョ・ビガロンド、アドリアン・ガルシア・ボグリアーノ、エルネスト・ディアス=エスピノーサ、マルセル・サーミエント、アンジェラ・ベティス、井口昇、アンドリュー・トラウキ、トーマス・マリング、ホルヘ・ミッチェル・グラウ、山口雄大、アナス・モルゲンターレル、ティモ・ジャイアント、タイ・ウェスト、バンジョン・ピサヤタナクーン、ブルーノ・フォルツァーニ、エレーヌ・カッテ、サイモン・ラムリー、アダム・ウィンガード、スルジャン・スパソイェヴィッチ、ジェイク・ウエスト、リー・ハードキャッスル、ベン・ウィートリー、カーレ・アンドリュース、ジョン・シュネップ、ザヴィエ・ジャン、ジェイソン・アイズナー、西村喜廣
プロデューサー:アント・ティンプソン、ティム・リーグ
パンフレット:★★(200円/モロにプレスシートって感じは、仕方ないとは思う)
(あらすじ)
ベッドで眠る男性の喉に、突如として包丁を突き刺す妻。その頃、街では絶望と喧騒に満ちた黙示録的風景が広がっていた(『アポカリプス』)。雪とは無縁のメキシコ某所。そこで、早く眠りつかないと雪男に襲われると信じて、懸命に羊を数えて寝ようとする少女がいた(『ビッグフット』)。切腹する痛みに、あり得ないほどこっけいに顔をゆがませる武士。彼の首を切り落とす介錯(かいしゃく)人は、それを見て……(『時代劇』)。太った姿を笑われた女性が、ナイフと電動カッターを使って手術に臨む(『ダブルエックスエル』)。(以上、シネマトゥデイより)
予告編はこんな感じ↓
70点
※この映画に関しては、そんなにオススメしたいワケではないんですけど、「各エピソードのタイトルが最後に出る→タイトル自体がオチになってたりする」ので、これから観ようと思っている人は読まない方が良い気がします、たぶん。
※今回の記事は、「トライアングル」や「エンジェル ウォーズ」
のネタバレにも触れているので気をつけて!
※今回の記事は、下ネタや下品な文章が多く書かれているので、そういうのが苦手な人は読まないで!
「世界15カ国から気鋭のホラー監督26人が参加したオムニバス」「それぞれが与えられたアルファベット1文字から、自由な発想・手法で『死』をテーマに5分間の短編ホラーを製作した」という設定を読んで、「スゲー面白そう!(*゚∀゚)=3 ムッハー」と前売り券を購入。さらに映画を観る前にコアチョコのTシャツを買っちゃうほど期待してましてね。レイトショーのみの公開ということで、なかなかタイミングが合わなかったんですが、先日、やっと新宿武蔵野館で観てきました。「人間vs犬」が最高でしたYO!ヘ(゚∀゚*)ノ ダイスキ!
エレベータを降りると、ポスターがありまして。
日本の監督&キャストのサインが入ってました。
ロビーにはこんなのがぶら下がってたんですが…。「無鎖死の大学」って何よ?
って、よくよく考えれば、「武蔵野館=無鎖死の」ってことね。責めたりはしません。
冒頭でも書きましたけど、要は5分間の短編が26本集まったオムニバスということで、一応、各話の感想を書いておきますよ。で、“信用できる映画&格闘技ライター”高橋ターヤンさんを真似た5段階評価をしつつ、オッパイが観られる作品は「(o^-')b オッパイ!」マークを付けておいたので、適当に参考にしていただければ幸いです。
A
Apocalypse「アポカリプス」
監督:ナチョ・ビガロンド(「エンド・オブ・ザ・ワールド 地球最後の日、恋に落ちる」など)
切れた手のブラブラ度:★★★
(感想)
寝たきり風の夫をいきなり奧さんらしき人が刃物で襲ってきて、アツアツの料理をひょうきん族のおでんライクに浴びせたりするんだけど、夫は全然死ななくて。実はこの世の終わりが迫ってて、愛情ゆえに旦那を殺そうとしたみたいだけど(ゾンビ化してたのかな?)、正直、よく分からなかったザンス ┐(´ー`)┌ ヤレヤレ ただ、手が切れたりするゴア描写があって、1本目としては景気が良かったです。
B
Bigfoot「ビッグフット」(o^-')b オッパイ!
監督:アドリアン・ガルシア・ボグリアーノ(「36 PASOS (36パスオーエス)」など)
この話知ってる度:★★★
(感想)
セックスしたいカップルが、子どもを寝かすために「寝ないと雪男が襲って来ちゃうぞ~!」とウソをついてみたら、本当に雪男が来ちゃって殺されるというお話。“これ観たことある感”がビンビン伝わってくるんですけど、カップルが創作する「なぜメキシコに雪男がいるのか?」というストーリーが結構愉快なので、嫌いじゃないですよ。
C
Cycle「サイクル」
監督:エルネスト・ディアス・エスピノーザ(「ミラージュ」など)
よくわからないや度:★★★
(感想)
「庭で物音がしたから行ってみたら、いろいろあって、自分がもう1人の自分を殺してました」というループっぽい話。ちょっと「トライアングル」を思い出しましたよ。僕の読解力が低いせいなのか、お話としておかしいような気がしてならないんですけど、あの「ミラージュ」
の監督なので、許す (・∀・) エラソウ
D
Dogfight「ドッグファイト」
監督:マルセル・サーミエント(「デッドガール」など)
大好き度:100点
(感想)
ごめんなさい、いきなり自ら5段階評価を無視しちゃいましたけど(苦笑)、26本の短編の中で最も僕好みであり、むしろこの話だけを90分くらいで観たい心境。「地下ファイトに臨む男の相手は、獰猛な犬だった!」という設定が良いし、人間vs犬の描き方が素晴らしいし(どうやって撮ったのか?)、「実は飼い犬だった」というオチにもグッときたし、文句ナシ。この監督の他の作品も観たくなりましたね~ (´∀`) スキヨ
E
Exterminate「駆除」
監督:アンジェラ・ベティス(「MAY メイ」など)
気持ち悪い度:★★★★
(感想)
女優のアンジェラ・ベティスが監督した作品だそうで。家の中に怪しいクモがいて、数日かけて刺されまくった男が、やっと退治したと思ったら、耳から大量の小さいクモが出て来るというね…。虫やクモが大嫌いな僕的には、ラストには超ゲンナリいたしました ('A`) イヤーン
F
Fart「おなら」
監督:井口昇(「ゾンビアス」など)
オナラ度:★★★
(感想)
「女教師に憧れる女生徒が、世界が破滅する中、先生のオナラを嗅いだ挙げ句、肛門から体内に入って、宇宙が1つになるーー」という、実に井口監督らしい作品。作家性だから仕方ないんですけど、ごめんなさい、「またオナラか ('A`)」と思っちゃいました。ちなみに、乳首は確認できないものの、お尻とヌードは観られます。
G
Gravity「重力」
監督:アンドリュー・トラウキ(「ブラック・ウォーター」など)
アラそうですか度:★★
(感想)
重りを付けた青年がサーフボードで沖に出て、海に飛び込んで自殺するまでをPOVで撮ってました。ううむ、そんなに面白くはなかったです。
H
Hydro-Electric Diffusion「水電拡散」(;`Δ´) オッパイ?
監督:トーマス・マリング
着ぐるみ度:★★★
(感想)
連合軍の犬っぽいパイロットが、猫っぽい踊り子に見とれていたら、実は彼女はナチスの刺客→襲われるものの、何とか退治してましたよ。最後の顔が溶けるゴア描写は良かったです。一応、オッパイが出てくるものの、着ぐるみなので、そんなにうれしくないかも (´・ω・`) ビミョー
I
Ingrown「内向」
監督:ホルヘ・ミッチェル・グラウ
大変ですな度:★★★
(感想)
「男がバスタブに縛り付けている女性に何かを注射→苦しんで死ぬ」という話なんですが、「冒頭に男の結婚指輪が映る+最後に死んだ女性の結婚指輪が映る=2人は夫婦だった!∑(゚Д゚)」って解釈で良いんでしょうか。体をかきむしりながら嘔吐した挙げ句に死ぬ描写がハードで良かったです。
J
Jidai-Geki「時代劇」
監督:山口雄大(「地獄甲子園」など)
山口雄大度:★★★★
(感想)
「介錯人が首を斬ろうとしたら、切腹している相手の顔が“変顔”になって動揺しまくる」という短編。スゲー山口監督っぽいノリというか、なんか懐かしかったです。「切断された首が血で隈取のようになっていて、それを見た介錯人が笑う」というラストは、なかなか不気味でした。
K
Klutz「不器用」
監督:アンダース・モーガンタラー
オチに驚いた度:★★★
(感想)
「トイレで女性がウンチをしたら、それが流れずに四苦八苦する」というアニメ作品。呑気なムードで話が進むので、「ウンチが尻に突撃→女性が即死!」というオチにはかなり驚きましたよ。
L
Libido「性欲」(o^-')b オッパイ!
監督:ティモ・ジャヤント(「KILLERS」など)
発想が愉快度:★★★★★
(感想)
男が目を覚ますと、椅子に縛り付けられていて、他の男と自慰合戦をやらされるという画期的な短編(負けた方は尻からヤリを刺されて即死)。男なら誰もが“覚えたて”のころ、「僕には自慰の才能があるのでは!?」「自慰の五輪があれば金メダルを獲れるのに…」なんて思ったりするものですが、こういうのを見ると心底無理な気がします(超どうでも良い文章)。最初は“普通の裸の女性”だったのに、戦いが進むにつれて、「義足を使って自慰をする片足のない女性」が出て来たりと、“課題のオカズ”がレベルアップするのもユニークでしたよ。一応、最後の展開を書いておくと、敗北した主人公がセックスしながらチェーンソーで切り刻まれて終わってました。
M
Miscarriage「流産」
監督:タイ・ウェスト(「キャビン・フィーバー2」など)
短くて悪くない度:★★★
(感想)
「トイレが流れなくて女性が困ってる→ウンチじゃなく赤子を流産していた」って話なんですが、5分もない感じなんですよ。正直、結構疲れてきていたので、短くて本当に良かったです。
N
Nuptials「結婚」
監督:バンジョン・ピサヤタナクーン(「心霊写真」など)
鳥が不気味度:★★★★
(感想)
男が喋るインコを使って、恋人にプロポーズしたら、インコが暴走してアエギまくって、浮気がバレてしまい、殺されちゃうというね。「何も殺すことはないんじゃないカナー (・ε・)」とは思いつつも、エスカレートする鳥が不気味で好きだったり。
O
Orgasm「オーガズム」(o^-')b オッパイ!
監督:ブルーノ・フォルザーニ&エレーヌ・カテト
※イメージです度:★★
(感想)
オーガズムの過程を「レクイエム・フォー・ドリーム」のヒップホップモンタージュ的な感じで表現した短編。モロに「※イメージです」ってムードはそんなに好きじゃないけど、まぁ、26本の中にこんな1本があっても良い気はします。
P
Pressure「重圧」
監督:サイモン・ラムリー(「THE ROOM 閉ざされた森」など)
可哀相度:★★★★
(感想)
「シングルマザーの売春婦が娘のために子猫を踏み殺す(変態がその様子を撮影してる)」という救いのない話を台詞ナシで描いてました。26本中、最もイヤな気分になりました ('A`) ゲンナリ
Q
Quack「アヒル」(o^-')b オッパイ!
監督:アダム・ウィンガード(「サプライズ」など)
メタ度:★★★
(感想)
監督と脚本家が本人役で出てくるメタ・フィクション。「『Q』なんて思いつかないから、実際にアヒルを殺してみよう!」と撮影しようとしたら、銃が暴発して2人とも死んでました。オッパイが出て来たのは良いけどさ、他の監督たちのように真っ向勝負をしないのはどうかと思ったり。
R
Removed「切除」
監督:スルディアン・スパソイエビッチ(「セルビアン・フィルム」など)
痛そう度:★★★★
(感想)
医者が醜く焼けただれた患者の皮膚を切り取ると、中からフィルムが出て来る…という、よく分からないお話。なんか「映画を食い物にしやがって!ヽ(`Д´)ノ」的な意味合いが込められているんでしょうか。皮膚を切る際の痛そうな描写が結構良かったです。最後は、患者が隙を突いて、監禁していた奴らを殺して、病院を脱出。列車を押しながら力尽きてました。
S
Speed「スピード」
監督:ジェイク・ウェスト(「パンプキンヘッド 復讐の謝肉祭」など)
そういうことね度:★★★★
(感想)
大男型モンスターvs美女の話かと思ったら、「ドラッグ中毒の女性が薬物で死ぬまでを描いてた」って感じ。内容は違うけど、なんとなく「エンジェル ウォーズ」を連想しました。これ、スピード感があって結構好きです。火炎放射器も良かったな~。
T
Toilet「トイレ」
監督:リー・ハードキャッスル
グロ度:★★★★★
(感想)
唯一のクレイアニメ作品なんですが、グロさ全開で大好物でした (・∀・) イイネ トイレに家族が皆殺しにされる夢の描写も凄まじかったけど、何よりも“勇気を振り絞ってトイレに行った子どもの死に様”が無惨すぎて、自分の娘も心配になっちゃいましたよ…。ちなみに、パンフによると公募で選ばれたそうですが、スゴいですな~。
U
Unearthed「発掘」
監督:ベン・ウィートリー(「サイトシアーズ~殺人者のための英国観光ガイド~」など)
丁寧な仕事度:★★★
(感想)
吸血鬼になってしまって(?)、みんなに退治される側の人目線のPOV作品。胸に杭を打つ前に牙を抜く描写を入れたりする姿勢、嫌いじゃないです。
V
Vagitus「産声」
監督:カーレ・アンドリュース(「パニック・スカイ」など)
頑張ってる度:★★★★★
(感想)
まさか戦闘用ロボットや超能力が出てくるSF短編が混ざってるとは予想もしてなかったので、超ビックリしましたよ。それと、赤子を殺すのは酷すぎると憤っていたら(しかも首チョンパ)、「その子が最強の超能力者だった!Σ(゚д゚;)」なんてどんでん返しも面白かったです(「スキャナーズ」風の頭爆発描写が最高!)。低予算の割に、なかなか頑張ってたのではないでしょうか。
W
WTF!「カオス」(o^-')b オッパイ!
監督:ジョン・シュネップ
どうかな~度:★★
(感想)
オッパイは出てくるし(アニメですが)、ゴア描写が多めなのは好きだし、「自分たちが考えたアイディアが襲ってくる!」って展開も悪くないと思うけど、あまりにもメチャメチャすぎて乗れなかったです…。
X
XXL「ダブルエックスエル」(;`Δ´) オッパイ?
監督:ザヴィエ・ジャン(「ヒットマン」など)
食生活を改善しようよ度:★★★
(感想)
話が始まると、超デブの女性が出て来るんですが、通行人とかにバカにされまくってて、超可哀相なんですよ。で、「これからどうするのかな~」と興味津々で見守っていたら、なんと「刃物で自分の肉を切り取ってスリムになる」というね。最後の血まみれのビジュアルはおぞましくて良かったです。一応、理屈の上ではオッパイが出ている…ハズなんですけど、血まみれでよく見えなかったのが残念(というか、乳首も削いだ?)。
Y
Youngbuck「ティーンエイジャー」
監督:ジェイソン・アイズナー(「ホーボー・ウィズ・ショットガン」など)
ざまぁ度:★★★★
(感想)
「椅子についた少年の汗を舐めるような変態用務員が、その報いを受けて、少年に目を抉られる&首チョンパされる」という気分爽快な短編。用務員を演じたオッサンがスゲー気持ち悪いので、殺される場面は「ざまぁ!(`∀´)」と超スッキリいたしました。
Z
Zetsumetsu「絶滅」(o^-')b オッパイ! ヘ(゚∀゚*)ノ チンコ!
監督:西村喜廣
発狂度:★★★★★
(感想)
日本の原発や親米路線への怒りなどを、エロ・グロ・バイオレンスで描いた力作。オッパイで9.11を、尻で3.11を再現するとか、僕の好みは別として、西村監督は天才じゃないでしょうか。台詞も「黄色い我々はミカンが大好きだ!」とか飛ばしすぎていて(正直、ブログに書き残すのを躊躇うレベル)、「人にはオススメできない映画だなぁ… (´∀`;)」と心底思った次第。
そんなワケで、ダラダラと書いて来ましたが、トータルした感想を書くと、ごめんなさい、129分は結構長かったです (ノ∀`) テヘ 「作品の面白さ」とは別に、本数が多くて疲れて来ちゃったんですよね…。とは言え、好きな短編も結構あったというか、特に「ドッグファイト」は最高だったので、「DVDが出たら借りようかな~」なんて思っております。気になる人は観に行けば良いと思いますが、新宿武蔵野館での上映は8/16(金)までなので気をつけて!
なんとなくラヴクラフトの原作を映画化したオムニバスホラーを貼っておきますね。
ネクロノミカン [DVD]